1. リアルクロックナビゲーションのコアメカニズム
リアルクロックナビゲーションの原理
「リアルクロックナビゲーション」とは、これからのHDD/DVDレコーダ利用環境の中にあって非常に精度の高いクロックマニュピュレーションにより視聴者に新しい視聴スタイルを提供可能にする画期的なメカニズムです。
「リアルクロックナビゲーション」を使用すると録画予約、予約番組レコメンデーションから録画された後の再生手段としてマトリックステレビ、リアルクロックエディットといったタイムコード視聴が可能になるだけでなく、webやメールで感動のシーンを共有することもでき、しかもアーカイブ化した時の検索も飛躍的に便利になります。
視聴者は、一目ではっきり意味が解るショートテキスト(インデックス)から視たい内容を選択すると、その裏にあるリアルクロック、すなわちチャンネルと精度の高い時間が発信され、直ちにその映像と音声が再生される仕組みになっています。
以上がリアルクロックナビゲーションのコアメカニズムです。(特許申請中)
2.JCCが提供するリアルクロックナビ・サービスを利用する
JCCでは、このリアルクロックナビゲーションを使ったiBOXサーバ利用者サイトで、以下の特定番組を対象に利用サービスを始めております。iBOXサーバの「スーパーブラウザ」で所定のホームページを表示し、見たい部分の「視聴ボタン」を押すとその「場面」が瞬時に再生されます。
●「大相撲中継」・・・・ひいきの力士の取り組みだけを再生できる。
●「トリビアの泉」・・・ネタばらしせず、続きを見たいトピックスだけを再生できる。
●「伊東家の食卓」・・・見たい「裏ワザ」だけを再生できる
3. 利用希望者にオープン
JCCでは、こうした視聴スタイルを構築したいという利用者には、iBOXサーバで視聴可能なホームページの「作成方法」をご案内しております。
これによって、
●HTMLを用意し、自分のiBOXサーバの「お気に入り映像ファイル」を管理し易くする
●サイト来訪者に「映像再生可能」なホームページとして場を提供する
●自分の「Blog」の中のコンテンツとして利用する
といったことができます。(※ご希望の方は、御相談下さい)
4. 友達と"エモーショナルコミュニティ(感動共有の場)!を楽しむ
コミュニティでのコミュニケーションスタイルも劇的に変化いたします。訪問者に意思を伝える手段としての、テキスト、画像などに「テレビ映像」が加わります。一般的なドラマサイトなどでは、「あの演技がよかったね」と言った瞬間には、映像が存在しないのですが、「リアルクロックナビゲーション」では、その場で映像を再生可能とするので、より理解し易く、お互いが共感し易くなります。BBSなどで「リアルクロックナビゲーション」を使って交換すれば、「意見交換の場」が「感動交換の場」へと変わってまいります。
(注)番組の著作権を保護するという立場で番組の中味を交換するのでなく、タイムコード、メタデータを交換するという画期的方法を実現しました。
6. マトリックス・ナビ、マトリックス・ナビメール
再生中の録画を見ながらリモコンのボタンを押すだけで、好きなシーンのクリッピングが自動的にできます。しかもそれをマトリックス・ナビとして友人同志で交換したり、フォーラムを作って批評したり、話題のシーンだけをハイパーテキストにして自分自身が録画した動画を再生することもできます。
(1)基本的な使い方
本機能は、番組を録画時、あるいは再生時にご利用できます。「あとでもう一度見たい」と気になった場面で、リモコンのボタンを2箇所(開始点と終了点)押すだけの簡単な操作です。そしてこの2点が記憶されたファイルを押すだけで、瞬時に、その場面が再生できます。またファイル名は、ご自分で覚え易い名前を入力することもできます
。(日本語入力対応)
(2)メール対応
上記で記憶した「iBOXタイムコード」をメール貼付すると、受け取った相手先では「同じ番組を録画していた場合」同じ場面が再生されます。送信者の意図がテキストだけでなく「映像指定」なので、理解し易くなります。
(3)ホームページ対応
iBOXサーバの「スーパーブラウザ機能」をつかうと、ホームページに記述されたHTMLを解釈し、アンカーで指定されたiBOXサーバのMPEG2ファイルを「クリックするだけで瞬時に動画再生」することができます。
5. お目当ての番組も、その場面も探し易いアーカイブ検索機構
録画した番組や特別の場面をわかりやすいテキストで検索でき、しかもキーワード検索も可能にしました。
6. 今後は、パソコンでも・・・
JCCでは、パソコンメーカーにもこの技術を供与し、ブロードバンド(通信)とブロードキャスト(放送)の
融合を具現化した「ブロードメディアサービス」を積極的に展開してまいります。
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