今日においてはテレビというメディア抜きには語れないものがある。
その中でもニュース・報道においては、社会に大きな影響力を与える存在であることは疑いもない。
テレビの手軽さ、速報性が生活の中に浸透しているからであろう。


だがテレビ報道は、放送されるとその瞬間に消えてゆく特殊なものでもある。
しかも局側では決定的瞬間の映像を繰り返し何度でも放送することが可能である。
テレビ放送開始から60年も経った今も、テレビ報道はテレビ局の倫理とその考え方だけで成立している。


ここでテレビ報道と一言でいっても番組によっていくつかのタイプに分かれることになる。
先ずNHKの定時ニュースのようにその内容だけをアナウンサーが淡々と紹介するものもあるが、
民放のワイドニュースショウのように司会者だけではなく常に複数のコメンテータを配する番組も数多くある。


このコメンテータやゲストの発言が報道やワイドショウの意見を左右するケースも多い。
今回はサンプルとして3月14日(金曜日)の早朝番組やニュース・報道・ワイドショウを対象に、
番組毎の構成や司会者、ゲスト、コメンテーター等の配置やその時の特徴的な意見等を中心に
「テレビ報道の実態」に迫ってみた。


めざましテレビ

やじプラ

とくダネ

スッキリ

スパモニ

朝ズバ

ズームインスーパー