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 アイリッシュの音楽、ゲーリック語で歌うアイリッシュの歌、踊り、そして何と言っても圧巻なのは大勢のダンサーが一度に同じステップを踏む舞台。あの迫力はステージを見た人にしか分からないかも知れません 。このグループのスターだったマイケル・フラットリーは「リバーダンス」と契約の交渉が上手く行かず、グループを去り、自分で振り付けをしプロデユースをした「 ロード・オブ・ザ・ダンス」を始めました。

 マイケル・フラットリーは世界で一番早いステップを踏む人としてギネス・ブックに名前を連ね、「アイリッシュ・ダンス界のマイケル・ジャクソン」と呼ばれるほど、伝統的なアイリッシュ・ダンスの規則を破って自分なりの踊りを創り上げ観客を魅了しています。今後アジアヘのツアーの予定もあるそうですから、日本の皆さんにも見て頂くチャンスがあると思います 。残念ながらマイケル・フラットリーはステージをリタイヤしてエグゼクテイブ・プロデューサーになりましたので、彼自身の踊りを舞台で見る事は出来ません。 舞台を下りた彼は別の方向に向けて頑張っているようです。米国の新聞(Connecticut Post)に依れば、フラットリーの人気はウナギ上りで、自分のブランドのオーデコロンを発売したり、自分の伝記的なストーリーの映画の作製など新しい分野にチャレンジしていくようです。

 この映画「ドリーム・ダンサー」は「ロッキー」と「ダーテイー・ダンシング」の二つを足したような「夢を失わない様に」と言うメッ セージを伝えるストーリーだとか...。楽しみですね。 彼のTVインタビューを見ていて私が一番印象に残ったのは「小さい頃から自分で振り付けをしてプロデユースした舞台に立つのが夢だった。若い人達にぜひ覚えておいて貰いたい事は自分の夢を持ち続け、それに向かって努力し続ける事。そうすれば必ず道は開ける。」と言う言葉でした。ここにも、又、アメリカン・ドリームがあったのです。
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