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27話 「国際郵便の仕組み」

ニュー・イングランド通信

991215-2.gif (2060bytes) アメリカから日本へエアー・メールを出した時には 勿論 アメリカの切手を貼って投 函しますが 宛先の住所まで日本国内で届けて下さるのは 日本の郵便屋さんです。つまり このエアーメールの配達はアメリカと日本両国の郵便配達のサービスを受けて 初め て完了します。また その逆もしかりですね。

では その料金形態は一体どうなっているのだろう?って不思議に思いませんか?毎日の大 量のエアーメールを数えて 年末に「お宅の国は うちの国にxxドルの借金をしていますよ。」って 借金の取り たてなんて するのだろうか? それとも両国の親善の為に「お互い様だから」って無料で配達しているのでだろうか? そんな疑問を持って コネチカット州の郵便局員Mr. Al Rollinson に尋ねてみました。

果たして結果は?きちっと国際郵便の数は数えているそうで 本当に年末に借金の取りたて(?)をしているそうです。国によって経済が違うので 当然郵便料金も様々なため、支払いは相手国の料金に換算してと言う事でした。アメ リカからのエアーメール最低料 金は60セント。それに対して 日本からの最低料金は110円。この差は大きいですよね。一時、ダイレクト・メー ルを大量に発送する会社が 社員を海外に出張させて 海外からエアーメールで日本に送っていた。その方が 国内郵便にするより安い。と言うニュースを聞きましたが どうしてそんな発想になっ たか 分かるような気がします。
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