> 口蹄疫・17日~19日で16時間の報道

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急激に流行する口蹄疫
5月17日~19日の3日間で16時間を超える巨大報道

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■5月17日~19日の主なニュース(キー6局、JCCのニュースランキング調べ


2010-05-17 06:24:39 フジテレビ【めざましテレビ】
宮崎県の口蹄疫でブランド牛が・・・松阪牛まで“あわや”の理由
口蹄疫感染が相次ぐ宮崎県では、種牛の管理施設の牛にも口蹄疫感染の疑いのある牛が見つかり、種牛55頭のうち49頭は処分された。残る6頭は13日に緊急隔離され、宮崎牛ブランド消滅の危機が回避された。種牛を作るには県内で厳選された雌牛と雄牛を交配させ、生まれた雄牛を取り上げる。この雄牛の子供が宮崎牛として適していると判断されると、種牛として認められる。1頭の種牛ができるまでには6~7年かかる。宮崎牛は「肉牛」「種牛」の両部門で内閣総理大臣賞を受賞。宮崎県では県内で生産された牛の約4割が毎年県外に出荷され、佐賀県には約2800頭、三重県には約2700頭など、全国のブランド牛の農家が飼育するもとの牛として種牛からの子牛を買っている(2008年宮崎県調べ)。事前避難した6頭の種牛には今のところ口蹄疫感染は確認されていない。宮崎県産子牛の主な出荷状況(2008年)一覧:佐賀県、三重県、熊本県、鹿児島県、長野県。2007年第9回全国和牛能力共進会、宮崎県高鍋町、宮崎県家畜改良事業団の映像。東京都農林水産振興財団農林総合センター・大久保光行の電話コメント。 (194秒)


2010-05-04 20:55:15 TBSテレビ【フラッシュニュース】
中国・韓国“まだ終息せず”
口蹄疫の被害は国際的にも問題になっている。英国ではこの被害で家畜約600万頭を処分した。韓国では1月に2002年以来初めて発生、家畜約6千頭を処分し、3月下旬に政府はいったん終息宣言を出した。だが4月上旬、北西部の江華島で新たに感染を確認、首都圏近郊や中部の忠清道に拡大し、新たに処分された家畜は約4万9800頭に達した。日本国内での宮崎牛の“現状復旧”には最低7年、160億円の損失も見込まれる。子牛の4割を“宮崎県産”に頼る松阪牛高騰の懸念もある。感染経路について、宮崎大農学部の後藤義孝教授(家畜微生物学)は、畜舎に近づく小動物や、風で運ばれる干し草やほこりで媒介された可能性も指摘する。16日午前、宮崎県庁の知事応接室を訪問した平野官房長官は「原因とかうんぬんは、専門家に任せたらいい」と発言、東国原秀夫知事や口蹄疫被害地元の首長らを落胆させた。宮崎県では16日未明県家畜改良事業団の施設で口蹄疫の疑いがある牛が見つかり、施設内の種牛の殺処分を発表したばかり。東国原知事は「感染源の解明」を求めたが、平野官房長官からは防疫体制への具体的な回答はなかった。赤松農水相は感染拡大が深刻な時期に外遊中であったが、10日宮崎市での記者会見で「口蹄疫対策への支障はなかった」とコメント(宮崎日日新聞記事)。被害農家の感情との間にずれが生じている。宮崎県庁の映像。 (230秒)


2010-05-18 14:07:30 NHK総合【お元気ですか】
口蹄疫感染拡大・知事・非常事態宣言
宮崎県内で家畜伝染病・口蹄疫が相次いで発生していることを受けて、宮崎県・東国原知事は宮崎県の家畜が壊滅することや全国に感染が拡大すること可能性を否定できない事態となっていると述べ、宮崎県として口蹄疫の非常事態宣言を出した。宮崎県は、口蹄疫が発生した市と町や周辺の地域に対し緊急以外の外出を控えることや、イベント・集会などを当面延期するといった協力を要請。また、口蹄疫が発生した地域以外の県民に対しても、車で移動する場合に必ず消毒ポイントで消毒を受けるなどの協力を要請することにしている。この問題で宮崎県内では川南町を中心にえびの市、都農町など126農場で感染や感染の疑いがある牛や豚が見つかり、感染拡大防止で11万4000頭余りが処分対象となっている。宮崎県によると処分作業が終わったのは6万657頭で全体の53%余となっている。しかしまだ家畜を埋める場所が決まっていない農場が40%以上あり、中には感染の疑いが分かってから1週間以上経っても埋める場所が決まらず家畜の処分が始まっていない農場もある。川南町の映像(撮影・宮崎県)。政府の現地対策チームのトップとして昨日から宮崎県に入っている山田農林副大臣は「消毒の徹底と処分を早く進める事が重要だと述べ、こうした作業を行う人の確保に努めたい」との考えを示した。山田農林水産副大臣の会見(宮崎県庁)。川南町役場の映像。 (245秒)


2010-05-19 06:02:55 テレビ朝日【やじうまプラス】
深刻化する口蹄疫問題
口蹄疫の感染拡大のために、新たな政府案が明らかになった。10キロ圏内の家畜をすべて殺処分するというもの。また10キロから20キロ圏内は家畜をすべて政府が買い上げるというもの。殺処分の対象となるのは、新たに牛4万頭と豚12万6000頭だという。今回の口蹄疫は感染力が非常に強いために、政府は10キロ圏内の家畜をすべて処分し、拡大を防ぐ必要があると判断。感染拡大の経路について、農林水産省が設置した委員会によると、ネズミやハエなど野生動物による拡散も考えられるという。現在11万8000頭が処分の対象となっているが、多すぎて人手が間に合わない状態だという。11万8000頭のうち、いまなお5万頭が放置されたままだという。被害農家は「子豚がどんどん死に始めている。そこに虫がたかって隣の畜舎へ飛んでいく。このままだと九州、いや全国に広がるんじゃないか」と話している。そこで、政府は、国内では未だ使用されたことの無い家畜用のワクチンの使用も検討しているという。ワクチンの使用で、感染を完全に防げるわけではないが、感染した場合でも家畜からのウイルスの排出量を抑えるメリットがあるという。「口蹄疫」について解説。漫画家・やくみつるのスタジオコメント。宮崎新富町・消毒作業の様子。宮崎県庁・宮崎県・東国原英夫知事の映像。 (192秒)


2010-05-19 22:59:30 日本テレビ【NEWSZERO】
口蹄疫の感染拡大・政府”10km圏内全頭処分”農家から悲痛な声口蹄疫の被害で非常事態宣言が出された宮崎県。新たに5件の農場で口蹄疫の疑いがある牛や豚が見つかった。これで感染などの農場は131、殺処分される家畜は11万8000頭超。政府は、発生地から半径10km圏内の感染していない全ての牛や豚にワクチンを投与し最終的に殺処分する新たな政策を発表。ワクチン投与で感染自体を防ぐことはできないが、発症が抑えられ感染拡大の防止に繋がるという。これで時間をかせぎ、牛や豚を埋める場所が確保でき次第殺処分していくという。ワクチン投与される家畜は20万5000頭。ワクチン投与をした家畜は感染しても症状がでないため感染源にならないよう殺処分する。殺処分される牛や豚は30万頭超。政府はワクチン投与で殺処分となる農家に支援金を出す。さらに発生地から10~20km以内の感染していない牛や豚については速やかに出荷するよう農家に呼びかけた。政府は早ければ今週末にもワクチン投与を始めたいとしている。感染していない牛農家(日南市)、赤松農水相、白井淳資東京農工大教授、感染していない豚を飼育の男性(川南町)、感染していない牛を飼育の男性(高鍋町)、鳩山首相のコメント。制限区域外、消毒したカメラで撮影した(日南市)、宮崎県提供、JAXA、動物検疫所提供、川南町の男性撮影、高鍋町の男性撮影の映像。星野仙一のスタジオコメント。 (455秒)

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