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必要なテレビ映像情報だけを全自動で追跡・保管する
「RCNアーカイバー 」

 
 システムレコーダーを製造・販売するJCC株式会社(東京都・台東区、以下、JCC)は、10月2日より、テレビ映像の必要な部分だけを自動アーカイブ化するシステム「RCNアーカイバー」を販売開始すると発表しました。

 今回発表した「RCNアーカイバー」システムは、全チャンネル録画機「MAX CHANNEL」とシステムコーディネイトして利用する「アーカイブボックス」、1台の匡体で全チャンネル録画とアーカイブ機能を装備した「アーカイブレコーダー」の2モデル。

 全チャンネル録画したテレビ映像の中から「視聴したい映像部分だけを自動保管しつづける」画期的なシステムで、膨大な容量のHDDを必要としないコンパクトなシステムで、長期間にわたる映像を保管可能としており、経済性にも大変優れたものとなります。

 従来は映像をアーカイブするという機能は記憶容量が巨大になり実現不可能と考えられてきました。JCCでは必要な情報だけを全自動でアーカイブする方法を考案し、実現いたしました。

 高度な検索機能を使い、ある事象の時系列の変化を映像で簡単に知ることができたり、テーマを持った映像ライブラリの作成等でのテレビ映像ライブラリの作成も容易になりました。

 両モデルとも、全チャンネル同時録画機「MAX CHANNEL」の機能を活用し、情報サービスを融合させた、JCCの新技術「クロナビ」(※)で、実現しております。

 




【発売日】

 平成18年10月10日

【価格】
 オープンプライス

【問い合わせ】
 JCCマーケティング部

【RCNアーカイバーのホームページ】
 http://www.jcc.co.jp/iboxserver/archiver/




■RCNアーカイバーとは?

テレビ映像アーカイブの理想としては、全チャンネル(6チャンネル)を録画してそのまま保管しておくこととなりますが、例えば1年間だけでも「3Mbpsの画質で計算しても110TB(テラバイト)以上のHDD容量」が必要となります。しかし、システムを運用するには、膨大な映像ファイルの管理や、巨額な投資といった点からも、現実的なものではありません。

さらに、アーカイブの性格上、視聴したいという際に「すばやく、的確に、目的の映像を探し出し再生する」といったことが求められますが、膨大な映像ファイルをそのまま管理し、検索対象とするには、扱いづらくシステムとしては、不向きなものとなってしまいます。

「JCCのRCNアーカイバー」では、全チャンネル録画した番組の全てを常時保管しておく無駄を無くし、録画した映像ファイルにメタデータを付与し、「必要なキーワードを含む映像部分だけを切り出し、その部分だけを自動的に保管する」ことを毎日実行することを可能にし、「自動アーカイブ化」と保管するべき映像ファイルの「コンパクト化」を実現しました。

また、映像検索では、映像に付与したメタデータをテキスト検索します。 収録されている映像ファイルは、あらかじめ希望するキーワードにより抽出された記事なので、新たな目的で検索する際も、既に絞り込まれているため、検索の対象範囲も限られるので、その結果も、期待するものに大変近いものが検出される可能性が高いこととなります。

その結果、

●録画から、切り出し、コピー、転送、ファイル管理にいたるまで、全自動処理
●HDD容量がコンパクトでも長期間の映像が保管可能
●全ての映像ファイルが、必要とされる映像ファイルである。
●メタデータ付きなので検索もできて、すばやい

といった映像検索機能付きの映像アーカイブシステム「RCNアーカイバー」が、誕生いたしました。





■ネットワーク型 RCNアーカイブシステム「アーカイブボックス」

全チャンネル同時録画「MAX CHANNEL」と連動して「RCNアーカイバー」を実現するのが「アーカイブボックス」。MAX CHANNEL側では、録画した1週間分の番組を対象に、弊社にあらかじめ登録したキーワードを含む映像部分をオートエディティングアーカイブ機能により、自動コピーします。そしてこの映像ファイルをネットワーク経由で転送し、ファイル管理するのが「アーカイブボックス」です。映像再生では、PCからJCCのニュースデータベースにアクセスし検索実行。視聴したい記事をクリックすると「アーカイブボックス」内の映像ファイルを録画再生します。


■システム構成

「MAX CHANNEL」と「アーカイブボックス」の2つのハードウェアとアプリケーション、ネットワーク利用サービスから構成されます。

 「MAX CHANNEL」では計2.0TB(テラバイト)の大容量HDDに6チャンネル×1週間分の番組を収録しています。したがって、1週間以内であれば、番組単位での視聴も可能です。各々の録画ファイルの管理、登録されたキーワードを含む部分の映像の切り出し、アーカイブボックスへのコピーといったファイル管理も行っております。

 アーカイブボックスでは、自動コピーされてネットワーク経由で転送された映像ファイルを管理します。2.0TBのHDDを装備し、約3年分程度の映像ファイルを収録できるものと考えます。

 既に「MAX CHANNEL」を導入済の利用者でも、「アーカイブボックス」の追加と「MAX CHANNEL」のバージョンアップ(有償)で、同システムにバージョンアップできます。

   




■自己完結型 RCNアーカイブシステム「アーカイブレコーダー」

 「RCNアーカイバー」のシステムを、1台のレコーダーで実現したモデルが「アーカイブレコーダー」です。番組録画、映像の切り出し、アーカイブまでの全てを1台で実行いたします。

 全(6)チャンネル録画した番組は、数日間保管と短期間ですが、1台でシステムを構成するコンパクトな分だけ、経済的に優れております。

ご家庭での"プライベートアーカイバー"としても、ご利用いただけます。


■システム構成

「アーカイブレコーダー」のHDD容量は、2.0TB-3.2TB。約3年分程度から、保存状況によっては、それ以上の期間の映像ファイルを収録できるものと考えます。

    





(※) クロナビとは・・・
原理的に言えば、ハイパーリンクに精度の高い時間軸概念を導入し、精度の高い時間(リアルクロック)を基軸に、人間にとって「理解」「判断」しやすいテキストと対象映像を一義的に結合する技術です。人間にはテキストとして理解され、機械にとっては時間軸として解読され、目的の映像を「意味」ある「長さ」で録画ファイルから読み出すことができるものです。


本技術は特許申請中です。


【RCNアーカイバーのホームページ】
 http://www.jcc.co.jp/iboxserver/archiver/



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