JCCがPowerPCプロダクトラインナップを強化〜133MHz,Dual MPUモデルなど3モデル投入〜 |
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現在PowerPCを搭載したモデルは、Apple社のMachintoshシリーズとIBMの
RS6000シリーズなどが中心で、OSにはWindowsNTなど、エンドユーザーや
業務系のマーケットで使用されることが多いが、JCCでは研究開発者向けの
システムとしてPowerPCの高速演算性能を有効に使用できる”4.4BSD系UNIX
OS”に着目し、今夏、実装に成功した。更に、今回のモデルではマイクロカーネル
JCCではこの4.4BSD OSをチューンナップ及び、機能拡張した”4.4BSD+”に
Maghを実装し、MPUの並列処理を実現した。100種以上の高品質PDS&フリーソフト
ウェアもバンドルし、一般のUNIXユーザにも 使用し易いように改良している。
また、コストパフォーマンスにも大変優れており、シングルCPUモデルで
200SPECint92の高性能機を、100万円を切った80万円台から使用することが
できる。
SPARC互換路線も進めるJCCでは、Ultraシリーズを64bitサーバモデル、
JPシリーズをミドルサーバ,インターネット用サーバ,スーパークライアントと位置付け
販売展開をしていくが、特にこのJPシリーズではMPUの高速化モデル、デュアルMPU
モデル、並列処理対応のマイクロカーネル”Mach”などの開発成功により、インター
ネットやマルチメディア時代にも対応するより高度なユーザニーズに対応することが
出来ると考えている。
又、DUal MPUモデルでも80万円台から発表する等と、従来のWSの価格性能比を
大幅に向上したものとなっている。(先日発表のあったSUN Ultra1シリーズも
200SPECint92ながら定価¥2,280,000〜となっている。)
発表は12月5日から。JCCではDual MPU,133MHz版各々年間5000台の出荷を
予定している。
お問い合わせ先:マーケッティング部担当/鈴木
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