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あの人のこの一言


2018年1月~3月

ワシントン支局・油井秀樹記者
米朝首脳会談の行方・最新情報
焦点は北朝鮮からどこまで非核化の具体的な行動を引き出せるかで、単に非核化の意思を確認するだけでは首脳会談は失敗と言われかねない。トランプ大統領は歴代政権が最後の切り札としてきた首脳会談というカードをいきなり切ることで、トップダウンでの解決を目指しているが、その見通しは不透明。
2018/03/31 NHK総合[おはよう日本]

戦略国際問題研究所・マイケルグリーン上級副所長(VTR)
米朝首脳会談の行方・最新情報
金委員長はトランプ大統領を陥れる罠をあちこちに仕掛ける。ボルトン氏はとても賢い法律家でどこに罠があるかすべて理解している。米朝首脳会談では大統領のブレーキ役になる。
2018/03/31 NHK総合[おはよう日本]

解説委員・百瀬好道
英国・EU離脱まで1年・交渉の行方は
これまで世界経済は比較的好調だったので英国のEU離脱のリスクはあまり意識されなかったが、世界経済の潮目が変わる兆しが出ている。米国やヨーロッパの金融政策は引き締めに向かっているし、トランプ政権の乱暴な通商政策で中国との貿易紛争の危機も現実味を増している。経済環境が不安定化する中で、離脱交渉が暗礁に乗り上げてしまうと、経済的な混乱の発火点になる可能性が十分にある。
2018/03/31 NHK総合[時論公論]

解説委員・百瀬好道
英国・EU離脱まで1年・交渉の行方は
日本企業にとっての問題は金融サービス。英国の免許があるとEUのどこでも営業できるパスポート制度は、英国がEUを離脱したあとは認められなくなる。英国は、EUと英国の双方がルールや資格を認め合うことを提案する予定で、できるだけ現状を維持したいという立場だが、EUはルールや資格が適当かどうかを決めるのはEUだと主張し平行線になっている。日本も含めて金融機関の多くは一部の部門を大陸に移転させる動きを見せているが、その流れが今のところ止められそうにない状況。
2018/03/31 NHK総合[時論公論]

外交ジャーナリスト・手嶋龍一
石原慎太郎が斬る!激動の世界情勢
先制攻撃をちらつかせていた圧力が効いてきた。金正恩委員長は誰よりも米国にやられるかもしれないと考え、阻止するためには平和の祭典と言われる平昌五輪を千載一遇のチャンスとして使った。
2018/03/30 BSフジ[プライムニュース]

作家・元衆議院議員・石原慎太郎
石原慎太郎が斬る!激動の世界情勢
経済制裁を過大評価しないほうがいい。北朝鮮は膨大な金を持っている。インターネットのハッカーを集めている。インターネットでスイス銀行などから間引きして蓄財している。
2018/03/30 BSフジ[プライムニュース]

龍谷大学教授・李相哲
金正恩・スイスで培った外交手腕は?
金正恩委員長は段階的で歩調を合わせた措置を取るなら非核化をやると言っているが、それは90年代から25年間やってきた方法。金正恩委員長には核を放棄する気持ちはさらさらない。
2018/03/30 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

ジャーナリスト・木村太郎
金正恩・スイスで培った外交手腕は?
金正恩が留学していたスイスは第二次大戦中にドイツに封印列車を走らせてその代わりにスイスを攻めないよう取引きをしていた国。そういう裏の裏のような部分を金正恩はスイスで覚えたのではないか。
2018/03/30 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

龍谷大学教授・李相哲
金正恩・電撃訪中・外交手腕は?
祖父の金日成は二股外交、父親の金正日は瀬戸際外交で、金正恩委員長は米国、中国。韓国、ロシア、日本の5股外交を展開している。北朝鮮の権力内部に変化があり粛正されても外交官僚はほとんど粛正されずにそのままいる。粛正されているのはほとんど軍人。
2018/03/30 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
朝鮮半島情勢“外交戦”激化・蚊帳の外?安倍政権「次の一手」は
1つ間違えば日本にとって国難、ぶれないことが日本にとって重要。日本には日本のアジェンダがあり拉致問題もある。動きが急なのでしっかり分析して動いても遅くはない。
2018/03/29 BSフジ[プライムニュース]

東京大学大学院総合文化研究科教授・木宮正史
トランプ大統領×金委員長会談の行方・融和?波乱?米朝関係の未来は
米国からすると北朝鮮に対しては持っているカードの一番先は朝鮮戦争の終結宣言、停戦協定を平和協定にして平和体制を作る。更にその先に米朝首脳会談国交正常化というカードを使いながら米国の望むような北朝鮮の非核化を引き出していきたいと狙っている。段階的、中長期的にやらざるを得ない。
2018/03/29 BSフジ[プライムニュース]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領×金委員長会談の行方・融和?波乱?米朝関係の未来は
トランプ大統領は1対1でやればなんとかなると考えているような素人っぽさがある。その手法はニューヨークの不動産業では通用したかもしれないが、北朝鮮外交で通用するかは分からない。
2018/03/29 BSフジ[プライムニュース]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
南北首脳会談4月27日開催決定・閣僚級会談で見えたミゾは?
4月27日が近づけば近づくほど韓国は絶対キャンセルできない。文大統領はどんどん追いつめられて最終的には譲歩させられる。
2018/03/29 BSフジ[プライムニュース]

東京大学大学院総合文化研究科教授・木宮正史
南北首脳会談4月27日開催決定・閣僚級会談で見えたミゾは?
韓国だけなら何とか言い逃れできるかもしれないが、中国にも非核化と言っている、この問題をちゃぶ台返しにすることは北朝鮮もできない。今すぐ南北だけで何かやるという危険は冒せない。
2018/03/29 BSフジ[プライムニュース]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
朝鮮半島情勢“外交戦”激化・各国の思惑とアジアの未来
北朝鮮から見れば韓国に米軍が駐留し、安保条約があり、核の傘がかかっている。このような状態でなぜ北朝鮮だけが非核化しなければいけないのかという考え方が北朝鮮の根本にあるため「朝鮮半島の非核化」という言葉を使っている。
2018/03/29 BSフジ[プライムニュース]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
朝鮮半島情勢“外交戦”激化・各国の思惑とアジアの未来
北朝鮮をめぐる環境が大きく変わっている。北朝鮮にとっては、自分たちが考えていた事と違う事が動き始めていて、トランプ大統領も何を言い出すかわからない。保険をかけなければいけないということで、中国に行った。中国の描くシナリオは北朝鮮を静かにさせ、休戦協定を平和条約に変えて自主的に北を支配しながら南から米軍を撤退させること。
2018/03/29 BSフジ[プライムニュース]

解説委員・加藤青延
中朝急接近・なぜ?
中国としても米中首脳会談で米国が強く出てくれば北朝鮮は逃げ場がないという弱みを見透かした形で今回の首脳会談に臨んだ。今回の中朝首脳会談は北朝鮮に対する中国の影響力を復活できる点と経済摩擦などで最近中国に圧力をかけてきている米国に対するけん制という一挙両得のメリットがあった。
2018/03/28 NHK総合[時論公論]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
中朝首脳会談・蚊帳の外!?日本政府の対応は
日本には拉致問題があるので、小泉政権の時にように独自の外交戦略でもっと主導的な形で進める必要があった。韓国と北朝鮮が近づいたことで雪崩のように外交が進んでいる現在の状況では日本は役割を失っている。日中韓首脳会談が東京で行われるのでその時に意思疎通を図ることが必要だし、できないかもしれないが米国と一緒に北朝鮮との会談に臨む道も探るべき。
2018/03/28 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
中朝首脳会談・金正恩党委員長の外交手法
今後の非核化のプロセスに関して、場合によっては中国にサポートしてもらいたいという狙いが今回の金正恩委員長の訪中にはあった。
2018/03/28 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
中朝首脳会談・金正恩党委員長の外交手法
中国はずっと北朝鮮に改革開放をしてくれと言い続けており、中国と北朝鮮は修復の方向に必ず向かっていくと確信している。金正日も改革開放のための視察をしていた。今回、金正恩が中関村を視察したのは改革開放するというシグナルを中国に発したという意味。
2018/03/28 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

コリアレポート編集長・辺真一
中朝首脳会談・金正恩党委員長の外交手法
一部からは北朝鮮が(米朝首脳会談で)駐韓米軍の撤収・撤退を強く主張するのではないかという声も聞かれるが、金日成主席も金正日総書記も駐韓米軍の存在を朝鮮半島平和維持軍として容認するという立場だった。同じ立場を金正恩委員長がとる場合、金正恩委員長としては中国の考えを聞いておく必要性があった。今回の訪中はあくまでも中国との戦略的意思疎通を図るためであり、駐韓米軍の撤収・撤退においては意見の一致は見られなかった可能性がある。
2018/03/28 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
金委員長電撃訪中・2つの理由とは
米朝の双方が暫定的に軍事行動、核・ミサイル開発を停止し対話の席に着くように促すことが中国の戦略だった。それに対して北朝鮮がよくやく言うことを聞くようになったということ。
2018/03/28 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

コリアレポート編集長・辺真一
北朝鮮の“要人”が訪中か・正恩か与正の可能性
安倍政権はこれまで制裁圧力一辺倒で、その先頭に立ってラッパを吹いてきた。河野外相も外国にまわって北朝鮮との外交関係を断ち切れとやってきた。その安倍政権がこの段階で首脳会談を呼び掛けても多分、日本に目を向ける可能性は低い。北朝鮮は安倍政権が置かれている状況をよくわかっており、そのうちに日本側に何らかの働きかけをしてくるだろう。
2018/03/27 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

コリアレポート編集長・辺真一
北朝鮮の“要人”が訪中か・正恩か与正の可能性
これまでは北朝鮮は中国を米国の案山子だと批判しており、いかに北朝鮮と中国の関係が大事だとしても命に等しい核と取り換えてでも中国との親善を優先するようなことはなかった。そこまで虚勢を張っていたのにこういう形で手のひらを返し、中国詣でをしたのはそれだけ今の北朝鮮が困っていることの現れ。
2018/03/27 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

学習院大学 法学部特別客員教授・岩田公雄
北朝鮮の“要人”が訪中か・正恩か与正の可能性
全人代が終わり、習近平体制というのが非常に強固なものになり、相当長期政権になる可能性が出てきた中で、南北会談でも米朝会談でも絶対にうまくいくという確証はない。全人代が終わった後ということもあり金正恩としては中国に頼るということをこのタイミングで選んだのではないか。
2018/03/27 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

武藤正敏元在韓国特命全権大使
<時事論考>逮捕、死…韓国大統領の末路はなぜ悲惨なのか?・報復の連鎖は断ち切れるのか?
南北関係の改善は進むが、核ミサイル問題を横に置いて進む可能性がある。日本とってそれがいいことなのかは、非常に難しいところ。
2018/03/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>4人目!繰り返される歴代韓国大統領の逮捕
韓国は歴史的に非常に強い中央集権体制の伝統を持っている。中央権力とのつながりが物をいう体質がもともとあり、そこに血縁・地縁・学閥という人的ネットワークが縁故主義のような形で結びついている。李元大統領は財閥系大企業CEO出身だが、韓国は政府主導による上からの経済成長戦略を強力に推し進めてきた経緯があり、効率重視、成長重視だった。そこで政治権力と財閥大企業の癒着が当たり前のこととしてあった。
2018/03/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

元在韓国特命全権大使・武藤正敏
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>4人目!繰り返される歴代韓国大統領の逮捕
リーマンショック以降OECDの中で一番早く経済を立て直したのは韓国。それは財閥と一緒に行われた。何事につけても韓国政府は財閥を頼っている。平昌五輪の時も各スポーツ分野ごとに財閥を割り振って育成資金を出させていた。社会福祉・社会貢献も財閥にやらせている。
2018/03/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

元財務官僚・山口真由
<徹底解説・ニュースの焦点>軽視される公文書・その存在意義を問う!
官庁というのは文書の洪水状態で1年間に出てくる文書というのは半端な量ではない。60パーセントの部署では既にキャビネットがパンパンな状態。価値のある文書は残しておかなければならないが、そうしたノウハウを財務省は持っていない。基本的には担当部署が自分達のやり方にしたがって使いやすいように管理するという分散管理方式がとられている。集中管理や洪水のような文書をできるだけ効率的に残しておくノウハウを公務員に持たせることが重要。
2018/03/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

早稲田大学教授・中林美恵子
激震・トランプ政権と米朝首脳会談の行方
3月13日、ティラーソン国務長官が解任され、ツイッターで大ニュースになった日、ラストベルトのペンシルベニア州で下院補欠選挙があったが接戦だった。トランプ大統領の中間選挙に赤信号がともったと言われている。もしかすると11月の中間選挙でトランプ大統領は苦しい立場になるかもしれない。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

国際教養大学大学院客員教授・小西克哉
激震・トランプ政権と米朝首脳会談の行方
韓国の一部報道では米韓軍事演習を理解すると金正恩は言っていないといった様々な憶測がある。すべては間接話法で何が金正恩委員長の言葉かわからないが、2人が会うという状況が作れれば、破綻にはできないだろう。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

早稲田大学教授・中林美恵子
激震・トランプ政権と米朝首脳会談の行方
これから交渉して条件をつけても会談まで一足飛びにいくことはないかもしれない。トランプ大統領は中身を詰めていないのだから会うだけでもいいではないかというスタンスをとる可能性がある。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

国際教養大学大学院客員教授・小西克哉
激震・トランプ政権と米朝首脳会談の行方
これまで米朝会談は実現してこなかったわけは、専制主義で人権的にも問題がある国のトップと一緒に写真をとったり、握手をすることが米国大統領に許されるのかということがあった。トランプはそこまで考えていない。不正が行われたロシア大統領選挙でも周囲の反対をよそにトランプは祝電を送った。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

早稲田大学教授・中林美恵子
激震・トランプ政権と米朝首脳会談の行方
ポンペオ長官はティーパーティーと言われるような右派の強硬派。人権問題にしても、古典的な米国の価値についてもことごとくティラーソン氏とは反対の考え方。拷問なども容認し軍事行動についても強硬派。さらに言えばポンペオ長官はもともとマルコルビオ議員を大統領候補に推していたが、トランプ氏優勢を聞きつけてトランプ氏に鞍替えした。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

国際教養大学大学院客員教授・小西克哉
激震・トランプ政権と米朝首脳会談の行方
後任のボルトン元国連大使は未だにイラク戦争は間違っていなかったと言い張っていて、基本的には力で米国の権威を見せることが中心の人物。更迭されたマクマスター氏は実は陸軍出身でマティス氏とケリー氏は海兵隊出身で派閥が違う。ここが結構見逃されているポイント。3人のトライアングルはそれほど強くなくマクマスター氏は海兵隊三羽烏に入っていなかった。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

国際教養大学大学院客員教授・小西克哉
激震・トランプ政権と米朝首脳会談の行方
トランプ大統領は根に持つと最後まで徹底的にねじ伏せる。根に持たれないように他の補佐官達も必死になっている。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

政治アナリスト・伊藤惇夫(VTR)
森友学園文書改ざんの真相は?ど~なる安倍一強SP
安倍おろしのポイントになる時期は5月と言われている。米朝首脳会談の後ということになる。米朝首脳会談を見守る理由は、どちらの方向に会談の結果がいくにせよ、北朝鮮の脅威が5月の段階までは残っているから、その間に政権交代みたいな動きを起こせば日本の外交が混乱する。
2018/03/25 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

寺島実郎
大統領選で相次ぐ不正・プーチン大統領はロシアをどこへ?
ロシアはエネルギーモノカルチャー国家で原油の価格が高くなれば経済はよくなり、下がれば悪くなることを繰り返している。基盤になる産業力が一切育っていない。ここがロシアの致命的弱点。
2018/03/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

フジテレビ上席解説委員・平井文夫
佐川前理財局長・あさって証人喚問・野党の隠し玉は?
佐川氏の証人喚問の最大のポイントは財務省の書き換えに官邸が関与していたかどうか。その証拠が出るかどうかにかかっている。もしそれが出てきたら大変なことになるが、今のところその接触の証拠すらない。出なかった場合はどうやって決着をつければいいのかがみんなわからない。
2018/03/25 フジテレビ[新報道2001]

ジャーナリスト・元共同通信ソウル特派員・青木理
授業報告要請・文科省に批判・“森友”迫る佐川証人喚問
前川さんはある時期に官邸に反旗をひるがえした官僚。出会い系バーに行っているだの地位にしがみついているだの言われ、挙句の果てに講演に行ったらこんなやつに講演させるなど徹底的に政権や政権の威を借る官僚達にいじめられている。かたや佐川さんは徹底的に政権に服従し、そのために公文書改ざんまで関わった。ここにきて全て佐川のせいだということにされている。
2018/03/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
授業報告要請・文科省に批判・“森友”迫る佐川証人喚問
官邸主導の政治で行政官が哀れに見える。官邸が官僚の人事を握ったことでびくびくせざるを得なくなっていて、忖度せざるを得ないような構図ができてしまった。行政に対する官邸主導だけでなく、日銀に対しても、あるいはメディアに対しても官邸主導になってきている。日本が本当は何の問題に直面しているのかということを我々は深く考えないといけない。官邸レベルの政治、官邸レベルの行政、官邸レベルの日本になりかけている。
2018/03/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
鉄鋼・アルミの輸入制限発動・日本は適用除外ならず
トランプはグローバル化経済の現実を本当に知らない。米中貿易戦争とは言っているものの、その中身は中国が米国に輸出しているものの6割以上が、実際にはアップルのスマホやナイキの靴で、米国の企業が中国に投資をして米国企業が儲かる形で中国から米国への輸出がブーメランのように行われているものにすぎない。だからワシントンにロビイングをかけるのは中国企業というよりも、米国の企業がやめてくれというふうに動いている。それがまさにグローバル化経済。ビジネスの現場にいたティラーソンとか、ジョセフユンだとか国際協調を理解している人たちがどんどん政権から去っている。恐ろしいほど危ういトランプリスクというのが今、世界経済の最大のリスク。
2018/03/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

作家・幸田真音
鉄鋼・アルミの輸入制限発動・日本は適用除外ならず
トランプ大統領が保護貿易をやろうとした本当の理由は知的財産の流入にものすごい危機感、焦りを抱いているため。中国の知財権、情報技術関連の集団、研究者はものすごい勢いで増えていて、それらは国防や安全保障にも関わる問題。米国の企業が中国に入ろうとしても、そのノウハウを提供しないと受け入れてもらえないとか、中国企業がそのノウハウを収得してからでないと米国企業を受け入れないとかいう話になっている。2020年にはGPSで中国と米国が並び、2025年には中国が米国を超えると言われている。そのあたりの知的財産の流入に関してすごく米国は危機感を持っている。
2018/03/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

関西学院大学客員教授・元国連職員・大崎麻子
鉄鋼・アルミの輸入制限発動・日本は適用除外ならず
トランプ政権の陣容の顔ぶれを見ていると国際協調主義とか、普遍的な国際秩序の構築とかに非常に懐疑的な外交スタンスにより拍車がかかりそう。地球環境問題とか気候変動、グローバルな貧困と格差の問題などの地球規模の課題は先送りすれば次世代に負の影響を与えるが、こうしたことに米国がコミットしていないことが非常に気になる。
2018/03/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ジャーナリスト・元共同通信ソウル特派員・青木理
鉄鋼・アルミの輸入制限発動・日本は適用除外ならず
一旦対話がとん挫し、朝鮮半島で何かあれば一番大きな被害を受けるのは韓国と日本であることを考えると、文政権の動きをむしろ日本がフォローしながら、なんとか米朝対話を地域の安定的に意義のあるものにしていくよう努力していくべき。
2018/03/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

元外務事務次官・薮中三十二
鉄鋼・アルミの輸入制限発動・日本は適用除外ならず
今、起きているアメリカファーストはトランプファーストであり、トランプがすべてを決めるということ。ホワイトハウス、米国政府に外交に通じたスタッフは全然いない。これから2か月が非常に心配。米朝問題も俺がやればうまく行くと思っている節があるがそう簡単にはいかない。4月に日米首脳会談があるが、安倍総理の責任は大きい。相当、トランプ大統領に厳しくいう必要がある。そもそもトランプは非核化のことを何も理解していない。中身がわからずにやっていることほど危険なことはない。
2018/03/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

橋本五郎
米国・中国・貿易戦争の様相
米国にとって有利でない多国間より1対1でこれからやっていくという表明でもある。
2018/03/24 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

モルガンスタンレーMUFG証券シニアアドバイザー・ロバートAフェルドマン
解説・“勝者不在”の貿易戦争に突入か
崔天凱駐米中国大使の発言が極めて大事。彼は米国政府に対して「俺たちは本気」と言おうとしている。そういう意味で度胸試しの段階。中国の中で習近平国家主席の周りに「貿易戦争を止めよう」という人は多分いない。米国国民に反対という人は多いので結局、中間選挙まで待たないと米国の本当の態度は分からない。不確実性が長引くという事で決して市場にとって良い展開ではない。本来は米国の貿易赤字が減ればドル高要因になるし、そういう事をやる国の株や債券は買わないという事になると米国ドルを買おうとする人達は減ってしまうのでドル安要因となり若干、円高が進むことになる。
2018/03/23 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

モルガンスタンレーMUFG証券シニアアドバイザー・ロバートAフェルドマン
日米株価急落・現在の値動きは“世界貿易戦争”に発展か!?
2月にニューヨークに行ったが、「トランプは保護貿易主義はやらない。彼は自分の評価基準は株価と自分で言っている。保護貿易をやれば株価が下がるわけだからからそんなことは絶対にやらない」と言い切っていた。この様な考え方の人が多かった分、今急いで次の展開を考えないといけない状態になっている。トランプ大統領は株価を見ていないわけではないが、自分の支持基盤が保護貿易主義と思い中間選挙を考えてやっている。
2018/03/23 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>北朝鮮問題と日本
北朝鮮の話に本当に関わっているのは中国と米国。状況によってロシア。日本は、はしごを外されるほどのポジションにもいなかった。
2018/03/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>北朝鮮を巡る米中関係
米中は北朝鮮で問題があればあるほど緊密に協力ができる。逆に北朝鮮で問題が起きるとそれまで対立があっても合意する方向で動く。1972年以降こういう力学で今まで動いてきたが、今回は様子が違う。トランプ大統領がきちんとした外交組織を使っていない。ヘンリーキッシンジャー国家安全保障担当補佐官がニクソン大統領と2人だけで中国に行ったみたいな準備をしているかというとそういうわけでもない。今回中国の関与は限定的でそれを中国もわかっているので北朝鮮にも関与しないし米国にも関与しないで様子を見ている。ティラーソン国務長官を解任した後に、ポンペオ元CIA長官を起用したことによって国務省の外交チームがどんどんいなくなっている。外交を思いつきでやっている。中国にとって最近のトランプの動きはかなり歓迎すべきもので、TPPをやめてくれたのも嬉しいし、関税をかけまくることで米国のソフトパワーがなくなっているのも嬉しい。中国はトランプが困ったら最後は助け船でも出そうかぐらいに構えている。
2018/03/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>北朝鮮を巡る米中関係
米中は特に北朝鮮問題にからんで水面下で交渉しているが、東アジアに対してともに大国主義的空気を持っている。大国と大国が周辺国の状況も仕切って決めていくんだということを非常に強く意識している。
2018/03/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国と北朝鮮の関係
中国が金正恩委員長をねじ伏せてでも中国に思うに任せる政権にしておこうとするような軍事駐留論などがちらつくプレッシャーの中で北朝鮮は変化してきた。朝鮮半島のことは南北でというメッセージを北朝鮮が強く打ち出してきている背景には習近平第2期政権が強権化し、第3期もにらんで東アジアに大きな実績を作ろうとしているということがある。
2018/03/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

コリアレポート編集長・辺真一
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国と北朝鮮の関係
中国全国人民代表大会で習主席が再選された際の金委員長の祝電が素っ気なかった。中国は北朝鮮をかばっているかのような素振りをしながら後ろでは米国と手を握っている。これが北朝鮮が今回一気に米国と渡りをつけようと首脳会談を申し入れた最大の理由。
2018/03/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ政権の変化
ロシアゲートに関してトランプ大統領と周辺が追い詰められている。トランプ大統領が付き合っていたポルノ女優が色々な話を言い出した。銃規制に関してもフロリダで17人の高校生が乱射で死亡。全米で大規模な銃規制を求めるデモが行われている。メディア批判を回避させるためには北朝鮮と対話方向に変化するのが最もインパクトがある。
2018/03/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

コリアレポート編集長・辺真一
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>北朝鮮の最新動向分析
金正恩はロシアも中国も背を向け圧力をかけてくる中で平昌五輪参加というカードと同時に南北首脳会談という切り札を使い韓国・文在寅大統領を引き寄せ、彼を盾に非核化を図るというトランプ大統領が飛びつきやすいカードを切ることで危機的状況を回避しようとしている。金正恩政権が米国の軍事的プレッシャーと米中を軸とした国際社会の経済制裁を回避するために起死回生の奇策を使った。
2018/03/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>今週の勘どころ
習近平第2期政権に入り、一段と政権の強権化が図られている。今月全人代が行われたが、憲法を改正し国家主席、副主席の任期を撤廃した。今まで中国共産党の指導部は国家主席は2期10年、首脳部の68歳定年制を暗黙のルールとしてきた。これらが改正され習近平は終身政権となり、毛沢東のようなカリスマ的リーダーとして、この先任期なしに中国の指導者となっていく。さらに心の盟友・王岐山が実質的ナンバー2ともいえる副主席に就いた。文化大革命の流れの中、当時16歳の習近平は下放として7年間中国の田舎に追いやられ、洞窟住居に住むという体験をしている。その時そこで出会ったのが王岐山であり、同じ部屋に寝泊まりした仲で強い信頼関係にある。
2018/03/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>今週の勘どころ
強権化する中国が台湾に対し強烈なプレッシャーをかけ始めた。台湾が唯一外交関係を持っている欧州の国がバチカン。実は蒋介石がクリスチャンだったこともあり、台湾はバチカンとの関係を長らく維持してきた。今、中国は台湾が外交関係を持っている国を1つ1つ引きはがしにかかってきており追い詰めている。中国本土には1億人のクリスチャンがおり、1000万人のカトリックがいる。習近平政権はバチカンに大変なアプローチをしていて、もしバチカンが中国との正式な国交を確立することになれば、台湾は大変大きなカードを失うことになる。
2018/03/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

BSジャパン解説委員・豊嶋広
米国・中国製品5兆円に制裁
トランプ氏には中国がWTOを先進国の技術を模倣するのに逆利用したという思いがある。今回の決定に大きくかかわったとみられるトランプ氏の側近・ピーターナバロが監督したデスバイチャイナ(中国による死)という映画では2001年に中国のWTO加盟を認めた当時のクリントン政権を厳しく糾弾している。ここから米国の貿易赤字がすごくふくらんだとの思いがある。今のグローバル経済では生産する国、消費する国に分担することで成立しているが。そこに一方的にサイドブレーキを引くような経済を混乱させる行為。担当閣僚のルース商務長官は「中国の報復措置は予想している。それでも世界が終わりになるわけではない」という喧嘩腰のスタンスであり、こうした不安がマーケットにも波及しダウも急落している。
2018/03/23 BSジャパン[日経モーニングプラス]

モルガンスタンレーMUFG証券シニアアドバイザー・ロバートAフェルドマン
ここに注目!23日の経済「米国・鉄・アルミ輸入制限発動」
中国は経済分野で報復措置をとると脅している。それ以外にも、例えば地政学的なこともやってくるのではないかとの懸念がある。先日も台湾を自分のものだと強調した習近平の演説があったが、経済分野だけの報復だけで済むのかという話。
2018/03/23 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

シティグループ証券・高島修
<日刊モーサテジャーナル>米国・貿易制限・世界へ影響
中国の出方で例えば米国債の投資を削減するとかの事態になってくると米国の金利が上昇するなどの影響も出てくる。中国の動きは企業経営者にとっても不透明感が高まってきた。投資が手控えられたりインフレが上がってくる可能性がある。
2018/03/22 テレビ東京[Newsモーニング・サテライト]

高橋祐介解説委員
トランプ劇場“グローバリスト”はなぜ眠ったか
鉄鋼の街・ペンシルベニア州での連邦下院補欠選挙で、民主党・ラム候補が勝利を宣言し、共和党・サコーン候補は事実上敗北した。トランプ大統領にとっては、白人労働者層の一部に離反の兆しが見えたことは打撃であり、中間選挙を勝ち抜くためには、トランプ大統領には原点回帰でナショナリズムを煽ることしかない。政権内でもナショナリストが台頭していくことになるだろう。政権からグローバリストが姿を消すことは、大統領の歯止め役がいなくなることを意味し、筋書きの見えないトランプ劇場では波乱の展開が続きそうだ。
2018/03/22 NHK総合[時論公論]

ジャーナリスト・後藤謙次
内閣支持率が急降下・総裁選への影響も…
米朝首脳会談にも日本は出遅れて、米朝会談は文大統領が仲介役をやった。日韓関係もうまくいっておらず、日本は外交ではバイプレイヤーにすぎない。バイプレイヤーが主役を押しのけて外交の主導権を握れるのか。先日の文大統領との会談では日朝首脳会談を模索していると語っているが、この発言はこれまで「対話のための対話には応じず、圧力をかけるしかない」としていた日本にしてみれば非常に大きな政策転換になる。こうしたことはもっと声を大にして言わねばならない。こうしたことから外交的な展望も開けていない。
2018/03/19 テレビ朝日[報道ステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
内閣支持率が急降下・総裁選への影響も…
一番の注目は二階幹事長。二階幹事長は「ポスト安倍は安倍だ」と断言して安倍総理大臣3選の道を切り開いた人だが、今回「総裁選に影響がないとは言えない」と言った。この意味は大きい。
2018/03/19 テレビ朝日[報道ステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
内閣支持率が急降下・総裁選への影響も…
これまでも支持率は急落することはあったが、底がはっきりしており、そこから這い上がっていくのが安倍政権のパターンになっていたが、今回の支持率急落の特徴は、安倍総理、昭恵夫人が焦点の人になっている点がこれまでと異なり、そこが非常に大きい。しかもこれから佐川氏の喚問があり、強制捜査もあるかもわからない。さらに籠池さんの裁判も始まることもあり、まだまだ予測できないことが大きく展開してくる可能性があり、底が見えてきていない。一番大きな問題は財務省の統制力が完全に失われてしまっている可能性があることで、また新たな文書が出てくる可能性もある。いくつ穴があるのかわからない状況。
2018/03/19 テレビ朝日[報道ステーション]

時事通信社特別解説委員・田崎史郎
速報・集中審議・安倍首相vs野党・森友文書改ざん問題・真相は
今、政府側がいくら正確に説明していると言ってもそれを国民は信じなくなっている。そこが一番深刻。立法府が委員会を作り行政府を1回調べることが必要。そういうプロセスがないと国民が信頼するようなものは得られない。
2018/03/19 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

筑波大学・中村逸郎教授
ロシア・20年長期政権「プーチン帝国」の野望とは!?
欧米で非常にロシアに対する反発が広がっている中で、孤立感をプーチン大統領自身も深めているため、これから2024年に向けて軍事的に強化して体制を固める方向に走っていく。世界情勢はこれからまさに緊迫していく可能性がある。超軍事大国を目指すとロシアは経済的な基盤が弱いため、日本に対して北方領土問題をぶら下げながら、実は経済支援をまた求めてくるということを見極め、何を狙っているのか見ていかなくてはならない。
2018/03/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

政治アナリスト・伊藤惇夫
文書改ざん集中審議・昭恵夫人との関連性は!?
政権側は想定以上支持率が下がったとみている。地方ではものすごい突き上げを受けているらしい。危険水域が30%と言われているが、もうそこに迫っている。
2018/03/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

萩谷麻衣子弁護士
文書改ざん集中審議・昭恵夫人との関連性は!?
この問題はここにきて質ががらっと変わった。行政が国会を軽視して国民の知る権利を不当に侵害したかどうかという問題になってきている。与党自体が行政から軽視されたのだということを自覚して対応すべき。
2018/03/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

日本大学国際関係学部准教授・川口智彦
<時事論考>金正恩委員長・謎に包まれた実像とは?
朝鮮中央テレビで米国を非難することが少なくなってきている。
2018/03/18 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

慶応大学法学部准教授・礒崎敦仁
<時事論考>金正恩委員長・謎に包まれた実像とは?
北朝鮮は米朝首脳会談の準備をしていることは間違いない。3月に入ってから金正恩委員長の動静はほとんど入ってこないし、トランプ大統領への名指しの批判が止まっている。
2018/03/18 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

東京国際大学教授・伊豆見元
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
平壌宣言に則って不幸な過去を精算し、諸懸案を解決して国交正常化を目指す精神であるストックホルム合意の再稼働の方向で動くだろう。とりわけ重要なのは『不幸な過去を精算し』という保障の話で、これは北にとって最も欲しいもの。その話を日本がやることが第一となる。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

龍谷大学教授・李相哲
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
金正恩委員長が話し合いに出てきたのは制裁緩和が目的。経済制裁を解除しなければ日本が拉致問題を解決しようとしても向こうはお金を求めているのでかみ合わない。国連制裁では現状ではお金を渡せないことになっている。北朝鮮問題を根本的に切り込んでいかないと、拉致問題だけ取り出して進めるのはかなり難しい。日本が独自で科している制裁を解いたとしても、拉致問題の進展は難しい。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

東京国際大学教授・伊豆見元
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
米朝のまともな協議が続いている限りは核実験と弾道ミサイル発射実験は一時的にやめるという方向であり、その間は少なくともICBMが完成しないという米国にとっては大きな保障にもなる。当面それで進むのではないか。文在寅大統領が加わらなければいけないが、朝鮮戦争が休戦になってから今年は65周年であり、おそらく朝鮮戦争終結宣言をする方向にいくだろう。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
米国側に誰が責任者になって誰が時間をかけて北側と話をするかというのが全然見えていない状況だと、下手をすると米朝会談はぶっつけ本番となり、ただのこんにちは、さようならだけで終わる可能性もある。今の段階で腹の探り合いが続いているようだと5月に間に合うのかという話にもなる。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
北朝鮮は核兵器を放棄する気はない。ぎりぎりうまく行っても北朝鮮が望んでいるのは『米国に届くようなICBMについては自重するが、それ以外の短いミサイル、核兵器は維持するという虫のいい取り引き。そうならないように注視していく必要がある。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

龍谷大学教授・李相哲
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
金正恩委員長が言っている非核化は、トランプ大統領が言っている非核化とは全然違う。北朝鮮の非核化は韓半島の非核化。韓半島周辺に米国からやって来る核潜水艦、原子力空母までを寄せ付けないような非核化を求めている。核放棄までのプロセスをどうするのか、どこでどう折り合うのかということを提示して、そこから交渉が始まる。米国は今まで朝鮮半島の非核化は譲れない目標だと言っているので、交渉がうまくいかない可能性もある。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

東京国際大学教授・伊豆見元
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
北朝鮮の公式な反応はないのが当たり前。宣伝する際には日程が決まってから出すのが普通。彼らは、米国の北に対する敵対政策がこれから変化する第一歩という方向に持っていこうとしている。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
イランとの整合性でイランはまだ核開発もしていない。北朝鮮と話をする時にイランよりも厳しくなければいけない。それを深く考えてやっているようにはとても思えない。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

拓殖大学大学院教授・川上高司
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
今のところのトランプ大統領の考え方は、北朝鮮に対しては和平であり、イランに対してはどちらかというと厳しい。5月14日にエルサレムに米国大使館を移転するというスケジュールも入っている。5月12日にイランの制裁停止の措置が切れるが中東で色んな不満が燻っている。それを解消するため中東に目を向け始めるだろう。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

東京国際大学教授・伊豆見元
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
北朝鮮が本当の本音を韓国に持たせるなどということはあり得ない。とりあえず韓国に言ってもらったところ米国に飛びつかれてしまったため、今、北朝鮮は大変驚いている。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

龍谷大学教授・李相哲
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
北朝鮮が沈黙を守っているのは、今後どうするかを熟考している為で、突然米国との対話を受け入れてしまうと国内の動揺も考えられる為。北朝鮮は独裁体制とは言っても、方針転換の場合は政治局とか政治局拡大委員会での決定が必要になる。そういう過程を経ていないためトランプ大統領に対する金正恩委員長の提案が本気なのかは疑わしい。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

慶應義塾大学教授・渡辺靖
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
金正恩はまだ34歳でこれから30年、40年とずっと指導者であり続ける。トランプ大統領は長くてあと7年。韓国・文在寅大統領はあと4年位。はるかに長いスパンで金正恩はこの問題を考えることができる。米朝会談で米国の指導者が自分と向き合っていたという既成事実さえ残せれば、北朝鮮としては御の字。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

龍谷大学教授・李相哲
どうなる米朝首脳会談・北朝鮮問題を読み解く
24年前に200万人も餓死した時の北朝鮮と今の北朝鮮の状況が似ている。北朝鮮は困っている場合のみ対話に応じる。先手を打たなければ北朝鮮には道がないという所で対話に出てきた。
2018/03/18 NHK総合[日曜討論]

フジテレビ上席解説委員・平井文夫
安倍総理に責任及ぶか・激震!森友文書改ざん
自民党内に安倍さんをおろすエネルギーがあるのかといえばそれは疑問で、岸田さん、石破さんでいくエネルギーは今の自民党にはない。
2018/03/18 フジテレビ[新報道2001]

ジャーナリスト・田原総一朗
<7DAYS REPORTS>激震・安倍内閣の今後・来週に大きな山場?
このままいくと、安倍首相が総辞職に追い込まれる可能性がある。ひとつのポイントは25日の自民党大会。自民党の中で「安倍内閣を守るのか」、それとも「自民党に対する国民の信頼をどうやって取り戻すのか」というところ。だんだん後者の意見が強まっているので、安倍首相に辞めてもらうほかないという声が多くなるだろう。どうすれば良いのか、安倍首相自身が一番困っている。
2018/03/17 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

早稲田大学招聘研究員・渡瀬裕哉
トランプ政権・高官の立ち位置は?
イラン核合意を見直す方向の人事が行われると東アジアへの関心が下がることが北朝鮮にばれるのでその前に米国は北朝鮮と対話したいと考えている。
2018/03/17 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

国際ジャーナリスト・歳川隆雄
トランプ政権・高官の立ち位置は?
ポンペオ長官は平昌五輪をうまく使ってペンス副大統領と北朝鮮・金正恩委員長の妹・金与正をくっつけようとした。トランプ金正恩会談が実現するという前提に立ち、水面下でこれを準備し、主導したのがポンペオ長官。
2018/03/17 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

早稲田大学教授・中林美恵子
国務長官に「強硬派」・米朝首脳会談に影響は
ポンペオ氏はもともとCIA長官でほぼ連日トランプ大統領にブリーフィングをしていた。その間にコミュニケーションができて、トランプ大統領は気が合うと感じたようだ。もともと宗教右派の福音派。しゃべりが滑らかで有名。イラン政策にしても北朝鮮政策にしても、拷問の仕方でも強硬派で、ティラーソン氏がブレーキ役となっていた様々な問題に正反対の立場を示している。
2018/03/17 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

早稲田大学教授・中林美恵子
国務長官に「強硬派」・米朝首脳会談に影響は
トランプ大統領は今回、少なくとも真剣に米朝首脳会談をやろうとしている。だからこそ今回の解任劇もこれだけのスピードで行った。もちろんイスラエルの首都の問題だとか、イランの核合意の問題もあるが、北朝鮮の問題は大統領が核の廃棄をさせるという旗を降ろしていないし、少なくとも会談まではもっていこうと考えている。問題は中身。非常にたくさんの障害が目の前にある。ポンペオが後任になることは北朝鮮には一種のメッセージにはなっただろう。軍事的な行動が今回の人事ではクローズアップされたようだが、最後はトランプ大統領の胸ひとつという体制になってきた。トランプ大統領がなんとか手柄を立てたいと思っても不思議はなく、中途半端な決断をする可能性もある。ひょっとすると長距離弾道ミサイルを止めてくれればいいとする可能性もあり、核が残ってしまうと日本としては非常に困ったことになる。
2018/03/17 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

軍事安全保障担当・津屋尚解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
北朝鮮が完成したと主張している核武力は実際にはまだ完成していないとの見方が強い。対話の姿勢は米国本土に到達するICBMを完成させる時間稼ぎの策略である可能性も考慮すべきで、時間の経過とともに秘密裡に開発が進むと最後のピースであるICBMの再突入技術が完成してしまう可能性が高くなる。北朝鮮の核武力が完成してしまうと、北朝鮮に対する米国の抑止力が効かなくなる恐れがあり、ゆっくり交渉している余裕はない。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

米国担当・高橋祐介解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
米国は北朝鮮情勢だけを見ているのではなく、広く世界の安全保障を見ている。ポイントはイランの核合意で米国は5月にも破棄を辞さない姿勢。北朝鮮情勢を見る時に北朝鮮はイランの核を気にしておりこのリンケージをよく見ておく必要がある。トランプ政権は目に見える成果を一刻も早く手にしたいと、中間選挙を控え前のめりになっている。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

政治外交担当・岩田明子解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
具体的な非核化に向けた行動をいかにして引き出すのか、それに向けての米国との連携、韓国との連携が不可欠。日中、日ロ関係を最大限利用し、制裁をかけたり抜いたり、総合的に戦略的にやっていく必要がある。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

朝鮮半島担当・出石直解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
制裁をかけ続けることも大事だが、一部制裁を解除するというお土産を見せることで、こちら側に目を向けさせることも必要。硬軟の使い分けが重要。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

米国担当・高橋祐介解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
トランプ政権は拉致問題に対する理解が歴代政権の中でも最も深い政権になり得る。今年の一般教書演説では北朝鮮の人権問題に多くの時間を割いた。トランプ大統領は核問題と同じくらい、北朝鮮に拘束されている3人の米国人の解放に力を入れており、人権問題という共通ワードで日米が拉致問題の解決に向け結束することは、北朝鮮にとっても大きなプレッシャーとなる。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

政治外交担当・岩田明子
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
米朝首脳会談で米国の課題である人質問題と日本の問題である拉致問題をセットで北朝鮮と交渉してもらう。そういうテーマにしてもらうかどうかは非常に大切。南北首脳会談で北朝鮮の真意を見極めた上で、確約なく支援に走ったりしないことも擦り合わせをすることも重要。拉致と人質をセットにした状態を保ったまま6ヶ国協議に移行することが大切。日朝首脳会談の可能性は探っていると思う。ただし米朝首脳会談が成功すればそれは近づくし、失敗すれば遠のく。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

政治安全保障担当・島田敏男
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
日本が利益誘導の手段を使っても経済的な利得というメッセージをもっと出してもいい。日朝平壌宣言を初めて見た時、経済的利得で相手の気持ちを動かそうとするすごい文章と感じたが、拉致・核・ミサイルの問題が前進しないために棚上げ状態になった。もう一回日本は過去の歴史の上で韓国には経済支援を大規模にやったが、同じことを北朝鮮にも考えていることをアピールするぐらいのことがあってもいい。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

米国担当・高橋祐介解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
ポンペイオ国務長官の議会承認は4月いっぱいかかると言われ、事前準備が5月までに済むのかどうかという不安もあり米朝会談が6月、7月にずれこむ可能性もある。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

軍事安全保障担当・津屋尚解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
この1、2ヶ月が正念場になる。北朝鮮が表明しているのは朝鮮半島の非核化であり、北朝鮮の非核化とは言っていない。これに在韓米軍の撤退が含まれる可能性がある。最大の課題は非核化の検証方法になる。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

中国担当・加藤青延解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
中国が厳しい経済制裁を行って、北朝鮮が海上で石油を密輸するまで追い込まれたのは中国がしっかり抑えていたから。今まで中国は北朝鮮に最も影響力がある国だったが、韓国仲介で話が進んでいることに警戒感をもっている。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

米国担当・高橋祐介解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
米朝首脳会談に応じたことと、国務長官の人事刷新は偶然ではない。自分と考え方の近いポンペイオCIA長官を後任に充てるという人事は、大統領自らが交渉の主導権を握って、強い姿勢で北朝鮮との交渉に臨むという体制づくりの一環。米国国務省はティラーソン国務長官の下で、予算を3割カットされ、志気が落ちていたが、今は盛り上がっている。米国は体制づくりを急ぐことが急務となっている。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

ロシア担当・石川一洋解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
北朝鮮は南北を動かし得ると考えており、ロシアは北朝鮮が韓国を取り込みに来ていると見ている。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

米国担当・高橋祐介解説委員
米朝首脳会談!どうなる核は?拉致は?
トランプ政権は米国が中国を巻き込んで、かつてない厳しい制裁をかけたからこそ、北朝鮮が折れてきたと見ている。これまで出来なかった中国を制裁網に引き込んだことはトランプ政権の功績。トランプ政権は、まだ北朝鮮に何も譲歩はしていないと言っているが、北朝鮮は米国が首脳会談に応じたこと自体が大きな譲歩と考えている可能性がある。
2018/03/17 NHK総合[解説スタジアム]

コリアレポート編集長・辺真一
北朝鮮・謎の“沈黙”米朝首脳会談の開催地は
労働新聞も朝鮮中央通信も未だに反米記事を流している。担当者は今回の韓国特使一行と金正恩委員長の会見にも同席しているキムヨジョン宣伝部第一副部長。北朝鮮としては正式にいつどこでやるか決まっていない為に沈黙していて、具体的になるまでの間、北朝鮮も米国にプレッシャーを与え続ける意味で非核化すると言いながら原子力発電所を動かしたりしている。
2018/03/15 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

国際ジャーナリスト・春名幹男
北朝鮮・謎の“沈黙”米朝首脳会談の開催地は
北朝鮮が話し合いの路線に変化したのはほぼ間違いない。米国側も最大限の圧力が効果があったと認識していてそのように受け取っている。当面は話し合いで進む。
2018/03/15 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正
北朝鮮・謎の“沈黙”米朝首脳会談の開催地は
民主主義国家のつらい点は情報が洩れすぎること。独裁国家にとっては沈黙は金。黙っていれば相手はいろいろと考えてくれる。かっての中国やソ連もそうだった。黙っている間に資本主義サイドがあれこれと考えて動くので独裁国家は最後のタイミングの良いところでカードを切ればよい。
2018/03/15 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

コリアレポート編集長・辺真一
次期国務長官に指名・対北強硬派ポンペオCIA長官
ポンペオ長官は「金正恩委員長の除去を北朝鮮の国民は望んでいる。北朝鮮の非核化は金正恩体制のレジウムチェンジなしは達成できない。時間は残されていない」とずっと言い続けてきた人物。ポンペオ長官の国務大臣指名は北朝鮮にとって相当なプレッシャーになることは間違いない。
2018/03/15 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
国務長官後任“対北強硬派”ポンペオCIA長官
一説ではトランプ大統領にとってポンペオCIA長官の出してくる情報の方が融和路線のティラーソン氏が出してくるものよりもわかりやすくて気に入ったということがあった。ただトランプ政権は韓国の大使も決まっていない。北朝鮮に向き合う国務省の関係者も決まっていない中でどこまで直線的なやり取りができるのかが懸念される。
2018/03/14 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

コリアレポート編集長・辺真一
国務長官後任“対北強硬派”ポンペオCIA長官
トランプ大統領と金正恩委員長の一連のチキンレースでは、結果としてトランプ大統領はまったく譲歩することなしに4つの確約(非核化の意思表示、核実験の停止、弾道ミサイル発射の停止、米韓合同軍事演習の容認)を北朝鮮から取り付けた。だからこそこれから米朝首脳会談をやっても、これまでの姿勢でいけば必ず北朝鮮から非核化に向けた前向きな言動を取り付けることができると思っている。トランプ大統領は金正恩が米国に来るのであれば会う用意があると大統領選挙期間中に言っており、米朝首脳会談の場所は米国になるだろう。場所の選択権はトランプ大統領にある。
2018/03/14 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ポンペオCIA長官(VTR)
国務長官後任“対北強硬派”ポンペオCIA長官
大統領は米朝会談を見せ物にするつもりはない。問題を解決するつもりだ。
2018/03/14 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

慶応義塾大学准教授・礒崎敦仁
速報・安倍総理・韓国特使と会談・北のメッセージは!?
5日の韓国特使訪朝時に拉致問題が議題にあがらなかったことは韓国が拉致問題を議題にあげてくれなかったということを意味する。本来は日本は日韓と連携してこの話を滑り込ませないといけなかった。おそらく日本は要請したが、韓国はそれをしなかった。今の対話局面に来てしまった以上、拉致問題を解決するためには日本政府にはもっと柔軟性が必要。
2018/03/13 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・青木理
異論・進次郎・官僚への責任押しつけを批判
虚偽答弁をし改ざんをしてきた人間を国税庁長官として適任だったとずっと言い続けてきた麻生さんとか安倍さんとかの任命責任が問われている。ここが断固として問われないと「遺憾である」で終わりにできる話ではない。麻生さんの下で改ざんが行われたわけで、改ざんが行われた時のトップが調査するというのは問題。第三者機関のようなものを作って調べるべき。
2018/03/13 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

ジャーナリスト・青木理
異論・進次郎・官僚への責任押しつけを批判
麻生さんは会見で一応お詫びの言葉は言ったが、一度も頭を下げなかった。理財局の一部がやったんだということで最終的に話が終わっている。財務省が犯罪行為のようなことをおそらく組織的にやり、財務大臣はその責任者なのに1度も頭も下げずぶらさがりで会見をし、挙句の果てに記者に向かって名をなのれというようなことまで言っている。不祥事をやった時にそんな記者会見をするトップはいない。
2018/03/13 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

ジャーナリスト・後藤謙次
米朝訪問の特使が来日・金委員長・トランプ大統領の真意は
今回日本政府は2つショックがあった。一つは米朝会談が不意に行われたこと。もう一つは韓国が橋渡しを演じたこと。米朝会談に日本がどこまで関われるのかが当面の外交の最大の課題。
2018/03/12 テレビ朝日[報道ステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
消えた政治家や昭恵夫人・忖度?それとも指示?
財務省の官僚というのは官僚中の官僚といわれ、最も文書、ルール、法律に厳格だと言われている。理財局の一部が主導してやったとはとても思えない。量においても中身においても書き換えというレベルのものからはかけ離れており、悪意に満ちた書き換えである改ざんと言わざるを得ない。改ざんには動機が必要。動機の部分が麻生副総理大臣の記者会見、安倍総理大臣のインタビューでは伝わってこない。そもそも佐川前局長がなぜ決裁文書と違う答弁をしたのかに話がいかないと本質はわからない。予算委員会で安倍首相が自らの進退を賭ける発言をし、ハレーションを起こしたことは想像に難くない。調査特別委員会を国会に作ってもらいたい。
2018/03/12 テレビ朝日[報道ステーション]

三宅弘弁護士(VTR)
消えた政治家や昭恵夫人・忖度?それとも指示?
公文書管理は民主主義の基盤。管理された文書の中身を変えるのは民主主義の基盤が揺らいでいるということで、まさに異常事態。政府の文書を国民は理解をして国会議員を選出する。改ざんがあった、その過程で選挙までやっている。国民は果たして現在の政権に正しい信託をしたのかという点まで問われかねない。
2018/03/12 テレビ朝日[報道ステーション]

政治アナリスト・伊藤惇夫
森友文書・安倍昭恵夫人の名前削除
ご本人は積極的に関与したわけではないかもしれないが、その書類に安倍昭恵夫人の名前が出ていることは確かで、その名前があることによって財務省や近畿財務局がみんなでそれにどう対応しようかということで右往左往した。
2018/03/12 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

東国原英夫
財務省“文書書き換え”佐川国税庁長官辞任・国有地売却の担当職員“自殺”
今後、財務省がやるべきなのは全てを国民に明示し、国会は国政調査権を発動して徹底的に調べ、佐川氏や関係者の証人喚問を行う必要がある。来年の消費税増税には待ったがかかった。
2018/03/12 フジテレビ[バイキング]

ジャーナリスト・木村太郎
険悪の金正恩vsトランプ...電撃会談へ・木村太郎また予言的中
米朝会談をトランプがやるという話が出ると、またトランプが中間選挙めがけて人気取りのためにやってるんだろうとか、単なる思いつきだとかいう風に言う人が出てくる。確かにそういう面もあるかもしれないが、まがりなりにもトランプは米国という超大国の大統領であり、超大国の大統領は世界の安定を考えないといけない。北東アジアが世界で一番危ないということはトランプもよく知っている。それをなんとかしなくてはいけないのはホワイトハウスの主であるということをトランプはよく理解している。
2018/03/11 フジテレビ[Mr.サンデー]

ジャーナリスト・木村太郎
険悪の金正恩vsトランプ...電撃会談へ・木村太郎また予言的中
金正恩は飛行機が大嫌いで絶対に乗らない。文大統領が主宰するという形にして板門店に呼ぶのが一番いい落としどころ。多分そうなるだろう。
2018/03/11 フジテレビ[Mr.サンデー]

ジャーナリスト・木村太郎
険悪の金正恩vsトランプ...電撃会談へ・木村太郎また予言的中
米朝会談をしても、日本の核危機はそう簡単にはなくならない。しかし放っておいても危機はなくならない。これをやる以外に道はない。だから米朝会談はやらなければいけない。
2018/03/11 フジテレビ[Mr.サンデー]

ジャーナリスト・木村太郎
険悪の金正恩vsトランプ...電撃会談へ・木村太郎また予言的中
トランプは記者団になぜ北朝鮮が軟化したんだと問われて、ただ一言「ミー」とだけ言った。つまり、自分がいろいろ圧力をかけた結果、こういうことになったんだということをわかっている。だからこの始末も自分が一番つけられると自信を持っている。
2018/03/11 フジテレビ[Mr.サンデー]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>米朝急接近!拉致問題解決につなげる方法を探る
金正恩委員長の最大の武器は年齢。トランプ大統領は、あと何年大統領でいるか不明、韓国大統領も1期5年と決まっている。若い金正恩委員長が、この先も対等な立場でやっていくので米韓は焦るのではないか。米国と北朝鮮でICBMなど米国に届くミサイルはなくなったとしても日本はノドンなどがあり、いつでも日本本土にミサイルが飛んでくる状況は変わらない。
2018/03/11 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

元警視庁公安部・江藤史朗
米朝関係の改善に失敗したら…日本に潜むスリーパーセルが動き出す!?
暗号放送がいまでも毎日流れている。平壌放送は国営放送。
2018/03/11 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

国際政治学者・三浦瑠麗
米朝関係の改善に失敗したら…日本に潜むスリーパーセルが動き出す!?
2001年に九州南西沖、鹿児島・奄美沖で船が沈没。自爆沈没とみられている。工作船を引き揚げたところ、ロケットランチャーが出てきた。証拠隠滅を図るために自殺できるスリーパーセルは洗脳が完成している高度な工作員でそれがなぜ奄美沖にいたのかという話になっている。拉致事件を引き起こしてきたような人たちではなく本国から直接指令を受けて動く人がいるのではないかという懸念が日々高まってきている。
2018/03/11 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

国際政治学者・藤井厳喜
南北急接近で朝鮮半島に新展開・本当に米朝関係は改善されるのか?
北朝鮮は全然ギブアップしていない。核兵器を持ったまま北優位で南北を統一しようとしている。
2018/03/11 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

国際政治学者・藤井厳喜
南北急接近で朝鮮半島に新展開・本当に米朝関係は改善されるのか?
北朝鮮が韓国の財閥に対して中国人より安い北朝鮮の労働力で進んだ技術で儲けられますよと言っている。開城工業団地というのはその実験例だった。
2018/03/11 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士
南北急接近で朝鮮半島に新展開・本当に米朝関係は改善されるのか?
IOC・バッハ会長、北朝鮮、韓国が何度も調整しながら、北朝鮮がどういう形で冬季五輪に参加するか、それを機会に対話の流れをどう定着させるかを相談してきた。統一に向けて南北は和解しなくてはいけないと2000年6月に金大中が平壌を訪問し、南北で合意したが、その時のブレーンがそのまま文政権の中核にいる。大統領選挙で文大統領は「1年以内に南北首脳会談を実現する」と言っていたが4月末でぴったり1年となる。
2018/03/11 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

国際政治学者・三浦瑠麗
南北急接近で朝鮮半島に新展開・本当に米朝関係は改善されるのか?
4月開戦説が流れていた。米国が北朝鮮に先制攻撃をするシナリオだったが、北朝鮮は攻撃されたくない。韓国も犠牲が出るのは嫌だった。今回の南北会談は準備の側面と同時に米国の先制攻撃を避ける、自分たちのペースで対話に持っていくという側面があった。
2018/03/11 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

外交ジャーナリスト・手嶋龍一
最新・米朝首脳会談・けさ米国・トランプ大統領が言及
トランプ大統領はまるで金正恩委員長を同志と言わんばかりの様子でそこまで期待値をあげてしまって大丈夫なのか心配。
2018/03/11 日本テレビ[シューイチ]

寺島実郎
佐川長官辞任と近財職員自殺「決裁文書」書き換え認める方針
一言でいうと官邸主導政治の影に尽きる。2014年に内閣法が改正され、官邸が各省庁の局長クラスのトップ人事を掌握することになった。これにより一段と各省庁は官邸に忖度するような流れになった。官邸の周囲にこの構図を利用する人達が蠢いて政治の質というものが極端に劣化してきた。国有地売却に対して財務省がこれだけ特別な配慮などということをするのかという、げんなりするような話になっている。事件の底辺にいた人が逮捕・収監されたり、自殺したり、ちゃちなテレビドラマを見せられているような局面になっており、日本の政治の質が問われている。
2018/03/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ティラーソン国務長官(VTR)
米国・水面下で北朝鮮と接触・日本政府はどう対応?
金正恩氏は会う意思があるというよりむしろ「話し合いを熱望している」。彼の態度は劇的に変わり、突然現れたあの正直さに我々も驚いた。
2018/03/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

コリアレポート編集長・辺真一
米国・水面下で北朝鮮と接触・日本政府はどう対応?
4月に米韓合同軍事演習に入れば、そのまま北朝鮮に攻めこんでくるのではないかという危機感が金委員長にはあった。
2018/03/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
米国・水面下で北朝鮮と接触・日本政府はどう対応?
金王朝の体制維持のために核放棄ということになると、IAEAの査察が担保される必要が出てくる。そうなると北朝鮮の体制を支えていた先軍政治、つまり金正恩を支えていた軍人たち、北朝鮮の統合自体が揺らぎ始めることになる。
2018/03/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

コリアレポート編集長・辺真一
米国・水面下で北朝鮮と接触・日本政府はどう対応?
金正恩委員長は体制の安全が保証されれば、核を捨てると言っているが、どうやってそれを実現するのか。北朝鮮を攻撃しないという軍事的担保としての平和協定、北朝鮮を敵視しない担保としての国交正常化、北朝鮮を窒息させないための国連安保理の制裁撤回、今持っているものを捨てることで生じる経済的損失を経済協力という形で補填することが体制の安全を保証するという意味。これらすべてをトランプ政権が見返りとして出すのかといえば疑問。
2018/03/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
米国・水面下で北朝鮮と接触・日本政府はどう対応?
金王朝の体制が維持されれば、核保有の理由はないというところまで北朝鮮はコミットし、朝鮮半島の問題は南北でやっていくんだというメッセージを発信している裏には、中国への恐怖心が決定的になってきていることがある。今週、全人代が開幕したが、憲法を改正してまでも習近平体制を終身政権にもっていこうとしているのではないかと思うぐらいに強権化してきている。香港に対しても、台湾に対しても、北朝鮮に対しても、東アジアで大きなグリップを握り、第3期政権に勢いをつけていこうという中国の強権化という流れが北朝鮮を突き動かしている。表面的に中国は米朝対話を評価しているが、むしろ北朝鮮をどうしていくかをめぐり米中間のコミュニケーションがどうなっていくかこれから注目していくべき。
2018/03/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

早稲田大学名誉教授・北川正恭
なぜ“書き換え”が必要に?森友問題・そもそもの発端は
政治の立場には法律的な責任、道義的責任、説明責任があり、それができなければ信を問うということに発展しかねない事態になっている。
2018/03/11 フジテレビ[新報道2001]

早稲田大学公共経営大学院教授・片山善博
なぜ“書き換え”が必要に?森友問題・そもそもの発端は
一般論として役所が隠ぺいするのは天下り先を守るとか省利省益のため。今回の案件はどう見ても省利省益には見えない。財務省以外と照らし合わせても理解不能。何か別の理由があったとしか考えられない。今は人事を官邸が全部握っているので官邸に目が向く。忖度というより迎合。そういうことが背景にある。
2018/03/11 フジテレビ[新報道2001]

立憲民主党・代表代行・長妻昭
なぜ“書き換え”必要に?安倍昭恵夫人と森友問題
結局、財務省が国会で指摘された資料を全部出していれば一週間で済んだ話。全ての資料がこの1年間小出しにされていて、それでずっとニュースが続いている。疑惑を感じざるを得ないような形で出すためにそう疑われてしまう。
2018/03/11 フジテレビ[新報道2001]

早稲田大学名誉教授・北川正恭
なぜ“書き換え”必要に?安倍昭恵夫人と森友問題
なぜ国政調査権を発動しないのか。立法府は国権の最高機関で国民の声を反映しているということに対し、与党も内閣も一体であり、明確に資料が出されなければ国民の疑念が払拭されることはない。その点が政治的な課題になっていて、与党も覚悟を決めた方がいい。
2018/03/11 フジテレビ[新報道2001]

早稲田大学名誉教授・北川正恭
森友文書で急展開!財務省・書き換え認める方針
これは憲法問題、3選の問題も含めた大政局に発展しかねない。
2018/03/11 フジテレビ[新報道2001]

評論家・塩田潮(VTR)
財務省・書き換え?安倍総理の責任は
麻生大臣自身が辞任しないといけないと思っているかもしれない、当然総理大臣の任命責任も問われる。安倍政権そのものが揺らぎ始めて総裁3選が非常に不透明になる。
2018/03/11 フジテレビ[新報道2001]

元財務省官僚・山口真由(VTR)
財務省・書き換え?安倍総理の責任は
現場の一担当官の判断ではなく組織としての何らかの判断をしたと考えないと辻褄が合わない。
2018/03/11 フジテレビ[新報道2001]

政治アナリスト・伊藤惇夫(VTR)
<7DAYS REPORTS>森友決裁文書・書き換え認める方針
当初は近畿財務局レベルに留めたかったが、自殺者が出たことにより局面が大きく変わった。仮に文書の書き換えが認められるような調査結果が出るとすれば、政権に与えるダメージというのは数値化できないほど大きい。政権全体がガタつくような大騒ぎになる。
2018/03/10 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

龍谷大学社会学部・李相哲
電撃・「一気に」風に乗った?もし“平昌”なかったら
人民軍だけでも120万人いる。それを養っていくのに北朝鮮にはお金が必要だった。それが秋にも底をつくと言われていた。
2018/03/10 テレビ朝日[スーパーJチャンネル]

佐藤正久外務副大臣
電撃・米朝首脳会談へ
今回、北朝鮮の方から我々の方に寄ってきた理由には経済制裁に加えて軍事的圧力があった。昨年12月の中国と北朝鮮の貿易統計を見ても前年比で83%減となっている状況だった。
2018/03/10 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

龍谷大学教授・李相哲
電撃・米朝首脳会談へ
北朝鮮の状況はひっ迫しており、この5月から7月にかけて餓死者が出る可能性もあった。ブルームバーグ通信によると外貨が底をつき、秘密警察に対しても配給が滞っていた。米国がいよいよ海上封鎖に踏み切ろうとしていて、北朝鮮は完全に窮地に追い込まれる寸前だった。(北朝鮮にとっては)今回のチャンスしかなかった。
2018/03/10 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

橋本五郎
電撃・米朝首脳会談へ
米国の歴代大統領はなかなかできなかった。慎重にやらなければならないと普通は考えるところだが、逆にトランプ大統領は「だったら自分がやる」ということ。今回は非常に異例づくしで韓国の特使に最初は会う予定ではなかったのに、急にトランプ大統領の方から会おうと言った。そしてそこで即決した。
2018/03/10 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

共同通信社・元平壌支局長・磐村和哉
北朝鮮の核放棄で・・・在韓米軍撤退の可能性は?
在韓米軍撤退は現実的にハードルは高い。地域の警察官のような存在に在韓米軍の位置づけを変えるというような場合であれば北朝鮮もOKする可能性がある。
2018/03/10 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]

拓殖大学特任教授・武貞秀士
米朝首脳会談について言いたい事、聞きたい事
ワーストシナリオは首脳会談直前に北朝鮮かトランプ大統領どちらかがドタキャンすること。
2018/03/09 BSフジ[プライムニュース]

朝日新聞GLOBE編集部・西村宏治
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>デジタル時代をどう生き抜くか
欧州ではデジタルシングルマーケットと言われているがデジタルデータの流通を、統一ルールを作って活性化させ、それによって経済成長につなげようとしている。
2018/03/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

BUSINESS INSIDER JAPAN統括編集長・浜田敬子
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>デジタル時代をどう生き抜くか
全世界の広告費の3分の2がグーグルとフェイスブックだけで占められている。そこに全部、お金が集約している。日本の企業は今のままでは勝ち目がない。独り勝ちをするということは結果的にデータを占有し、思うがままにこうした企業に使われてしまうというリスクが出てくる。グーグルとフェイスブックだけにデータが集中しすぎないようなルール作りが大事。フェイスブックにはニュースが挟み込まれてくるが、ザッカーバーグのさじ加減ひとつで何の通達もなくアルゴリズムを簡単に変えてしまったりする。
2018/03/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

BUSINESS INSIDER JAPAN統括編集長・浜田敬子
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>デジタル時代をどう生き抜くか
デジタルメディアのスピード感とフラット感は面白い。ニュースが世界どこでもいつでもフラットに読めるという感覚がある。
2018/03/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>デジタル時代をどう生き抜くか
現在はデジタルエコノミーと言われている時代。FAGA+M(フェイスブック、アップル、グーグル、アマゾン、マイクロソフト)がITビッグ5と言われている。日本も、もたもたしているとこれらの企業が日本のGDPに近い時価総額382兆円を持つ巨大な会社となってきている。こうした会社はかってはちっぽけなベンチャー企業に過ぎなかったし、中国にもテンセントとアリババのように時価総額合わせて約106兆円のIT企業が出てきている。日本にはこういう会社が存在しない。
2018/03/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>デジタル時代をどう生き抜くか
デジタルエコノミーの世界は実質的に米中2極。FAGA+Mとテンセントとアリババはデータをグリップすることで、どんどん肥大化してきている。日本の東証1部上場1位はトヨタ自動車で22兆円、2位はNTTドコモで10兆円、3位は日本電信電話で10兆円、4位は三菱UFJFG、5位はソフトバンクグループで、これらの株式時価総額を全部合わせても63兆円に過ぎない。FAGA+Mはデータを支配するものがすべてを支配するということでデータを握ることで大きく力をつけてきた。第4次産業革命はITにFT(金融工学)が金をつける形でどんどん肥大化してきている。
2018/03/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

拓殖大学特任教授・武貞秀士
急転直下!米朝首脳会談へ・北朝鮮非核化の現実味
米国との間で北朝鮮がどんな合意を作ってもどんな圧力を加えてもプーチン大統領が言ったように北朝鮮は“草を食ってでも核兵器を開発し続ける人たち”であり、統一のための核なので合意の文章のテクニックで核を放棄しますと言うはずはない。
2018/03/09 BSフジ[プライムニュース]

BUSINESS INSIDER JAPAN統括編集長・浜田敬子
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>デジタルプライバシー最前線・欧州の法規制
日本には、社会としてどういうものにだったら情報を使ってもいいよというコンセンサスを決める議論がない。ビッグデータを活かしてどう社会課題を解決していくかという議論が遅れている。
2018/03/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

BUSINESS INSIDER JAPAN統括編集長・浜田敬子
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>ハッカーがみるデジタルプライバシー
今、危惧しているのは、ニュースがかなりパーソナライズ化されていること。例えばスマートニュースとか、ヤフーニュースとかはものすごくパーソナライズ化が進み人の関心によって、出てくるニュースが異なる。そうなると米国で起きているような分断が日本でも起きてくる可能性がある。自分が好きなニュースしか見ない人がどんどん増えてくる。効率よく情報を得ることは一方で、嫌いなものは見ないことにつながり人のサイロ化が進んでしまうのではないか。
2018/03/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
急転直下!首脳会談へ・米朝の狙いを緊急検証
ブッシュ大統領の1期目は北朝鮮に厳しく対応したが、2期目は北朝鮮に相当大幅な譲歩をした。米国の態度が一貫していないため北朝鮮はそこを利用して核開発をしてきた。その辺のリアリティを日本の専門家は分かっている。米国の政策が連続しないのは問題。
2018/03/09 BSフジ[プライムニュース]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
急転直下!米朝首脳会談へ・米朝の狙いを緊急検証
トランプ大統領は外交を真面目に考えていない。11月に中間選挙があり、共和党が負けて下院で過半数を民主党が取るとロシアゲートで弾劾される可能性がある。トランプ大統領は今のまずい状況を抜け出し早く良いイメージを作り出したかった。鉄鋼とアルミニウムに関税をかけたのも選挙対策。
2018/03/09 BSフジ[プライムニュース]

龍谷大学社会学部・李相哲教授
笑顔満開・金正恩態度一変の思惑
北朝鮮が言っている非核化というのは、米国が核を全部なくせば私たちもなくすという意味で、米軍が飛行機にも核を搭載している可能性があるし、潜水艦もある。そういうのを全部なくした上で初めて自分たちもなくすという話。
2018/03/07 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

ジャーナリスト・辺真一
急転直下・南北首脳会談・来月末開催で合意・“突然の歩み寄り”なぜ?ウラ側解説
北朝鮮は核開発をやめる気はない。これは北朝鮮のとっておきのカードであり、もろもろの見返りを手にして初めてIAEAの核査察に応じるだろう。それまでは粛々と核・ミサイル開発を続けていく。現に北朝鮮のナンバー3がこれからも核・抑止力として戦力を増強していくと豪語している。
2018/03/07 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

早稲田大学教授・中林美恵子
急転直下・南北首脳会談・来月末開催で合意・“突然の歩み寄り”なぜ?ウラ側解説
米国では専門家であればあるほど今回の北朝鮮の動きには懐疑的だが、残っているのが軍事オプションだけなので、外交的な努力で打開していかざるをえない。
2018/03/07 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

早稲田大学教授・中林美恵子
急転直下・南北首脳会談・来月末開催で合意・“突然の歩み寄り”なぜ?ウラ側解説
家族総出で手を振る姿を韓国国民も見ている。たとえ嘘かもしれないとわかっていても、うれしい気持ちには当然なる。その韓国が米国の大事な同盟国であり、翻って米国がどうしていくかが一番の肝になってきていて、これから米国が難しい立場に追い込まれる可能性がある。
2018/03/07 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

大阪市立大学大学院教授・朴一
電撃合意・“対話姿勢”のウラには…?核開発めぐり裏切りの過去
北朝鮮は南北融和を演出することで、融和に対して理解する国を増やし、経済制裁の解除を狙っている。米国としては最終的に北朝鮮が核・ミサイルをやめなければ圧力は続けると言っている。その条件をどれだけトランプが下げるのかというところが焦点。
2018/03/07 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]

政治アナリスト・伊藤惇夫
森友文書疑惑「ゼロ回答」に野党反発
もしこれが事実だとすれば、今後の展開次第では財務省の信頼は完全に崩壊する。組織そのものを全面的に見直さないといけなくなる。場合によっては佐川氏の更迭ということも可能性としては考えられる。去年と同じように支持率が下がり、安倍政権の先行きに影響が出てくる。
2018/03/06 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

政治アナリスト・伊藤惇夫
森友文書疑惑「ゼロ回答」に野党反発
財務省がこの書類を誠心誠意探しているようにはとても見えない。もし捜査に協力するのなら積極的に調査をして、その結果を大阪地検に出せばよい。近畿財務局が勝手にやって近畿財理局だけがもっていたのか、本局までその資料が届いていたのかという問題もある。複数残っている可能性もある。前提としての朝日新聞のスクープ記事を、よく読んでみると、書き換え前の文章を入手したとは書いていない。確認をしたと記載されている。ならば目視したのか、コピーが手元にあるのか、画像を取ってあるのかがどうなのかによっても今後の展開は大きく変わってくる。ただ、政権側の対応を見ていると一切朝日の報道の否定をしておらず、それも不思議。
2018/03/06 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

神子田章博解説委員
米国輸入制限措置で自由貿易の危機
中国が自ら貿易不均衡改善策を出せばトランプ大統領の強硬姿勢が軟化するかもと期待する声も出ている。日本としてもトランプ大統領に自制を求めていくことが必要で、今週にはTPP11に各国が署名することになっている。トランプ大統領は今年1月にはTPPへの参加に興味を示すかのような発言も行っている。日本には米国を保護主義から引き戻す役割が求められる。
2018/03/06 NHK総合[時論公論]

神子田章博解説委員
米国輸入制限措置で自由貿易の危機
EUは実際に措置が発動された場合、米国から輸入される高級オートバイやジーンズ、バーボンなどを対象に幅広い報復関税を検討する考えを示した。これに対しトランプ大統領はツイッターで「米国に輸入される自動車に税を課すだけだ」と述べ、貿易戦争も辞さない姿勢を示している。こうした報復合戦は自由貿易を危機にさらすことになりかねない。ニューヨーク株式市場で先週後半に平均株価が急落した背景には、報復合戦が貿易戦争になり景気が悪化するとの投資家の懸念があった。
2018/03/05 NHK総合[時論公論]

神子田章博解説委員
米国輸入制限措置で自由貿易の危機
トランプ大統領の一連の発言を受け円高が進んでいる。米国は日本に対しても巨額な貿易赤字を抱えており、米国政府は今後、対米輸出が有利となる円安を許さない姿勢を強めてくるのではないかとの思惑も広がっている。日本経済が打撃を受けることも懸念される。
2018/03/05 NHK総合[時論公論]

毎日新聞科学環境部長・元村有希子
<Nトク!>森友文書書き換えの疑惑
森友ゲートのような感じで政権が揺るぎかねない。朝日新聞は首相から名指しで批判されたりしているので、ある意味、首相と戦争状態にある。よほどの根拠がなければああいう記事はかけないはず。2の矢、3の矢があるのか。
2018/03/05 TBSテレビ[Nスタ]

国際ジャーナリスト・春名幹男
米国・トランプ大統領「貿易戦争」・北朝鮮の反応は!?
この問題トランプ大統領は国内ばかり見つめている。議論の中で優位に立てるのはたぶん中国。実は中国は鉄鋼もアルミもそれほど米国に輸出していない。輸出の第一位はいずれもカナダ。カナダは米国と安全保障を一致してやっている。北米防空司令部というのは米国とカナダが相互運用している。それなのに安全保障条項に基づいて関税を上げるのは無意味なことで逆効果。
2018/03/05 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

コリアレポート・辺真一編集長
“離職雪崩”米国・トランプ政権・北朝鮮担当・辞任の影響
辞任したジョセフユン北朝鮮担当特別代表、駐韓大使の内定を取り消しされたビクターチャのいずれもが鼻血作戦に反対していた。鼻血作戦はトランプ大統領が次の段階として考えている先制攻撃であり、この2人の首を飛ばしたことは対話よりも軍事アクションの方に重きを置いている証。文大統領がなんとか対話で事を収めようとしているが、トランプ大統領は軍事アクションの方に向かっている。
2018/03/05 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

国際ジャーナリスト・春名幹男
“離職雪崩”米国・トランプ政権・北朝鮮担当・辞任の影響
ホープヒックス広報部長はロシア疑惑の問題で下院の情報特別委員会に呼ばれて9時間も証言をさせられた。特別検察官の事情聴取も受けている。それを受けた後に理由も明らかにせず突然辞職した。トランプ大統領にとっても相当苦しい現状にある。
2018/03/05 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・後藤謙次
「攻撃対象に…」懸念も…対北朝鮮“最新兵器”
昨年11月にトランプ大統領が来日し、安倍総理との日米首脳会談後の記者会見で、「日本に武器を買ってもらいたい」と発言した。政権幹部によると日本には特に買いたいものはなく、日本のショッピングリストの中に最初イージスアショアは入ってなかった。あれこれ考えていく中で、もしあるとすればこれだろうということでイージスアショアが決まった。積極的に導入を決めたわけではない。導入は5年先で北朝鮮情勢がどこまで動いているかもわからない。
2018/03/04 テレビ朝日[サンデーステーション]

コンサルタント・宇佐美典也
<時事論考>未来の日本を支えるのは・・・政治主導か官僚主導か
かつては大臣がころころ変わるので官僚主導にならざるを得なかった。政治主導は国会がちゃんと機能している状態。現在は政治主導でも官僚主導でもなくいい状態ではない。官僚はずっと変わらず勤め続けるので政治と距離が近づかない方がいいというのが原則。
2018/03/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

元厚生労働相・舛添要一
<時事論考>未来の日本を支えるのは・・・政治主導か官僚主導か
官僚は政治家が代わっても“これだけは守る”というのがあるはずだがグラグラしている。政治家は“ここは政治で決定する”というところが見えない。世の中に首相官邸しかないような雰囲気。内閣を守るためにも首相に“違う”と言える自由な雰囲気でないといけない。自民党が政府をチェックする力も弱まっている。安倍政権が長期に続いていることのマイナスな側面かもしれない。
2018/03/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

国際政治学者・舛添要一
<徹底解説・ニュースの焦点>“働き方改革関連法案”は誰のための改革!?
官邸、総理大臣がなんとしてでも裁量労働制を通したいと言っている。厚生労働大臣がちょっと待てとストップをかけられない状況で忖度行政が過ぎている。
2018/03/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

東京大学大学院教授・西崎文子
娘壻・クシュナー上級顧問・機密を閲覧禁止に
一番怖いのはトランプ大統領はプーチンは自分のことを好きだから支援してくれていると思っているが、実際にはプーチンはそんなにナイーブではない。トランプ大統領の弱みを握って米国をコントロールしようとしていることがだんだんと見えてきている。
2018/03/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

外交評論家・岡本行夫
中国・国家主席・任期制限を撤廃へ
習近平主席は5年前の党大会で選出された時、中華民族の大復興という言葉を9回ぐらい使った。去年の党大会ではこの言葉を13回も使っている。大復興とは中国が最も強かった秦の前期あたりを想定している。あの頃は樺太も沿海州も全部中国のものだった。それから長い任期中に必ず台湾を取り戻すことを基本に拡大戦略を続けていくことも予想される。今後はプーチン大統領も含めて独裁者の時代になっていくだろう。
2018/03/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ジャーナリスト・元共同通信ソウル特派員・青木理
予算案可決後・安倍総理の決断“裁量労働制”切り離し
朝日新聞のスクープが事実とすれば、憲法で定められている会計検査院の検査も十分にできないような状況だったということになる。国権の最高機関である国会に偽造文書を出したということにもなり、二重の意味で非常に重大な違憲行為。佐川理財局長の喚問はもちろん、下手をすると財務大臣の辞任という話にもなりかねない。捜査を理由にしているが、検察の捜査と国会の議論のどちらが大事かといえば、国会の方が大事なのはわかり切ったこと。なぜそこまで隠し、ごまかすのか?まだまだ闇があり、このままではとても終わらない。
2018/03/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

姜尚中
どうなる?米韓合同軍事演習“不透明”米朝対話への道筋
文政権は米国の先制攻撃を一番恐れている。それがこの政権の最大のプライオリティになっている。例え米韓合同軍事演習をやったとしても、南北首脳会談は行われるのではないか。韓国側にしてみれば南北首脳会談をやっているからという理由で米国の先制攻撃を防ぎたいと考えている。この先、米韓関係がかなり緊張する事態もあり得る。
2018/03/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

外交評論家・岡本行夫
どうなる?米韓合同軍事演習“不透明”米朝対話への道筋
米国の人事は日本にも大きな政治的影響を与える。今、一番問題になっているのがマクマスター大統領安全保障担当補佐官の人事。彼は大変評判がよい人間だが、仮にマクマスター氏が辞任するようなことがあれば、今までで一番大きな影響が政権に出る。トランプ政権がバランスを保てているのはマティス国防長官、マクマスター大統領安全保障担当補佐官の功績によるところが大きい。マクマスター氏の後任には対北朝鮮強硬派のジョンボルトン前国連大使の名前も浮上しているが、そうなった場合には政権のバランスがかなり変わってくる。
2018/03/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ジャーナリスト・春名幹男
<ニュースの疑問>北朝鮮問題・どう動く?米国
金与正の会談についてはペンス副大統領に同席する人(首席補佐官のエアーズにインテリジェンスコミュニティの人間、国家安全保障会議の人)まで決まっていた。非常に注目すべきことにこの中に国務省が入っていなかった。国務省をのけ者にしている。
2018/03/03 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

ジャーナリスト・歳川隆雄
<ニュースの疑問>北朝鮮問題・どう動く?米国
ポンペオCIA長官はティラーソン国務長官の後任にかなり野心を持っている。
2018/03/03 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

磯崎敦仁
<ニュースの疑問>北朝鮮問題・どう動く?米国
昨年11月に米国に届くような飛距離のICBMが完成したという政府声明を出したことがポイント。抑止力を持ったという自信をもって次のステップとして経済建設に踏み出したということ。制裁が効いているかどうかは解釈の仕方で異なる。
2018/03/03 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

キヤノングローバル戦略研究所・宮家邦彦
コソボ独立から10年・復興の鍵はニッポン
冷戦後、元社会主義の多民族国家は民族問題に苦しみ、その一部で混乱が起き、外国が人道的問題という口実で軍事介入をしてきて分離独立させたという経緯が、ロシアや中国にとってコソボは明日は我が身という感じになっている。
2018/03/03 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

岩田公雄
北朝鮮に新たな疑惑・シリアにミサイル部品輸出?
有事には朝鮮半島からの難民も考えないといけない。米軍も図上演習の中で米兵1万人の命が失われる可能性があるとしているので米軍も簡単には踏み切れないだろう。
2018/03/03 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

キヤノングローバル戦略研究所・宮家邦彦
北朝鮮に新たな疑惑・シリアにミサイル部品輸出?
今までは、北朝鮮問題は太平洋の話だった。今は核弾頭を積んだICBMが直接ニューヨークやワシントンを狙うかもしれない。米国にとっては東アジアの問題ではなく、国土安全保障・ホームランドセキュリティの問題になっている。だからこそ米国での関心が高まっている。
2018/03/03 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

前横浜市長・中田宏
北朝鮮に新たな疑惑・シリアにミサイル部品輸出?
朝鮮半島には在留邦人が6万人ぐらいいる。対馬は釜山のヘッドライトが夜になると見えるぐらい近い。そういう意味で対馬が戦略的拠点であることは間違いない。そこにおいて自衛隊はまだまだ脆弱だし、食料なども日本政府が全面的に対応するという形で受け入れるしかない。
2018/03/03 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

キヤノングローバル戦略研究所・宮家邦彦
北朝鮮「米国と対話の用意ある」・米朝対話・実現可能性は?
米国がその気になれば北朝鮮と直接話せる。文大統領には米朝を仲介する力はない。文大統領の前のめりな部分は対話・平和に向かうのではなく、分断に向かっている。米国は韓国を守るためだけに合同演習をやるのではない。在韓米軍を訓練して自分達を守るためにもやっている。合同軍事演習をやらないはずはない。パラリンピック後に米国はこれを必ずやろうとし、それを文大統領は南北対談を口実にとめようとするだろう。
2018/03/03 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

慶応義塾大学・総合政策学部教授・白井さゆり
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>金融業界・生き残りへの道
世界の銀行の利ざやがなかなか取れなくなってきている。その一因は、異次元の金融緩和をして金利が下がりすぎていて、貸出だけでは儲からないくらい厳しいことがある。それに加え、日本の場合は人口減少という事があり、先々預金も減っていくし、住宅ローンもしれている。そのような中ですごくコストを削減しないとやっていけないくらい厳しい。
2018/03/02 BS11[報道ライブ INsideOUT]

中部大学特任教授・細川昌彦
“米中貿易戦争”到来!「米中覚書」の教訓
中国は当時WTOの加盟という外圧を使って国内改革したいという明確なポリシーがあったが、今起こっている習近平の動きは真逆。市場経済と反対の国有企業を強化していこう、党の関与を強めて行こう、技術移転をもっと取ってやろうというのが露骨に出ている。日本が米国、ヨーロッパと一緒になってこのような項目において中国をルールに従わせるための仕掛けづくりを主導していく時期に来ている。
2018/03/02 BSフジ[プライムニュース]

自民党外交部会長・阿達雅志参議院議員
“米中貿易戦争”到来!「米中覚書」の教訓
中国では国有企業が経済の大半を持っていて、中国国有の金融機関がお金を貸し付けている。有利な条件で国有企業はビジネスをやっている。米国はWTOに中国を入れたのは間違いだったと思っている。それに代わる新しい貿易、投資、サービスのルールを作ろうという動きがTPP。WTOでは中国をうまく抑えきれないからハイレベルの厳しいルールを作ろうとした。
2018/03/02 BSフジ[プライムニュース]

慶応義塾大学・総合政策学部教授・白井さゆり
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>金融業界・生き残りへの道
金融商品に興味のなかった若者が興味を持つのは良いことだが、投機と投資は違う。昨年の仮想通貨の人気の急上昇は投機が多かった。投資は自分の収入と将来の設計とその中でどのくらいリスクを取れるかということであり、仮想通貨は大変リスクが高い。相当気を付けていかなくてはいけない。
2018/03/02 BS11[報道ライブ INsideOUT]

自民党外交部会長・阿達雅志参議院議員
“米中貿易戦争”到来!中国が打つ「次の一手」
トランプ大統領の立場で言えば1年前から対中赤字を減らせとずっと言ってきた。それを中国は100日プランでごまかし、トランプ大統領が訪中した際に北朝鮮の話に合わせて経済の話もした。このとき中国は28兆円と出したが、新たに28兆円のものを買うと言ったわけではない。一方で中国は色々なところで我々こそ自由貿易を守るんだという発言もしている。米中間では実質的に軍事ではない経済戦争が起きている。
2018/03/02 BSフジ[プライムニュース]

慶応義塾大学・総合政策学部教授・白井さゆり
陸海空元将官が斬る・進化する中国軍の「正体」
パウエル議長は、今までのやり方を踏襲すると言っている。いろいろな驚くことが起きてきて、市場が不安定になっている。このような時に利上げをするのは非常に難しい。株を重視してしまうとなかなか利上げが出来ない。イエレンは株価が上がりながらそれが出来たが、パウエルはそれが出来ないという意味ではるかに難易度が高い、難しい状況。
2018/03/02 BS11[報道ライブ INsideOUT]

第一生命経済研究所主席エコノミスト・西濱徹
“米中貿易戦争”到来!中国が打つ「次の一手」
中国にとっては顔に泥を塗られたようなタイミング。共産党の会議を途中で切り上げてまで劉鶴は訪米した、その最中でのトランプ大統領発言となり、とんだ面汚し。対中シンパを広げようと思っていたら違うところから殴られた形。中国はどう米国と付き合ったらいいのかまごついている。
2018/03/02 BSフジ[プライムニュース]

中部大学特任教授・細川昌彦
“米中貿易戦争”到来!中国が打つ「次の一手」
中国にはトランプ大統領の本気度を見誤った結果、まずいことになってきたという危機感がある。劉鶴は習近平の特使的な存在で、米国が待っていられないというので大慌てで全人代前にトランプ大統領に会いに行った。中国は恐らく全人代が終わると経済が減速する。
2018/03/02 BSフジ[プライムニュース]

中部大学特任教授・細川昌彦
“米中貿易戦争”到来!秒読み「鉄鋼・アルミ輸入制限」
ライトハイザー通商代表部代表は80年代に日米関係で成果を上げた人で発想は80年代。トランプ大統領も頭の中は80年代。そこでシンクロしている。経済合理性よりも中間選挙という頭がある。米国自身にとっても外交安全保障において中国脅威論が高まっていて安全保障面で極めて中国に対して厳しい、経済においても同じことを考えているというのが背景にある。
2018/03/02 BSフジ[プライムニュース]

自民党外交部会長・阿達雅志参議院議員
“米中貿易戦争”到来!秒読み「鉄鋼・アルミ輸入制限」
ピーターナバロの元々の主張は米国の製造業が工場を中国に移したことで、米国の若者が仕事を失ったというもの。米国の若者の犠牲のもとに中国は軍備を強化し世界に覇権を唱え、今度は下手したら米国の若者が戦争でやられる可能性があり、これを変えなくてはいけないというナバロの考えがトランプ大統領に深い影響を与えている。
2018/03/02 BSフジ[プライムニュース]

自民党外交部会長・阿達雅志
米国発“新貿易摩擦”到来か?トランプ「通商政策」の余波
発動するには201条の方が難しい。国内産業が実際に被害を受けているという立証がいる。232条は安全保障を守るためなので、国内産業への影響の議論をせずにできる。
2018/03/02 BSフジ[プライムニュース]

中部大学特任教授・細川昌彦
米国発“新貿易摩擦”到来か?トランプ「通商政策」の余波
鉄鋼産業の供給力が国内で壊滅的打撃を受ければ、それを使った戦闘機や武器を作るにあたっての供給力がなくなり、国家の安全保障に軍事力に支障が出てくるおそれがあるという論理で今回の措置に踏み切った。
2018/03/02 BSフジ[プライムニュース]

政治ジャーナリスト・後藤謙次
「裁量労働制」削除に財界は失望感・次の焦点は「高プロ」に
4本の柱(残業の規制、同一労働同一賃金、高度プロフェッショナル、裁量労働制)のうち、1番太い1本の柱を失ってしまった。もう1本失うと政権そのものが揺らぎかねない。秋の総裁選にも大きく影響してくるので、総理は何が何でもこれを成立させようとするだろうが、いつ提出するかを含めて非常に難しい判断を迫られる。この法案は週に40時間、週に1回休みを取らなければならない完全な労働時間規制で、労働基準法の除外になってしまう。そこから先どうなるのかということまできちっと議論する必要がある。
2018/03/01 テレビ朝日[報道ステーション]

元中部方面総監・元陸将・山下裕貴
陸海空元将官が斬る・進化する中国軍の「正体」
第二次大戦後に設立されて以来、人民解放軍の戦略は毛沢東の人民戦争理論がずっと踏襲されてきた。これは中国の奥深くに敵を引っ張り、後方戦力を叩き、ゲリラ戦も併用しながらやっつけていくというものだった。中国が経済的にも発展してきて、経済的に発展してきてインフラもある中で国境から中に敵を入れるのか、そういう戦争でいいのかという話になった。これからは中国は資源を外国から輸入や貿易をしなくてはいけないということでこの理論も変わってきた。経済力を確保するためにどうやって軍隊を改編するのかという中で、今までの人民解放軍ではなく積極防御、何かあれば先に手を出すという体制に変わってきた。
2018/03/01 BSフジ[プライムニュース]

元海上幕僚長・元海将・杉本正彦
陸海空元将官が斬る・中国製ステルス戦闘機の実力は
中国が南シナ海のフェアリークロス環礁、スービー島などの人工島に展開して南シナ海の制空権をとると、米海軍もなかなか入ってこれなくなる。
2018/03/01 BSフジ[プライムニュース]

元航空支援集団司令官・元空将・織田邦男
陸海空元将官が斬る・進化する中国軍の「正体」
中国初のステルス戦闘機をあなどってはいけない。仮に高いステルス性能を持つとしたら航空自衛隊は大変な対応を迫られる。バランスが変わる。
2018/03/01 BSフジ[プライムニュース]

コリアレポート編集長・辺真一
注目・米国「朝鮮半島の専門家」が分析・今後の米朝関係
ジョセフユンの辞任やビクターチャ韓国駐在米国大使の就任内定取り消しは、北朝鮮が非核化に応じず、今米国がかけている最強の制裁が効かなければ次の段階、軍事力行使を辞さないということがトランプ大統領の頭の中にあるということを表している。北朝鮮が対話を求めてきたということは、制裁圧力が効いていて、相当弱ってきていると米国はみている。あと一歩制裁圧力をかければ北朝鮮は必ず音を上げると踏んでいるので北朝鮮との交渉はそう簡単にいかないだろう。米国はまず入り口の段階で非核化させるという戦術を立てている。対話、交渉による問題解決は容易ではない。
2018/02/28 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
“国家主席の任期を撤廃へ”習近平の狙いとは!?
2年前から習近平政権の第二期目に入ると5年以内に必ず憲法改正をやると見てきたが、まさにその時がやって来たかという感じ。むしろタイミングが案外早かった。中国共産党幹部の人たちが利益集団になって腐敗が蔓延し、一党支配体制を維持することが困難になってきたことが背景にある。これまでの中国共産党内部では党内民主というのが機能していて、それで集団指導体制をやってきたが、これからは習近平一強でやろうとしている。革命第一世代の子供であり赤い血を引き継ぐ習近平としてはなんとか一党支配体制を強化したいと考えている。それによって人民の希望はなくなるし、崩壊を逆に早める可能性もある。
2018/02/27 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

コリアレポート・辺真一編集長
北の代表団「米国と対話十分な用意がある」真意は!?
金英哲党副委員長は対話の準備ができていると言っている。北朝鮮が譲歩をみせる最初のカードは米国が今非常に懸念している核実験、ミサイル開発実験の凍結・フリーズを北朝鮮が約束する可能性もある。ただ、見返りとして米韓合同軍事演習の中止を要求するかもしれない。交換条件を求めず一方的に、独自にフリーズ・凍結に踏み切るのか、それとも米韓合同軍事演習の中止を求めてくるのかは米国としては確認したいところ。
2018/02/26 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
北の代表団「米国と対話十分な用意がある」真意は!?
南北の実務者協議が行われるが、実際に米韓合同軍事演習をやるにしてもその規模が小規模なものになるのかどうか。それを踏まえた上での米朝交渉が始まるかどうかが注目。
2018/02/26 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

元外交官・孫崎享
「竹島の日」に6年連続政務官派遣・その狙いは?
国際司法裁判所への提訴は今後も続けていくべき。領土問題がこじれた理由は、米国の日本に対する発言と韓国に対する発言が違うため。日米韓の責任者が集まり、この問題について話し合うべき。
2018/02/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
竹島問題・日韓領有権主張の根拠とは?
日本の外務省の姿勢、政府の姿勢が明らかにこれ(竹島)に関して明確に米国や国連に対して言ったことは私は聞いたことがない。
2018/02/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

元外交官・孫崎享
竹島問題・日韓領有権主張の根拠とは?
米国はいくつか態度を変えている。サンフランシスコ平和条約の時は韓国に対して竹島は日本のものだと言っている。ところが1988年、ブッシュ大統領の時に大統領の指示で竹島は韓国領だと米国政府は決めた。今日も米国の地名委員会はこの島を韓国領だと記載している。
2018/02/25 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
北朝鮮「ほほ笑み外交」と日米韓の協調
過去20年間裏切られてきた。今度話すときは核開発をやめるという条件がないと話しても無駄だと決めている。だからといって話さないわけではないと、ペンス副大統領はダメ押ししている。
2018/02/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
北朝鮮「ほほ笑み外交」と日米韓の協調
文政権が米国に対し米韓軍事演習の中止をもうしばらく延期しようとか、制裁をもう少し緩和しようとか米国に言う可能性もある。韓国が弱いので一番の狙い目になっている。
2018/02/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
北朝鮮「ほほ笑み外交」と日米韓の協調
米韓同盟は文大統領にとってもきわめて重大な政策なので、これを緩めるようなことは怖くてできないはず。韓国国内でも融和的政策に対するデモとかも起きている。そこはバランスを取らざるを得ない。米国はペンス副大統領が、訪韓前に対話の可能性があれば、交渉はしないが話をしてもいいと言っていた。これは全部拒否していたら話が進まないから。北朝鮮が核を放棄したその先に対話があるのだと一生懸命に言ってきた。
2018/02/25 BS朝日[激論!クロスファイア]

ジャーナリスト・青木理
北朝鮮の核保有に対抗せよ!?米国発「ニッポン核武装論」
NPT体制はたしかに不平等な話だが、5か国も核削減に向けた努力をしなさいとうたっている。核の傘に守られていると言いながら日本が核武装なんてことを言った瞬間に国民を説得するのが難しいのはもちろんだが、国際的に孤立する。
2018/02/25 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

自民党元副総裁・山崎拓
北朝鮮の核保有に対抗せよ!?米国発「ニッポン核武装論」
目標を失ったら今の外交、安保路線が成り立たない。日米同盟で韓国も一緒に、中国、ロシアも賛成している。6か国協議で北朝鮮は核放棄を約束した共同声明を採択。朝鮮半島非核化の理想を捨てるべきではない。
2018/02/25 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

国際政治学者・藤井厳喜
北朝鮮の核保有に対抗せよ!?米国発「ニッポン核武装論」
北朝鮮の核保有はもう防ぐことはできない。核爆発装置を持っていることは間違いない。ただ長距離を飛ばすミサイルの上に1トン以下の核にして搭載して長距離を飛ばす能力があるのかどうかは疑問。アジアでもインドネシアやベトナムが中国の脅威を受けているが、米国に頼りたくない国々がある。日本が核武装すればアジアの他の国に対して核の傘を提供することができる。自由アジア共同の核も台湾も含めて積極的に考えたらいい。
2018/02/25 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

国際政治学者・藤井厳喜
どーなる五輪後の朝鮮半島・南北融和ムードの影響が日本に?
北朝鮮が主導権を取った統一になる。1番のワイルドカードは文在寅大統領で、この人は反米反日で北朝鮮のナショナリズムが朝鮮民族の正しいなナショナリズムだとの信念を持っている。彼の本音は北朝鮮を非常に尊敬している人間。
2018/02/25 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

日本大学准教授・金惠京
どーなる五輪後の朝鮮半島・南北融和ムードの影響が日本に?
金大中大統領が統一に向けて3つの統一論を発表した。一段階目は統一連合、EUのような国家連合を作ること。次が統一連邦。憲法や大統領、議会を統一する形。最後は完全統一。文在寅大統領が進めているのはこの中の第一段階。
2018/02/25 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

拓殖大学・富坂聰教授(VTR)
どーなる五輪後の朝鮮半島・日本に降りかかる重大な懸念
万が一南北が統一となった場合、反日核武装国家が生まれてきてもおかしくない。北朝鮮が簡単に核兵器を手放すとは考えにくい。いろいろなところを攻撃できる体制を持つことは安全保障的なニーズとしては当たり前。韓国の最先端技術と北朝鮮の労働力、自然環境が合わされば、経済力で日本に肉薄する国となる。統一にはコストが大きくかかるため、統一直後には韓国が経済的にかなり傷むことが予想される。すると対外的に非常に厳しい言動を日本に向けてくる可能性がある。
2018/02/25 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

寺島実郎
シリア・クルド支配地域へ・トルコと衝突の恐れ
忘れられた民族というのがクルド族。シリアの中だけではなく、イラクにもイランにもトルコにもいてその数は1500万人とか2000万人いるとも言われている。昨年IS掃討作戦に一定の協力をして貢献したのがクルド人だった。やがては独立することを希望し、作戦に協力していたが、その問題が片付くと敵の敵は味方とばかりにゲームが次の複雑さに転換していて中東情勢がますます液状化している。
2018/02/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

BS-TBSキャスター・松原耕二
トランプ大統領“発言”の波紋・銃規制に抵抗する全米ライフル協会
全米ライフル協会は、単に政治家にお金を献金しているだけではない。例えばユダヤロビイに睨まれたら、その政治家は落選キャンペーンを張られたり、対抗する候補者に巨額のお金を援助されたりして追い落とされてしまう。全米ライフル協会もそれと同様に政治家をランク付けし、意に沿わない候補者は落とされる。変なことを言って全米ライフル協会に睨まれれば、落とされるので議員にとってはそれがものすごい恐怖。今年は中間選挙があるのでどれだけの議員が銃規制に動くのかは疑問が残る。
2018/02/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
トランプ大統領“発言”の波紋・銃規制に抵抗する全米ライフル協会
トランプの世界観はカウボーイメンタリティーであり、西部劇のような感覚を持っていて、教師に銃を持たせて戦わせた方がいいみたいなことを言っている。独立から西部大開拓の流れの中でこういう感覚を持った人もいるというのもまた米国の現実。自分や家族のことは銃で守ることを美学としてきた部分が米国にはある。この流れが根強いが、世界の感覚からいえばトランプの存在そのものが米国を分断する結果となっている。
2018/02/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

BS-TBSキャスター・松原耕二
金英哲が閉会式へ“五輪外交”米朝接触は
米国国務省が人材不足でものすごくお寒い状況である一方で、北朝鮮というのは対米外交のプロで、90年代から過去の歴史やいろんな手口に通じている分厚い官僚たちがいる。おそらく米韓合同軍事演習も織り込み済で彼らが命がけで政策を打ち、いろんな球を投げてくるだろう。その後、挑発行為があるのかといえば、それは疑問。もしかしたら一方でいくつかの提案をしてくる可能性もある。核を捨てる気がない北朝鮮の平和外交に対しどう向き合うべきかが日本に突き付けられている。
2018/02/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
金英哲が閉会式へ“五輪外交”米朝接触は
注目点は米中協議で、水面下でひたひたと協議が進んでいる。日米からのプレッシャーが韓国の方にいって中国が沈黙しているが、習近平第二期政権は必ず東アジアで強権的に動いてくるということを視界に入れれば、主体的に中国が朝鮮半島を制御してくる。したがって中国がどのようにこの局面を動かしてくるのかを注目していくべきで、日本としては朝鮮半島の非核化ということに対する問題意識をしっかりと持っておき、トランプに100%日本国民の運命を預託して進むことがあってはならない。
2018/02/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
金英哲が閉会式へ“五輪外交”米朝接触は
焦点は韓国・文政権にカードが置かれていて、北朝鮮としては協力してやったのだからという落とし前をとりにきているような段階にある。核という問題を封印したままで北朝鮮に対して韓国が、人道支援だとかに動き始めた場合には、南北融和が進み実態的には核を持つ朝鮮半島になり、日本としては願い下げのようなシナリオになる。
2018/02/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]

自民党・参議院議員・松川るい
閉幕後は緊張化?米朝関係の行方は?
金英哲朝鮮労働党副委員長は情報機関のトップでもあり、今後の米朝や南北関係などでいろんなところでカギになりうる人間。北朝鮮はそのあたりを考えている。米国は北朝鮮が核放棄すべきという姿勢は変えていないが、軍事オプションをとることが唯一のオプションではなく、核を放棄させながら対話するというフェーズに最終的には必ず入る。その時に水面下で核問題をうまく処理できる行政府のポストとして情報機関というのはひとつの候補として考えられる。金英哲朝鮮労働党副委員長は水まさにその系統の人間。
2018/02/24 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

共同通信社・元平壌支局長・磐村和哉
五輪後に加速か・南北会談実現の時期は?
日本は今まで米国に足並みをそろえて圧力と言ってきたが、米国が対話に向けて動き出したともいえ、まさにハシゴをはずされかねないような警戒感が日本側にはある。日本は拉致問題で北朝鮮と交渉しないといけないので、今までの水面下の交渉ルートを生かして独自に動く必要がある。
2018/02/24 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]

流通経済大学教授・龍崎孝
“五輪外交”の行方・米朝会談の可能性を読み解く
米朝会談がドタキャンになったという方にばかり話がいくが、米朝会談をやろうとしたところに非常に大きな意味がある。ある意味、対話のハイレベルな枠組みが突如、浮上して、それがいったんは成立しかかった。これは明らかに米国の対応が変化しつつあるということの何よりの証拠。
2018/02/24 TBSテレビ[上田晋也のサタデージャーナル]

解説委員・増田剛
イージスアショア・山積する課題
イージスアショアの設置費用や運用開始時期はなお不透明。防衛省は1基当たりの設置費用を1000億円程度と説明しているが、施設の設計や搭載するレーダーの選定はこれから。性能を重視して最新鋭のレーダーを選ぶことをしていれば、今から5年後とされるイージスアショアの運用開始がさらに遅れかねない。
2018/02/24 NHK総合[時論公論]

解説委員・増田剛
イージスアショア・山積する課題
政府はイージスアショア導入を決定した当初、北朝鮮の弾道ミサイルへの備えだと強調していたものの、巡航ミサイルの備えにするとは言及していなかった。イージスアショアの用途を巡航ミサイル迎撃にまで拡大することは中国やロシアを刺激する可能性も否定できない。ロシア・ラブロフ外相は、日本のイージスアショア導入に強い警戒感を示した。イージスアショアの用途を拡大し、新たな装備の導入まで検討しているのであれば、国会審議などを通じて国民に十分説明する必要がある。
2018/02/24 NHK総合[時論公論]

解説委員・増田剛
イージスアショア・山積する課題
イージスアショアが配備されれば日本のミサイル防衛が万全になるという訳ではない。北朝鮮はここ数年、ミサイル発射の探知や迎撃が困難になる技術を向上させようとしている。仮に北朝鮮が日本に向けてたくさんのミサイルを同時に発射した場合、イージスアショアの配備が完了していても全てを打ち落とすのは難しい。米国ハワイで行われたSM3ブロック2Aの迎撃実験は失敗。実験は今回が3回目で、去年2月は成功したが、6月は失敗、今回も失敗。このミサイルは日本がイージスアショアに搭載する予定。イージスアショアを含めミサイル防衛システムは、必ずしも完璧なものではないという事実は知っておく必要がある。
2018/02/24 NHK総合[時論公論]

みずほ総研チーフエコノミスト・高田創
ここに注目!来週の経済「米国FRB新議長が議会証言」
市場はパウエル議長がどういう人なのかということを気にしている。今月、株がすごく下がったのも新議長がどういう人なのかに対する疑心暗鬼みたいな部分もあった。新しい議長はどうしてもややタカ派的とみられていてその辺をどうなのかを(議会証言では)掴みたい。
2018/02/23 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

富士通総研・主席研究員・柯隆
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>平昌五輪後のロシアと中国
経済はある程度成長する。軍事力はそこそこ強いが、これからの戦争は銃を持ってお互いに撃つことはほとんどない時代といえる。復興の重要なファクターは文化だが、今の中国にはその文化力がない。
2018/02/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>平昌五輪後のロシアと中国
社会主義崩壊後のロシアを束ねる理念として、ロシア正教というものが重要視されるようになってきた。民族と宗教というそれぞれのキーワードが中ロという2つの超大国に甦ってきている。
2018/02/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>平昌五輪後のロシアと中国
ある種の大きな国家であり多民族を抱え込んだ国家が、統合していく時の理念が非常に重要になってくる。例えば習近平政権が言い出した一帯一路、AIIB型の構想にしろ、中国が大きく世界のガバナンスをにらんだような構想に動いてきている。その時に登場してきている言葉の中に「中華民族の歴史的復興」というのがあるが、この言葉の中にいろんな民族を束ねながらユーラシアに大きく影響を拡大していく中国が見えてきている。
2018/02/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

法政大学・法学部教授・下斗米伸夫
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>平昌五輪と南北朝鮮問題
今の世界の安全保障は米中露で担われており、ロシアがかなりキーファクター。その鍵が核の不拡散。その問題がこれから出てくるだろう。プーチンロシアにとって必要なのは、もう少し安定した米ロ関係を含む国際関係。本来ロシアがやりたいところに入っていけていないことがジレンマになっている。
2018/02/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

富士通総研・主任研究員・柯隆
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国・ロシアと北朝鮮
ロシア経由で難民が吉林省に入ってくる可能性があるので、中国はまず壁を作った。たくさん難民キャンプを用意して難民が内陸へ行けないようにした。もともと中国人と朝鮮半島の人の相性はあまり良くない。
2018/02/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国・ロシアと北朝鮮
朝鮮半島の問題を考える時に、ロシアと北朝鮮が陸続きというところが1つの焦点になっている。中国の吉林省に軍事衝突が起こることに備えて難民キャンプを中国は作りつつあるという報道が見え隠れしている。
2018/02/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

富士通総研・主任研究員・柯隆
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>平昌五輪と南北朝鮮問題
南北融和劇をもっとも喜んでいるのは中国。しばらくは日米のプレッシャーが中国には来ないとみている。北朝鮮が図らずも中国の意図せぬところで韓国を口説いてくれたので、突破口が南の方に出来た。そのため中国としては万々歳。
2018/02/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

法政大学・法学部教授・下斗米伸夫
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>平昌五輪と南北朝鮮問題
ロシアは、米国との関係を大分見直している節がある。3月18日が大統領選挙だが、そのプログラムがまだできていない。ロシアはこれから世界はロシア・米国・中国の3極になっていくと認識しているが、経済的には米国・中国にまったく及ばないと考えている。今、プーチンロシアがやろうとしているのは、次の東アジアを含めた環境の中で、経済、国内をどうやって立て直していくかということ。3月以降、国際政治の仕組みが変わってくるのではないか。
2018/02/23 BS11[報道ライブ INsideOUT]

石川一洋解説委員
ロシア大統領選挙・プーチン大統領の迷い
プーチン大統領の年次教書演説がまだ行われていないという異例の事態となっている。前回、プーチンは、愛国主義を中核とする内政や、外交の選挙綱領とも言える7つの論文を発表し、選挙を乗り切ったが、今回はロシアをどこに導きたいのか、明確に示していない。プーチンの力の源泉は国民の圧倒的支持であり、政治や経済の状況が悪くても国民のプーチン支持は変わらないという状況になっている。年次教書演説は、大統領府・ワイノ長官、キリエンコ副長官、ペスコフ報道官などごく少数の側近が中心となって準備を進め、クドリン元財務相が大きな役割を果たしている。プーチンは、経済を成長させるためには改革が必要だと思っているが、何をどの程度変えるべきか、そこに迷いがある。
2018/02/23 NHK総合[時論公論]

みずほ総研チーフエコノミスト・高田創
解説・世界でくすぶるリスクの火種・経済への影響
(鼻血作戦が行われた場合)人やモノの流れが止まってしまう可能性もあるため東アジア、特に日本も含めた東アジアの実体経済に影響が出る恐れがある。今年は北朝鮮以外にも今年は地政学的なリスクが世界中にあり、不安定で、何が起こってもおかしくない。サウジアラビア、イラク、イランなどの中東も非常に不安定。この地域は原油が出る地域でもあるので、原油価格に影響を及ぼす可能性もある。今年は大統領選挙が多い年でもあり、メキシコ大統領選挙が7月にあるが、メキシコに反米政権が誕生する可能性もある。
2018/02/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

松井証券・窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト
五輪後に北朝鮮リスクが再び!?“防衛関連の株”が上昇のワケ
ふたたび地政学的リスクが高まる事を想定した個人投資家がいて、昨年9月に盛り上がったような防衛関連株が動いている。
2018/02/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

軍事評論家・潮匡人
盛り上がる平昌五輪閉幕後・北朝鮮への“鼻血作戦”!?
北朝鮮はブラディノーズ作戦を侵略行為だとして、結果的に第二次朝鮮戦争の幕開けという、日本も含めて座視できない展開が十分に予想される。
2018/02/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

軍事評論家・潮匡人
盛り上がる平昌五輪閉幕後・北朝鮮への“鼻血作戦”!?
開幕式にトランプ大統領の娘で顧問でもあるイバンカ氏となんらかの接触を現地で図りたいと北朝鮮は考えている。
2018/02/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

北朝鮮外交官(ジュネーブ軍縮会議)
盛り上がる平昌五輪閉幕後・北朝鮮への“鼻血作戦”!?
米国当局はわれわれの核・ミサイルへの脅威について何度も話し合っている。それはいわゆる鼻血作戦を正当化するためだ。
2018/02/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

大浜平太郎キャスター
北朝鮮・五輪閉会式に高官派遣・先制攻撃「鼻血作戦」の可能性は
平昌パラリンピック後に北朝鮮が再びミサイル発射などの挑発を再開するとの見方が浮上している。その理由の1つとして挙げられているのが4月に始まると見られている米韓合同軍事演習。例年は3月から4月にかけて行われるが、北朝鮮も毎年この演習に合わせて反発を強めている。防衛省によると過去2年間、3月に7回、4月に7回ミサイルを発射している。さらに4月15日は故・金日成主席の誕生日である太陽節で春以降、緊張状態が再び高まる可能性がある。
2018/02/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

自民党IT戦略特命委員長・平井卓也
「第4次産業革命」の衝撃・IT革命と“出遅れた20年”
仮想通貨、シェアリングエコノミー、AIは既存の法律では全くだめ。まずやらせてみる度量がこれからの政治には必要。
2018/02/22 BSフジ[プライムニュース]

元グーグル米国法人副社長兼日本法人社長・村上憲郎
「第4次産業革命」の衝撃・日本が生き抜く“カギ”は
第4次産業革命の特徴は今まで設計をして製造して流通に流していくという一連のプロセスがサプライチェーンだった。今後、消費者の思いをいかにしてそのサプライチェーンの各プロセスの中にうまく入れ込んでいくか。デマンドチェーンと呼んでもいいような柔軟なサプライチェーンに変えられるかどうかが極めて重要なポイントとなる。それを受け止めることができるような産業構造に変っていけるのかがキーポイント。
2018/02/22 BSフジ[プライムニュース]

脳科学者・中野信子
安倍総理が答弁「厚労省の調査データ」が“不適切”
結論にデータを合わせるようなことをしていた。さすがに厚労省のキャリアになられるような人が(こういうことはしてはいけないという)基本を押さえていないとはとても思えない。担当者に対する無言の圧力のような空気があるとしたら心配。もしこういうことを「サイエンス」でやったとしたらその人の論文は次からはまともに読んでもらえなくなる。
2018/02/21 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

政治アナリスト・伊藤惇夫
安倍総理が答弁「厚労省の調査データ」が“不適切”
昔から「数字は嘘をつかない、嘘つきは数字を使う」という諺がある。官庁はデータを独占的に所有できる機関。そのデータに基づいてどういう数字を出すかというのはある程度、官庁の中でコントロールできる問題。かつて人事院勧告・公務員給与問題を調べたときに、人事院勧告の企業実態調査の対象企業が一定規模以上の企業ばかりで、全体の半分より上の企業の平均値をとるというようなことをしていた。そういうことがやれるのが官僚機構。今回のデータが作成された時は裁量労働制拡大の具体的な話はなかった時期。このデータを拾ってきた段階で忖度とは言えないが、厚労省側に法案成立のための配慮が紛れ込んでいた可能性はあるかもしれない。
2018/02/21 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

政治アナリスト・伊藤惇夫
裁量労働制の対象拡大・1年程度の施行延期を検討
法案はまだ国会に提出していないので今からでも修正可能なはずなのに、それをしないということはなんとしてもこの法案は通そうという意図がある。内閣改造のたびに一枚看板を掛け替える安倍政権としてはこの一枚看板を傷付けたくないという思いが非常に強い。野党が非力なので法案の成立は間違いないだろうが、政権におごりが見えていて去年の7月、8月に内閣支持率が急落したことに近い状況が生まれつつある。
2018/02/21 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

国際ジャーナリスト・春名幹男
「北は“存亡に関わる脅威”」米国国家情報長官
米国は最大限の圧力を加えるという路線はそのまま続ける。その時に北朝鮮がどう出てくるか。北朝鮮がICBMの発射実験などを行うと非常に険悪な状況になるが、北朝鮮も制裁で追い詰められているので何らかの形で米国と対話が行われる可能性も全くないと言えない。
2018/02/20 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

国際ジャーナリスト・春名幹男
新展開・ロシア疑惑・ロシア人13人と企業3社を起訴
これは新しいニュースだが、ロシアが選挙資金をNRA(全米ライフル協会)を通じてトランプ陣営に渡していたという疑惑がわきあがってきている。NRAは2016年大統領選挙の際、30億円以上渡している。この中にロシアンマネーが入っているのではないかという疑惑が出てきている。そういうこともありトランプ大統領は相当いらいらしている。
2018/02/20 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・後藤謙次
答弁撤回で調査結果公表・加藤大臣「比較は不適切」
現役の厚労省幹部もうっかりというレベルの話ではないとあきれていた。データそのものが2013年のもので相当古い。しかも労働力調査のように継続的に統計をとりながらやっているわけでなく、2013年以降調査もない。今回このデータをなぜ使ったのか。推量の域は出ないが、裁量労働制拡大については相当批判が強く、長時間労働につながらないデータが欲しいと政治側から求められた可能性が否定できない。今回の働き方改革は安倍政権の目玉だったが、最初から大きく躓いて信頼性が損なわれた。
2018/02/19 テレビ朝日[報道ステーション]

ジャーナリスト・増田ユリヤ
池上×増田生解説・「徴兵制」の波・日本への影響は?
徴兵経験者に話を聞くとどうやって徴兵を回避するかということを考えて、研究職についたり(軍関係の)事務職について兵役を逃れたり、ボランティアをするとかして逃れたいと思っていたという声が大半だった。平和を知ってしまった人間にとって徴兵は非常に苦しいことで、そのあたりは難しい部分。
2018/02/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・池上彰
池上×増田生解説・「徴兵制」の波・日本への影響は?
世界はプロの兵士が必要だという流れだが、徴兵制をあえて入れるのは国民に危機意識を持ってもらおうという狙いが大きい。ヨーロッパの徴兵制復活の動きが与える日本への影響については、日本の歴代の政権が、日本では徴兵制は一切しないと言っているし、プロの集団が軍事組織という考えであり、日本の場合だとその自衛隊を支えるということが常識なので日本がすぐに徴兵制になるという話には絶対にならない。米国はベトナム戦争まで徴兵制で戦争反対運動が盛り上がったが、今は志願兵制でアフガニスタンで戦争が起きても他人事になっていて、反戦の動きが起きない。
2018/02/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・池上彰
池上×増田生解説・「徴兵制」復活にロシアの脅威
ヨーロッパ各国で広がる徴兵制復活の動きの背景にはロシアの存在がある。
2018/02/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・池上彰
池上×増田生解説・「徴兵制」復活にロシアの脅威
ロシア大統領選挙が行われる3月18日は、2014年3月18日ロシアがウクライナのクリミア半島を無理やり併合した日。ロシアの人たちにしてみれば、プーチン大統領がかつてのクリミアをロシアに取り戻してくれた強い大統領を思い出すそういう日に設定。狙いは強いロシアの復活。ソ連の頃は2大強国。米国対ソ連という強い大国だったが、ソ連が崩壊しロシアになってしまった。米国や世界から軽く見られているとかつての強いロシアを復活させたいというそういう思いがある。
2018/02/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・増田ユリヤ
池上×増田生解説・「徴兵制」復活にロシアの脅威
スウェーデンでは1月に徴兵制を復活させている。ドイツは一部に復活の議論がある。去年のドイツ総選挙で、極右政党・ドイツのための選択肢が非常に勢力を伸ばして議席を獲得。公約の中に徴兵制を復活を掲げているため。
2018/02/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・増田ユリヤ
池上×増田生解説・世界に「徴兵制」復活の波
米国・CIAの調査によると世界の国と地域193の国と地域のうち軍隊を保有している国と地域は177、このうち徴兵制がある国と地域は65(オーストリア、スイス・北欧諸国、ロシア、韓国、北朝鮮、タイ、トルコ、エジプト、ブラジル、メキシコ等)。徴兵制を復活させようという動きが、とりわけヨーロッパで今、高まっていて、フランス・マクロン大統領は2001年に廃止されていた徴兵制を復活させる考えを表明した。
2018/02/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

萩谷麻衣子弁護士
池上×増田生解説・世界に「徴兵制」復活の波
徴兵制に反対だが、もし日本が兵役を導入するのであれば、女性が対象になるのは当然だが、若い人だけでなくて中高年も対象にすべき。そうすれば、国民全体が軍拡について自分のこととして真剣に考えるようになる。
2018/02/19 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

経済ジャーナリスト・作家・渋谷和宏
<特集>世界を変える?仮想通貨の未来は?
仮想通貨は将来的には淘汰されていき、生き残るのはごく一部だろう。利便性が高く、みなが使いやすいと感じているもの、人気の集中したものだけが生き残る。
2018/02/18 BS-TBS[外国人記者は見たプラス]

経済ジャーナリスト・作家・渋谷和宏
<特集>世界を変える?仮想通貨の未来は?
将来的にはメガバンクが仮想通貨の交換所が培ってきたフィンテックの技術を全部吸収してしまおうということは当然考えている。政府そのものが昨年の改正資金決済法でこうしたことを視野に入れているとみられる。将来的には政府が仮想通貨を管理することも考えている。
2018/02/18 BS-TBS[外国人記者は見たプラス]

パックン
<特集>世界を変える?仮想通貨の未来は?
仮想通貨では税金を払ったかどうかはわかりづらい。例えば相続税。子や孫にお金がわたったとしても政府にはわからない。銀行口座であれば名義が変わった瞬間に国はわかるが、仮想通貨であれば足跡もつかないので脱税にも使われやすい。
2018/02/18 BS-TBS[外国人記者は見たプラス]

デイリービースト記者・ジェイクエデルシュタイン
<特集>世界を変える?仮想通貨の未来は?
消費者金融は少しづつ大きな銀行に吸収されていったが、それと同じように今後、仮想通貨の交換所も大手銀行に吸収されていくのではないか。
2018/02/18 BS-TBS[外国人記者は見たプラス]

パックン
<特集>仮想通貨は誰にとって得?損?
仮想通貨でひとつの取引を承認するためには300キロワットパーアワーの電力が必要とされる。これは3万以上のやかんの中の水を沸騰させるぐらいのエネルギー。
2018/02/18 BS-TBS[外国人記者は見たプラス]

経済ジャーナリスト・作家・渋谷和宏
<特集>仮想通貨は誰にとって得?損?
そもそも仮想通貨と法定通貨との決定的な違いは中央銀行が流通量などを管理して価値が棄損しないようにしている。仮想通貨はシステムに参加した人たちのみで中央銀行の介在がない。ネットワークに参加している全員が競いあい、取引を最初に承認(マイニング)した人に報酬を与える。分散型ネットワークの中で価値が担保されていくブロックチェーンという画期的な仕組みがそこにある。
2018/02/18 BS-TBS[外国人記者は見たプラス]

ジャーナリスト・ジョナサンソーブル
<特集>仮想通貨は誰にとって得?損?
ある計算によれば1ビットコインをマイニングするためには米国の平均的家庭が2年間で使う消費電力分が必要とされている。
2018/02/18 BS-TBS[外国人記者は見たプラス]

拓殖大学大学院教授・川上高司
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
潮目はまだ変わっていない。しかしながら今後、北朝鮮と韓国との話し合いが展開されていく中で、米国が北朝鮮を先制攻撃するタイミングを逸した場合には、米国と北朝鮮の対話という局面に入ってくる可能性もある。その時に日本にとって最悪なのは、今持っているミサイルをとりあえずフリーズするという話になること。これは何としてでも避けたい。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

慶應義塾大学教授・添谷芳秀
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
今後、米国がどう動くかということで、決定的に日本の対応が左右される。対話が失敗したという議論があるが、これまでの国際社会の試みは対話と圧力を一緒に組み合わせてやってきてそれが失敗しているということであり、対話と圧力をどう組み合わせるかという新しい課題がある。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
韓国としては朝鮮半島問題の当事者であるという思いが非常に強い。今、当事者として主導的な役割を果たせるチャンスに来ているという認識がある。どこかの時点で米朝の交渉の場に北を誘導して、運転席を米国に譲るタイミングを図っている。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

南山大学教授・平岩俊司
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
米韓軍事演習が行われた場合、北朝鮮が対抗措置に出てくる可能性は十分注意する必要はあるが、一方で南北関係を維持することで自分たちに有利な方向に持っていけるという判断があれば、韓国側の顔を立てて関係を維持する可能性も十分ある。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

寺島実郎
<風をよむ>~“ポスト五輪外交”~
北朝鮮は融和ムードの中では朝鮮半島のことは朝鮮民族で決めていこうというメッセージを韓国に伝えている。これは米国を排除することのみならず、中国の影響力も排除するという思いがある。それぐらい中朝関係がものすごく緊迫化してきている。注目すべきなのは、朝鮮半島をどうするかということについて米国と中国の協議が続いていること。今、米中は共同戦略を模索し始めている。その中で戦争が起きた時に備え吉林省に難民収容所ができているという情報まで伝わってきている。この段階で3月に米韓合同軍事演習が行われた時に北朝鮮がどう動き、中国がその際に強権外交を踏み出してくるのかどうか、中国が北朝鮮に対してどう動くのかを見ていく必要がある。東アジアは大きな転換期に来ている。
2018/02/18 TBSテレビ[サンデーモーニング]

慶應義塾大学教授・添谷芳秀
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
1番大きいのは米国。何らかの接触や対話が前提条件になるということは、韓国政府も踏まえている。米国の反対を押し切ってまで南北会談をやることはあり得ない。南北首脳会談は単独で存在する現象ではなく、環境が大事になる。環境の中には日本の外交もある。北朝鮮は日本に対しても拉致問題などで曲球を投げてきたりしてくる可能性もある。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
今の状況は、戦争をどうしてもやりたくない韓国、そこに付け入ろうとする北朝鮮。日本、米国はできるだけ同じメッセージを北朝鮮、そして特に韓国に対して送っている構図。この状況を中国が遠目で黙ってみている。ロシアもいつでも入れるようにしている。東アジアの1つの政治合戦が曲がり角に来ている。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
五輪そっちのけで北に至れり尽くせりの接待をする政府の姿を、韓国国民は冷めた目で見ている。保守層とか中道層が政権の支持から離脱していく契機になりかねない局面。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

寺島実郎
イスラエル・ネタニヤフ首相を起訴勧告
ネタニヤフ首相はリクードという保守派だが、スキャンダルの案件をいくつも持っていて、いよいよ起訴という段階まできたのかという思いがある。気になるのはネタニヤフのバックアップとなっているのがトランプでシリアのアサド政権を応援するイラン、さらにはロシアが向き合っているという状況。中東は火薬庫と言われているが、火薬庫が引火し始めたぐらいの状況になってきている。
2018/02/18 TBSテレビ[サンデーモーニング]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
文政権は金大中、盧武鉉の流れをくむ革新政権。北朝鮮が対話路線になったことで対北朝鮮融和政策をようやく推進することができる。自らの政権のカラーを出せる時が来たということで、掴んだ手は絶対に離したくないと考えている。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
分析「ほほえみ外交」北朝鮮にどう向き合う
文在寅韓国大統領は戦争を回避し五輪を成功させるという確信を持ってやっている。対話を促進して揺さぶりをかけようとする北と、圧力をかけるべきだという日米の間で日本外交は一種の正念場を迎える。
2018/02/18 NHK総合[日曜討論]

寺島実郎
追及される佐川国税庁長官・安倍首相・異例の答弁撤回
リーマンショックから10年を迎えるが、株の動向を見てもわかるように、ある種の金融不安というものがひたひたと迫っている。異様な金融政策を続けている日本の在り方が世界でも問われている。それに対し国会が責任をもって議論していくことがどうしても必要。
2018/02/18 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ジャーナリスト・元共同通信ソウル特派員・青木理
追及される佐川国税庁長官・安倍首相・異例の答弁撤回
国家の記録というのは、国家がどういう経緯で行政権力を行使したかという記録であり、本来は保守派とか右派がもっと大切に残すべきという議論をするべきだが、記録はすべて隠し作らないという態度で、このままだと国家の記録が後世に残らない国になる。国民は全然知らないという状況に置かれてしまう。皇室の移転、天皇生前退位の問題でもそうだし、皇室会議の記録もほとんど残っていない。加計学園、PKO問題でも全部同じ。いずれも記録さえ残して公開していれば一発で解決している問題ばかり。
2018/02/18 TBSテレビ[サンデーモーニング]

フジテレビ上席解説委員・平井文夫
米国の軍事行動の可能性「鼻血作戦」決行は?
日本政府の見方は米韓合同軍事演習がおそらく行われるとみており、そうすると北朝鮮はICBMを撃たざるをえない。すると国際社会は原油を止めるので軍事的危機になる。北朝鮮が暴発してそこに米国が介入するのではないかと見ている。
2018/02/18 フジテレビ[新報道2001]

上智大学教授・前嶋和弘
米国の軍事行動の可能性「鼻血作戦」決行は?
トランプ政権としては北朝鮮に対する最大限の圧力の総決算をしたいのでマクマスター大統領補佐官のような強い発言が出てくる。マクマスター大統領補佐官はトランプ政権の中では北朝鮮に対し一番強い姿勢を打ち出している。
2018/02/18 フジテレビ[新報道2001]

拓殖大学大学院・特任教授・武貞秀士
米国の軍事行動の可能性「鼻血作戦」決行は?
米国はアメとムチの両方を持っている国。タイミングをみながら使い分けることができる。米国の軍事行動がもうすぐだとか、五輪開幕式が危ないとかいろんな話があったが、米国は着実に外交的解決というものを一番メインにしている。外交に力を与えるためにこのような軍事オプションもあると前面に出しているだけ。五輪後の南北の交流を見ながら米国はむしろ軍事行動の優先順位を下げたのかもしれない。
2018/02/18 フジテレビ[新報道2001]

キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
米国の軍事行動の可能性「鼻血作戦」決行は?
米国の方針はまだ定まっていない。大統領、国防省、国務省も微妙に立場が違っていて、方針がひとつになっていない。だからこそすべてのオプションがテーブルの上にあるともいえる。ホワイトハウスの人間であるマクマスター大統領補佐官がこうした発言をしても驚くにあたらない。この発言が国防省、国務省が言い出したらこれは本当に危ないこと。北朝鮮は6月か8月ぐらいに南北首脳会談をやるのでそれまで待ってほしいということで、なし崩し的に米韓合同軍事演習のプロセスが中断していくということを狙っている。
2018/02/18 フジテレビ[新報道2001]

米国・マクマスター大統領補佐官
米国の軍事行動の可能性「鼻血作戦」決行は?
北朝鮮の核・ICBM開発は第2次世界大戦後、最大の不安定要因だ。
2018/02/18 フジテレビ[新報道2001]

日本経済新聞編集委員・滝田洋一
“バブル再来”の条件とは・今はいくつ当てはまる?
バブルの再来の大きな前提は金融が緩和気味であるということ。世の中に大量供給されているところがバブル期と現在の共通点。東京は2020年の五輪にかけて建設業、建設投資も盛んで、局地的にお金が流れ込みやすい状況ができている。企業の収益力は非常に高いが、賃金に積極的に配分していないので所得の水準が80年代に比べると上昇が鈍い。なかなか所得が増えないので消費が今ひとつ活発にならない。
2018/02/17 テレビ東京[WBSサンデーSP]

慶応大学教授・西野純也
南北関係
軍事会談、緊張緩和のための措置が4月の前に南北の間で話し合われるか、どうか。トランプ大統領がこの件に関してまだおとなしい。来週韓国の旧正月が明けた後、どのような情勢評価が出て、それに対して米国、特にトランプ大統領がどのような発言をするのか、しないのかという点が非常に注目される。
2018/02/17 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

専修大学・経済学部教授・田中隆之
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>日銀金融政策について
日銀の政策は物価を上げる事ですべて良くなるという理屈だが、そうではない。生産性が上がらないとどうにもならない。
2018/02/16 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>日銀金融政策について
経済の現場と金融政策の思惑との間にギャップがある。
2018/02/16 BS11[報道ライブ INsideOUT]

産経新聞ソウル駐在客員論説委員・黒田勝弘
「平昌外交」の真実と舞台裏・米韓関係の今
文在寅大統領は北のめりになっていると見られており保守派を中心に不安感がある。韓国の世論の主流はまだ親米。世論向けにも反米ではないと見せたいところがある。そのためイバンカを歓迎する。米国は文政権の対北のめり込みには相当批判している。中国は南北首脳会談は歓迎。
2018/02/16 BSフジ[プライムニュース]

外交ジャーナリスト・手嶋龍一
「平昌外交」の真実と舞台裏・米韓関係の今
文大統領は満を持してイバンカを取り込もうとしている。トランプ大統領を米朝の対話に連れて行こうとすればイバンカしかいない。
2018/02/16 BSフジ[プライムニュース]

専修大学・経済学部教授・田中隆之
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>黒田・日銀総裁・続投へ
黒田総裁の続投という事になれば、第2期の黒田日銀は必ず出口、金融政策の正常化というところに直面せざるを得ない。
2018/02/16 BS11[報道ライブ INsideOUT]

外交ジャーナリスト・手嶋龍一
首相同行の西村官房副長官に問う・南北会談の可能性
トランプ政権は一枚岩ではない。トランプ大統領の意向がケリー大統領首席補佐官、マクマスター大統領補佐官ら安全保障のプロとの意思疎通が完全であるかどうかというと十分ではない。
2018/02/16 BSフジ[プライムニュース]

産経新聞ソウル駐在客員論説委員・黒田勝弘
首相同行の西村官房副長官に問う・南北会談の可能性
文在寅大統領は南北会談をやりたがっているが核に関して決定権はなく最後は米朝で話してもらうしかない。
2018/02/16 BSフジ[プライムニュース]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
北朝鮮「日米100年の敵」「中国1000年の敵」
日米は100年の敵、そして中国は1000年の敵という言葉が北朝鮮メディアにさかんに出るようになってきている。北朝鮮は中国にとてつもない怨念を抱いている。それに対し中国は苦々しく思っている。同盟国であり原油を送ってはいるが北朝鮮のことが中国も大嫌い。軍事同盟はなきに等しいもので米朝が戦うことになっても中国が北朝鮮の味方をすることは100%ない。
2018/02/16 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
櫻井よしこ×松川るい・米国「新戦略」と日米関係
日本人は隣国がどのような考え方で具体的に何をしてくるかということをもっと現実的に見ないといけない。侮られてはならない。中国ときちんと渡り合えるくらいの意思と力を持たなければいけない。
2018/02/15 BSフジ[プライムニュース]

外交ジャーナリスト・手嶋龍一
「平昌外交」の真実と舞台裏・米韓関係の今
2001年の9.11テロ事件で当時のブッシュ政権は持てる力を尽くして中東での戦争に突き進んでいき、朝鮮半島、台湾海峡を中心とした東アジアには巨大な戦略上の空白ができた。日本と韓国はそれに対し鈍感だったが、北の独裁国家とその指導者は自分たちへの圧力が減じており、米国に余力が全くないことを見て取って核ミサイル開発に突き進んだ。1994年、2000年代に入っても韓国の北に融和的な政権があり合意を強く望む国内の雰囲気があった。この2つの誤りを教訓として忘れてはならない。2018年の状況も大枠ではこの時とあまり変わっておらず、同じことが起きる可能性がある。
2018/02/15 BSフジ[プライムニュース]

ジャーナリスト・国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
北朝鮮“微笑み外交”戦術・中国の視点と狙いは
中国の政策立案に関わる人たちは朝鮮半島を見下しているが、非常に重要な戦略的地域であることも知っている。なんとか自分たちの傷と負担を少なくして結果的に米国を疲弊させる形で米国を追い出すことが出来ればいいと考えている。
2018/02/15 BSフジ[プライムニュース]

石破元防衛大臣
南北急接近何をもたらす
日本は直接の当事者ではないが、この地域の平和と安全に責任を持つ日本としては当然米韓合同軍事演習はやるべきだと言う立場にある。米韓合同軍事演習をやめるということは許されない。それは米国が黙っていない。必ず米韓合同軍事演習はやるだろう。さすがの文大統領もこれをやめることがどれだけリスクがあるかわかっている。北朝鮮が反発するのも織り込み済み。金正恩は「米国の言いなりになる国でいいのかと」と文大統領にではなく韓国国民の世論に直接訴えかけている。北朝鮮が米国のレッドラインを超えない形で核実験をやる。ミサイルを飛ばす可能性は高い。
2018/02/13 BS日テレ[深層NEWS]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
遠藤誉独自・五輪開会式・習近平主席欠席の深層
中国は6者会談などから離脱して(韓国と北朝鮮が)南北だけで問題を解決しようとしていると感じ、朝鮮民族が中国のコントロール下から離れようとしていることに対し懸念を抱いている。文在寅大統領には北朝鮮の核を放棄させる力は持っていないと中国は踏んでいる。3月5日から全人代が始まることや、米国の出方がまだわからないので中国はしばらくは傍観し、非常に慎重に独自の判断をしていくことになる。中国は原油ストップというカードを持っており、このカードを使いながらしっかりコントロールしていこうとしている。
2018/02/13 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
遠藤誉独自・五輪開会式・習近平主席欠席の深層
あれだけ南北の交流を支持し、応援すると言っておきながら、なぜ習主席は開幕式に出なかったのかを中国政府関係者を取材したところ、中韓の関係は、実は非常にぎくしゃくしている。原因は韓国がミサイル迎撃システム・THAADを配備したことで、それに対し文大統領は必ずしも中国の言うことを聞かなかった。さらに金正恩の顔色をうかがいながら動いていたり、韓国は信用ができないと中国は思っている。これが中国の本音。
2018/02/13 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

読売新聞編集局編集委員・吉田清久
南北融和は日本にとってプラス?
非核化の話が置き去りになる可能性がある。トランプ政権も北朝鮮に対するスタンスがきっちりと定まっていないように見えることが懸念される。
2018/02/12 BS日テレ[深層NEWS]

米国・ナウアート報道官(フリップ)
南北融和は日本にとってプラス?
非核化を議題にした対話を行うためには予備的な話し合いが必要かもしれない。
2018/02/12 BS日テレ[深層NEWS]

聖学院大学教授・宮本悟
南北融和は日本にとってプラス?
南北融和は日本にとってプラスにもマイナスにもならない。核問題というのは米朝対立の中から生まれてきたものであり南北対話と米朝対立は異なる次元のもの。南北がいくら融和しても米朝は関係改善しない。
2018/02/12 BS日テレ[深層NEWS]

拓殖大学教授・川上高司
南北融和は日本にとってプラス?
南北融和は日本にはプラスにならないし、日本の国益にならない。あくまでも北朝鮮の微笑み外交の一環であり、北朝鮮が米韓、米日同盟を崩しにきているということ。この動きを日本は非常に警戒すべきであり、これに乗ってしまえば北朝鮮の非核化はなかなか難しくなる。
2018/02/12 BS日テレ[深層NEWS]

小泉元総理
小泉元総理・独占告白!脱原発直訴で安倍総理の反応は?
原発ほどコストがかかる産業はない。原発推進論者も原発はコストが安いというのが間違っていたということに気が付いているはずだが、なぜ反省しないのか。原発のある過疎地は多額の交付金を与えないと自治体は拒否して賛成してくれない。そのコストも計算にはいっていない。全部税金が使われている。
2018/02/11 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

小泉元総理
小泉元総理・独占告白!脱原発直訴で安倍総理の反応は?
太陽光発電にしても風力発電にしてもコストはどんどん下がっていく。これから新設するにしても原発の建設費はますます上がっていく。1基だいたい5000億円ぐらいでできると言っていたが、専門家は1兆円以上かかると言っている。原発をこれからも維持していきたいのであれば、ますますコストがかかり国民の税金を使わないといけなくなる。
2018/02/11 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮が訪朝要請「早い時期に平壌でお会いしたい」
北朝鮮は五輪における特例措置を勝ち取り融和ムードを作り出した。今年の元旦の金正恩委員長の言葉も含め、この2か月間でこの状態にまでこぎつけたというのは相当に外交上の戦術が長けていたと言ってもいい。最後の最後に切り札である金与正を出してきた。五輪後に向けての布石をどのように打っていくかが注目される。
2018/02/11 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

共同通信客員論説委員・平井久志
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮が訪朝要請「早い時期に平壌でお会いしたい」
米韓同盟、韓国の安全保障、安全を考えると米国の力を借りないとだめ。韓国としては米韓同盟を破壊することはできない。
2018/02/11 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

共同通信客員論説委員・平井久志
<徹底解説・ニュースの焦点>存在感を強める金委員長の妹・与正に迫る
文大統領は首脳会談が行われるためには米朝協議が必ず必要だと付け加えた。文大統領は金与正との対話の中で南北会談に積極的ではあるが、あなたたちが米朝協議をやってくれないと私は平壌にはいけないということを付け加えることを忘れていなかった。米国の理解がないと文大統領が平壌に行くのは事実上難しいということ。
2018/02/11 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>存在感を強める金委員長の妹・与正に迫る
北側もある意味、南北会談を米朝協議に結び付けたいという思惑もある。文大統領が平壌に行って金委員長と会うのと並行した形で、米朝協議が行われる。米朝協議は必ずしもトランプ大統領と金委員長が会うということを意味しない。並行的な協議が行われる、訪朝できる環境を整えてからでないと行けない。その環境はお互いに米国との関係も良好なものにしていくことが必要という意味。
2018/02/11 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

コリアレポート編集長・辺真一
日本を悩ませる危機・平昌五輪開幕!?北朝鮮の思惑とは!?
北朝鮮が資金難に陥れば3つの選択しかない。餓死、降参、一か八かで攻撃してくるかのどれか。打って出れば日本への悪影響は避けられない。
2018/02/11 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

国際ジャーナリスト・太刀川正樹
日本を悩ませる危機・平昌五輪開幕!?北朝鮮の思惑とは!?
軍幹部、党幹部に以前配っていたベンツや肉、ワイン、たばこなどが今はほとんど配られなくなった。プレゼントがなくなれば忠誠心を維持する理由がなくなりクーデター、体制崩壊につながる危険性もある。
2018/02/11 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

未来工学研究所・小泉悠特別研究員(VTR)
<風をよむ>~“使える核兵器?”~
戦略核兵器だと米ロが全面戦争になるとか人類の終わりを覚悟して使うような核兵器になり、敷居がものすごく高いが、使える核を持っておくことで核兵器使用の敷居を下げるという考え方になる。
2018/02/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

福山大学客員教授・田中秀征
五輪外交で米朝対立・進む南北融和の中で・・・
米韓合同軍事演習について文大統領は早期の決断を迫られ、このままだらだらとした関係は続かないだろう。
2018/02/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

コリアレポート編集長・辺真一
五輪外交で米朝対立・進む南北融和の中で・・・
韓国からすると圧力路線を放置していると、ゆくゆくは米朝の間で軍事衝突が起こりかねないという意味で、まずは南北関係改善をし、その次の着地点として非核化を目指すべきと考えている。文政権は米国を選ぶか、北朝鮮を選ぶかというものすごいジレンマに立たされている。文大統領が平壌に行けるかどうかは4月に行われる米韓合同軍事演習の前に米朝が話し合いに入るかどうかが鍵になり、もしそうなれば早ければ6月、遅くとも8月に南北首脳会談が行われる。
2018/02/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

外交評論家・岡本行夫
五輪外交で米朝対立・進む南北融和の中で・・・
北朝鮮は今が一番脆弱な状態で、あと半年から長くても1年以内に完全に米国まで届く核兵器を開発できる。今はその最後の段階でなんとか時間稼ぎをしたい。ここで米国に入ってこられると元も子もなくなる。金正恩委員長は五輪を切り口に新しいやりかたをし、それに文大統領がうまいこと乗ってきた。北朝鮮としては今の融和ムードはいつでも終わらせることができる。
2018/02/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

コリアレポート編集長・辺真一
五輪外交で米朝対立・進む南北融和の中で・・・
北朝鮮が仮に潜水艦弾道ミサイル発射実験をやるとか、9月9日の建国70周年に事実上の弾道ミサイルである人工衛星・テポドンを打ち上げるとしているが、これらを行うかどうかによって今後の朝鮮半島情勢は大きく変わってくる。
2018/02/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]

龍谷大学教授・李相哲
平昌後はどうなる・北朝鮮・韓国接近に米国は・・・
ペンス副大統領の一連の動きに注目すべき。彼は五輪直前にアラスカ、ハワイ、日本、韓国の米軍基地に立ち寄っている。強硬発言以外にも北朝鮮に対し、前例のない非常に強い制裁を行うといっている。おそらくこれは韓国が北朝鮮に弱腰でなんでもOKと言っていることに対してと思われ、すでに今回、米国は韓国が北朝鮮の船に油を供給しようとしたのをやめさせた。今度の制裁措置は韓国をにらむ内容となり、局面は再び緊張状態に向かうことになる。
2018/02/11 フジテレビ[新報道2001]

龍谷大学教授・李相哲
金与正×韓国・文在寅大統領会談「訪朝要請」に韓国どうする
相当、北朝鮮は焦っている。今回、金与正が特使として訪韓したが、注目すべきは金与正が「早いうちに平壌でお会いしましょう」と言ったこと。北朝鮮は制裁によって非常に国内が疲弊しているし、米国の何らかの行動を恐れている。韓国を取り込むことで、南北首脳会談の話題につなげていけたらと思っている。この後、北朝鮮は韓国に特使を送り込んでくるだろう。気になったのは今回文大統領が核についてひとことも言わなかったことでこの態度は国際社会の雰囲気とはかなり異なる。
2018/02/11 フジテレビ[新報道2001]

国際ジャーナリスト・歳川隆雄
平昌五輪後・融和か衝突か・海外メディアはどう伝えたか・演説に隠された米国大統領の決意
トランプ大統領は一般教書演説の中で「ホームランドへの核ミサイル攻撃が現実のものとなりつつある」と語ったが、この発言は今後の展開を考える上でものすごく大きな意味を持っている。トランプ大統領は軍事オプションをとるかどうか考える時に油断と妥協が北朝鮮の攻撃と挑発の口実を作ってきたとし、それは断じて許してはならないとしている。
2018/02/10 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

元駐韓大使・武藤正敏
平昌五輪後・融和か衝突か・海外メディアはどう伝えたか・演説に隠された米国大統領の決意
北朝鮮は核ミサイル開発をやめる意図はまったくなく、この問題は最後までいくことになる。おそらく今年中に何かある。米軍が単独で先制攻撃するというのはかなり危険なパターンなのでそれに中国をどう巻き込むかを考えている。北朝鮮国内のクーデターも含めてこれからいろいろ起きてくる。
2018/02/10 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

龍谷大学教授・李相哲
五輪前日に軍事パレード・金正恩の恩恵は?
北朝鮮が核・ミサイルを放棄することはまずない。今回軍事パレードで4基出てきているが、これはすでに量産体制に入っているという米国に対するメッセージ。
2018/02/10 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ政権と東アジア
一番気になるのは北朝鮮を静かに睨んでいる中国の本音。ここにきて北朝鮮が韓国に接近したり、オリンピックに参加するという本音の背景には、同盟国だったはずの中国が金融制裁も含めて北朝鮮を締めあげていることがひとつある。中国が北朝鮮をグリップしていく必要があるということで、米国が主体的に朝鮮半島の統合に動く前に中国が先に軍事行動を起こすとか、同意をねじふせて軍事駐留をするとかのシナリオがちらつき始めている。習近平政権の第2期政権に入った中国の強権化、特に3期目をも目指している習近平の野心が東アジアにおける中国のふるまいの背景にある。台湾とか北朝鮮に対するスタンスが全く変わってきているという風にみえる。中国が本気で台湾を締め上げ始めているのは確か。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ政権と東アジア
習近平は米国訪問時のトランプとの会談の際に一般的にはその話は出さなかったことになっているが、AIIBに入ってくれと言ったようだ。トランプはディールの人なので今年、米国がAIIBに入る可能性もないとは言い切れない。そうなった時に日本は北朝鮮問題も含めて、日本はどうするのか。トランプ政権に国民の運命を全面預託するかのような形で進んでいくという問題点を強く認識しなければいけない局面にきている。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ政権と東アジア
日本人は単純に対話か圧力かみたいな枠組みだけで、この問題が次なる展開に向かうみたいに考えがちだが、全く異なる複雑な要素が北朝鮮問題を突き動かしつつある。その変化の兆しに中国が本気で台湾を締め上げようとしていることがひとつある。これに台湾が震え上がっている。民進党の蔡政権はある意味、台湾独立かみたいな空気で政権をスタートさせたが、今や後ろ盾のトランプが手のひらを反すかのように、中国の台湾政策を支持する方向に変わり、中国から台湾は様々な意味で締め上げられている。香港に対する中国のスタンスの変化も、台湾に対するスタンスの変化と同様で、北朝鮮問題も含め東アジアにおける中国の強権化という状況にしっかりと向き合わないといけない局面に我々は入りつつある。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

東京大学大学院・教授・藤原帰一
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ政権と東アジア
スリランカ、香港、台湾での中国の影響力拡大は見過ごされる可能性が高い。中国は香港の民主化運動を絶対に食い止めるというスタンスだが、香港では民主化が広がっても西側の支持をそれほど得られないだろう。新しく中国が力を広げたところではベトナムとフィリピンから奪った島の領有権の強化、スリランカが中国にとって非常に大きい。中国は台湾との両岸関係(台湾問題)では譲らない姿勢を示している。台湾については徹底的な圧力をかけてくるが、正面から軍事行動という形にはならない。北朝鮮問題は中国にとってトゲのようなもので、中国にとってメリットが何もない。中国が経済制裁で米国に協力すれば結果として、ロシアが北朝鮮を援助することになるので中国のプレゼンスが下がるだけになる。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

東京大学大学院・教授・藤原帰一
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ政権と東アジア
中国は非常に攻撃的。はっきり見えているのは海で南沙諸島、西沙諸島、尖閣諸島やインド洋、スリランカで事実上の軍事拠点を確保しているということ。北朝鮮に対する軍事行動が、中国にとっての一番優先順位が高い政策かと言えばそうではない。中国は依然として北朝鮮指導部を自分の手駒として置いておきたいから、まだ制圧する対象とは考えていない。ただ、米国が北朝鮮を攻撃した場合には少し状況が違って、中国は北朝鮮が草刈り場になるのを防ぎたい。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

東京大学大学院・教授・藤原帰一
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ政権と北朝鮮
(日本でも)北朝鮮については、米国の限定的先制攻撃を受け入れる声が出てきた。北朝鮮に対していくら抑止力を強化しても、北朝鮮の行動が変わらないとすれば攻撃するしかないというもので、先制攻撃によって北朝鮮のかなりの軍事施設を破壊でき、相手は音をあげることになる。北朝鮮問題はこれまでは米国にとって同盟国に対する安全保障問題という色彩が強かったが、現在は米国本土の安全保障問題に発展しようとしている。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ政権と中東
トランプ大統領は、イスラエルとサウジアラビアに対して、余計な油を注いでいるような部分があり、湾岸産油国の盤石な安定が崩れ始めている。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

東京大学大学院・教授・藤原帰一
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ政権と中東
中東がなぜ問題かと言えば、シリアの内戦がアサド政権の勝利という方向で緩やかに終結しようとしているからで、シーア系の勢力が大きな力を獲得しようとしていること。しかもそこにロシアとのつながりもある。この構造に反対しているのがイスラエル。イスラエルはイランが最大の脅威だといい続けてきたのでシリアの内戦の終わり方は(イスラエルにとって)望ましくない方向。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

東京大学大学院・教授・藤原帰一
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>検証・トランプ政権の1年
おそらくロシアゲートは存在するだろう。軍事力の使用については際立って強気に見える一方で、ロシア政策は見えてこない。プーチンについては悪口を言わないなどロシアに非常に近い立場をとっている。軍事戦略でみた場合、国防総省がとっている戦略はトランプとは正反対。核戦略の見直しは小型の核兵器の開発、核兵器そのものの増産や配備だが、これは中国以上にロシアをにらんでいる。ロシアとどういう関係を作っていくのかが見えない。抑止が成果を収めるとは限らないが、この時に本当に何でもやりかねない。核兵器も使いかねない。ダレス国防長官が打ち出した大量報復戦略に近いものでマッドマンセオリー(※1)と呼ばれている。
※1:マッドマンセオリー=核戦争をも辞さぬ狂人を装い、敵国の譲歩を引き出す瀬戸際戦略のこと。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

寺島実郎
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>検証・トランプ政権の1年
トランプの2年目に向けての政策論がそれなりに出てきている。中国に対しては一定の路線が見えてきたが、ロシアに対してはどうなっていくのか。通常兵器の攻撃でさえ、核を使い、先制攻撃に小型の核を使う可能性に踏み込んできた。世界の核を制御していくリーダーとしてふるまうべき米国大統領として、その国の政策としてはいかがなものか。世界中がそのことで軍拡だとか、核の強化という方向に行ってしまい収拾がつかなくなる可能性がある。相手が正気であることが抑止論の前提になるが、相手が狂気の場合や、相手が国家ではなくテロリストであるとかの場合抑止力の論理だけでは向き合えない。核抑止力は冷戦期の発想。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

東京大学大学院・教授・藤原帰一
<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>検証・トランプ政権の1年
トランプが大統領は非常に支持率が低い、反対する人も多いが、岩盤の支持基盤がある。公共事業の拡大という方向にアクセルを踏むというよりかはむしろ減税が先にきた。国内でマイノリティーを敵に回すような政策をとっているが、移民排斥と難民排斥が続いているヨーロッパでも、この流れが横断した。白人の支持層が中心で、マイノリティーの支持は少ない。ソーシャルメディアを経由して情報を流しメディアを悪者にして盛り上げるのがトランプ大統領の持ち味。
2018/02/09 BS11[報道ライブ INsideOUT]

共同通信社・客員論説委員・平井久志
<トクする!3コマニュース>融和を演出?北朝鮮・管弦楽団
今回の北朝鮮の全体的な目標は韓国人の心をつかむことで、そこに大きなポイントを置いている。
2018/02/09 TBSテレビ[Nスタ]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司
思惑・開会式前日…北朝鮮が軍事パレード・専門家はどう見た?
北朝鮮が国際社会から融和的だと認められたい理由は経済制裁が効いているからにほかならない。北朝鮮は昨年11月に火星15号を発射して以降、核抑止は完成したと言っている。もうこれで核の話は終わりですと言っているが、実際には弾道ミサイルの大気圏への再突入技術や核弾頭の小型化という技術は十分に確立されていない。南北融和は北朝鮮の思惑通りに北朝鮮のペースで進んでいる。韓国が自ら積極的に融和姿勢を示しているが、文大統領はこれに失敗した場合に自らの権力を失うことを恐れている。だから北朝鮮が無理難題を突き付けても韓国側が積極的にこれを呑んでいく。
2018/02/09 日本テレビ[スッキリ]

軍事ジャーナリスト・恵谷治(VTR)
五輪前日に軍事パレード強行
大陸間弾道ミサイルを3種類も登場させたということはかつてなかった。米国人に恐怖を覚えさせる狙いがあることは間違いない。
2018/02/09 TBSテレビ[あさチャン!]

津屋尚解説委員
遠のく“核なき世界”トランプ政権の核増強戦略
国防総省は、原子力潜水艦が搭載するSLBM・潜水艦発射弾道ミサイルの一部について、低出力核を搭載することを明らかにした。威力を小さくすることで“使える”核兵器を作り、相手を抑止する効果を狙っている。威力を抑えたといっても通常兵器とは桁違いの破壊力があり、広島、長崎以来実戦で使われたことのない核兵器が万が一使われたとなれば、その事実だけでも重大。さらにオバマ政権が退役させた海軍用の核搭載型巡航ミサイルを復活させる計画も明らかになっている。トマホークの一部に核弾頭を搭載しようとしていて、攻撃される側は見分けがつかず、予期せぬ核戦争誘発のリスクもある。また、核実験できる能力は維持するとしている。注目すべき点は、通常兵器による攻撃に対しても核による報復を排除しないとしていること。
2018/02/07 NHK総合[時論公論]

コリアレポート編集長・辺真一
北朝鮮情勢・五輪後を読む・米の先制攻撃とは?
鼻血作戦はリスクが高いが、トランプ政権の中では米国の本気度を見せつける必要があるということで北朝鮮の核施設・ミサイル施設を限定的に攻撃できないのならば、北朝鮮が50年前に拿捕し、現在は戦争勝利品として港に展示している米国の情報収集艦を叩く案も出ている。
2018/02/06 BS日テレ[深層NEWS]

日本総合研究所会長・寺島実郎
北朝鮮情勢・五輪後を読む・米の先制攻撃とは?
米国は北朝鮮の施設の大部分を掌握しているという自信がなければ攻撃できない。隠された施設もあるはずで、それらを掌握仕切れているのかがポイント。もし撃ち漏らせば反撃能力を残すことになり、全面戦争に火をつけることになる。そこまでリスクをとれるのか。限定的な攻撃と言うが、シンボリックにシリアを攻撃するという程度の話では済まない。反撃能力をそぎ落とさないといけないという話になると第二次朝鮮戦争も辞さず覚悟で向き合わないといけない。例えばジョンケリー首席補佐官やマティス国防長官のように実際に前線を指揮したような将軍が政権の中枢にいる。こうしたことを前提にした上での限定作戦となる。
2018/02/06 BS日テレ[深層NEWS]

日本総合研究所会長・寺島実郎
株価が暴落?
米国の長期金利が急速に上がり、企業業績にインパクトを与える不安があるとともに、米国の金利が相対的に高くなってくると新興国から米国にお金が吸収されていく可能性があり世界金融不安の影がちらつく。金融不安になり、トランプの支持基盤が揺らいでくると軍事行動とか国難だとか緊張感というものを演出する可能性が出てくる。
2018/02/06 BS日テレ[深層NEWS]

コリアレポート編集長・辺真一
五輪後の朝鮮半島は?
北朝鮮情勢は五輪後に再び緊迫する。トランプ大統領は五輪、南北対話の期間中は軍事行動を起こさないと言っているが、裏読みするとそれらが終われば軍事行動を起こすと読める。北朝鮮が軍事パレードで米国を威嚇するような新型ミサイルを出してくれば、その可能性は高くなる。
2018/02/06 BS日テレ[深層NEWS]

東海大学教授・金慶珠
あす来日・安倍首相とペンス副大統領が会談・異例の共同文書発表へ
米韓合同軍事演習を延期するなど米国の姿勢が最初はよかったが、それが1月末あたりから人権問題も含めて強硬論に変わってきた。その背景にあるのは北朝鮮が軍事パレードをやること。五輪に参加すると言っておきながら米国に届くようなICBMを何十発も参加させて挑発をしてくるとなると米国としてはそれは絶対に受け入れられないという強気のメッセージを発している。(米朝は)駆け引きの真最中
2018/02/06 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]

毎日新聞部長委員・鈴木琢磨
北のナンバー2訪韓“金委員長の親書”持参!?
注目ポイントは最高人民会議・金永南常任委員長が金正恩委員長の親書を持ってくるかどうか。この親書で南北首脳会談に触れる可能性がある。首脳会談という言葉を文大統領は心待ちにしている。これまでの韓国の北朝鮮への譲歩の流れを見ていると、逆に文大統領が米国との話をどうつけるかが気になるが、今回ペンス副大統領は北朝鮮で拘留されてきた米国人大学生の親まで連れてくるという強硬姿勢を見せているため、全く先がどうなるかわからない状況。
2018/02/06 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

国際ジャーナリスト・春名幹男
米国・“小型の核開発を表明”新冷戦時代へ突入か
戦略核は大型なので1発使うと世界がひっくり返るほどの騒ぎになってしまう。戦術核は包括的な使用権限ということで、現場に使用の有無を任せる可能性がある。そうなると核使用の敷居がぐんと下がり核兵器が使われやすくなる。中国、ロシア、北朝鮮、イラン、それぞれの国に対応した戦略をたてるということをやっている。これらの国は米国の対応を見て核軍備を増強するという話になってくる。
2018/02/05 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

共同通信社・元平壌支局長・磐村和哉
「最悪な事態」南北融和に冷ややか反応
どんどん前のめりになっていく文政権に対し韓国国民もこの先にどうなるのだろうと考えていて、どこかでブレーキをかけないと五輪だけでなく、韓国が北朝鮮に取り込まれてしまうのではないかという危機感を持っている。
2018/02/05 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
「最悪な事態」南北融和に冷ややか反応
五輪と政治はこれまでも無関係とは言えなかった。国と国との利益をある種、外交にも生かしていこうというようなことが行われてきた。北朝鮮としてはかなりしたたかな計算の上に様々な戦略を立てている。北朝鮮は韓国に金永南最高人民会議常任委員長を団長とする代表団を送るということだが、彼が行くときには何らかの政治的アピールをする時なので、五輪後の米韓合同軍事演習に対する北朝鮮の布石といえる。
2018/02/05 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<小松アナ・注目ニュース>580億円流出も・・・仮想通貨が世界を変える!?
株式よりビットコインが投資の対象になっており、本来の仮想通貨の在り方と違う方向に行っている。そこをどうやって是正するかが問題。
2018/02/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

一橋大学名誉教授・野口悠紀雄
<小松アナ・注目ニュース>580億円流出も・・・仮想通貨が世界を変える!?
ビットコインが投機の対象になり値上がりしたため、本来の目的の決済に使いにくくなってしまった。日本ではメガバンクが独自の仮想通貨を出そうという計画を持っていると言われ、さらに中央銀行が仮想通貨を発行する計画もある。そうなればすべての取引は中央銀行の仮想通貨を用いて行われるようになり、生活は大きく変わる。
2018/02/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

朝日新聞政治部デスク・林尚行
二階幹事長に問う!対中・対韓外交と日本の政治課題
中国が北朝鮮とどういう距離感を持とうとしているか見えない。トランプ大統領が常に軍事オプションをちらつかせている中では中国としては米中ラインで北朝鮮の核管理を最終的にどうするかというのは常に頭の中にあると思う。その中においての制裁の駆け引きとなっている。むしろその中に日本というプレイヤーが入るのは事実上無理なのではないか。
2018/02/04 BS朝日[激論!クロスファイア]

自民党幹事長・二階俊博
二階幹事長に問う!対中・対韓外交と日本の政治課題
日本も(北朝鮮に)しっかりと強気でいけという声があるが、そんな一人前のことを言われても、強気で行けるバックグラウンドが日本にはない。気持ちだけ強気で行っても何もできない。中国にしっかりやってもらうためにも日本も話し合いに積極的に出て行くことが必要。
2018/02/04 BS朝日[激論!クロスファイア]

田原総一朗
二階幹事長に問う!対中・対韓外交と日本の政治課題
実は中国は国連制裁決議で北朝鮮に決定的な圧力を加えることを回避していた。それをすると北朝鮮難民が中国に流れ込んでくるのではないかと非常に警戒しているため。今回、中国が難民収容所をつくることを発表したのは北朝鮮に対するある種の警告で中国の北朝鮮に対する姿勢が強まったからではないか。
2018/02/04 BS朝日[激論!クロスファイア]

解説委員・二村伸
なぜ?スポーツ界の不祥事
これまで公にならなかったもの、悪しき慣習が次々と明るみに出て、批判に晒されるようになったのは事実で、これを、改める一つのチャンスとみるべき。
2018/02/04 NHK総合[解説スタジアム「ピョンチャンから東京へ いま、なぜスポーツ!?]

解説委員・土屋敏之
なぜ?スポーツ界の不祥事
スポーツ界の不祥事は以前からあるものだが、最近はコンプライアンスを重視したりする流れの中で明るみに出るようになってきたという面もある。
2018/02/04 NHK総合[解説スタジアム「ピョンチャンから東京へ いま、なぜスポーツ!?]

拓殖大学・名越健郎教授(VTR)
<風をよむ>~“隣国・ロシア”~
プーチン大統領の意識の基本にあるのは対米関係であり、米国の思い通りにはさせたくないという思い。イラク戦争、NATO拡大、アラブの春、旧ソ連のカラー革命、民主化革命。これらすべては米国が裏で糸を引いているという積もり積もった怨念がある。欧米の干渉を防ごうと、力で包囲網を突破しようとする意識がプーチン大統領に見てとれる。一方ではロシアの経済状況からすると手を広げ過ぎているという危惧もありプーチン大統領の次の6年はかなり茨の道になる可能性がある。
2018/02/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ドワンゴ人工知能研究所所長・山川宏
活用広がるAI・社会はどう変わるのか
今のディープラーニングは認識するとか表情を見るとか画像からとる所はかなり進歩しているが、人間のように色々な仕事はできない。人間は1つのシステムとして色々なことができるので、想像力を発揮するような基盤になる複数の情報を用いて使っていくというようなことが大きな強みになる。すぐにはできないが、ディープラーニングの発展の先にある。
2018/02/04 NHK総合[日曜討論]

総合科学技術イノベーション会議議員・原山優子
活用広がるAI・社会はどう変わるのか
AIが浸透した社会の中で、仕事の形態そのものが変わってしまう可能性があることを念頭に置いた上で、過渡期をどうするかということが問題で、これと並行して考えなければいけないのが教育。制度、教育、仕事のあり方、全てをひっくるめた学校教育のやり方そのものを21世紀型の教育にしないと、将来の準備はできない。
2018/02/04 NHK総合[日曜討論]

人工知能学会会長・山田誠二
活用広がるAI・社会はどう変わるのか
人間のやっている仕事が丸ごと代替されるというような言い方をされるが、それはあり得ない。1人の人間がやっている仕事のごく一部だけが代替されるにすぎない。コンビニ店員のやっていることは30種類以上の細かい仕事に分かれている。AIが正常に機能しているかのチェックは、銀行のATMもそうだがシステムが大きくなって複雑化しているので、どうチェックしていいかという方法論が追いついていない。
2018/02/04 NHK総合[日曜討論]

千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長・古田貴之
活用広がるAI・社会はどう変わるのか
人工知能を社会に送り出す時には、多くのケースでボディーを持つロボットの形態になる。人工知能は大きな可能性がある一方で、ロボットができないことはかなり多い。
2018/02/04 NHK総合[日曜討論]

名古屋大学准教授・久木田水生
活用広がるAI・社会はどう変わるのか
テクノロジーというのは人の価値を変えていく。人の価値は自分が社会にどういう貢献ができるか、何を知っているのかで測られる所があるが、そういうものが人工知能とかテクノロジーによって代替されていくと、人間の生きていく価値はどうなるのか。そこを変え、考え直さなければいけない。
2018/02/04 NHK総合[日曜討論]

駒澤大学准教授・井上智洋
活用広がるAI・社会はどう変わるのか
人工知能は経済成長を促すというプラスの側面があるが、その反面、AIが人々の仕事を奪うとか、AIを使いこなせる人と使いこなせない人との間で格差が生じ、所得格差を拡大させる要因になり得る。社会保障制度をしっかりするとか、制度を変えていくことによってAI時代にふさわしい社会を構築すべき。
2018/02/04 NHK総合[日曜討論]

人工知能学会会長・山田誠二
活用広がるAI・社会はどう変わるのか
人工知能がディープラーニングが牽引しているとよく言われるが、ディープラーニング自体はそれほど新しい技術ではない。人工知能は3回のブームがあって現在は第3次ブーム。このブームの特徴は、企業での応用が広がって社会に浸透する可能性がこれまでのブームの中で1番高いということ。基礎研究も必要だが、それに合わせていかに社会で使っていくかという所にフォーカスを当てていくべき。
2018/02/04 NHK総合[日曜討論]

元外務事務次官・薮中三十二
トランプ大統領・初の一般教書演説・ロシア疑惑捜査“機密文書”公開
トランプ大統領とFBIが全面戦争といった局面になっている。それはトランプ大統領がロシア疑惑の捜査に追い詰められているということを意味している。トランプ大統領はFBIの捜査を潰そうとしている。従来は人権派が「FBIの捜査はやりすぎだ」と言ってきたが、今回は保守派が言っている。トランプ大統領が追い詰められた場合、北朝鮮で何かをやる可能性もでてきて、日本にとっても影響がある。
2018/02/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

フジテレビ上席解説委員・平井文夫
仮想通貨は革命か?どこまで規制すべき
国家権力は仮想通貨の問題にどう介入していいかがわからない。政治家にも詳しい人がなかなかいないが、放置するべきではない。日本は登録でも先んじていて、今回被害にあったという意味でも先んじているので国際社会に貢献できる立場にある。
2018/02/04 フジテレビ[新報道2001]

フリーアナウンサー・生島ヒロシ
仮想通貨は革命か?どこまで規制すべき
昔、携帯の利用が、市場で10%を超えると急激に広がるという話があったが、その通りになった。仮想通貨に関しても今、関心がある人は12.2%までいっているので非常に可能性としてはある。当然そこにはガバナンスの部分、透明性を高め、個人投資家を保護するペイオフ制度をきちっと作ることなどが必要になってくる。
2018/02/04 フジテレビ[新報道2001]

京都大学・公共政策大学院教授・岩下直行
仮想通貨は革命か?どこまで規制すべき
例えば中国はこの2年間であっという間にキャッシュレス化を達成した。それと比べると日本はまだまだ世界で一番現金保有率の高い国。国民1人あたり100万円のタンス預金がある。そのままでいいのかという議論は当然あり、効率化がこれからの課題。
2018/02/04 フジテレビ[新報道2001]

ビットバンク代表取締役CEO・廣末紀之
仮想通貨は革命か?どこまで規制すべき
新しい技術が出てきてお金をとらえる概念とかがどんどん変わってきている。少なくともお金というのは情報なので電子的に扱うのは非常に容易であり、相性がよい。既存のお金がなくなる方向なのは間違いない。
2018/02/04 フジテレビ[新報道2001]

自民党・政調会長代理・山本一太
北朝鮮が仮想通貨悪用?マネーロンダリング対策は?
仮想通貨流失騒ぎが北朝鮮によるものなのかどうか、まだわからないが、もし本当だとしたら核開発、ミサイル開発をあきらめさせるために国際社会で制裁をやっているわけで、仮想通貨の不正獲得などにも国際社会として目を向けていかないといけない。だからこそ3月のG20でドイツ、フランスがマネーロンダリングについて規制しないといけないと言っている。
2018/02/04 フジテレビ[新報道2001]

姜尚中

ブラディーノーズ作戦は北朝鮮は絶対に全面報復はしてこないなど、いいことずくめの前提で成り立っている。米国の駐韓大使は1年間空白になっているが、これはビクターチャというブッシュ政権の時の強硬派が更迭されたためで、これはブラディーノーズ作戦がいよいよリアリティをもってきたことの証左。ブラディーノーズ作戦による日本への影響は大きいので、外務省や日本政府は北朝鮮に圧力を加えながら関与していくことをやらなくてはならない。関与することは譲歩することではない。
2018/02/04 TBSテレビ[サンデーモーニングサンデーモーニング]

ヘーゲル元国防長官(ディフェンスニュースのインタビュー)

米国が限定攻撃を実施した場合、北朝鮮による反撃で全面的な核戦争に発展する懸念が強い。その場合、韓国では何百万人もの人々が犠牲となり、韓国にいる何万もの米国人も命を落とし、日本も大惨事を免れない。
2018/02/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

評論家・大宅映子

核を持っている人達にとっては抑止力が重要だが、今持っている大きい核兵器は使えない。使えない核兵器は抑止力にならない。だから小型核なら使えるから脅しに使えるというのが米国の理屈。北朝鮮の脅威を過大に喧伝して、ある種の力が動くということには注意しないといけない。
2018/02/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

元外務事務次官・薮中三十二
ヘーゲル元国防長官が警告“日本も大惨事を免れない”
米国の核戦略見直しは日本にとっては基本的にもろ手をあげて賛成できるものではない。今、起きているのは核軍縮ではなく、核軍拡。日本は核軍縮という基本をはずしてはいけない。北朝鮮の問題は日本にとってものすごくリスクが大きく、単に鼻血だけで済むような話ではない。
2018/02/04 TBSテレビ[サンデーモーニング]

自民党・政調会長代理・山本一太
「サトシ・ナカモト」が発案・ビットコインの基本理念
ブロックチェーンの考え方自体がイノベーションにつながり画期的だが、負の側面もあり、規制強化をかけていかなくてはいけない部分もある。このバランスをとることが最大のポイント。各国の中央銀行はブロックチェーンや仮想通貨のことについては、まだ流通させる段階にはないが、いろいろな試作品を作っていて、ロシアの中央銀行も1回作ったことがあるし、各国中央銀行は少なくとも検討している。これを検討することもひとつの在り方。
2018/02/04 フジテレビ[新報道2001]

京都大学・公共政策大学院教授・岩下直行
仮想通貨でボロ儲け!?大手も取引所・参入へ
当然、仮想通貨には旨味があるので様々な企業が関心を示している。今回の事件で明らかになったことは仮想通貨の取引所は、取引だけではなく、顧客の資産を預かって運用する銀行のような業務もしている。それでありながら一切の情報を明かさずに非上場なのは問題がある。からくりを見て見ると相当な利ザヤが取れていて、兆円単位で売り上げが伸びている。トヨタ自動車の売り上げが1年間で27兆円であることを考えると1か月で3兆円というのはすごい金額。それを一定の利ザヤで獲得できればすごい儲けになるというのはみなが当然考える話。
2018/02/04 フジテレビ[新報道2001]

外交評論家・岡本行夫
徹底検証「一般教書演説」北朝鮮と日米同盟
北朝鮮について米国は深刻に思ってきているが、持ってしまった後では米国が北朝鮮に交渉するカードはほとんどなくなる。持つ前に叩くなら叩くか、叩くという脅しをかける。北朝鮮は絶対に核兵器開発計画を放棄することはあり得ない。かといって米国は軍事行動はとれない。
2018/02/03 BSフジ[プライムニュースSUPER]

外交ジャーナリスト・手嶋龍一
徹底検証「一般教書演説」北朝鮮と日米同盟
北朝鮮に対し最大の圧力をかけ続けていく。そこから先は明らかに米国ファーストがちらつく。米国の立場からすれば米国を射程にしたICBMの実験を凍結し開発をやめてくれれば当然いい。ここで日米同盟に重大な亀裂が入る可能性があるので、安倍政権は勝負どころ。
2018/02/03 BSフジ[プライムニュースSUPER]

慶応大学ビジネススクール准教授・小幡績
<一刀論断>コインチェック事件・犯人は捕まるのか?
仮想通貨はギャンブルであり、国が登録制にしたり、紐付けるという方向は間違っている。日本だけが甘い。
2018/02/03 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

龍谷大学・李相哲教授(VTR)
融和・緊張・北朝鮮の狙いは?
北朝鮮が南北合同文化行事を中止したのは韓国に対し、たやすく我々を操るなというメッセージ。北朝鮮にとってこの行事は韓国の文化を北朝鮮に紹介する行事であってプラスにならないので中止をしても何の実害もない。今の南北融和ムードは平昌五輪が終わるまでのつかのまの平和と見るべきで、北朝鮮の考えは全く何ひとつ変わっていない。
2018/02/03 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

中央大学法科大学院教授・野村修也
融和・緊張・北朝鮮の狙いは?
これまでも韓国は北朝鮮にいわゆる太陽政策という融和政策を取っている間に、核・ミサイル開発を進められてきたということがあった。今後、これをどうやって食い止めることができるかにかかっているが、注意すべきなのは米国が北朝鮮との間で米国に都合がいい形で何らかの合意をされてしまうこと。これは必ずしも日本にとっては望ましいことではない。日本は主導権をちゃんと持ちながら北朝鮮に対峙していくことが必要。
2018/02/03 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

早稲田大学教授・中林美恵子
融和・緊張・北朝鮮の狙いは?
トランプ大統領の一般教書演説の外交に関わる部分では北朝鮮に1番時間を割き、ワームビア氏の両親や脱北者など北朝鮮がらみの人たちを異例の人数でギャラリーに招いた。フロアーからは民主党も共和党も境がなくスタンディングオベーションが起き拍手が送られるなど、かなり北朝鮮問題への関心が高いことがわかった。
2018/02/03 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

解説委員・別府正一郎
後退する世界の民主主義
人権団体フリーダムハウスは、世界の自由と民主主義は冷戦終結後、最も深刻な状況にあるとし、その原因について、これまで経済的に繁栄してきた欧米で経済格差の広がりから、市民レベルで自由や民主主義の意義を実感しにくくなっていることがあるとしている。また、中国の成長モデルに影響を受ける形で、新興国の政治指導者を中心に強権化の下での安定や経済成長を優先する意識の広がりがあるとし、こうした現象の広がりで高いレベルの民主主義を達成した国でも、民主化に向けた歩みを始めた国でも、民主主義が形骸化する危険をはらんでいるとしている。世界人権宣言が採択されて70年。国際社会は若い民主主義を育てる努力を続けるとともに、日本のような民主国家であっても、後退の危険を抱えているということを肝に銘じ、民主主義の土壌を耕し続けることがますます重要になってきている。
2018/02/03 NHK総合[時論公論]

日本経済新聞・編集委員・鈴木亮
日銀・7ヵ月ぶり指し値オペ
日銀が伝家の宝刀を抜いた。利回りが0.10%以上になるのは許さない、これが上限だということ。米国の利回りは0.795%で、本来は円安になるはずだが謎の円高になっている。
2018/02/02 BSジャパン[日経プラス10]

コリアレポート・辺真一編集長
1月に軍事視察なし…北朝鮮・金正恩委員長の不気味な動静
金正恩委員長の軍事関連の視察がなかったのは1つには米国を刺激するとまずいという判断があった。一方で、だからこそ軍事パレードをやらざるを得ないという思いもある。米国が平昌五輪後に北朝鮮をたたいてきても、いつでも対抗できるぞという軍事的デモンストレーションをやらなくてはいけない。金委員長は米国の攻撃を警戒し、恐れており、北朝鮮の外務大臣が国連事務総長に米韓合同軍事演習、さらには米国の北朝鮮に対する軍事力行使の脅しをなんとか止めてくれという書簡を送ったことからもわかる。
2018/02/02 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

コリアレポート・辺真一編集長
1月に軍事視察なし…北朝鮮・金正恩委員長の不気味な動静
昨年11月29日に成功したと豪語している米国本土を狙える火星15号ICBMだが、金正恩委員長はこれを大量生産し、ただちに実戦配備せよと言っている。それがわずか2か月そこそこで2基、3基、4基と軍事パレードに登場することになれば、トランプ大統領いわく、いよいよ北朝鮮が実戦配備に入ったという判断につながる恐れもある。ここが軍事パレードの最大の焦点。
2018/02/02 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・後藤謙次
“線香”配布で党勢拡大?茂木大臣弁明も追及続く?
こうした問題が起きると政治家には法的責任、政治的責任、それから道義的責任が問われる。今回は法的責任についてはグレーゾーンだが、過去に小野寺防衛大臣のようにお線香に名前をつけて配ったために書類送検され議員辞職したケースもあった。松島みどり元法務大臣はうちわに名前を入れただけで法務大臣を辞任している。こういうケースから言えば合法だからよいという言い訳は通用しない。茂木大臣の政治的責任は免れず、非常に厳しい局面に立たされている。今回の大きな特徴は与党である自民党と公明党の幹事長が茂木大臣に厳しく説明責任を求めているとのこと。
2018/02/01 テレビ朝日[報道ステーション]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
安倍総理の対中政策“一帯一路”構想との連携は?
インド太平洋戦略は一帯一路を牽制する為にオバマ大統領の時に提起されたもの。李克強首相を呼んでの日中韓首脳会談は実現すると思うが、習近平国家主席来日はどうかと言えば、えさが欲しければもう一歩迎合せよということで、尖閣とかに関して中国は上から目線でいろいろ要求してくるだろう。日本はもう少し戦略的でなければならない。潜水艦の潜航についての再発防止については聞き入れないだろう。
2018/01/30 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
中国・海洋進出に待った?日米に協調“オーストラリア”の動き
豪州・ターンブル首相はものすごい親中派だったが、北部の港湾をめぐり、国内で中国への反発が強まったことを受け、中国が豪州国内でロビー活動をできないようにした。中国は「ターンブル首相が裏切ったと激怒」した。なので中国は日本をターゲットにして籠絡させる方針を固めた。
2018/01/30 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
「冷戦時代に逆戻り」米国“防衛戦略”に中国猛反発
米国・国防総省・ランドルシュライバー国防次官補は非常に強硬な対中強硬派。この人をアジア太平洋地域の担当として国防総省次官補に定めた。この時点でトランプ政権の対中政策の柱のようなものが定まったことになる。トランプ氏と習氏が蜜月を演じている最中(11月)にランドル氏が国防総省で国防戦略を練り、1月19日に防衛戦略としてそれを発表した。
2018/01/30 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
日中平和友好条約締結40周年・河野外務大臣が訪中
中国には深い戦略的な思惑があった上で日中交流に積極的になってきた部分があり、日本は用心すべき。中国には一帯一路に対抗する形のインド太平洋戦略を何としてでも切り崩そうという気持ちがあり、その構成メンバーである4か国のうち一番くみしやすいのは日本と見ているが、河野外務大臣が非常に迎合的に接してきているので、これはくみしやすいと考えた可能性はある。
2018/01/30 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

国際ジャーナリスト・堀田佳男
平昌五輪直前に“軍事パレード”北朝鮮の本気度は?
北朝鮮に圧力をかけ続けるホワイトハウスとペンタゴンの姿勢はまったく変わらない。特にペンタゴンはマティス国防長官が命令すればいつでも攻撃できる準備態勢にある。またトランプ大統領のゴルフ友達でもあるリンゼーグラム上院議員は、もし北朝鮮が次の核実験をやったら米国が北朝鮮を攻撃する確率は70%だとまで言い始めた。
2018/01/29 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

石破茂元防衛大臣
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>石破元防衛大臣と考える日本核武装論
核抑止について日本とフランス、日本と英国、日本とドイツで真っ当な話し合いがなされることは必要。フランス・マクロン大統領は徴兵制を復活させると表明し、ドイツも徴兵制を停止しているだけでやめていない。スイスは国民投票で徴兵制維持が勝っている。日本の周りの安全保障環境はヨーロッパよりもっと危険な状況にある。突き詰めて考えることが、広島・長崎・沖縄の悲劇を繰り返さないことにもなる。軍事・安全保障というものをぎりぎりと積み上げていくことが、戦争を防ぐことであるという当たり前のことをわかってもらわないと誰が総理になってもかなり難しい。
2018/01/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

笹川平和財団特任研究員・小原凡司
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>石破元防衛大臣と考える日本核武装論
米国も常に日本を核の傘に置いておくのか、常に一致しているわけではない。日本は議論をすることで米国により日本への関与を高めさせることも考えなければいけない。
2018/01/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

笹川平和財団特任研究員・小原凡司
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>石破元防衛大臣と考える日本核武装論
核武装の話だけ、議論するだけで嫌悪感というものがあった。そういう心情的な部分だけで議論を避けるのは危険で、議論を重ねた上で、持つべきか持たないべきか国民が決めておくことは重要。
2018/01/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

石破茂元防衛大臣
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>石破元防衛大臣と考える日本核武装論
日本は唯一の被爆国、核廃絶の先頭に立っている。そこにおいて議論しようと言うだけで危ない奴だ、核保有論者で平和に反する奴だと言われる。中国、ロシア、北朝鮮が持とうとしている。どうやって日本の独立と平和を守るのか、きちんと詰めないと無責任。核の傘、ミサイル防衛、国民避難を組み合わせることで抑止力を高めるのが真っ当なやり方。
2018/01/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

「香港衆志」幹部・女子大学生・周庭
香港・民主派の立候補届け出・無効に
無効とされたのは私個人の立候補だけではない。香港人の政治的な権利を永久に奪ったようなものだ。
2018/01/28 BS1[BSニュース]

寺島実郎
<今週の一枚>「終末時計」過去最悪に並ぶ“残り2分”に(25日・ワシントンDC)
北朝鮮の動きの背後には中国・習近平第二期政権の強烈な圧力があり、北朝鮮、台湾を締めあげている。日本は東アジアでどういう構想をもって向き合うのかということが問われていて、対話か圧力かなどというレベルを超えた構想が必要になってくる。
2018/01/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
<風をよむ>~“平昌五輪まであと12日”~
日韓合意を見直す必要などない。慰安婦問題は国際世論の中では人権問題。首相が今言うべきことは日本は戦後民主主義を大事にし、人権を大事にする先頭に出ている国ということ。
2018/01/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
仮想通貨580億円流出
昨年中国がビットコインを禁止したことで世界の仮想通貨の4割を日本人が持っている状況になっている。
2018/01/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
日曜日のニュース・トルコ軍・シリアで対クルド軍事作戦開始
クルド人はトルコからイラン、イラク国境線上に1500万人いる。昨日の友は今日の敵でIS掃討作戦で活躍したクルド人たちの独立の動きに対して、抑え込もうという動きになってきている。この背後にエルドアン大統領率いるオスマン帝国の後裔としてのトルコが非常に野心を高めていることがある。このことが中東を一層複雑にしている。
2018/01/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
佐川長官“発言”の波紋・長官の更迭を求めると・・・
国難とまで言われていた状況から株だけが上がっている。政治・官邸が金融政策に大きく踏み込み、日本の金融とか経済全体を歪めてしまった。実体経済が堅調なため、米国も欧州も金融の引き締め段階に入っているにもかかわらず、日本はマイナス金利だとか、異次元の金融緩和だとかいうところに首を突っ込んでいる。今、株価が高いのはGPIFだとか日銀のETF買いだとか、60兆円に迫る公的資金が支えているからという歪んだ構造になっている。健全な経済に立ち返った時に本当に国会で真剣に議論すべきことは世界の中で日本の産業・技術をどうしていくかであり、金融政策の歪みを正す局面に来ている。今、本気で議論しないとものすごく尾を引いてしまうことになりかねない。
2018/01/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]

同志社大学教授・浜矩子
村上・浜「スーパーコンピューター」めぐり…
なかったといわれていた書類があったり、何かがおかしい。行政のプロセスの中で何かが決まっていく手順が完全に形骸化している。結論は最初に決まっていてそれをどういうふうに誰がどういう意図を持って決めているのか我々は知るよしもない。暗黒の中で決まった結果に向かってプロセスを動かしていく。そのためにどういう風にすればいいのかを密室の中で皆で決めている。
2018/01/28 TBSテレビ[時事放談]

京都大学公共政策大学院・教授・岩下直行
580億円相当・仮想通貨流出・セキュリティーに問題か
「NEM」は必ずしもメジャーな通貨ではなかった。きちんとした態勢をとれないセキュリティー対策の不完全さがあった。それが今回の結果につながった。将来性があるのかもしれないと期待され、様々な投資が行われた。みんなが急速に仮想通貨を買うようになり価値をもってしまった結果、犯罪者にとっても魅力的なものになり狙われるようになった。価格の上昇にセキュリティー対策が追いついていかなかった。
2018/01/27 NHK総合[ニュース・気象情報]

中部大学特任教授・細川昌彦
<一刀論断>米中貿易戦争・その行方は?
トランプ大統領は中国に対しセーフガード発動以外でも通商法232条(中国からの鉄鋼の輸入制限)、通商法301条(知的財産権での制裁)などを立て続けに出てくる可能性が高い。これをトランプは公約実現の大切なステップだとふんでいる。それに対し中国も米国からの大豆の輸入制限とかの報復措置をやってくる可能性がある。米中間でマネージされた形で暴発しない形の摩擦になるだろう。
2018/01/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

中部大学特任教授・細川昌彦
<一刀論断>米中貿易戦争・その行方は?
トランプ大統領は経済合理性で動いてはいない。トランプ大統領が重視しているプライオリティが行動を決めている。中間選挙対策を考えて対中政策で目に見える形の行動を取っている。それが中国への一方的制裁になるというのが一番あり得るシナリオ。国内に向ける顔が立たなくなるので習近平国家主席も黙ってはいないだろう。そのやり取りが今年の前半にやってくる可能性がある。
2018/01/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

中部大学特任教授・細川昌彦
<一刀論断>トランプ大統領・TPP復帰検討を表明
米国の政権はNAFTAの交渉も難航していて、その後に米韓FTAの見直しもある。その中でTPP見直し交渉をやれる態勢にはまったくない。
2018/01/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

中部大学特任教授・細川昌彦
<一刀論断>トランプ大統領・TPP復帰検討を表明
米国は当初、TPP11はどうせできないと高を括っていた。ところが蓋を開けてみると日本は結構がんばって調整し、できてしまった。米国の本音では焦りの部分というものがある。TPP11への発言はある種のかく乱だと思って日本は対応しないといけない。そういうことがないように日本としてはきっちりと固めてTPP11を当初通り3月に発効させ、その後に米国の参加を促すという方針を変えるべきではない。
2018/01/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

小西美術工藝社・デービッドアトキンソン社長
激論!働き方改革
日本の生産性は先進国の中で一番低い。一番の問題は日本には生産性の考え方自体が全然浸透していないこと。例えば日本経済が世界第三位になっている最大の理由は人口が多いから。生産性が上がらない理由のひとつに女性の同一労働の問題がある。女性の半分が同一労働をするつもりがない。今の日本経済のGDPの71%は男性が作っているが、60%ぐらいの社会保障は女性が得ている。要するに払ってないにも関わらずもらっている。自分の社会保障は女性が自分自身で働いて払うことで本物の平等になる。これからどんどん人口が減ってくる部分を補填するためには生産性を上げるしかない。
2018/01/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

小西美術工藝社・デービッドアトキンソン社長
激論!働き方改革
ワールドエコノミックフォーラムの統計によれば、日本の人材の世界における質は世界4位だが、生産性という所得でみた場合には世界28位。このギャップが世界で一番大きい。日本の経営者は世界4位の質の高い人材を使っているにも関わらず28位の生産性しか出せていない。
2018/01/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

モルガンスタンレーMUFG証券シニアアドバイザー・ロバートAフェルドマン
ここに注目!来週の経済「日中外相会談」
日中外相会談に注目している。TPP11ヶ国が固まると、中国は相手がバラバラにならないことを分かっているのでこれから日中関係が正常化してくる可能性もある。TPP11が合意に達したことは大きなことであり、日本の交渉力が上がったということ。日本にはプラス。今後の中国の反応が興味深い。
2018/01/26 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

岩田明子解説委員
<日本の外交・ここに注目!!>安倍首相・平昌五輪へ・どうなる日韓関係
日米韓で足並みを揃えるとしつつも、韓国は北朝鮮との対話路線に傾きがちであり、延期している米韓合同軍事演習についてもオリンピック終了後、韓国側がどう対応するのかは不透明。安倍総理大臣は、慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行を韓国側に求めながらも未来志向の日韓関係の端緒とすることができるのか、今回の訪韓を機に北朝鮮問題での日米韓の連携強化を確かなものにできるのか、また北朝鮮への非核化への道が見えにくい中で真の対話に向けた転機とすることができるのか、まさに緻密な戦略と力量が求められている。
2018/01/26 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

東海大学教育学部国際学科教授・金慶珠
“南北融和”の一方で…北朝鮮「軍事パレード」準備か
韓国政府が懸念しているのはいろいろな衛星写真などから見て 北朝鮮が大規模な軍事パレードを準備していそうだということ。その目的は世界に向けて核・ミサイル能力を誇示することにある。しかも2月8日は平昌五輪前夜祭であり、サムジヨン楽団がカンヌンでコンサートを開くので、世界に向け北朝鮮体制の宣伝・扇動にいかに利用されないようにするかが大きな課題となっている。
2018/01/26 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・後藤謙次
北朝鮮チームが韓国入り・南北融和の裏側で…
開会式の前日に軍事パレードが行われることについては韓国でも非常に関心が高く、非常識だという懸念を示しているという。韓国政府関係者によると一昨日、文大統領は「南北対話はとても大切だが、今の段階では非常に不透明で単純に楽観できない」と言ったという。何が起こるか予測できないが、平昌五輪に参加することで米朝対話の流れができればいいとのスタンス。北朝鮮が軍事パレードを行った場合についてはこの関係者は非常に懸念していて、これだけの制裁と圧力の中で選手団を送ってくるのであり、ワシントンと東京の対話が非常に大切になると話していた。
2018/01/25 テレビ朝日[報道ステーション]

元駐中国大使・宮本雄二
検証…習近平主席の野望・中国原潜が接続水域潜航
習近平国家主席、安倍首相両首脳は明確に日中改善の方向に舵を切っている。尖閣諸島に関して人民解放軍の行動は基本的に慎重であり、今のこの時期にその状態を破ることを最高指導部の指示でやるのかどうかは疑問。ただ、中国は2008年にも、当時の温家宝首相がまもなく日本訪問という時にも、異常な行動をとった。海警が尖閣の領海侵犯を12時間もやった。中国は時々、外交の理屈ではわからないことを起こす。
2018/01/24 BSフジ[プライムニュース]

元駐中国大使・宮本雄二
検証…習近平主席の野望・軍事戦略とその影響
中国はこれまで弱かったからひどい目にあったと思っている、軍事的にも強くありたいというのは願望としてある。客観的に見ると人民解放軍は世界一流の軍隊とは程遠く、ポストがお金でやりとりされている。
2018/01/24 BSフジ[プライムニュース]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司
検証…習近平主席の野望・軍事戦略とその影響
中国は現在の国際秩序を変えようとしている。習近平が抱える矛盾は量と質の矛盾で、これからは質を問う。近代化して軍の質を変えると言っている。
2018/01/24 BSフジ[プライムニュース]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司
検証…習近平主席の野望・中国原潜が接続水域潜航
潜没している潜水艦の脅威度は高い。潜没している潜水艦というのは隠密に機雷を撒いたり、特殊部隊を送り込んだりすることもできる。ルール上、接続水域は公海なので浮上する必要はないが、接続水域に潜没したまま近づくことを敵対行為とみなすこともできる。領海内に入ってくれば、国によっては撃沈することもある。
2018/01/24 BSフジ[プライムニュース]

スミス大学・アンドリュージンバリスト教授
五輪の「経済効果」って…?
東京五輪の経済効果は極めて小規模で実際は4500億円程だろう。
2018/01/21 BS-TBS[外国人記者は見たプラス]

フォーブス記者・ジェームズシムズ(米国)
五輪の「経済効果」って…?
1984年のロス五輪は放映権収入やスポンサーの収入とかで成功した。データがない五輪も多いので検証ができない。こういう成功例もあるがたいていは赤字に終わっている。実際に費用とか全部平均すると1.6倍ぐらいになるが、オックスフォード大学が出した研究ではデータがない五輪が11回あり、検証もできない。長野五輪も一部の資料を焼却している。実際のコストが明確にわからない。
2018/01/21 BS-TBS[外国人記者は見たプラス]

ジャーナリスト・福島香織
<小松アナ・注目ニュース>中国・原子力潜水艦が接続水域に航行した狙いは?
中国は今世紀半ばには世界一流の軍隊を持つとか、中国の特色ある現代社会主義国家を実現して米国などに肩を並べる大国となり、世界舞台の中央に躍り出ると言っている。米国は海洋国家で中国は大陸国家といわれており、海洋国家が世界を制するといわれている。海洋国家になるためのルートの防波堤に尖閣や台湾が防波堤になっている。だから台湾、尖閣、沖縄を取り戻したい。
2018/01/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>“強い絆”日本がとるべき道とは
マティス、ケリーはトランプが好きというよりも米国のために何とかしたいと思っている人たち。そういった人たちと日本はかなり良い関係を持っている。バノンが失脚したことで反主流派の流れが弱まり主流派に戻る可能性があり日本にとっては非常にやりやすくなる。
2018/01/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

早稲田大学教授・中林美恵子
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>“強い絆”日本がとるべき道とは
すでに安全保障関係では時間をかけて日米で人間関係をつないできたと確信している。これを頼りにすることが大事。トランプ大統領の人格はいろいろ言われるがそれですべてが決まっているわけではなく、議会も含め日本はさらに人間関係を深めることが日本にとって最悪の事態を避けることができる。
2018/01/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>“強い絆”日本がとるべき道とは
長い歴史で見ると米国は北朝鮮、中国と妥協する可能性があり、だからこそ日本のポジションをきちんときっちりと持っていくのが日本の国益。トランプ大統領との関係はうまくいかなくなった時のために、ヘッジとして大統領以外の議会や企業などとの関係をよく作っておくことが保険になる。トランプ大統領の側近らが日米同盟を維持することが米国の国益になり世界の安定に重要だと思っており、その人たちをトランプ大統領が信頼しているから日米同盟が悪くないといえる。
2018/01/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

早稲田大学教授・中林美恵子
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>“強い絆”日本がとるべき道とは
米国には三権分立がしっかりあり、大統領一人ですべてが決まるわけではないと認識しつつ、専門家とも密にコミュニケーションを取っていくことが必要。マティス国防長官、ケリー首席補佐官は軍事行動に慎重といわれているが、マクマスター安全保障担当補佐官はどちらかと言えば積極的。誰がどこで何を言っているのかを抑え、深く付き合うことが重要。
2018/01/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

早稲田大学教授・中林美恵子
“強い絆”日本がとるべき道とは
あんまり、トランプ政権とべったりではないほうがいい。北朝鮮問題のように歩調を合わせていくところは米国に合わせつつも、本当に日本の国益が真向からぶつかったりずれるというところでは、はっきりNOと言っていくことが、とても重要。このNOという時に本当に日本の政権の真価が問われる。
2018/01/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

東京財団上席研究員・渡部恒雄
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>トランプ政権の正念場!どうなる中間選挙
トランプの共和党は不利であることは歴史的法則からいっても間違いないし、その歴史においても最も人気のない大統領がトランプ。かなり下院では共和党が不利。米国の全部の投票を足すと実はヒラリークリントンに投票した人の方が多かった。それだけみてもかなり次の中間選挙で共和党は難しい。そこに加えて今回の政府機関閉鎖について民主党支持派はアフリカ諸国やハイチを肥溜めと発言したことがきっかけと思っている。そういうことも含めて特に下院ではかなり共和党は不利。
2018/01/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

早稲田大学教授・中林美恵子
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>正念場!トランプ政権崩壊危機は本当か
米国大統領としては60点以下だと落第だが、トランプ大統領は40点。その心は共和党議員すらしっかりまとめることができていない。法案もオバマケアがまとまっていない。減税法案を法律にしたことを評価。ガバメントシャットダウン、政府機能が一部停止しているのは減点の対象。これはトランプ大統領が議会とのコミュニケーションができなかったため。
2018/01/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>正念場!トランプ政権崩壊危機は本当か
20点。日本の立場からすると40点あげてはまずい。安倍首相との関係が良いから日本に対しては面と向かってひどいことはやっていないが、米国の世界におけるソフトパワーを損ねているので同盟国としては非常に困る。米国が段々信頼できなくなっているのは日本にとって深刻な問題。
2018/01/21 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

東京大学大学院教授・西崎文子
核保有国から条約への批判・日本とICANの溝は・・・
核の価値を認めない核廃止論のICANと核に抑止する価値があるとする核抑止論の溝はかなり深い。ただ核抑止論を認めてしまうと核拡散の危険は出てくる。そこは究極のジレンマ。日本政府にはそこを橋渡しするというのが今までの方針だったし会うことで損はまったくなかった。むしろ会った方が国際的にもよかっただろう。
2018/01/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

外交評論家・岡本行夫
核保有国から条約への批判・日本とICANの溝は・・・
少なくとも核兵器禁止条約の討議に日本は参加すべきだったと思っている。日本の国民に対する目線というのはもう少し考えないといけない。
2018/01/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

評論家・大宅映子
核保有国から条約への批判・日本とICANの溝は・・・
ICANの代表に唯一の被爆国を訴えてきた日本の安倍首相が会わないというのはありなのか。ミスユニバースに会う時間があるのに会う時間がないというのは納得できない。日本の声がひとつにまとまらないというところに苛立ちを覚える。
2018/01/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

外交評論家・岡本行夫
高まる南北融和ムード・米国防長官「戦争の計画ある」
少なくとも韓国の同意は得ないといけないが、米国が北朝鮮を先制攻撃しようとしても絶対に韓国はノーと言うだろう。北朝鮮は核開発の時間稼ぎに利用している。北朝鮮は米韓合同軍事演習をやめろと言っているが、必ずどこかの時点でやらざるをえない。やれば北朝鮮にミサイル・核開発実験を再開する口実を与える。安全な時間をこの平和攻勢の中でうまく使っている。
2018/01/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

BS-TBS「週刊報道LIFE」キャスター編集長・松原耕二 
高まる南北融和ムード・米国防長官「戦争の計画ある」
気を付けるべきなのは北朝鮮としては核・ミサイル実験の一時的モラトリアムみたいなもの。その提案があった時に日本としてはどうするんだということ。根本的に捨てる気がないが、一見平和攻勢に見えるものに乗るのか、乗らないのか、こういう局面が来るのではないか。
2018/01/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ジャーナリスト・手嶋龍一(VTR)
<特シュー>米国・トランプ大統領就任1年・世界はどう変わった?
日本の立場から言うとTPP離脱、パリ条約離脱も困る。法人税の減税は米国の景気を押し上げる点では、かなりの力だが、日本企業が本社を米国に移すのはビジネスの点では有利で、日本は逆に空洞化する可能性がある。
2018/01/21 日本テレビ[シューイチ]

ジャーナリスト・手嶋龍一(VTR)
<特シュー>米国・トランプ大統領就任1年・世界はどう変わった?
米朝首脳会談は開かれる可能性は十分ある。実現すれば95点をやりたいが、到底あげることができない。トランプ大統領は安全保障・外交の分野でも米国ファースト。北朝鮮が開発している長距離弾道ミサイルの脅威を取り除くのであれば、中距離ミサイル以下の核、ミサイルを持つことを黙認し、金正恩体制を認める可能性もある。中距離核ミサイルの射程に覆われている日本としてはそんな妥協は呑むわけにはいかない。米朝会談は一見、よさそうに見えるが危険な側面もある。
2018/01/21 日本テレビ[シューイチ]

外交評論家・岡本行夫
政府機関が一部閉鎖・トランプ政権の今後は・・・
トランプ大統領は排外主義的であり、白人至上主義で独善的で、乱暴で、予測不可能で勉強嫌いでなおかつ米国国内の分断を広げている。日本にどういう影響が政策的に及んでくるかと言えば、安全保障と経済面になる。安全保障については日本との関係ではよくやっている。北朝鮮に対しオバマは何もしなかったが、きちっと対応しているし、テロ対策にも取り組んでいるし、日米同盟は強化された。経済は大型減税、投資を呼び込み、株価も4割上昇していて、その影響で日本経済もよくなっている。ヒラリークリントンが大統領になったよりかはいい面が多く出ている。ただ長期的にはこれから問題が顕在化してくる。
2018/01/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

富士通総研主席研究員・柯隆
経済連携の期待とリスク・中国の経済成長率は?
中国のGDPは本当のところは5~6%の間で今の6.9%は少し過大評価されている。
2018/01/20 BSフジ[プライムニュースSUPER]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
経済連携の期待とリスク・中国の経済成長率は?
中国は中央が出しているデータをそのまま扱っている。ただし地方で発表しているデータは捏造されていて、地方が中央に上げてくるデータは中央の国家統計局がチェックしている。そうしないと巨大な国の政策運営はできない。
2018/01/20 BSフジ[プライムニュースSUPER]

早稲田大学教授・中林美恵
暴露本・トランプ政権・炎と怒り
まず大前提としてバノン氏をホワイトハウスが追い出したことは危険な人を野に放つようなものだった。案の定、いろいろな情報がバノン氏を経由して出てきた。だがそれでもあまりトランプ氏の悪口は言わない。バノン氏がトランプ氏と決別のつもりでこの本をだしたのだとしたら本人が大統領選に出馬するためか、なんらかの誤算があったためではないかと言われている。結果的にはトランプ氏を攻撃する格好の材料を与えてしまった。
2018/01/20 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

解説委員・高橋祐介
米国・トランプ政権の“通信簿”
中間選挙は11月だが、予備選挙は早い州では3月から始まる。中間選挙では議会上院の3分の1、下院の全議席が改選され、大統領の与党・共和党には逆風が吹くとも言われている。野党民主党はすでに攻勢を強めている。トランプ大統領は、政権誕生に貢献した南部や中西部各州を中心に支持基盤の白人労働者層を固めるため、雇用や貿易、不法移民対策などに力を入れていくことになる。一方、下院で共和党は苦戦が予想され、中間選挙で仮に民主党が下院の過半数を制すれば、法案や予算審議は一層滞り、トランプ政権が目指す公約の実現は益々遠のくことになる。政権にのしかかるロシア疑惑の捜査の進展次第では、大統領の弾劾訴追という可能性も現実味を帯びてくる可能性もある。
2018/01/20 NHK総合[時論公論]

参議院自民党政審会長・日米議連事務局長・武見敬三
言いたい事、聞きたい事
すでに日米の麻生ペンスの枠組み協定が上手い形でできている。むしろ貿易協定という形でない形で議論させていくために背景としてTPP11としての交渉を早く妥結させて環境整備をしておくことが同時に重要になってくる。政府は、まさにそれをやろうとしている。トランプ大統領と安倍首相の信頼関係が非常に大きい。
2018/01/18 BSフジ[プライムニュース]

産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
検証・トランプ大統領1年・“対メディア”ウソと真実
公の場で公人である大統領が口にすべき言葉ではない言葉をトランプ大統領は使った。トランプ大統領をめぐり今の世界での言葉づかいが極端に悪くなっている。
2018/01/18 BSフジ[プライムニュース]

英国王立防衛安全保障研究所・マルコムチャーマーズ副所長(VTR)
南北の“融和ムード”の裏でちらつく軍事オプション
ブラディノーズ作戦は発射を控えているミサイルを巡行ミサイルで狙うものだ。発射までの数時間の隙を狙った1回だけの攻撃で政治的メッセージを送る。それが北朝鮮の核・ミサイル放棄につながらなくても被害を与えることはできる。金正恩政権は大規模戦争を望んでいないと米国側は考えるだろう。そうなれば金正恩は破滅するとわかっているからだ。確かにそうかもしれないが、問題は北朝鮮が米国の限定攻撃を1回だけの攻撃として額面どおりに解釈するかどうか。大きな攻撃の前兆ととらえたらより大きな報復をしてくる可能性がある。トランプ大統領は明らかに軍事オプションを残そうとしている。今後2年間に大規模戦争が勃発する可能性は25%。
2018/01/17 テレビ朝日[報道ステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
南北の“融和ムード”の裏でちらつく軍事オプション
米国と歩調を合わせる日本は韓国の対応を対話のための対話だと冷ややかな目で見ている。バンクーバーでの外相会合を見てみると国際世論はむしろ南北協議を肯定的に受け止めている。河野外務大臣は北朝鮮に対して当事者意識の薄い国が参加するので開催すればバラバラ感が出てしまうと難色を示していたが、今回出た議長総括をみても現状維持にとどまっていて日米と国際世論との乖離が浮き彫りとなった形。韓国はひさしを貸して母屋も取られているのではないか。北朝鮮はあまりに虫が良すぎるという考えが韓国世論にも存在している。
2018/01/17 テレビ朝日[報道ステーション]

国際ジャーナリスト・春名幹男
<ひるトク!>カナダで20カ国外相会合・北朝鮮包囲網の強化は?
平昌五輪に向けて米国は数百人規模の特殊部隊を派遣することになっている。どんなに南北間で話し合いが決まったとしても北朝鮮のテロを警戒しているという構えを見せている。ブラジルのW杯の時も百人ぐらいの特殊部隊を送った。加えてグアム島に核巡行ミサイルを搭載することも可能な戦略爆撃機B52も配備された。これはすでに今この期間中も軍事的圧力をかけ続けるということ。
2018/01/17 TBSテレビ[ひるおび!]

コリアレポート編集長・辺真一
<ひるトク!>カナダで20カ国外相会合・北朝鮮包囲網の強化は?
祭りの後に何か起きるかもわからない。金委員長も今年は大胆なことをやると言っているので平昌五輪の融和ムードをさらに続けていき、もしかすると一気に南北首脳会談まで持っていく可能性もある。その上で9月9日の建国記念日に向けての人工衛星の発射を想定しているかもしれない。
2018/01/17 TBSテレビ[ひるおび!]

増田剛解説委員
検討進む攻撃力強化・問われる専守防衛
政府は敵基地攻撃能力装備は保有しないとしてきたが、小野寺防衛相は、長距離巡航ミサイルの導入方針について専守防衛に反しないと説明した。敵基地攻撃には攻撃目標位置を正確に把握するための偵察能力や、敵の防空レーダーを無力化するための装備が必要との指摘もあるが攻撃と防御の境目は曖昧。「いずも」を空母に改修した場合も、朝鮮半島沖に出動させれば戦闘機の活動範囲が北朝鮮領内に広がり、事実上の敵基地攻撃能力につながる。また日米の役割分担も問題になってくる。日米安全保障条約体制の下では、自衛隊が守りの盾、米軍が打撃力を持つ矛の役割だった。最新装備取得に向けた政府、自民党の姿勢を見る限り、憲法に基づく専守防衛がなし崩しになっていく懸念も拭えない。政府は防衛計画大綱を見直す方針。通常国会では徹底的な議論が必要。
2018/01/17 NHK総合[時論公論]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
中国がインド洋沿岸諸国に潜水艦を輸出…思惑は?
中国では軍事力では米国には勝てないが、一帯一路沿線国家と非常に強く結びついていればやがて米国を凌駕し世界制覇に向けて動くことができるだろうと計算している。なぜ中国が強烈な軍国化を進めているのかといえば、中国共産党の一党支配体制が実は危ないからで、中国共産党自身が日中戦争時代に日本軍と共謀して強大化したという事実がわかった場合、一党支配体制が転覆してしまう可能性がある。その時点で経済繁栄と軍事強国になっていれば揺らぐことはないだろうと考えている。
2018/01/16 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
長距離巡航ミサイル搭載可能・中国原潜が尖閣周辺を航行
共産党大会の演説で習近平国家主席は軍事強国化に言及したのと同時に台湾を平和統一することにも言及した。その意味で第一列島線を守っていくことは台湾は中国のものであるということを示すためにどうしても必要なこと。言葉だけではなく実戦に移れと習近平は言っている。1月5日から12日にかけて空母・遼寧が台湾に向けて一周した。その一環として11日に尖閣諸島にも潜水艦がきたということ。習近平は第一列島線に中国軍が常にいることを常態化させると宣言している。
2018/01/16 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

マーケティングライター・牛窪恵
長距離巡航ミサイル搭載可能・中国原潜が尖閣周辺を航行
中国が日本経済に対してもすごく強い影響力を持ち始めていて、その影響は私たちの身近かなところまできている。中国が日本企業を買収していくという動きもある。昔は鉄鋼とか石油業界ぐらいに影響がある程度だったのが、去年からIT企業にも中国が非常に影響力を持つようになってきた。今、日本の企業の契約書にもIT企業にも中国共産党の動きによって契約内容が突然変わることもありうるという一文が入るようになった。日本企業もダイレクトにそういう影響を受けるようになってきている。これからは中国を無視してはいろいろなことが考えられない状況にどんどんなってきている。
2018/01/16 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
尖閣諸島周辺に中国軍“攻撃型原子力潜水艦”
潜水艦を尖閣諸島周辺に送ったのは明らかに習近平国家主席の指示に基づくもの。少なくとも現場の判断ではない。昨年10月18日に第十九回の共産党大会が開かれたが、そのスピーチの後半部分で「中国は5年以内に軍事強国になる。国家主権・領土に関しては完全無欠のものでなければならない」と宣言し、1月3日に中国人民解放軍の全軍を招へいして「党の指示を厳しく守り、一部たりとも隙があってはならず、党の指示に従わないような行動を取ってはならない」と強い訓示をたれたこともあり、こういう時期に現場が単独の判断で動くことは考えられない。
2018/01/16 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
北朝鮮・女性グループ・モランボン楽団・団長・玄松月とは?
中国としては日米韓の離間が目的で北朝鮮が南北会談で主導権をもっているのは非常に好ましいこと。韓国が主導権を握れば日米がコントロールすることになるため中国にとっては好ましくない。
2018/01/16 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

富士通総研主席研究員・静岡県立大学特任教授・柯隆
真価を問われる安倍外交2018・対中戦略&日米協調のバランス
一帯一路はインフラ整備の観点からすると、できつつある。中国が狙うのはインフラだけでなく、巨大なユーラシア経済圏の体制。日本にとっても大きなインパクトが出る。一方で、インド太平洋戦略はまだ中身がない。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
真価を問われる安倍外交2018・対中戦略&日米協調のバランス
一帯一路は中国の危機感の表れ。中国の成長が止まった時のために、周辺国の需要が中国のものを買ってくれる仕組みをどう作るかが重要で、中国の長期的な経済リスクを避けるのは、日本と中国の共通課題。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]

富士通総研主席研究員・静岡県立大学特任教授・柯隆
日中経済WinWinの関係は?13億人市場に挑む日本式
中国に少子高齢化の問題が出てきたのは40年間1人っ子政策を行ってきたため。中国は制度の整備もしていないし、国民が十分豊かになっていない。日本の1人当たりGDPが今の中国と同程度の時代には、介護保険はなかった。日本の経済発展とともに国民が豊かになってきて保険などの制度も整備してきた。中国には介護の制度ができていない。制度を早く作らないといけない。そうでないと日本が参入したとしても、財源がない。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
世界の“成長エンジン”は今…検証・2018チャイナリスク
中国の経済指標を外国と比較するとそれは嘘か本当なのか分からなくなる。そもそも日本を含めた西側諸国・欧米と中国はGDPの計算方法が違う。中国は需要項目別ではなく産業項目別に分けて計算している。デフレーターの数値もあまりオープンにしていないので本当のところはよくわからない。中国という13億人以上の人口を抱えた国の経済政策運営というのは幅がひろくてわかりづらい。日本の25倍の面積があり、言葉が通じないし食べるものも違う。欧州と米国と日本とロシアを合わせた人口よりもまだ多いところにいろいろな人が住んでいる。大雑把な方向感でやっていかないと経済政策運営ができない。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]

富士通総研主席研究員・静岡県立大学特任教授・柯隆
日中経済WinWinの関係は?13億人市場に挑む「日本式」
水質改善は日本はすでにやり始めている。中国の大気汚染の一番の原因は車ではなく石炭を燃やしているから。中国のエネルギー構成は石炭の割合は全体の67%。しかも中国の石炭は硫黄分が多い。日本の優れた技術に石炭をガス化してガスを燃やすというのがある。集中してガス化することでクリーンなエネルギーになる。この技術を日本が確立している。水の話でなぜ日本が優れているかといえばフィルターの炭素繊維を作る日本の素材産業の技術。これが世界でドイツと並び優れている。これらの技術をまとめて供与していいのかどうかを日本は迷っている。供与賛成派は中国から有害物質がとんでこなくなるから良しとするが反対派は日本の技術が中国にとられてしまうと危惧している。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]

富士通総研主席研究員・静岡県立大学特任教授・柯隆
中国“一帯一路”と安倍外交・日本経済『新アジア戦略』は
今、中国が一番持っているものはお金で、一番足りないものは技術。技術を移転してくれる国は日本しかいない。技術はどんどん老朽化していくので守っていても仕方がない。それを戦略的にいかに生かすかということを日本企業は考えていくべき。尖閣の問題でいえばこの問題は日中間でまだクリアしていない。これまでの5,6年間で日中ホットラインの設置もまだできていない。安倍さんと習さんとの間で電話できる関係もできていない。この話は実務方ではなくトップで話をつけないと進まない。今年、日中関係が改善するとすれば、ちまちました経済協力もよいが、こういう交通整理をして日中間でホットラインを早く設置すべきだろう。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
中国“一帯一路”と安倍外交・日本経済『新アジア戦略』は
日中関係は非常に難しい問題をはらんでいる。歴史問題も領土問題も消えることはない潜在的なリスク。いつ火を噴くか分からない。一旦火を噴くと反日デモ、不買運動となる。リスクは中国と付き合う以上は必ずあるが、いろいろな度合いがあり、尖閣の一番ひどい時にいってしまうリスクもあれば、車の焼き討ちぐらいで終わるレベルまである。それを乗り越えられるほど日本の企業の競争力が高まりつつあるので徐々にそうした関係は変わりつつある。企業が一番怖い安全保障のリスクを防ぐところだけでもきちんと政府間で抑えてもらいたい。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]

富士通総研主席研究員・静岡県立大学特任教授・柯隆
日中経済連携「期待とリスク」・習近平国家主席“笑顔”の背景
習主席の笑顔の背景には党大会が終わって権力を掌握したので、これから経済に軸足をシフトしていくには日本との協力が不可欠なので、日中関係を改善していこうという読みがある。これまでは長老たちの影響があり、握手して笑顔を見せると日本に弱腰だと批判される可能性があった。今回の党大会で一番恐れていた江沢民のグループが一掃されたことが大きかった。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
日中経済連携「期待とリスク」・習近平国家主席“笑顔”の背景
これまでは政治的なプレッシャーがあったのは確か。笑顔の背景には10月下旬に2人とも長期安定政権の基盤を固めたことがある。アベックホームランのようなもの。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]

ジャーナリスト・後藤謙次
<「もしもし後藤です」>韓国要求“更なる謝罪”総理「受け入れられぬ」
安倍総理自身は五輪に行くべきか揺れている。行かない表向きの理由は衆院の予算委員会の審議と重なっているため国会の都合で行けないというものだが、本音は日韓合意。だからと言って平昌五輪を欠席していいのかという議論も当然ある。リオデジャネイロオリンピックでは閉会式に行ったし、ソチオリンピックにも欧米の首脳が行かない中で安倍総理は行って、その後にプーチン大統領の来日が実現した。行くメリットというのはかなりある。2年後には東京五輪がある。そういう意味からも行くべきとの声がかなり高まっている。
2018/01/14 テレビ朝日[サンデーステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
金正恩「腹の内」は・元高官語る“譲れぬ一線”
日本政府は南北会談を北朝鮮の時間稼ぎとみている。会談に条件をつけず、南北会談に即応じてしまい、会談の前に米韓軍事演習の延期を決めてしまった韓国政府に日本政府は苛立ちを感じている。条件を何も取らずに入ってしまった。今度は北朝鮮が平昌五輪に出てやるという態度で対談そのものが北朝鮮ペースになっている。外交能力が北朝鮮の方がはるかに上なのではないかというのが日本政府の分析。この先、日本としてはずるずる南北会談をひきのばされることを警戒しているが、結局この会談が終わった後には米国が再び厳しい対応に出て、米韓合同軍事演習も予想され、北朝鮮もICBMを準備していることが予想され結局融和はこの段階で終わってしまうとみている。
2018/01/14 テレビ朝日[サンデーステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
国会開会の直前に外遊「北に圧力」だけでなく
今回、訪問する国はいずれも小国だが、北朝鮮と国交があり1票を持っている。北朝鮮包囲網を構築したいというのもある。バルト3国はロシアと隣接しており、ロシアに対して牽制する意味もある。
2018/01/14 テレビ朝日[サンデーステーション]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>南北急接近・・・国際社会の懸念とは?
平昌五輪に安倍首相がいかないとなれば誰が行くのか。北朝鮮から誰が来るのか、中国から誰が行くのかによっては拉致問題を含めた日本側の代表がうまく次の路線に乗せていく形ができればよい。日本独自外交(の線)が必要。
2018/01/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

慶応大学法学部准教授・礒崎敦仁
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>南北急接近・・・国際社会の懸念とは?
日米韓が連携して最大限の圧力をかけることができればよいが、できないことがだんだんわかってきた。日本は拉致問題を抱えており、韓国が南北間対話で独自に動いているように拉致問題についても政府が独自で動かなくてはならない。
2018/01/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>南北急接近・・・国際社会の懸念とは?
日本がやるべきことは韓国が前のめりにならないようブレーキをかけること、それができる日韓関係を維持する、突然対話モードになってしまいかねない米国にブレーキをかけるために日米関係も密にしていくことが必要。
2018/01/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>金正恩委員長が主導権?南北接近の内情
ムンジェイン大統領が国内で積もった弊害を清算することに最も力を入れている。弊害は李明博、パククネの9年間を指す。
2018/01/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

慶応大学法学部准教授・礒崎敦仁
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>南北閣僚級会談・・・韓国が“北朝鮮包囲網”を乱す?
北朝鮮がこれまで掲げてきたスローガン“我が民族同志”の外政を排除し自分たちで決めるというのが鮮明になったのが注目点。新年の辞で金正恩委員長は“平和”という言葉を連呼している。米朝の軍事衝突を避けたいとの思いは明確に出ている。韓国との会談を進め深化を進めれば米韓同盟にくさびを打ち、国際社会連携の圧力にブレーキをかけることができると考えている。
2018/01/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

静岡県立大学准教授・奥薗秀樹
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>南北閣僚級会談・・・韓国が“北朝鮮包囲網”を乱す?
軍事当局会談を行ったことは韓国国内に北朝鮮との付き合い方についての意見対立を刺激する。文大統領は朝鮮半島における軍事行動は韓国の同意なしに行うことができないとしており、韓国が拒否権をもっているというニュアンスの発言をしている。米国の独自の軍事行動を韓国を通して制御しようとする北朝鮮の思惑もある。文大統領は朝鮮半島の非核化について絶対譲歩できないと断言している。今回の南北会談は五輪を人質に取った形でなされる会談だが、韓国は自分たちが主導で五輪を通して平和と和解の祭典を演出するとの強い思いを持っている。
2018/01/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

元駐韓大使・武藤正敏
<徹底解説・ニュースの焦点>慰安婦問題の歴史・繰り返す謝罪と反発
韓国から日本に去年600万人以上が観光客として来ている。日本を嫌いなはずがない。日韓関係で悪いのは政治と歴史だけ。やはり北朝鮮の問題があって日韓は協力しないといけない。これは我々にとって極めて重要なファクターとなっている。これ以上両国関係が悪化しないように努力していくべき。
2018/01/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

経営共創基盤CEO・冨山和彦
アベノミクス成否と2018年の日本経済
開発の世界は1人の天才が1万人に勝つ。国内でやるより米国・シリコンバレーでやったほうが育ちやすい。誰もやっていないことを先にビジネスとして具現化しないとトップになれない。
2018/01/14 BS朝日[激論!クロスファイア]

経営共創基盤CEO・冨山和彦
アベノミクス成否と2018年の日本経済
AIの技術的な大発展のドライバーはアルゴリズムで、ソフトウェア系のイノベーションが起きている。日本はソフトウェアが弱い。日本ではソフトウェアは伝統的にハードウェアの下請けみたいな形になっていて、産業的にも社会的にも地位が低い。米国では地位が逆。人材もそこに集まってくる。日本ではトップ人材が集まらないし、処遇が悪いのでいい人材はみな米国に行ってしまう。人材の質と量で日本は圧倒的に中国や米国に負けている。
2018/01/14 BS朝日[激論!クロスファイア]

ジャーナリスト・モーリーロバートソン
2018年ど~なる北朝鮮問題・漂着船で工作員潜入!?日本は大丈夫?
アルカイダのテロの後、米国にいるイスラム系米国人や外国人を一網打尽に24時間監視してまで、人権を縮小してでも米国の安全保障を優先させるべきなのかという議論が巻き起こり賛否両論が渦巻いた。こうした議論を突き詰めていくと日本にいるすべての3世、4世などの在日韓国人の方も含め、もしかしたら親族が協力しているかもしれないなどの嫌疑をかけてもいいのかという非常に言いづらく、議論をしにくい領域に入っていく。その議論をこれまで避けてきたが、これからは直視すべきなのかもしれない。
2018/01/14 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

自民党衆議院議員・平沢勝栄
2018年ど~なる北朝鮮問題・漂着船で工作員潜入!?日本は大丈夫?
工作員は終戦直後からずっといる。スパイ防止法を作ろうという動きは前からあるが、ものすごい抵抗がありできていない。
2018/01/14 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

早稲田大学教授・中林美恵子
2018年ど~なる北朝鮮問題・漂着船で工作員潜入!?日本は大丈夫?
ワシントンでは今、ブラディノーズ作戦というのが語られていて、それが五輪の最中なのか、後なのかはわからないが、北朝鮮が何かを行った時点で先制攻撃にならない形で攻撃をする。それがサイバー攻撃なのか、トマホークなのかわからないが、こうしたものをオプションとして米国はまだまだ持ち続けている。
2018/01/14 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

元韓国国防省分析官・コヨンチョル
2018年ど~なる北朝鮮問題・漂着船で工作員潜入!?日本は大丈夫?
米国が平昌五輪が終わった段階で北朝鮮に対する軍事行動に踏み切る可能性は90%。文大統領は日本と米国と距離を置く可能性が高まる。
2018/01/14 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
2年ぶりの南北会談・北朝鮮問題の行方は
経済制裁は最終的にきかないだろう。北朝鮮に対し経済制裁以上武力行使未満の何らかのより強い圧力をかけていくことが必要となる。五輪が終わった後、同じ問題が蒸し返されると考えていい。日米韓の連携、米中の戦略的な妥協、この2つを続けていくしかない。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

上智大学教授・前嶋和弘

五輪までに韓国と北朝鮮の首脳会談等々が動いていったら状況は変わっていくかもしれないが、今のシナリオとしては米韓合同軍事演習が五輪後すぐにスタートして、軍事的な圧力もかけながら経済的な圧力もかけていくといういつものパターンに戻ると思う。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦

例えば北が、核開発を凍結するので関係改善しましょうというのは変化球。そういったものを投げてくるかどうかは見ておくべき点。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

笹川平和財団特任研究員・小原凡司
2年ぶりの南北会談・北朝鮮問題の行方は
中国の意図を見る時は長期、中期、短期、様々な時間軸を使ってみなければいけない。中国は東シナ海を中国の海だとずっと前から言っていて、尖閣諸島に対する領有を諦めることは絶対になく、こうした行動をエスカレートさせていくことは今後もあるだろう。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦

合意は出来上がっている。日本政府は王道を行けばいい。それをちゃんと履行することは国家の責任。そのために民主的に選ばれた政府が国民に対して説明をする、これが基本的な考え方。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
日韓合意の行方は
ようやくゴールポストが見えてきたと思ったら、また動いてしまう。原因の1つには韓国の内政的な問題がある。日韓関係は韓国では内政問題、もしくはその延長にある。内政上割れていることが続く限り決断するのは難しい。もう1つは外交政策的に、彼らの伝統的なバランス外交が回帰してきたことがある。中国との関係をまず重視し、日韓や米韓が後回しになってくるのであれば、非常に危険。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
2年ぶりの南北会談・北朝鮮問題の行方は
トランプ大統領のまわりで北朝鮮への向き合い方でコンセンサスはできていない。その部分は北朝鮮にとってはつけ入る隙があり、場合によっては誤算が生じる危険も出てくる。米朝と言うが、この問題の本質は米中関係にある。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

笹川平和財団特任研究員・小原凡司
2年ぶりの南北会談・北朝鮮問題の行方は
中国は、このゲームの主要なプレーヤーは米国であると理解している。中国は米国からの圧力を十分に受けて北朝鮮に対して相当な経済制裁をかけていて、北朝鮮との間には不信感が高まっている。単純に南北関係だけが良くなってしまうと中国の立場は悪くなる。中国としては慎重に行方を見ている。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

上智大学教授・前嶋和弘
2年ぶりの南北会談・北朝鮮問題の行方は
トランプ政権は北朝鮮に融和的な文在寅政権に対し、かなりの不信感を持っている。五輪期間中の米韓合同軍事演習はしない形だが、韓国の方から様々な形で経済支援的なことが出てきたとしたらこれは問題。北朝鮮と韓国が近寄ることによって何か経済制裁的な部分で、韓国側が余分に北朝鮮に譲歩するのではないかという懸念が、米国にはある。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

笹川平和財団特任研究員・小原凡司
2年ぶりの南北会談・北朝鮮問題の行方は
中国が1番懸念するのは北東アジア地域、中国周辺の安全保障環境が大きく変わること。一方で、北朝鮮が核兵器を放棄することがないことは重々承知している。北朝鮮はこれまで中国の言うことを全く聞いてこなかったということもわかっているので、必ずしも楽観視はしていない。この問題の鍵は米国だと考えている。今回は北朝鮮の思惑通りに進んでいるように見えるが、今後、米国がどういった対応に出るかを中国は懸念している。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
2年ぶりの南北会談・北朝鮮問題の行方は
北朝鮮は、南北対話で核兵器の問題を解決しようとしているのではない。核の問題は戦略の問題であり、五輪の問題は戦術の問題。おそらく北朝鮮は戦略問題では経済的にも政治的にも利益を最大化しようとしている。韓国としてもどうしても五輪を成功させたい。その意味では韓国の足元を見て色々なことをやってくる。
2018/01/14 NHK総合[日曜討論]

藪中三十二
2年ぶり南北閣僚級会談・北朝鮮の狙いは?
本質は全然変わっていないのに局面が変わった。文在寅大統領が非常に難しい状況に置かれていたがトランプ大統領に花を持たせエゴをくすぐったことでブレが出てきた。日本は傍観者になっている。
2018/01/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]

龍谷大学教授・李相哲
韓国・文在寅大統領の恐るべき野望!?慰安婦問題再燃の狙いは
文在寅大統領は日韓関係を壊そうとしている。韓国は親中国路線へと舵を切っている。韓国の元外交官61名が先日、声明を発表して、「文大統領の動きは日米韓の協力関係を無力化し、中国路線へと変更するものだ」と糾弾している。文政権がやっている一連のことを見ていくと、トランプ大統領のアジア歴訪で韓国訪問時に慰安婦を連れてきたり、先日も慰安婦を大統領府に招いたりした。これらすべては日韓合意の破棄に向かって突き進んできた。カンギョンファ長官(外相)が訪日し日本の空気をみてそれは不可能だと理解し、玉虫色の決断になっている。
2018/01/14 フジテレビ[新報道2001]

安全保障問題専門家・古川勝久
気になる来週の予定
16日、北朝鮮問題に関する外相会合がカナダで行われるが、この会合は米国、カナダを中心にした国連軍のメンバー国が中心になっている。ここで北朝鮮の船舶に対する検査などハードな圧力強化策が議論されることになる。日本として何ができるか、もう一度船舶検査のあり方について議論する必要がある。
2018/01/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

日本経済新聞論説委員・坂本英二
<一刀論断>慰安婦問題の着地点は?
韓国ではまるで5年に1回革命が起きているようで、いかなる合意をしても次の政権で方針が変わる。
2018/01/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

国際ジャーナリスト・春名幹男
<一刀論断>なぜ今?南北会談・日米韓の行方は
米国にとって一番重要なのは韓国との同盟関係なので、当面大きい戦争は起きそうにない。
2018/01/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

日本経済新聞論説委員・坂本英二
<一刀論断>なぜ今?南北会談・日米韓の行方は
北朝鮮は一方的な行動で脅威を高め、手が行き詰まると譲歩する形で援助を引き出したりしながら時間を稼ぐ。その繰り返し。
2018/01/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

龍谷大学教授・李相哲
融和ムードで狙うは分断?北朝鮮ペースの閣僚級会談
今回の議題の中に核問題が入っていない。民族同士で問題を解決するとしている。核問題とかはもはや韓国と北朝鮮の問題ではなく世界の問題であるにも関わらず、核問題については議題に出すことすら拒否している。
2018/01/13 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

元中韓大使・武藤正敏
融和ムードで狙うは分断?北朝鮮ペースの閣僚級会談
北朝鮮の目的は核・ミサイル開発はやめない。これまでは核・ミサイルを持てば米国が降りてきて制裁を解除するだろうと思っていたがそうならなかった。だから一番御しやすい韓国を使い、五輪の時期を使い緊張緩和ムードを盛り立てた。たしかにそういうムードになってきたが、これまで北朝鮮は緩和したことはない。融和姿勢を示している時は必ず裏でものすごい事をやっている。
2018/01/13 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

国際ジャーナリスト・春名幹男
<ひるトク!>日韓合意に韓国が新方針!?昨年末に合意検証も…なぜ
今の米国はやや頼りない。オバマ政権は米韓自由貿易協定(FTA)を結んだが、その米韓FTAの交渉のやり直しが今月5日から始まった。したがって米韓の間でもいったん決めたことのやり直しをやっている。韓国としてはこういうこともあるので日本ともという気持ちになっている。
2018/01/12 TBSテレビ[ひるおび!]

外交評論家・マサチューセッツ工科大シニアフェロー・岡本行夫
松川るい×岡本行夫×手嶋龍一・慰安婦問題と日韓関係
韓国という国はゴールポストをどんどん動かしていく国。最近になってようやく韓国はこういう国だという事が国際的にも認知されてきた。韓国との交渉、説得はもう無理だと認識するしかない。GSOMIAについても実効的なものは作れないだろう。日韓関係が実務、安全保障レベルでこじれれば困るのは韓国自身。
2018/01/11 BSフジ[プライムニュース]

自民党参議院議員・松川るい
松川るい×岡本行夫×手嶋龍一・慰安婦問題と日韓関係
国際的なレフェリーがいる中で固定的なゴールポストを作るための合意、日本は履行済みで、履行すべきなのは韓国。パククネの時からそうだが文在寅大統領は自分で火をつけてしまいその火が消せずに苦労している。日韓合意を2年もたたないうちに検証することは非常に失礼で、非常識な話。
2018/01/11 BSフジ[プライムニュース]

自民党参議院議員・松川るい
松川るい×岡本行夫×手嶋龍一・平昌五輪後の半島情勢は
韓国も自国防衛で頼りにできるのは米韓同盟とわかっている。平昌五輪後の米韓合同軍事演習は韓国にとっては踏み絵のようなもの。韓国国内の声がどうなっているかは平昌五輪の在り方によって世論が変わっている可能性がある。
2018/01/11 BSフジ[プライムニュース]

外交評論家・マサチューセッツ工科大シニアフェロー・岡本行夫
松川るい×岡本行夫×手嶋龍一・総力展望「外交2018」
予測がつかないのは米国中間選挙で民主党が下院の共和党の議席を24ひっくり返すと民主党が下院を握ることになる点。そうなると米国の政治構造が変わる。共和党主導部は2020年の大統領選挙で惨敗すると、10年は共和党が立ち上がれなくなるという認識がある。
2018/01/11 BSフジ[プライムニュース]

外交ジャーナリスト・作家・手嶋龍一
総力展望「外交2018」・中国軍艦「尖閣接続水域」航行
従来、米国と日本はやや後ろ向きだったが、先の自民党二階幹事長の訪中以来、潮目が変わってきている。習近平政権は一帯一路を日本の協力を得て進めていきたいと思っている。ただしその内容は中国のリーダーシップの下に中国の設計図に従ってやってくださいということで、これは中国のまさに影響下で日本も米国も豪州もインドもASEAN諸国も困ることになりかねない。断固として譲れない点、協力をする点というものを分けて対応し、その点では北京に対し強いメッセージを送らなければならない。
2018/01/11 BSフジ[プライムニュース]

自民党参議院議員・松川るい
総力展望「外交2018」・中国軍艦「尖閣接続水域」航行
昨年10月の共産党大会において、習近平国家主席自身が「2049年には世界帝国になり、2035年までには近代軍を設立する。太平洋は米国と中国で分けられるくらい広い」と言った。太平洋の出口をふさいでいるのは日本で、出て行くためには台湾海峡か沖縄・尖閣諸島周辺を米国に見つからずに航行できる力をつけないといけないというのが中国の戦略。中国は究極の忖度国家であり、習近平国家主席がやれと言っているわけではないが、共産党大会でトップが決めた大きな方針に沿って、着々と目的に向かってやっている。
2018/01/11 BSフジ[プライムニュース]

外交評論家・マサチューセッツ工科大シニアフェロー・岡本行夫
総力展望「外交2018」・中国軍艦「尖閣接続水域」航行
中国は日本の反応を試しながら少しづつ既成事実を積み上げている。自分達の政府船舶、軍艦が自由に接続水域、やがては領海に入れるという事実を積み重ねて、日中で共同管理するのが狙い。中国の潜水艦が領海に侵入してきた場合、日本はどういう対応をとるのか考えておくべき。1980年代、ソ連の潜水艦がスウェーデンの領海に入った時には、スウェーデンはソ連の潜水艦に爆弾を投下した。それ以来ソ連の領海侵入はなくなった。日本も中国船が領海に入った場合にはそれぐらい強い意思をもってやるべきかもしれない。
2018/01/11 BSフジ[プライムニュース]

外交ジャーナリスト・作家・手嶋龍一
総力展望「外交2018」・中国軍艦「尖閣接続水域」航行
今回の事案はほとんど驚くにあたらない。中国は真珠の首飾りと呼ばれる事実上の中国の寄港地をインド洋、南シナ海、東シナ海にまたがって作っている。その中のひとつであるスリランカのハンバントタ港を見てきたが、ここは借金のかたに全ての港湾の運営権を中国が差し押さえた。結果としてスリランカに主権があるにも関わらず、住民は港に足を踏み入れることができなくなった。中国は海洋強国を標ぼうしており中国の海軍力の浸透ぶりは深く大きく進行してきている。こういう大きな文脈の中で日本の事例も起きており、中国の海洋進出を騒ぎ立てるだけでなく、どれほどの大きなスケールで進んでいるのかを見直してみる必要がある。
2018/01/11 BSフジ[プライムニュース]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
あす南北閣僚級会談へ・代表団メンバーの狙い
中国の影響というのもあるが、北朝鮮・金正恩の狙いがかなり功を奏してきている。誕生日の前に自分達は平和を望んでいるとアピールすることができ、自分の誕生日の翌日に会談を設定することができた。
2018/01/08 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
あす南北閣僚級会談へ・核・ミサイル開発に進展は!?
中国はなんとしても米韓の合同軍事演習をやめさせたい。さらに平昌五輪を利用して北朝鮮包囲網であると同時に中国包囲網でもある日米韓の離反を図りたい。一方トランプ大統領は圧力をかけた結果、北朝鮮が対話路線に向かったと自分の実績を強調しているが、逆に日米韓の結束は危うくなってきている。韓国は慰安婦問題などでむしろ反日傾向さえある。すべては中国の思惑通りになっている。
2018/01/08 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

内閣総理大臣・自民党総裁・安倍晋三
2018年・政治はどう動く
中国との関係については、今年は日中平和友好条約締結40周年であり、節目の年。この年に両国関係を改善させていこうというのは私と習近平国家主席の合意事項。日中韓サミットで李克強首相に来日して頂き、次は私が訪問し、その次に習主席に日本を訪問してもらいたい。
2018/01/07 NHK総合[日曜討論]

寺島実郎
トランプ大統領・バノンを攻撃・「暴露本」政権への影響は?
バノンというのは実は米国ファーストという考えを打ち出すトランプの本質そのもの。トランプ政権は今月でちょうど1年になるが、クシュナーとかイバンカだとかの親族はまだ政権に残っているが、最初に政権にいたフリン安保補佐官などバノン派と呼ばれる人たちが去り、制服組の軍人が政権の中心に入ってきて軍事政権化してきた。あとはウォールストリートシフトでウォールストリートが拍手喝采するような金融規制を緩和するような人たちを財務長官や商務長官に配置するだけでなく、FRBの議長まで変えてそうした方向にもっていこうとしている。
2018/01/07 TBSテレビ[サンデーモーニング 新春SP]

寺島実郎
最高指導者に矛先・異例のイラン反政府デモ
(最高指導者に反発することは)珍しいこと。イランはロウハニ師を選ぶことで現実主義路線へとソフトランディングしていたが、そこにトランプ大統領が登場した。トランプの対イラン政策がイランを追い込んでいる。2018年の世界のリスクを考えた時、中東の液状化というのは凄く重要。日本が最も重要な関係を持っているサウジアラビアを中心とする湾岸産油国の地域で、カタールとサウジアラビアが国交を断絶したり、サウジアラビア国内で内乱が起きる可能性が出ている。そこにトランプ政権の政策変更を背景にイランでも国内の情勢不安が起こってくる。さらにはロシアがヒタヒタとシリアを経由して中東で影響力を高めてきていて、米国は、中東における影響力を失いつつある。
2018/01/07 TBSテレビ[サンデーモーニング 新春SP]

慶應義塾大学准教授・磯崎敦仁(VTR)
キムジョンウン「新年の辞」に危機感?朝鮮半島緊張の行方は
昨年あたりから制裁によって経済が悪化してきてこれをなんとかしなくてはいけないと思っていて、金正恩が北朝鮮の人々に対しておもねる姿勢が見え始めてきている。
2018/01/07 TBSテレビ[サンデーモーニング 新春SP]

寺島実郎
キムジョンウン「新年の辞」に危機感?朝鮮半島緊張の行方は
北朝鮮の対話路線への転換は明らかに米韓の分断を狙っているが、経済制裁、特に中国の金融制裁がものすごくボディに効いてきていてふらふらになっている。昨年9月に中国がマネーロンダリングとかキャピタルフライト・資本逃避など北朝鮮がお金を動かすいいチャンネルとなっていたビットコインを禁止したのがすごく大きい。
2018/01/07 TBSテレビ[サンデーモーニング 新春SP]

寺島実郎
キムジョンウン「新年の辞」に危機感?朝鮮半島緊張の行方は
日本に対する東アジアの人たちの印象は非常によくない。日本は100%トランプに運命を預託して北朝鮮への圧力を強化することだけに一生懸命になっていて、むしろトランプをけしかけているとみられている。日本は本来、北東アジアの非核化や今後の東アジアをどうしていくのかのビジョンや構想を示すべきなのに、ひたすらトランプと一緒になって動こうとしているだけで今、日本独自のメッセージを打ち出すことができるのかが問われている。
2018/01/07 TBSテレビ[サンデーモーニング 新春SP]

経済同友会代表幹事・三菱ケミカルホールディング会長・小林喜光
企業発イノベーション・なぜ停滞・問題点は?
幸せの代償としてハングリーさが日本人から失われた。何かを創造する、イメージを現実にしていくのにはハングリーさが必要。何かをクリエイトする為には相当なエネルギーが必要で、怒りがないとだめ。幸せすぎてこのぐらいでいいやという日本人全体のメンタリティーは非常に危険。
2018/01/06 BS1[経済フロントライン]

作家・真山仁
企業発イノベーション・なぜ停滞・問題点は?
イノベーションという言葉にみなはうっとりとするが、行動はしない。言動と行動のギャップがどんどん広がっていっている。あまりにも失うものが多いため、経営トップがリスクを取らなくなった。失うならむしろ守りたいという意識が強い。
2018/01/06 BS1[経済フロントライン]

サントリーHD社長・新浪剛史(VTR)
2018年世界10大リスク
中国はスピードが米国よりも圧倒的に早いので、経済面でも必ず米国を抜くと思う。橋を作るのでも米国では10年、20年かかるが中国は1年で造る。こういう中で米国とビジネスでずっと付き合っていくべきなのか。米国の経済人ももうすでにジャパンパッシングして中国に行っているので、我々も中国とビジネスとしてどう取り組むべきかについて真摯に考えるべき。我々も中国の体制・思想だけを見るのではなくビジネスとしてどう取り組むべきかを真摯に考えるべき。
2018/01/06 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

早稲田大学教授・中林美恵子
<今週のニュース!気になる人物トップ10>北朝鮮問題
トランプ政権は対話ありきの立場ではないが、同時にいずれ対話しなくてはいけないと思っていたのも確か。対話で物事が解決され、北朝鮮が核の開発をやめ、廃棄してくれれば、これにこしたことはないという姿勢であらゆる手段を取っている。トランプ政権は全ての手段を尽くした後では軍事的手段もやむを得ないと考えている。8割以上の米国国民がそう考えているという一部の調査もある。トランプ大統領は今後どう対応しようとしているのかが確実に読めないことが、一番心配なところ。
2018/01/06 テレビ朝日[週刊ニュースリーダー]

NHK解説委員・今井純子
景気拡大の今・取り組むべき課題は
日銀が抱える国債は、発行残高の40%を超え、この先万一、景気が悪くなっても財政も厳しいうえに金融でも打つ手がないという状態になりかねない。物価は目標の2%に達成していないが、足元では1%近くに達している。黒田総裁は4月に任期切れ。再任でも、新しい総裁でも一つの区切り。これまでの5年間を改めて検証し、危機対応から正常化にどう政策を転換していくのか、検討するタイミングにきている。来年には五輪パラリンピックに向けた建設需要もピークを過ぎると予想され、世界景気の拡大もいずれ終わりを迎える。経済が順風の今年こそ政府も日銀も企業も先を見て、難しい課題に正面から取り組むことが求められる。
2018/01/06 NHK総合[時論公論]

ヘリテージ財団上級研究員・ブルースクリングナー
緊迫・北朝鮮・国際社会の対応は?
今は非常に危険な状況。北朝鮮は核とミサイルの数を増やし、改良をし続けている。それは同盟国に脅威を与えているだけでなく、今や米国本土が脅威にさらされている。米国政府の中では一部でICBMの完成を防ぐために軍事攻撃を行う予防攻撃についての議論も行われている。
2018/01/05 BS1[大型討論番組グローバル・アジェンダ]

コリアレポート編集長・辺真一
<ひるおびハテナ?>なぜ今・五輪参加を示唆?政治に利用?北朝鮮の思惑
北朝鮮からすれば平昌五輪期間中の数か月に金委員長が新年の辞で言っていたICBMの生産・配備を急ぐことができる。時間が稼げるという思いがある。
2018/01/05 TBSテレビ[ひるおび!]

共同通信社編集委員・磐村和哉
<ひるおびハテナ?>なぜ今・五輪参加を示唆?政治に利用?北朝鮮の思惑
北朝鮮は核・ミサイルは温存したまま、融和的な対話に出ているという現実は常に認識しておく必要がある。五輪が終わった後にも南北の対話が、定期的に続くのかどうかがポイントになる。
2018/01/05 TBSテレビ[ひるおび!]

NHK解説委員・出石直
展望2018年・熟慮の年になるか?・北朝鮮情勢
国連安保理による制裁は年明けから本格化するが、これから効果が出てくる。北朝鮮が制裁の解除や緩和を求めて米国や韓国との対話に転じる可能性が出てきた。軍事衝突の可能性は極めて低い。中国や韓国も反対している上、米国には中東と朝鮮半島の両方で戦争をする余力はない。
2018/01/04 NHK総合[時論公論]

国際政治学者・イアンブレマー(VTR)
ことしの10大リスク・なぜ中国1位
アジアにおいて中国が圧倒的な力を持とうとしている中で、韓国が米国一辺倒から軌道修正し、中国や北朝鮮と取り引きしようとしている。日本は地域外交の多様化を図る必要性があり、最終的には中国との安定的な関係を築くことが安倍首相にとって極めて重要で日本の行動を中国がどう受け止めるかにも神経を使わねばならない。
2018/01/04 NHK総合[ニュースチェック11]

国際政治学者・イアンブレマー(VTR)
ことしの10大リスク・なぜ中国1位
今後、中国の重要性がますます高まり、世界各国は中国との関係をより重視するようになる。就任以来、トランプ大統領が国際社会に与えた最も大きな影響は習近平国家主席のために空白状態を作ったこと。中国政府はすでに米国より世界経済に大きな影響力を持っている。AIの分野で10年、20年先に米国の安全保障の脅威になるようなブレークスルーに中国が近づいてきた場合、特に米国がインターネット、AI企業を国家的、戦略的資産と位置付ける状況になれば米中が直接的に衝突することになるかもしれない。国対国の戦いになれば極めて危険な状況になる。
2018/01/04 NHK総合[ニュースチェック11]

拓殖大学教授・富坂聰
<トーク+>どうなる2018年・注目すべき10大リスクとは
習近平政権が第二期目に入り、国内の経済建設をすごく重視している。その中で海外進出がマストになってきており、一帯一路というのが、絶対手放せないものになってきた。一帯一路に対する中国の野心を米国がどうとらえるかということは非常に重要で、一帯一路を絶対許さないということになった場合には自国の発展にブレーキをかけられたと中国は思う。そういうところからトラブルが起きてくる可能性がある。
2018/01/04 BSジャパン[日経プラス10]

筑波大学・落合陽一学長補佐
激論!・平成30年・バブル崩壊と日本経済
日本はハードウェアはわりと得意だが、ソフトウェアが苦手。自動運転自動車などはほとんどソフトウェアの問題。日本の会社は品質保証の問題とか大量生産時のマーケティングとか、マネージメントしたりとか、工程管理をしたりとかで全員で同調して同質に教育されていることが大前提だった。ソフトウェアは別に全員が同調していなくても一人が作ったものは全員にコピーが可能であり、100人に1人ぐらいすごいものが作れる人がいれば、生産性としてはものすごく高くなる。もしかしたら日本の教育の仕組みとか今の生産体制とか、あるいはマスメディアの仕組みそのもののせいで日本はソフトウエア作りに向いていない国になっているのかもしれない。
2018/01/01 テレビ朝日[朝まで生テレビ!元旦スペシャル]