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『第3の目』
ドキュメント・アナライザー による分析

テレビメディアの研究(ニュース・報道編)

 今回の参議院選挙結果を議論するまでもなく、テレビメディアの影響の強さは今日、頓に増してきています。そこで、その実体とその特徴に迫るため「JCC」では、広義の「ニュース・報道番組」のすべてを対象とした調査とその数値的な結果を基に、10の角度から分析を実施しました。

 対象とするテレビ番組は在京キー局、NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の全ニュース・報道番組(テレ朝の『たけしのテレビタックル』まで含む)としました。今回はその中から各放送局がニュース番組をどのくらい制作し、その番組の方向性についての実体を数値的なデータを基礎に発表させていただきます。

 今回の調査はあくまでJCCが独自の基準で計算したものであることをご考慮願います。下記データの対象は、2007年8月20日午前零時から8月27日午前零時までに開始する番組です。

(表1)対象番組内訳
放送局対象番組数放送時間(分)
NHK総合1173901
日本テレビ705048
TBSテレビ584401
フジテレビ473232
テレビ朝日423652
テレビ東京381365
合計37221599


(表2)番組種類別放送時間(分)
放送局ニュース・報道情報・ワイドショードキュメンタリバラエティ
NHK総合326947250110
日本テレビ17383290020
TBSテレビ16532659890
フジテレビ1308192400
テレビ朝日12182380054
テレビ東京13110540
合計1049710725193184


 5分番組など短い番組が多いので、NHKの番組数がダントツに多くありました。時間別に見ると、日本テレビの時間数が最も多く、TBS、テレ朝、フジと続いています。古典的な純粋ニュース番組は、いまだにNHKの時間数が圧倒的に多く、日本テレビは、情報ワイドショウの時間が多いことが分かります。

  今回は発表の対象になっていないが、ニュース・情報番組でこの間一番多かったのは「社会ねた」でした。次に「政治関連」そして「スポーツ」と続きます。その分類では、テレ東は半分以上の時間がビジネス関連のものであった事が目を引きます。