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<発表1>iBOXサーバー・3次元ビルドアップ構想の実現
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家庭内ネットワークが緊要となった今日、JCCではこれからの情報家電のあり方を考える上で最も重要なものは拡張性であるとの判断から「3次元ビルドアップ構想」をスタートいたしました。テレビ視聴環境のみならず、家庭内LANを使ってのセキュリティ・ホスピタリティの分野まで視野を広げたもので、従来のデジタルレコーダーでは、なし得なかった領域に踏み込みます。
■ビルドアップ構想 : その1「iBOXサーバー・プラスプラス」
2番組同時録画対応のiBOXサーバーK、Dモデル、各々をネットワークでつなぐことで、テレビ視聴で特に利便性の高い利用ができるようになります。
(1) 最大4番組同時録画可能なレコーダーの誕生
従来、複数のレコーダーを所有する場合は、画面操作性、リモコンの操作性などが異なっていましたが、1つのリモコンで1つのインターフェース画面から最大4つのチャンネルをコントロールすることができます。当初から2台をお買い求めいただいた場合のみならず、後から追加でご購入された場合も、ソフトウェアのバージョンアップで可能となります。
(2) 連携利用 (ファイル共有再生)
2番組を録画中に、もう1台のレコーダーに保存されている番組を再生視聴したいといった場合も、ネットワークを通じて再生視聴ができます。しかも、全く共通のインターフェース画面なので、あたかも自身のiBOXサーバーのように、安心してご利用いただけます。
(3) 連携利用 (リアルクロックナビ再生)
リアルクロックナビゲーションサービスを利用する場合、そのiBOXサーバーに録画番組が無い場合は、もう一方のiBOXサーバーに録画されていれば、再生することができます。
■ビルドアップ構想 : その2「周辺機器へ拡張」
iBOXサーバーは、I/Fを使った外部機器接続やネットワークを使ったソフトウェア
ダウンロードで、導入後の機能拡張やシステムアップが容易にできるので、製品寿命
が大幅に伸長できたり、これからの情報家電は「機能成長」が必須の要素となります。これは、環境問題にも重要な意味を持ち、良い製品を大切に使用していくという考え方が定着していくと思われます。
(1) 録画時間の増強 (外付けHDD接続)
DVDレコーダー/ハードディスクレコーダーの宿命ともなる「録画時間の限界」に対してiBOXサーバーでは、USB2.0 I/Fに外部記録デバイスを接続して、こうした命題を解決してまいります。
(2) しかも内部ハードディスクから外部ハードディスクへのコピーは、次の2モードが装備されています。
1.手動モード
コピーしたい、その時に実行する
2.自動コピーモード
iBOXサーバーの自動管理システムにコピーする時間の管理を全て任せる
(3) 内部ハードディスクから外部ハードディスクへの「番組毎回自動コピー」機能が用意され、内部ハードディスクへ録画された番組を毎回自動的に外部ハードディスクへ保存できる機能まで用意されています。
(4) これらの機能は、最大同時に4台のUSB2.0外部ハードディスクに接続が可能となります。
■ビルドアップ構想 : その3「家庭内ネットワークへの展開」
生活の利便性を求めて、これから家庭内にネットワーク機器が続々と導入されて
いく時代となりますが、そうした場合でも、iBOXサーバーシリーズは、さまざまなネットワーク環境に柔軟に対応し、日々の生活の中で欠かせない装置として存在いたします。
(1) 無線LAN対応
iBOXサーバーKのPCカードスロットは、PCMCIA対応カードを装備し、無線 LANネットワーク環境の子機としてもご利用になれます。既に家庭内を無線化しているご家庭等での導入もスムースです。
(2)セキュリティ&ホスピタリティ
防犯装置などの各種センサーとネットワークし、出先の携帯電話やパソコンに自動連絡する際の、ルーター機能、メールサーバー機能、モニタリング装置として利用可能です。また同システムを、介護ネットワークや看護システムとしてもご利用いただけます。
(3) 携帯電話とのネットワーク
今後携帯電話が録画再生機能を有したり、リモコンの役割を代替することを視野に入れ機能開発してまいります。
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