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第3の目

ドキュメントアナライザーによる分析

JCCのニュース・報道分析

 毎日暗い話題が多い中、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は1月23日、観測技術衛星「いぶき」と7個の小型衛星を搭載したH-2Aロケット15号機の打ち上げを成功させた。

 その 快挙を伝えるテレビ報道を弊社が分析しました。

※一部抜粋

1月27日NHKの番組クローズアップ現代までの集計で「H-ⅡAロケット打ち上げ」に関する報道は、キー6局合計で3時間14分22秒となった。この種のニュースでは大きな取り上げ方であった。NHKの報道が最も多く1時間32分34秒で、続いて日テレ27分、フジ32分、テレ朝17分、TBS11分、テレ東2分となった。内容的には<〔6〕あの人のこの一言>で見られるようにロケット打ち上げ成功から今後の展開まで日本の宇宙開発に対して希望・期待に溢れた報道であった。具体的報道は「23日12時54分、鹿児島県・種子島宇宙ステーションで温室効果ガス観測技術衛星人工衛星「いぶき」を搭載したH-ⅡAロケット15号機が打ち上げられた。ロケットは補助ロケットや1段目を次々に切り離して上昇し、打ち上げ16分後に高度670kmで「いぶき」を切り離し、予定の軌道に入れることに成功した。「いぶき」は温室効果ガスを観測する世界初の衛星で、新たな温暖化対策に生かすのが狙い。今回の打ち上げには余剰スペースに大学や企業が制作した7個の小型衛星が乗り合わせており、うち6つの衛星は予定軌道へ乗ることに成功した。乗り合わせた衛星は東北大学の雷観測衛星「雷神」、システム開発会社などのオーロラ観測衛星、都立産業技術高専の衛星「輝汐」、東大阪市の中小企業が製作した雷観測衛星「まいど1号」などがある」といった打ち上げ直後の報道と、「今後世界の競争は激化する。4月からJAXAがアジア諸国の技術者に指導をするということで小型衛星の共同開発をはじめようという話もあり、大型衛星メーカーが小型衛星開発に着手するなど、日本も動き出した。日本らしい宇宙開発の入り口に立ったと考えるべき」といったこれからの宇宙産業への展開に関する報道に集約されている。


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