あの人のこの一言
2019年4月~6月
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
世界注視!大阪G20と米中首脳会談
早稲田大学教授・中林美恵子
世界注視!大阪G20と米中首脳会談
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
世界注視!大阪G20と米中首脳会談
早稲田大学教授・中林美恵子
世界注視!大阪G20と米中首脳会談
毎日新聞部長委員・鈴木琢磨
中継・史上初・板門店に米朝首脳「電撃会談」の背景は…
ジャーナリスト・後藤謙次
中継・史上初・板門店に米朝首脳「電撃会談」の背景は…
BS-TBS「報道1930」キャスター編集長・松原耕二
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
中央大学教授・目加田説子
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
元外務事務次官・薮中三十二
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
寺島実郎
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
寺島実郎
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
ジャーナリスト・木村太郎
菅官房長官に問う・G20の成果・米中貿易紛争が休戦
立教大学大学院特任教授・金子勝
激論!G20サミット“米中対立”と日本の覚悟
タレント・パトリックハーラン
激論!G20サミット“米中対立”と日本の覚悟
立教大学大学院特任教授・金子勝
激論!G20サミット“米中対立”と日本の覚悟
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
早稲田大学教授・中林美恵子
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
拓殖大学総長・森本敏
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
国際政治学者・三浦瑠麗
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
拓殖大学・森本敏総長
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
国際ジャーナリスト・山田敏弘
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
国際政治学者・三浦瑠麗
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
立教大学大学院・金子勝特任教授
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
拓殖大学・森本敏総長
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
国際ジャーナリスト・山田敏弘
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
国際政治学者・三浦瑠麗
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
キヤノングローバル戦略研究所・瀬口清之研究主幹
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
元外交官・宮家邦彦
G20速報・記念撮影…各国の思惑は・あす注目の米中首脳会談
政治ジャーナリスト・田崎史郎
G20速報・記念撮影…各国の思惑は・あす注目の米中首脳会談
経済アナリスト・ジョセフクラフト
G20速報・記念撮影…各国の思惑は・あす注目の米中首脳会談
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
トランプ大統領“日米安保破棄”?米国報道の信頼性と現実性
共同通信客員論説委員・元ソウル支局長・平井久志
G20米中会談の焦点
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
G20米中会談の焦点
慶応義塾大学准教授・礒崎敦仁
首脳会談から読む金委員長の本音
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
首脳会談から読む金委員長の本音
共同通信客員論説委員・元ソウル支局長・平井久志
首脳会談から読む金委員長の本音
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
首脳会談から読む金委員長の本音
慶応義塾大学准教授・礒崎敦仁
首脳会談から読む金委員長の本音
共同通信客員論説委員・元ソウル支局長・平井久志
習主席“初訪朝”の余波・首脳会談から読む金委員長の本音
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
習主席“初訪朝”の余波・首脳会談から読む金委員長の本音
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
金委員長×トランプ大統領・“親書”から読む米朝の今後
共同通信客員論説委員・元ソウル支局長・平井久志
金委員長×トランプ大統領・“親書”から読む米朝の今後
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
金委員長×トランプ大統領・“親書”から読む米朝の今後
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>習国家主席を熱烈歓迎・金委員長の思惑・G20直前・中朝首脳会談
内閣官房参与・飯島勲
<時事論考>習国家主席を熱烈歓迎・金委員長の思惑・G20直前・中朝首脳会談
東京国際大学国際戦略研究所教授・伊豆見元
<時事論考>習国家主席を熱烈歓迎・金委員
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>「負けて勝つ」巧みな選挙術で打開・トランプ大統領・再選に暗雲?
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>トランプ大統領・再選に暗雲?
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>トランプ大統領・再選に暗雲?
ジャーナリスト・後藤謙次
大阪の工場で大発見
ジャーナリスト・後藤謙次
5日間に及んだ逃走劇・地検&警察・みえた課題
ジャーナリスト・青木理
<風をよむ>~“不都合な事実”~
横江公美
ゴラン高原の新入植地“トランプ高原”に
外交評論家・岡本行夫
護衛艦いずも“インド洋”へ・フランスが抱く危機感
元海上自衛隊自衛官司令官・香田洋二(VTR)
護衛艦いずも“インド洋”へ・フランスが抱く危機感
評論家・大宅映子
米国のイラン軍事作戦“10分前中止”の決断
東洋大学教授・横江公美
米国のイラン軍事作戦“10分前中止”の決断
ジャーナリスト・青木理
米国のイラン軍事作戦“10分前中止”の決断
福山大学客員教授・田中秀征
米国のイラン軍事作戦“10分前中止”の決断
外交評論家・岡本行夫
中国の脅威×米国の危機感・ファーウェイの次は
評論家・金美齢
中国の脅威×米国の危機感・ファーウェイの次は
スコットペリー下院議員(VTR)
<噂の現場>制裁措置・ファーウェイの次は・世界大手の監視カメラ会社
上智大学・前嶋和弘(VTR)
<噂の現場>制裁措置・ファーウェイの次は・世界大手の監視カメラ会社
外交評論家・岡本行夫
香港デモ“マスクの理由”監視社会・不安と恐怖
評論家・金美齢
香港デモ“マスクの理由”監視社会・不安と恐怖
神田外語大学教授・興梠一郎
ファーウェイCEO・2年間の売上高3.3兆円減へ
神田外語大学教授・興梠一郎
特集・香港デモ・今後の影響は?
神田外語大学教授・興梠一郎
イラン・米国の無人偵察機を撃墜
慶應義塾大学総合政策学部教授・神保謙
激変する朝鮮半島情勢・米中首脳“直接交渉”の焦点
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
激変する朝鮮半島情勢・米中首脳“直接交渉”の焦点
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
習主席“電撃”初訪朝の狙いは…中朝最接近&対米戦略を読む
慶應義塾大学総合政策学部教授・神保謙
習近平×金正恩“電撃会談”・双方の思惑と対トランプ戦略
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
習近平×金正恩“電撃会談”・双方の思惑と対トランプ戦略
拓殖大学海外事情研究所教授・富坂聰
<ひるトク!>蜜月・習主席が初訪朝・正恩と会談・G20目前中国の“透ける思惑”
大阪大学准教授・安田洋祐
日銀に打つ手はあるか
拓殖大学・富坂聰教授(VTR)
習主席・北朝鮮を公式訪問
神田外語大学教授・興梠一郎
香港200万人デモの衝撃・迫る米中首脳会談・習主席の戦略は
ワシントン支局長・油井秀樹
香港200万人デモの衝撃・迫る米中首脳会談・米国の戦略は
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
習近平主席が初訪朝・北朝鮮の非核化は…
神田外語大学・興梠一郎教授
G20前の中朝首脳会談・その思惑は…
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
G20前の中朝首脳会談・その思惑は…
神田外語大学・興梠一郎教授
習近平主席が初訪朝・金正恩党委員長と会談
寺島実郎
米国・イラン・中国・世界情勢を読み解く
寺島実郎
米国・イラン・中国・世界情勢を読み解く
寺島実郎
米国・イラン・中国・世界情勢を読み解く
東京財団主席研究員・柯隆
米国・イラン・中国・世界情勢を読み解く
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>米中武力衝突・宇宙から始まる?・知られざる中国軍の実情
朝日新聞・峯村健司
<徹底解説・ニュースの焦点>米中武力衝突・宇宙から始まる?・知られざる中国軍の実情
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>中国の砂漠に横須賀米軍基地?・知られざる中国軍の実情
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
朝日新聞・峯村健司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
朝日新聞・峯村健司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
朝日新聞・峯村健司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
ジャーナリスト・後藤謙次
<注目ニュース読みくらべ>どう受け止める?「2000万円不足問題」
国民民主党・政調会長・泉健太
政策責任者に問う・経済・社会保障・外交
外交評論家・岡本行夫
英国・次期首相・EU離脱強硬派が圧勝
ジャーナリスト・木村太郎
エンディング
外交評論家・岡本行夫
香港で返還後最大デモ“一国二制度”が骨抜きに
姜尚中
香港で返還後最大デモ“一国二制度”が骨抜きに
立教大学・倉田徹教授(VTR)
香港デモ“100万人の抗議”発見!「白黒のTシャツ」
ジャーナリスト・木村太郎
<怒りの現場>松山キャスター緊急イラン報告“親日・反米の実態”
姜尚中
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
外交評論家・岡本行夫
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
評論家・大宅映子
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
経済評論家・池田健三郎
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
外交評論家・岡本行夫
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
国際開発センター研究顧問・畑中美樹
イラン革命防衛隊が警告・ホルムズ海峡・封鎖の脅威
現代イスラム研究センター理事長・宮田律
米軍映像を分析・「革命防衛隊」が関与?
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎(VTR)
米軍映像を分析・「革命防衛隊」が関与?
現代イスラム研究センター理事長・宮田律
米軍映像を分析・「革命防衛隊」が関与?
経済ジャーナリスト・渡邉哲也(VTR)
<特集>巨額の利益と安全保障・5Gめぐる米中覇権争い・“ファーウェイ排除”の余波
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸
来週の注目…FOMCと日銀・円高リスク
解説委員・増田剛
安倍首相・イラン訪問の成果は
解説委員・出川展恒
安倍首相・イラン訪問の成果は
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸
激化する米中摩擦・どちらが有利?
星浩キャスター
波乱の“安倍仲介外交”イランで成果は?
フィナンシャルタイムズ・セバスチャンペイン政治担当記者
<グローバルビュー>ジョンソン首相誕生でも混乱続く?
ジャーナリスト・木村太郎
中東安定への苦難と道筋・日本が果たすべき役割は
ジャーナリスト・木村太郎
真価問われる“安倍外交”緊迫する中東情勢の行方
共同通信編集委員・太田昌克
イラン問題・G20で議論も…
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
イラン問題・G20で議論も…
ジャーナリスト・木村太郎
“日本タンカー攻撃”の真相は・米国「責任はイラン」分析の根拠
ジャーナリスト・木村太郎
日イラン会談&タンカー攻撃・検証「安倍外交」の成果とリスク
政治アナリスト・伊藤惇夫
急浮上!与野党攻防の焦点「老後2千万円赤字」の衝撃
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
聞きたい事・言いたい事
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
「米朝会談から1年」半島情勢を読む
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
「米朝会談から1年」半島情勢を読む
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
「北朝鮮支援」韓国の真意は?
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
「北朝鮮支援」韓国の真意は?
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
武貞秀士×手嶋龍一×黒田勝弘・北「米朝合意白紙」の真意
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
武貞秀士×手嶋龍一×黒田勝弘・「米朝会談から1年」朝鮮半島情勢を読む
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
武貞秀士×手嶋龍一×黒田勝弘・「米朝会談から1年」朝鮮半島情勢を読む
産経新聞ソウル駐在客員論説委員・黒田勝弘
武貞秀士×手嶋龍一×黒田勝弘・「米朝会談から1年」朝鮮半島情勢を読む
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>月末にG20首脳集結・議長国日本は・米中貿易戦争最新分析
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>月末にG20首脳集結・議長国日本は・米中貿易戦争最新分析
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>米国国防総省が中国の体制を批判・米中貿易戦争最新分析
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>米国国防総省が中国の体制を批判・米中貿易戦争最新分析
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>米国国防総省が中国の体制を批判・米中貿易戦争最新分析
ジャーナリスト・後藤謙次
読み比べ
福山大学客員教授・田中秀征
<風をよむ>~“天安門事件から30年の中国”~
神田外語大学・興梠一郎教授(VTR)
<風をよむ>~“天安門事件から30年の中国”~
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
専門家はどうみる?イラン情勢・北朝鮮問題
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫
専門家はどうみる?イラン情勢・北朝鮮問題
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫
専門家はどうみる?イラン情勢・北朝鮮問題
早稲田大学教授台湾研究所研究員・長内厚
特集・行き先は米国?中国?台湾総統選を読み解く
早稲田大学教授台湾研究所研究員・長内厚
特集・行き先は米国?中国?台湾総統選を読み解く
宮本アジア研究所代表・宮本雄二
特集・台湾防衛に協力・米国の思惑は?
軍事評論家・潮匡人
特集・台湾の未来・独立はあり得る?
早稲田大学教授台湾研究所研究員・長内厚
特集・台湾の未来・独立はあり得る?
中央大学法科大学院教授・弁護士・野村修也
“米中貿易摩擦”以外にも・中国への厳しい目
辛坊キャスター
“米中貿易摩擦”以外にも・中国への厳しい目
学校法人学習院フェロー・ジャーナリスト・岩田公雄
“米中貿易摩擦”以外にも・中国への厳しい目
学校法人学習院フェロー・ジャーナリスト・岩田公雄
封印・天安門事件から30年・民主化運動を武力で
解説委員・増田剛
F35・墜落から2ヶ月・大量購入計画の行方は
元米国国務省日本部長・ケビンメア
米韓の“溝”と関係改善のカギ・文在寅大統領「米韓同盟」の未来
恵泉女学園大学教授・李泳采
米韓の“溝”と関係改善のカギ・文在寅大統領「米韓同盟」の未来
慶應義塾大学教授・西野純也
米韓の“溝”と関係改善のカギ・文在寅大統領「米韓同盟」の未来
ジャーナリスト・後藤謙次
安倍総理・在職日数が「歴代3位」11月には憲政史上最長に
ジャーナリスト・後藤謙次
介護で希望“転勤なし”の働き方
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”とアジア情勢に日本は
元防衛相・自民党安全保障調査会顧問・中谷元
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”とアジア情勢に日本は
元防衛相・拓殖大学総長・森本敏
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”ASEANの本音は
元防衛相・拓殖大学総長・森本敏
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”ASEANの本音は
元防衛相・拓殖大学総長・森本敏
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”激化の深刻度
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”激化の深刻度
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
森本敏×中谷元×小野寺五典・どう見る?岩屋防衛相の判断
神田外語大学教授・興梠一郎
国際社会のなかで…中国はどこへ
東京大学准教授・阿古智子
国民をランク付け?中国「社会信用システム」とは…
神田外語大学教授・興梠一郎
国民をランク付け?中国「社会信用システム」とは…
拓殖大学海外事情研究所教授・富坂聰
米国「ファーウェイ排除」の本質
みずほ総合研究所欧米調査部長・安井明彦
米中のどちらに有利なのか?
産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
米中のどちらに有利なのか?
拓殖大学海外事情研究所教授・富坂聰
米中のどちらに有利なのか?
産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
激化する米中貿易摩擦の行方
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>G20サミットで実現か?米中首脳会談・激化する米中貿易戦争
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<時事論考>G20サミットで実現か?米中首脳会談・激化する米中貿易戦争
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<時事論考>長期戦を覚悟!中国の次なる一手は・激化する米中貿易戦争
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<時事論考>長期戦を覚悟!中国の次なる一手は・激化する米中貿易戦争
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<徹底解説・ニュースの焦点>試される仲介役・日本の外交力・緊迫イラン情勢
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・イラン情勢
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・イラン情勢
国際政治学者・高橋和夫
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・イラン情勢
ジャーナリスト・後藤謙次
読み比べ
元外務事務次官・立命館大学客員教授・薮中三十二
日米で「8月に発表」合意?両首脳が護衛艦“かが”を視察
寺島実郎
日米で「8月に発表」合意?両首脳が護衛艦“かが”を視察
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
激論!橋下徹×櫻井よしこ“徴用工問題”を問う
経済産業研究所上席研究員・藤和彦
特集・緊迫する米国イラン・日本に求められる役割とは?
敬愛大学国際学部教授・水口章
特集・緊迫する米国イラン・日本に求められる役割とは?
経済産業研究所上席研究員・藤和彦
中国・レアアース対米規制検討か
敬愛大学国際学部教授・水口章
中国・レアアース対米規制検討か
元駐イラン大使・孫崎享
中国・レアアース対米規制検討か
立教大学大学院特任教授・金子勝
与野党激論!令和ニッポン原発・エネルギー政策
立教大学大学院特任教授・金子勝
自民党衆議院議員・党青年局次長・村井英樹
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
北朝鮮・米朝交渉の実務担当ら銃殺か
立命館アジア太平洋大学・出口治明学長
日本を救う…“ヘンタイ”の作り方
元航空支援集団司令官・元空将・織田邦男
いずも型“空母”の現実・人員不足の自衛隊に可能か?
元自衛艦隊司令官・元海将・香田洋二
いずも型“空母”の現実・人員不足の自衛隊に可能か?
元自衛艦隊司令官・元海将・香田洋二
いずも型“空母”の現実・日米首脳「史上初」視察の狙い
共同通信社・編集委員兼論説委員・磐村和哉
来月のG20・日韓首脳会談は実現する?
二村伸解説委員
分極化するEU・統合の行方は
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
安倍首相の手腕とカギ
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領が初視察!護衛艦「かが」の効果と波紋
外務副大臣・佐藤正久
トランプ大統領が初視察!護衛艦「かが」の効果と波紋
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領が初視察!護衛艦「かが」の効果と波紋
国際ジャーナリスト・内田忠男
最新・まもなく日米首脳共同会見
国際ジャーナリスト・春名幹男
日米首脳会談・焦点は…両首脳の発言の中身は?
嘉悦大学・高橋洋一教授
徹底討論!アベノミクス・異次元金融緩和と“国の借金”
嘉悦大学・高橋洋一教授
徹底討論!アベノミクス・異次元金融緩和と“国の借金”
朝日新聞・原真人編集委員
徹底討論!アベノミクス・異次元金融緩和と“国の借金”
元駐韓大使・武藤正敏
<時事論考>米国はファーウェイ排除・日本企業は?・トランプ大統領来日
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>米国はファーウェイ排除・日本企業は?・トランプ大統領来日
元駐韓大使・武藤正敏
<時事論考>対中戦略どこまで…インド太平洋構想・トランプ大統領来日
政治ジャーナリスト・角谷浩一
<時事論考>視察予定の護衛艦とインド太平洋構想・トランプ大統領来日
政治ジャーナリスト・角谷浩一
<時事論考>視察予定の護衛艦とインド太平洋構想・トランプ大統領来日
元駐韓大使・武藤正敏
ジャーナリスト・後藤謙次
トランプ来日の目玉「かが」乗艦にある思惑
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
東京大学大学院教授・藤原帰一
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
早稲田大学教授・中林美恵子
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
早稲田大学教授・中林美恵子
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
関西国際大学教授・渡邊頼純
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
日本国際問題研究所研究員・貫井万里
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
早稲田大学教授・中林美恵子
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
京都清華大(政治学)・「国体論」著者・白井聡(VTR)
<風をよむ>~“トランプ大統領・2度目の来日”~
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
東京大学大学院教授・藤原帰一
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
関西国際大学教授・渡邊頼純
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
関西国際大学教授・渡邊頼純
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
早稲田大学教授・中林美恵子
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
東京大学大学院教授・藤原帰一
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
関西国際大学教授・渡邊頼純
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
外交評論家・岡本行夫
“蜜月”の安倍総理・米国・トランプ大統領・北朝鮮・貿易にズレも
早稲田大学招聘研究員・渡瀬裕哉
特集・ファーウェイ規制・デジタル冷戦の行方は?
中国問題・日中問題評論家・石平
特集・ファーウェイは今後どうなる?
早稲田大学招聘研究員・渡瀬裕哉
イランと米国・対立の行方は?
早稲田大学教授・中林美恵子
“ファーウェイ離れ”・新スマホ発売延期
元駐米特命全権大使・藤崎一郎
日米交渉・自動車は“安全保障上の脅威”か?
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
<7時のニュースまとめ>ティッシュ以外も…紙製品「値上げ」へ
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
<けさ知っておきたいニュースまとめ>ナイキなど173社“対中関税”に抗議
ソシエテジェネラル証券・鈴木恭輔
マーケットも警戒高まる?
ソニーフィナンシャルホールディングス・菅野雅明
マーケットも警戒高まる?
ソシエテジェネラル銀行・鈴木恭輔
フォードのリストラ・トランプ戦略に影響か
元財務相・自民党衆議院議員・伊吹文明
GDP速報値“プラス成長”の実態・低成長時代の財政再建への処方箋
元財務相・自民党衆議院議員・伊吹文明
GDP速報値“プラス成長”の実態・低成長時代の財政再建への処方箋
駐日ロシア大使・ミハイルガルージン
<時事論考>ロシア「イージスアショア」を懸念する理由・駐日ロシア大使生出演第3弾
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>新冷戦?世界を二分する恐れ・緊迫・米中貿易戦争 米中貿易戦争の影響は
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>新冷戦?世界を二分する恐れ・緊迫・米中貿易戦争 米中貿易戦争の影響は
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
ジャーナリスト・富坂聰
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
ジャーナリスト・富坂聰
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
ジャーナリスト・富坂聰
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
ジャーナリスト・後藤謙次
裁判員裁判・まもなく10年・課題も
みずほ総合研究所エグゼクティブエコノミスト・高田創
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
茂木敏充経済再生担当大臣
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
立命館大学客員教授・岡本行夫
<風をよむ>~“新時代の覇権争い”~
国際ジャーナリスト・春名幹男(VTR)
<風をよむ>~“新時代の覇権争い”~
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
茂木敏充経済再生担当大臣
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
みずほ総合研究所エグゼクティブエコノミスト・高田創
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
第一生命経済研究所首席エコノミスト・永濱利廣
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
みずほ総合研究所エグゼクティブエコノミスト・高田創
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
みずほ総合研究所エグゼクティブエコノミスト・高田創
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
法政大学総長・田中優子
先の見えない米中貿易戦争・日本企業への影響は?
立命館大学客員教授・岡本行夫
先の見えない米中貿易戦争・日本企業への影響は?
BS-TBS「報道1930」キャスター編集長・松原耕ニ
先の見えない米中貿易戦争・日本企業への影響は?
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?米中対立激化に日本は?
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
ジャーナリスト・木村太郎
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?米中対立激化に日本は?
ジャーナリスト・木村太郎
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?次に仕掛ける・新・制裁
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?次に仕掛ける・新・制裁
第一生命経済研究所・首席エコノミスト・永濱利廣
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?次に仕掛ける・新・制裁
ジャーナリスト・木村太郎
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?次に仕掛ける・新・制裁
バードカレッジ・ランダルレイ教授(VTR)
論争・借金増えても大丈夫?驚きの経済理論“MMT”
バードカレッジ・ランダルレイ教授(VTR)
論争・借金増えても大丈夫?驚きの経済理論“MMT”
日銀・黒田総裁(VTR)
論争・借金増えても大丈夫?驚きの経済理論“MMT”
麻生副総理・財務相(VTR)
論争・借金増えても大丈夫?驚きの経済理論“MMT”
経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・ファーウェイ排除・日本企業への影響は?
山川龍雄キャスター
特集・ファーウェイ排除・日本企業への影響は?
日本エネルギー経済研究所研究理事・坂梨祥
対立激化の中・イラン国内の状況は…
外交評論家・岡本行夫
中東緊迫!米国VSイラン・対立の行方
朝日新聞教育コーディネーター・一色清
<けさ知っておきたいニュースまとめ>トランプ・中国・ファーウェイ“排除”
日経ビジネス編集委員・山川龍雄
中国のハイテク企業・米国の「封じ込め」新段階に
ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト矢嶋康次(VTR)
米国ファーウェイへの圧力強化・通信機器の使用禁止・日系企業も悲鳴
日本国際問題研究所・津上俊哉客員研究員
劇化…米中“報復関税合戦”日本・世界経済への影響は?
日本国際問題研究所・津上俊哉客員研究員
劇化…米中“報復関税合戦”日本・世界経済への影響は?
日本国際問題研究所・津上俊哉客員研究員
劇化…米中“報復関税合戦”日本・世界経済への影響は?
早稲田大学教授・中林美恵子
<ひるトク!>米中貿易戦争・激化・背景に知的財産の覇権争い
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
中国が異例の措置・米国・トランプ大統領の思惑は・・・
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
中国が異例の措置・米国・トランプ大統領の思惑は・・・
早稲田大学教授・中林美恵子
新冷戦構造?米国vs中国・米中貿易戦争激化
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
共同通信元平壌支局長・磐村和哉(VTR)
与正から見える北朝鮮・対話?強硬?次の一手は
寺島実郎
イラン核合意・一部停止・米国の新制裁で高まる緊張
評論家・石平(VTR)
“米国の怒り”対中関税25%に・習近平・譲れぬ一線とは
元外務事務次官・薮中三十二
貿易交渉決裂で関税発動・米国はさらなる追加関税へ
ジャーナリスト・青木理
貿易交渉決裂で関税発動・米国はさらなる追加関税へ
寺島実郎
貿易交渉決裂で関税発動・米国はさらなる追加関税へ
国際政治学者・三浦瑠麗
安倍×正恩会談の実現性・踏み込んだ「無条件」
産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
米国・ポンペオ国務長官の発言の波紋「ICBMに焦点を当てている」
元自衛艦隊司令官・香田洋二
弾道ミサイル発射“北朝鮮の思惑”ロシア製・イスカンデルか
元防衛省・情報分析官・西村金一(VTR)
北朝鮮の弾道ミサイルは「新型」再び強硬路線か・日本にも脅威
龍谷大学・李相哲教授(VTR)
北朝鮮の弾道ミサイルは「新型」断定を避けた各国の事情
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸
関税・米中貿易協議の行方・交渉2日目成果は?
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸
関税・米中貿易協議の行方・交渉2日目成果は?
みずほ総研エグゼクティブエコノミスト・高田創
日米貿易交渉…油断は禁物?
解説委員・神子田章博
米中貿易摩擦・激化する攻防はどこへ向かう
解説委員・高橋祐介
米中貿易摩擦・激化する攻防はどこへ向かう
解説委員・高橋祐介
米中貿易摩擦・激化する攻防はどこへ向かう
解説委員・神子田章博
米中貿易摩擦・激化する攻防はどこへ向かう
早稲田大学・中林美恵子教授(VTR)
米中“貿易戦争”は泥沼化・トランプ大統領の狙いは?
筑波大学・遠藤誉名誉教授(VTR)
米中“貿易戦争”は泥沼化・トランプ大統領の狙いは?
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
北朝鮮ミサイル再発射の衝撃・金委員長・連続発射の背景は
元駐韓国大使・武藤正敏
北朝鮮ミサイル再発射の衝撃・金委員長・連続発射の背景は
大和総研常務取締役・チーフエコノミスト・熊谷亮丸
米国・対中関税25%発動・中国の次なる一手は?
外務副大臣・佐藤正久
米国・対中関税25%発動・中国も対抗措置の構え
大和総研常務取締役・チーフエコノミスト・熊谷亮丸
米国・対中関税25%発動・中国も対抗措置の構え
神田外語大学・興梠一郎教授(VTR)
緊迫の米中貿易交渉・なぜ合意できず?
ジャーナリスト・黒井文太郎
最新・北朝鮮・発射したのは“短距離弾道ミサイル”
政治アナリスト・伊藤惇夫
速報・米国・対中追加関税25%に引き上げ
サイバーエージェント次世代生活研究所所長・原田曜平
速報・米国・対中追加関税25%に引き上げ
政治アナリスト・伊藤惇夫
<ひるトク!>細川内閣で小選挙区制導入・政権・選挙に与えた影響は
元駐米国大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎
元外交官が最新分析・米国・中国関税25%引き上げの真意
元外務審議官・日本総研国際戦略研究所理事長・田中均
元外交官が最新分析・米国・中国関税25%引き上げの真意
元駐米国大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎
本日のテーマ「緊張高まる南北情勢・米中貿易戦争再燃か」
元駐中国大使・日中友好会館会長代行・宮本雄二
本日のテーマ「緊張高まる南北情勢・米中貿易戦争再燃か」
元外務審議官・日本総研国際戦略研究所理事長・田中均
本日のテーマ「緊張高まる南北情勢・米中貿易戦争再燃か」
共同通信社・元平壌支局長・磐村和哉
北朝鮮・飛翔体発射の背景・米国の対応・硬軟交渉
東京大学先端技術研究センター・小泉悠特任助教(VTR)
北朝鮮が発射の飛翔体・弾道ミサイルの可能性
ジャーナリスト・後藤謙次
読み比べ
松原耕二
<風をよむ>~“令和の「国力」”~
評論家・大宅映子
<風をよむ>~“令和の「国力」”~
国立情報学研究所教授・新井紀子(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
国立情報学研究所教授・新井紀子(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
元外務事務次官・藪中三十二(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
元経済企画庁長官・田中秀征(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
日本総合研究所・寺島実郎会長(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
日本総合研究所・寺島実郎会長(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
早稲田大学公共経営大学院教授・片山善博
韓国議長“陛下に訪韓を”上皇さまに謝罪を求め・・・
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
元徴用工側が資産売却申請・韓国・文在寅政権・静観の真意は?
フジテレビ報道局・橋本寿史解説委員
一般参賀・時代とともに・・・「皆さん」と令和の皇室像
経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・消費税増税?見送り?マーケットに影響は?
エコノミスト・エミンユルマズ
特集・令和相場・リスクはどこから?
経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・景気を冷やす震源地は?
神田外語大学教授・興梠一郎
米中対決の原点・習近平国家主席が目指す・中国の夢
神田外語大学教授・興梠一郎
米中”新冷戦”日本の取るべき道は
神田外語大学教授・興梠一郎
米中”新冷戦”日本の取るべき道は
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
2つのバイブル・米中”新冷戦”の行方
神田外語大学教授・興梠一郎
2つのバイブル・米中”新冷戦”の行方
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
対中強硬策のバイブル・「100年マラソン」
神田外語大学教授・興梠一郎
対中強硬策のバイブル・「100年マラソン」
神田外語大学教授・興梠一郎
米中対決の原点…ベストセラー「中国の夢」
東京財団政策研究所主席研究員・柯隆
米中対決の原点…ベストセラー「中国の夢」
神田外語大学教授・興梠一郎
米中対決の原点…ベストセラー「中国の夢」
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
新時代令和の幕開け・どうなる?経済の展望は…
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
新時代令和の幕開け・どうなる?経済の展望は…
毎日新聞・大久保和夫
保阪正康が読み解く・新天皇が即位・初めてのお言葉
ノンフィクション作家・保阪正康
保阪正康が読み解く・新天皇が即位・初めてのお言葉
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
「対中姿勢」日米の足並みは
産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
「対中姿勢」日米の足並みは
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
「対中姿勢」日本の足並みは
産経新聞ワシントン駐在客員派員・古森義久
検証・安倍×トランプ会談
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
検証・安倍×トランプ会談
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>最先端技術が世界を…ハイテク戦争・米中“覇権争い”どうする日本
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>最先端技術が世界を…ハイテク戦争・米中“覇権争い”どうする日本
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>安倍総理は欧米歴訪“蜜月”を強調・米中“覇権争い”どうする日本
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>安倍総理は欧米歴訪“蜜月”を強調・米中“覇権争い”どうする日本
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>「一帯一路」二階幹事長出席…米国は・米中“覇権争い”どうする日本
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>「一帯一路」二階幹事長出席…米国は・米中“覇権争い”どうする日本
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国「一帯一路」習国家主席の戦略・米中“新覇権争い”と日本
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国「一帯一路」国際会議に150カ国・米中“新覇権争い”と日本
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国「一帯一路」国際会議に150カ国・米中“新覇権争い”と日本
ジャーナリスト・後藤謙次
読み比べ
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
東京大学大学院特任教授・河合正弘
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
慶應義塾大学教授・西野純也
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
早稲田大学教授・中林美恵子
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
笹川平和財団上席研究員・小原凡司
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
早稲田大学教授・中林美恵子
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
東京大学大学院特任教授・河合正弘
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
早稲田大学教授・中林美恵子
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
東京大学大学院特任教授・河合正弘
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
慶應義塾大学教授・西野純也
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
笹川平和財団上席研究員・小原凡司
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
笹川平和財団上席研究員・小原凡司
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
早稲田大学教授・中林美恵子
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
評論家・金美齢
軍備増強の先に台湾・中国・習政権の本気度は?
ジャーナリスト・木村太郎
軍備増強の先に台湾・中国・習政権の本気度は?
戦略家・米国戦略国際個問題研究所・上級顧問・エドワードルトワック(VTR)
習主席「武力は放棄せず」中国・軍備増強の先に台湾
元自衛艦隊司令官・香田洋二
「空母キラー」日本にも脅威・中国の狙いは横須賀か「空母キラー」日本にも脅威・中国の狙いは横須賀か
ジャーナリスト・木村太郎
「空母キラー」日本にも脅威・中国の狙いは横須賀か
元米国国防次官補・安全保障政策センター・フランクギャフニー(VTR)
「令和の脅威」中国の軍備増強・撃墜困難・空母キラーとは
筑波大学・中村逸郎教授(VTR)
ロシア・プーチン大統領がいじわる?金正恩委員長が度々びっくり
中部大学特任教授・細川昌彦
特集・米国と中国の板挟み・日本の取るべき立場は?
国際ジャーナリスト・歳川隆雄
特集・米国と中国の板挟み・日本の取るべき立場は?
国際政治学者・三浦瑠麗
激論!新元号「令和」
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
ロ朝首脳会談のポイントは…
東京大学先端科学技術研究センター特任助教・小泉悠
緊急検証!露朝首脳会談・ロシアの狙いと北朝鮮の思惑
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
緊急検証!露朝首脳会談・北朝鮮非核化の行方は
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
緊急検証!露朝首脳会談・北朝鮮非核化の行方は
東京大学先端科学技術研究センター特任助教・小泉悠
緊急検証!露朝首脳会談・両国は今後どう動くか
大東文化大学特任教授・野嶋剛
台湾めぐる米中対立の行方
神田外語大学教授・興梠一郎
台湾めぐる米中の思惑は…
神田外語大学教授・興梠一郎
鴻海・郭会長・台湾総統選出馬の波紋
大東文化大学特任教授・野嶋剛
鴻海・郭会長・台湾総統選出馬の波紋
神田外語大学教授・興梠一郎
鴻海・郭会長・台湾総統選出馬の波紋
大東文化大学特任教授・野嶋剛
台中関係と台湾めぐる米中対立の行方
神田外語大学教授・興梠一郎
台中関係と台湾めぐる米中対立の行方
前防衛大臣・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
対中国への連携は?
拓殖大学海外事情研究所所長・教授・川上高司
安保協議「日米2+2」を読み解く・北朝鮮情勢への連携とは?
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
安保協議「日米2+2」を読み解く・北朝鮮情勢への連携とは?
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
安保協議「日米2+2」を読み解く・北朝鮮情勢への連携とは?
拓殖大学海外事情研究所所長・教授・川上高司
北の挑発・韓国の離反・中国の覇権拡大・日米2+2と「新時代」の日米同盟
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
北の挑発・韓国の離反・中国の覇権拡大・日米2+2と「新時代」の日米同盟
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
北の挑発・韓国の離反・中国の覇権拡大・日米2+2と「新時代」の日米同盟
ジャーナリスト・後藤謙次
注目ニュース
がん対策推進協議会会長・静岡がんセンター総長・山口建
“2人に1人”の時代・がんとどう生きる
外交評論家・岡本行夫
3か月連続・日米首脳会談・北朝鮮の挑発に策は
東京大学大学院教授・西崎文子
トランプ大統領「いかれた報告書」“司法妨害”議会で疑惑追及へ
ハフポスト日本版編集長・竹下隆一郎
トランプ大統領「いかれた報告書」“司法妨害”議会で疑惑追及へ
寺島実郎
トランプ大統領「いかれた報告書」“司法妨害”議会で疑惑追及へ
寺島実郎
OECD「消費税を20~26%に」萩生田発言の真意は?
外交評論家・岡本行夫
日本の独自制裁の効果は?北朝鮮にどう向き合う
外交評論家・岡本行夫
日本の独自制裁の効果は?北朝鮮にどう向き合う
外交評論家・岡本行夫
米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も
外交評論家・岡本行夫
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外交評論家・岡本行夫
米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も
外交評論家・岡本行夫
米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も
拓殖大学大学院・客員教授・武貞秀士
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
外交評論家・岡本行夫
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
国連安全保障理事会・北朝鮮制裁委専門家パネル元委員・古川勝久
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
拓殖大学大学院・客員教授・武貞秀士
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
拓殖大学大学院・客員教授・武貞秀士
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
ITジャーナリスト・石川温
特集・ファーウェイの5G・各国の対応は?
ITジャーナリスト・石川温
特集・ファーウェイの5G・各国の対応は?
モルガンスタンレーMUFG証券・ロバートAフェルドマン
解説・消費増税延期の論点・萩生田幹事長代行が発言釈明
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
解説・消費増税延期の論点・萩生田幹事長代行が発言釈明
NTTドコモ5Gイノベーション推進室長・中村武宏
【5G時代】が描く未来の社会像・遠隔医療の期待と課題
総務副大臣・佐藤ゆかり
【5G時代】が描く未来の社会像・遠隔医療の期待と課題
NTTドコモ5Gイノベーション推進室長・中村武宏
次世代通信【5G時代】へ!普及促進に向けた課題は
上智大学・前嶋和弘教授
貿易交渉・日米双方の主張は…
前農水相・齋藤健
日本の新たな貿易交渉について言いたい事、聞きたい事
みずほ総合研究所欧米調査部長・安井明彦
日米の新たな貿易交渉始動!農産品・自動車・為替条項の行方
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
日米の新たな貿易交渉始動!農産品・自動車・為替条項の行方
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン
日本が目指すべき道は…
共同通信客員論説委員・平井久志
北朝鮮「新型誘導兵器」実験・ポンペオ長官の交代を要求
共同通信客員論説委員・平井久志
北朝鮮「新型誘導兵器」とは?その狙いと米朝協議への影響
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン
日本経済“再興”のためのカギは…
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
中部大学特任教授・細川昌彦
日米貿易交渉・攻防の行方は…
早稲田大学教授・中林美恵子
日米貿易交渉・日本の今後の戦略は…
中部大学特任教授・細川昌彦
日米貿易交渉・日本の今後の戦略は…
米国戦略国際問題研究所(CSIS)上級研究員・ジェインナカノ
検証“エネルギー地政学”・米国のエネルギー産業最新事情
エネルギーアナリスト・岩瀬昇
検証“エネルギー地政学”・米国のエネルギー産業最新事情
ジャーナリスト・末延吉正
<直送!夕刊スカッシュ>米国と台湾の関係強化
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
米韓朝3か国会談の可能性
南山大学総合政策学部教授・平岩俊司
再び動く朝鮮半島情勢・“弾道ミサイル発射”の兆候と狙い
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>挟まれた日本は!?・あす日中外相会談・激化する米中ハイテク戦争
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>挟まれた日本は!?・あす日中外相会談・激化する米中ハイテク戦争
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国政府が方針転換・ファーウェイと連携・デジタルシルクロードが加速
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>ファーウェイ排除・日本の判断は?・米中ハイテク戦争第3弾
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>ファーウェイ排除・日本の判断は?・米中ハイテク戦争第3弾
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>ファーウェイ排除・各国の最新判断・米中ハイテク戦争第3弾
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>ファーウェイ排除・各国の最新判断・米中ハイテク戦争第3弾
番組アナウンサー
<時事論考>ファーウェイ排除・各国の最新判断・米中ハイテク戦争第3弾
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国が構想・デジタルシルクロード・米中ハイテク戦争第3弾
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>中国が構想・デジタルシルクロード・米中ハイテク戦争第3弾
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>中国が構想・デジタルシルクロード・米中ハイテク戦争第3弾
東京国際大学教授・伊豆見元
<徹底解説・ニュースの焦点>金委員長の演説分析
ジャーナリスト・後藤謙次
各紙どうみた「新紙幣発行」
ジャーナリスト・後藤謙次
総理5年半ぶり原発視察・重くのしかかる「現実」
ジャーナリスト・青木理
最新鋭戦闘機F35A墜落
立命館大学客員教授・青山学院大学特別招聘教授・岡本行夫
イスラエル総選挙・ネタニヤフ首相続投へ
福山大学客員教授・田中秀征
高まる菅官房長官の存在感・政権内の力学に変化?
国際政治学者・三浦瑠麗
最高人民会議で米国批判・非核化交渉どうなる
龍谷大学教授・李相哲
最高人民会議で米国批判・非核化交渉どうなる
元駐韓大使・武藤正敏
最高人民会議で米国批判・非核化交渉どうなる
龍谷大学教授・李相哲
謎の組織「自由朝鮮」とは・大使館襲撃、肖像画破壊・・・
元駐韓大使・武藤正敏
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
国際政治学者・三浦瑠麗
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
元駐韓大使・武藤正敏
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
龍谷大学教授・李相哲
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
龍谷大学教授・李相哲
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
国際政治学者・三浦瑠麗
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
拓殖大学大学院・武貞秀士客員教授(VTR)
米韓首脳・個別会談「2分間」融和の前に「核廃棄が不可欠」
国際ジャーナリスト・高橋浩祐
F35A墜落・操縦士の安否不明
デイリーNKジャパン編集長・高英起
特集・大使館襲撃事件・自由朝鮮の思惑は?
デイリーNKジャパン編集長・高英起
特集・大使館襲撃事件・自由朝鮮の思惑は?
国際ジャーナリスト・高橋浩祐
特集・北朝鮮大使館を襲撃・自由朝鮮とは?
大阪大学准教授・安田洋祐
究極の省人化!?日本の自動販売機
解説委員・出川展恒
イスラエル総選挙と中東の今後
ジャーナリスト・平井久志
北朝鮮・金正恩・国務委員長に再任
大阪大学准教授・安田洋祐
“オープンイノベーション”成功の秘訣は?
ジャーナリスト・後藤謙次
誤算の連続…政権運営へ影響は・桜田大臣辞任の余波
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
北朝鮮めぐり各国は…
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
北朝鮮・今後の方針は…
元駐日韓国大使館公使・ホンヒョン
北朝鮮・今後の方針は…
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
北朝鮮・中央委員会総会・前回と違いが…
共同通信社・編集委員兼論説委員・磐村和哉
北朝鮮・中央委員会総会・前回と違いが…
津屋尚解説委員
“AI兵器”は規制できるか
津屋尚解説委員
“AI兵器”は規制できるか
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
進む省力化投資・人手不足は死活問題?
津屋尚解説委員
“AI兵器”は規制できるか
クレディスイス証券チーフマーケットストラテジスト・市川眞人
5G開始へ・28GHz帯が鍵
東京大学大学院教授・小原雅博
中国「一帯一路」戦略・ほころびも…
神田外語大学教授・興梠一郎
中国「一帯一路」戦略・ほころびも…
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
中国「ファイブアイズ」を切り崩し?
神田外語大学・興梠一郎教授
中国「ファイブアイズ」を切り崩し?
神田外語大学・興梠一郎教授
中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂
神田外語大学・興梠一郎教授
中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂
東京大学大学院・小原雅博教授
中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂
東京大学大学院・小原雅博教授
中国「一帯一路」戦略・欧州で緊迫の攻防
神田外語大学・興梠一郎教授
中国「一帯一路」戦略・欧州で緊迫の攻防
コリアレポート編集長・辺真一
北朝鮮・大きな転機になるか…非核化交渉の流れが決まる?
東海大学教授・末延吉正
北朝鮮・大きな転機になるか…非核化交渉の流れが決まる?
東海大学教授・末延吉正
北朝鮮・水面下で次の一手「新型潜水艦」を建造か!?
共同通信社編集委員兼論説委員・太田昌克
北朝鮮・水面下で次の一手「新型潜水艦」を建造か!?
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎
北朝鮮・水面下で次の一手「新型潜水艦」を建造か!?
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮の「瀬取り」拡大
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・新型潜水艦建造
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・新型潜水艦建造
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久
<徹底解説・ニュースの焦点>大量の軽油が北朝鮮へ
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・巨大化する瀬取り
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・巨大化する瀬取り
ジャーナリスト・後藤謙次
狭まるゴーン包囲網・今後の捜査の焦点
東京大学大学院教授・藤原帰一
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
中部大学特任教授・細川昌彦
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
元外務事務次官・立命館大学客員教授・薮中三十二
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
中部大学特任教授・細川昌彦
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
大和総研主席研究員・山崎加津子
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
東京大学大学院教授・藤原帰一
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
中部大学特任教授・細川昌彦
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
大和総研主席研究員・山崎加津子
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
元外務事務次官・立命館大学客員教授・薮中三十二
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
中部大学特任教授・細川昌彦
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
11日に米韓首脳会談へ・石原×櫻井がもの申す!
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
<怒りの現場>大阪・西成に「新・中華街構想」地元商店街・猛反発
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
「一帯一路構想に協力」安倍総理の戦略とは
作家・石原慎太郎
G7の“結束”を崩す中国・・・覇権拡大で何が起きる
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
世界を飲み込む中国マネー・石原慎太郎×櫻井よしこ
作家・石原慎太郎
世界を飲み込む中国マネー・石原慎太郎×櫻井よしこ
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
米中・新冷戦時代に突入・中国の真の脅威か?
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
石原慎太郎×櫻井よしこが分析・トランプ大統領&習近平主席の手腕
前首席戦略官・スティーブンバノン(VTR)
膨張中国・月の裏側に初着陸・米国の覇権を阻む・技術力
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦(VTR)
膨張中国・月の裏側に初着陸・米国の覇権を阻む・技術力
ジャーナリスト・木村太郎
トランプ大統領と米国の「今」言いたい事、聞きたい事
ジャーナリスト・木村太郎
木村太郎×デーブスペクター・米国大統領選・民主党に“新星?”
弁護士・萩谷麻衣子
<最速アクセスランキング>6位・北朝鮮“人工衛星”打ち上げか
ジャーナリスト・柳澤秀夫
<最速アクセスランキング>6位・北朝鮮“人工衛星”打ち上げか
IAEA・天野之弥事務局長(VTR)
核問題・IAEA天野局長“核軍縮は曲がり角”
IAEA・天野之弥事務局長(VTR)
核問題・IAEA天野局長“核軍縮は曲がり角”
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
言いたい事・聞きたい事
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
日本が取るべき道は
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
日本株・再浮上の鍵は?
テレビ朝日・コメンテーター名村晃一
<けさ知っておきたいニュースまとめ>大使館襲撃・北・FBI関与説も「注視」
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
ファーウェイと中国政府はそれまでは距離があったのに、今回のような締め付けられることによって近づいてしまった。ファーウェイを許すことで中国政府を強くしてしまう。どんなに戦略、シナリオなどと並べていても中国は言論弾圧をしている国であり、その国に戦略的なシナリオを書かせてしまうのはいかがなものか。騙されるべきではない。
2019/06/30 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
トランプ大統領は北朝鮮と中国、この両方で得点をあげたいと思っていた。それはうまくメディアを誘導していくということもからんでいた。今回、トランプ大統領は追い込まれていたが故にファーウェイを許可せざるをえなかった。今年11月のAPECで米中会談が行われるが、その間に何が起きるかが注目。
2019/06/30 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
トランプ大統領が今回G20に来たのは2つの目標があった。ひとつは米中合意で、もうひとつは北朝鮮との接触。この2つとも達成したが、記者会見などを聞いているとトランプ大統領は米中合意についてはほとんど触れていない。米中合意についてはあまりハピーではない。政権内に中国を抑え込んでいくべきだとするグループと、貿易赤字削減のみを優先すべきだというグループが混在し、トランプ大統領自身も両方のグループを行き来し政治の混乱を産んだ。それでどうもひとつの方向性をもった政策になっていないということを今回痛感した。
2019/06/30 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
2020年の大統領選を考えて、トランプ大統領が対中政策を変えてきた。それは元々中国側の戦略であり、米国の追加関税をかけ続ける戦略は米国国民が痛手を負うことになり長続きしないとみていた。中国側の戦略通りに全体として動いている。
2019/06/30 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>ファーウェイ禁輸解除・中国の長期戦略・米中貿易戦争一時休戦
今回の米中首脳会談を行う前提条件としてファーウェイへの禁輸措置を解くということが中国・習近平国家主席から出されていた。トランプ大統領がそれを飲んだことで米中首脳会談が成立した。先にトランプ大統領の方から会いたいと言っていたが、会いたいのであればファーウェイへの禁輸措置を解くということを飲みなさいということ。実は習主席の母校・清華大学経済管理学院顧問委員会に数十名の米国の大財閥がいる。ウォールストリートがそのまんま北京にいるような形。ここを動かしさえすれば最後のカードは習主席が握っている。中国はこの顧問委員会のトップを使ってひとつひとつの米企業を説得した。ファーウェイをあれだけ追い込んでいたのにここでまさか今まで通りやってもいいなどということは普通考えられない話だがこうした背景があった。
2019/06/30 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
世界注視!大阪G20と米中首脳会談
日本が米国の同盟国として果たすべき役割が低下している。以前は空軍、海軍、陸軍のサポート基地として日本が準備したが、これからの戦いを考えるとありがたみが少なくなっているというメッセージ。
2019/06/30 BS朝日[激論!クロスファイア]
早稲田大学教授・中林美恵子
世界注視!大阪G20と米中首脳会談
「日米安全保障条約は極めて不公平」というのはトランプ大統領の本心だろう。32年ぐらい前に1度政治に出ようとしたが、この時にも外国を守るために米国が犠牲になるようなことはすべきではないという広告を出した。おそらく30年、40年の間もの間信じ続けている信念なのだろう。それを今この時期に言うというのは驚き。大統領は細かい真実を理解しない方が交渉の道具としてはいいと考えている節がある。
2019/06/30 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
世界注視!大阪G20と米中首脳会談
ファーウェイをもし止め続けたら株価に相当影響が出ていたはず。ファーウェイの部品を分解してみると23%が日本製、18%が米国製。数千億円、1兆円単位の部品が米国から供給されていてそれも限られた企業にかなりの額が集中している。ファーウェイとの取引ができなくなるとそうした企業の株価に確実にダメージが及ぶ。
2019/06/30 BS朝日[激論!クロスファイア]
早稲田大学教授・中林美恵子
世界注視!大阪G20と米中首脳会談
ファーウェイの金融措置というのは大統領令でされている。議会には議会の法律があり、ファーウェイの製品を政府の調達の中に入れることはできないというのはもう法律で決まっている。トランプ大統領はこの法律を解除したり、復活させることが1人である程度できる。解除と言っても、全面的にクリアになるわけではないが、トランプ大統領は多少は中国に対し妥協したということになる。
2019/06/30 BS朝日[激論!クロスファイア]
毎日新聞部長委員・鈴木琢磨
中継・史上初・板門店に米朝首脳「電撃会談」の背景は…
歴史は異端者が作るのかという思いになった。どういう中身であったにせよ、やはり異端者でなければこういうことはできない。そういう意味で驚いた。ハノイでの決裂後、かなり早い段階でシナリオが練られていたはず。米国の大統領が北朝鮮の地に初めて足を踏み入れたということで、金正恩にとっても国内向けのアピールになる。自分の権威を高める上では最高の状況。父も祖父も成し遂げられなかったことをやってのけた。次のショーが米国で行われるという可能性も十分ある。
2019/06/30 テレビ朝日[サンデーステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次
中継・史上初・板門店に米朝首脳「電撃会談」の背景は…
今朝、電話で取材したが日本政府は大統領がツィートする前に日本は感触を得ていたようだ。事前にある程度知らされていた。非常に面白い見方をしていてトランプ大統領はハノイでは恫喝していたが、今回は背中をさする番だろう。近くに寄ったのだから顔でも出せよという気楽な関係を設定して金正恩委員長をある意味おびき寄せた。習近平国家主席が平壌に行ったりしていたので習近平国家主席を主要なプレーヤーにしたくないとの思惑がトランプ大統領にあった。主役は俺だよということ。
2019/06/30 テレビ朝日[サンデーステーション]
BS-TBS「報道1930」キャスター編集長・松原耕二
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
最後までトランプ大統領に振り回された印象。議長国日本としてトランプ大統領への配慮に満ちていた。もしかしたら安倍首相がトランプ大統領にも耳の痛い話ができるのではないか、まとめてくれるのではないかという期待もあったが、それは正直見えてこなかった。米国への配慮ばかりが正直目立った。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]
中央大学教授・目加田説子
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
一般的な感覚からすれば、何かとても大事なことが話し合われて決まるのではないかという期待感をもってG20というものを見てしまうが、2008年以降10年以上やっていて、何か目覚ましい成果が生まれたかというといえば実は何もない。G20そのものの意義を改めて問い直すべき時に来ている。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元外務事務次官・薮中三十二
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
G7は世界3分の2のGDPを持っていた先進民主主義国家の集まりだった。2008年に新興国・中国とかインドとかが出てきて、これらの国々も入れないといけないということでG20になった。ただあまりにも数が多すぎるし、参加国の立場も違いすぎる。今回印象的だったのは、プーチン大統領がリベラリズムの時代は終わったと言っていたこと。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
2008年洞爺湖サミット直後にリーマンショックが起こり、11月にワシントンで20か国集めて強欲なウォールストリートが起こした金融危機に対してどう立ち向かうのかというところがG20の出発点。あれから11年経ち、金融という世界に何が起きているのかといえば、トランプ政権になってからリーマンショックも真っ青になるぐらいの金融規制緩和が行われ、金融派生型商品だとかが出てきて金融資本主義は肥大化し、より一層深刻な状況になっている。原点だったはずのそういう議論を一切とり上げなかったことに今の状況がよく表れている。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
米中は両国とも大国主義的な空気を持ち、2極で世界の秩序を引っ張ろうとしている。日本なんかがあっけに取られているうちに、米中はあっという間に手を打ち、ファーウェイについても部品供給を容認し、大きく米国の農産品を買うという意味でも多分コミットした。2極で仕切られていく世界というものに日本として、しっかりした主張と立ち位置を持っている必要がある。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・木村太郎
菅官房長官に問う・G20の成果・米中貿易紛争が休戦
ファーウェイを容認したわけではなく、ファーウェイに部品を売るのはOKとしただけ。ファーウェイのものを買うとは言っていない。そこらへんがまだ引っかかったまんまになっている。自分は米中問題についてはあまり素直に受け止めていない。見た目はトランプがいいよと言っているかのように見えるが、実は5月10日前の状態にもどっただけ。5月10日にはほとんどいろんな話が詰まっていたのに中国がちゃぶ台返しをしたためにやめてしまった。その時、トランプは「中国は時間稼ぎをやっている」と怒った。
2019/06/30 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
立教大学大学院特任教授・金子勝
激論!G20サミット“米中対立”と日本の覚悟
AIでもプリファードというところがすごいものを作っているが、トヨタが10億円出すのが精いっぱい。中国は巨大なインフラを前提として開発しているが、日本の場合戦略的に育てるということをしていない。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
タレント・パトリックハーラン
激論!G20サミット“米中対立”と日本の覚悟
AIにおいて日本は不利な立場。中国の人口は米国の3~4倍、日本の10倍もある上、プライバシーや法律などまったく気にしない。個人情報ガンガン使ってくれと。それが開発における中国の資源になっている。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
立教大学大学院特任教授・金子勝
激論!G20サミット“米中対立”と日本の覚悟
バイオ、医薬、情報通信、エネルギー、あらゆる分野で日本企業はもうボロボロになっている。関税の掛け合いでマーケットが小さくなる時に最も影響を受けるのが日本とか台湾の企業。もう一つは為替切り下げ競争が入ると本当に危ない。日銀なんかもう下げる余地がない。大学予算を年1%ずつ削って10年で1割削ってる国は日本くらい。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
中国では共産党という財閥が政治も経済も独占しており、ビルゲイツは生まれない。鄧小平は経済を自由化するのであれば、政治も自由化しなければならないと最初からわかっていて、それをやろうとした。ところがペレストロイカや東欧の変化、例えばポーランドとかいろんなところで変化が起き始めたのを見て怖くなった。さらに天安門事件でチョウシヨウというある程度自由化を進めようとしていた後継者を自宅軟禁状態にした。政治と経済はセットで自由化しないとだめなのにそこを分けて進めようとする。政治だけはレーニン主義のスターリニズムで経済は自由経済になっている。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
早稲田大学教授・中林美恵子
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
中国はかなり補助金を出して誘導はするが、末端では競争させていると言われている。米国で天安門事件で学生側にいて中国の外交官だったのに亡命した人物とワシントンで話したが、今の中国ではテクノロジーの進化が共産党を救ってしまったと言っていた。中国政府はワシントンにある多くのシンクタンクに巨大なお金をばらまき、下院議員上院議員の選挙区にも、ものすごいお金を流している。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
まだ何も調べてない段階で香港政府は組織的暴動という言葉を言っている。この言葉は中国でデモが起きると必ず使い。それから摘発が始まる。200万人でてきたとしても、その中に何人か必ず首謀者がいるという発想でいなくてもいるということにしてしまう。このやり方は毛沢東が架空の敵を作りあげたのと同じ手法で、香港の政治言語ではない。返還からこれだけ時間が経つと行政機関もかなり変わってきている。これに香港人も気が付いていて、ゆくゆくは行政長官自体も共産党員になる可能性がある。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
香港人は感覚的に香港の政治・文化が変わってきているのがわかっている。今回はデモに対する対応が非常に今までと違っていた。キャリーラム行政長官は力がなく何もできない。困ると必ず中国・深センに行って副首相に会って指示を受けて帰ってくる。習近平は2017年の共産党大会で全面的管轄権という言葉を使ったが、この言葉は高度な自治、一国二制度という言葉とはきわめて矛盾する。2018年の全人代では高度な自治という言葉は外し、香港人による香港人のための統治という言葉も外した。それで非常に批判を受けたので2019年の全人代ではまた戻した。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
拓殖大学総長・森本敏
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
期限は2047年までしかない。若い人は非常に危機感を持っている。台湾の人は非常に深刻にこの問題をとらえている。すでに台湾の選挙に大きな影響を与えている。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!ド~する?!習近平中国国家主席
日米同盟は2つの危機にさらされている。朝鮮半島の危機、台湾海峡の危機。本質的に一番問題なのは、台湾海峡の危機。その危機の水準が上がってきている。一番東アジアで危ない地域は台湾海峡ということになる。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
習近平への個人崇拝は逆に強まっている。国民に自分を崇拝させる前に、まずは政治局を含めた共産党の彼の周りにいる人たちが一番、習近平にとっては脅威となるため、彼らに忠誠心を持てと繰り返し言ってきている。貿易摩擦で経済が減速すると頻繁に忠誠を誓わせるための会議を何度もやっている。今回もG20に来る前に彼らを集めて意思統一をしている。これは非常にまずい状況。前は集団指導体制で自分が外遊している時に何かが起きるという感覚はなかったはずだが、習近平はあまりにも敵を粛清し過ぎて敵を作りすぎた。自分が中国にいない間にベネズエラのようなことが起きると考えている。米国が習近平敵対勢力と後ろで組んで経済的な減速を引き起こそうとしているとさえ考えている。香港のデモでさえ誰かが裏でやっているのではないかという感覚を持っている。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
あのデモについて当局は妥協していない。撤回とは言ってない。これは北京からの指示。とりあえず沈静化させろということ。撤回と絶対言うなと中央政府から言われている。初期段階では警察が武装して出てきた。香港警察というのは英国の伝統で、非常に市民に近くシビルサービスの感覚があるので市民は警察を怖がっていなかった。ところが、今回はデモの最初から鎧のようなものを着用し、水平に催涙弾を撃つなど、香港警察がとてもやりそうもないことをやってきた。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
中国側は米国側世論の変化を軽視していた。これはかなり根が深く、それだけの危機感を米国に持たしてしまった。江沢民、胡錦涛政権までは米国との関係を第一にし、「中国はおとなしく鳴りをひそめ、米国を押しのけて世界を支配するようなイメージを絶対に出してはいけない」というトウ小平路線を守ってきた。ところが、習近平は中国の野望を全面に押し出してしまった。そこから非常にトランプとの関係も厳しくなった。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
中国が最も嫌っている交渉相手の一人である通商担当ピーターナバロをトランプは非常に気に入っている。ナバロが言っているのは中国をクリントン政権の時、2001年にWTOに入れたことが間違いだということ。米国は中国がいつか変わると思っていて、民主化すると期待していた。しかし、WTOに報告しなければならないことも中国はほとんど報告していなかった。米国はチャイナマネー、マーケットという魅力があったからこれに半分目をつむっていた。ところがいくら待っても一向に中国は変わらなかった。さらに習近平政権が米国を相当刺激したこともある。2017年の12月にホワイトハウスの国家戦略レポートが出る前、共産党大会で習近平の一強化が仕上げ段階に入り、南シナ海の人工島を自分の業績として公然と書き込んだ。あとは中国製造2025、一帯一路、中華民族の偉大なる復興とかを打ち出したことによって米国をすごく刺激してしまった。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
米国ではトランプ政権になってから、例えばアップルの自動運転の技術を中国人の社員がコピーして中国企業に転職しようとしていたとか、この手のニュースがすごく増えてきた。これをトランプ政権は戦略的にやっている。それで米国の財界とか、一般の研究者も含めて、当初はトランプに批判的だったエスタブリッシュメントがかなり、トランプ政権と意見が一致してきている。今、中国を抑えておかないと全部技術を抜かれてしまい、米国を上回る技術力を持つだろうという危機感がある。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
法律によって中国人留学生は求められた時に中国政府に情報を提供しなければいけない。この法律があるせいで中国人留学生がMITから排除された。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
国際政治学者・三浦瑠麗
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
米国の農産品を買わせて貿易赤字を減らそうというロジックとブロック化していくロジックは矛盾する。米国は何がしたいのか、突き詰めていない。そもそも部分的封じ込めをしようという政策はトランプ以前からあった。部分的封じ込めというのは米国のリベラルな政策として、例えば香港返還の時、様々な香港の人たちを移民として受け入れようとか、米国を開放していって中国を徐々に正常な国に変えていこうという考え方とセットになっていた。自由を求めてくる中国人に米国はチャンスを与えていた。ただ、それによって得たものが結局、すべて中国のアセットだとみなされるようになると国内で中国系の人を排除したり、中国人留学生を入れないようにするとかいう動きになってくる。中国も自分たちを守らなければならなくなるから、米国に頼らない経済圏を作ろうとする。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
拓殖大学・森本敏総長
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
中国に対する米国の向き合い方が変わったのは2018年の1月。つまり2017年の12月国家安全保障戦略が出て以降。米国の持っている優位性をどんどん盗み取り、中国が力を強めていったことが背景にある。例えば中国の戦闘機は米国の戦闘機そっくりそのままで、米国の情報とアイデアが中国に盗み取られていた。中国は米国に投資をし、買収してその会社が持っている技術を持って帰る。それから監視カメラの中にチップが入っていて、顔写真とか音声とかの情報を全部盗み取っていく。こうしたことを米国は悪いことだとわからなかったからこそ今、国防権限法だとか大統領令を出して米国の得意な部分を盗みとられないようにしている。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
国際ジャーナリスト・山田敏弘
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
中国から米国にサイバー攻撃をしてハッキングしている。パソコンの中に入り込んで盗んでいる。もちろん米国も中国にサイバー攻撃している。中国は凄まじい幅広い範囲に攻撃をしかけている。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
先月まで米国にいたが、米中は貿易戦争の域をはるかに超えて覇権戦争、米中衝突のフェーズにまさに入った。これはトランプ政権が中国に強く出ているのではなく、民主党とかグラスルーツのところも含めて明らかに局面が変わったということを意味する。それ以前は特に経済的なやりとりを続けていくと中国のような強権国家も内側から変わっていくと思っていた。ニクソン、キッシンジャー、ジョセイフナイ教授もそうだった。今やジョセイフナイ教授も変わり中国が今後変わるという人はいなくなってしまった。局面が変わった。昨年10月ハドソン研究所でのペンス副大統領の演説は、中国の人たちも分かる論理だったが、実はスピーチライターとして主要なところは中国人ライターが占めていた。ペンス演説のエッセンスは米中対立は軍事・安全保障や両国の政治制度の違いまで広がってしまったということ。米国は力を背景にして中国を取り囲んでいるが、トランプ政権だからということではなしに元々そういう素地があったところにディール、選挙戦術の達人が出てきて不満層の気持ちを鷲掴みにした。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
日本では経済産業省で産業政策をしているが、米国のような開かれた自由な経済のシステムの中ではそういうものはない。唯一、産業政策補助金を出して先端技術を養成しているのはペンタゴンのDARPA。冷戦が終わった後、インターネットテクノロジー、GPSなど全部ペンタゴンの中から出てきた。それを無償で世界に開放した。そこがDARPAで心臓部となっている。そういうものを持っている米国は中国のことがとてもよくわかる。中国がいよいよ米国のもっとも優れた強い分野に挑戦しようとしている。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
国際政治学者・三浦瑠麗
激論!ド~なる?!“米中対立”の行方
米国は都合が悪くなり自由貿易の競争原理で勝てなくなると、自国産業の保護に走ったり中国の国力を落とそうとしたりする。とりわけ今、中国を中心として様々なサプライチェーンが集積してきているとそこを東南アジアに強引に持っていくことで、中国の国力を削ごうとしている。こうした裏に潜んでいる色々な思惑がある。お題目として言っていることは正しいし、中国が改革しないといけないこともあるが、その裏には中国の国力を敢えて削ぎに行っているということがある。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
立教大学大学院・金子勝特任教授
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
DARPA国防高等研究計画局を含めて日本がGDP2位だった時に、半導体やスーパーコンピューターなどにどんどん日本製の半導体が入り込んで米国が使っていることはけしからんということで日米半導体協定で抑えられてしまった。ところがG7など自由貿易・自由主義陣営に入っていないのに中国は叩きにかかられている。5Gという通信はファーウェイだけでなく中国企業が3分の1以上を持っているまだら模様の状況。あとはスウェーデンのエリクソンやフィンランドのノキアが強く、米国は実は1割ぐらいしか特許を持っていない。中国のクラウドではアマゾン、グーグル、マイクロソフト、IBM、オラクルなどが独占状態で、唯一世界で対抗できているのはアリババ含めて中国だけ。こういう状態でまだらができているが、半導体のところが非常に弱いので中国が資本で多数を占めている英国のアームーをうまく取り込もうとした。ところがこれを米国が差し止められてしまった。ADBなどによってアジア、アフリカでは中国製のネットワーク、サーバーが配られていて、これに米国は危機感を持った。その時にDARPAみたいな軍事に加えて人工衛星の問題がある。暗号通信は米国が3つの人工衛星でわれわれのスマホからも読んでいて、情報が取れるが、中国もほとんどこの寸前まで来ている。もともと英国が戦争に勝った時もレーダーとチューリングの暗号解読が功を奏したが、そういう意味で軍事と商業がむすびついて国家主導で情報通信技術が進められてきたことを肝に銘じるべき。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
拓殖大学・森本敏総長
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
英国は中央系はファーウェイをコントロールしてもよいが、末端は企業の自由に任せている。ドイツはズブズブで上から下まで全部ファーウェイのシステムの中に入ってしまっている。フランスとイタリアはその中間。アジアはオーストラリア、日本が一番進んでいて、ファーウェイを排除する米国の基本的な政策に乗ろうとしている。これはWTOの原則からいうとおかしなこと。ファーウェイのビジネスをすることで米国の知的財産が結局は中国の中に入って軍事利用され、「中国製造2025」、いわゆる軍民融合・デュアルユースを使い軍事力を近代化している。この問題の根底にあるのは技術と軍事。デジタルのように見えるが軍事的覇権をどちらが取るのかということの手段として議論されている。表面上はファーウェイとかZTE、監視カメラと言っているが、技術と情報の背後にある軍事力の覇権をどっちが握るかという話。米国から見ると積み重ねてきた知的財産がどんどん中国に取られており、米国はこれにどうしても歯止めをかけたい。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
ヨーロッパも日本も米中対決でどちらにつくべきなのかをまさに見ている。今は全体としては米国の方が中国に勝っているが、例えば宇宙の分野については量子暗号衛星など絶対に破られない(暗号システムだが)圧倒的に強い分野においては明らかに中国の方が勝っている。その中国の軍門に下り、中国と組んだ方が有利だというような分野もある。一帯一路は海と陸と北極海の(氷の)とかいうが、今一番重要な分野は宇宙の一帯一路。こういう分野では中国が勝っている。宇宙ではロシアも劣後して米中の時代になっている。とりわけ中国が圧倒的に有利。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
国際ジャーナリスト・山田敏弘
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
論文では中国の方が多いが、米国に頼らなければならない部分が多い。ZTEという企業は昨年、エンティティリストに入れられた。これをやられたことでまったく自分たちの商品が売れなくなった。それで習近平国家主席に泣きついてきたので習主席がトランプ大統領に電話をしたところ、これはディールだとして凄まじい条件を出してきて飲ませた。ファーウェイの機器が広がって世界中に設置されると、そこは「ファーウェイ=中国」の支配下に入る。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
神田外語大学・興梠一郎教授
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
中国は革新的技術の部分がまだまだ国産化できていないと言っている。だから「中国製造2025」というものがでてきて米国を刺激している。米国はロボットからバイオから国産化してしまうというこのプランが一番嫌い。「1000人計画」といって大量の留学生を米国に送っているが、FBIはこのリストを基にいろんな大学とかにプレッシャーをかけて、研究所によっては中国人留学生が解雇されたり、ビザを更新する期間を短くしたりしている。現時点では米国は中国の先を行っているが、こういった「1000人計画」のようなことをやられていると技術を抜かれてしまう。企業間でも強制的技術移転の問題が起きているし、ハッキングの問題もある。現時点では「中国製造2025」「1000人計画」というプランを出しているぐらいなのでまだ米国より遅れていると中国は考えている。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
国際政治学者・三浦瑠麗
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
オーストラリアが先に5Gを巡る中国勢の締め出しを決めている。安全保障に強いコミュニティという話になると皆は一致団結して中国排除に向かう。これは安全保障の専門家からすると企業に対するフェアネスはどうでもよくなる。やはり基幹インフラや集積していく情報を中国に取られたくないと考えている。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
キヤノングローバル戦略研究所・瀬口清之研究主幹
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題
技術的には基本的に米国の方が強い。ただしファーウェイは例外。あそこまで基礎研究を自社内でやっている企業はほとんどない。だから米国に叩かれた。一般的に中国の人はすぐにもうかる仕事には手を出すが、基礎研究みたいなものには関心がない。今ある技術を応用してすぐに儲かることの方に集中する。シンセンなんかでは米国が持っている技術をうまく活用して最終製品の最後のところをうまく活用して、世界の中で競争力をどんどん高めている。一番コアな技術は中国の中ではまだそんなに強くない。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
元外交官・宮家邦彦
G20速報・記念撮影…各国の思惑は・あす注目の米中首脳会談
日米の間ではこの3か月間で3回も首脳会談をやっているので大体話は煮詰まっている。貿易の問題については8月以降になるし、その他トランプ大統領の不規則発言は、あまり意味がなく気にする必要はない。全体としては日米はうまくいっている。中国はできれば日米を離反させたい。くさびを打ちたいと思っている。
2019/06/28 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
政治ジャーナリスト・田崎史郎
G20速報・記念撮影…各国の思惑は・あす注目の米中首脳会談
首脳宣言をG20で発出するにあたり、各国の利害を調整しながらある程度の方向を打ち出し、米国も中国も納得する大枠で合意を見出すのではないか。
2019/06/28 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
経済アナリスト・ジョセフクラフト
G20速報・記念撮影…各国の思惑は・あす注目の米中首脳会談
今回もしこの時期にG20がなかったら米中会談がこんなに早く行われることはなかった。タイミングとして今やるのは非常によい。今は、貿易交渉が滞っている状態であり、とにかく両首脳、両トップが決めてゴーサインを出すしか道はない。ただ、中国よりトランプの方がかなり焦っているように見える。例えばペンス副大統領の反中スピーチが元々6月7日に決まっていたが、それが24日に延期され。今度はそれがさらに無期延期になったことからもそれがうかがえる。明らかに中国側に配慮している。驚きだったのは当初、米中の会談をどこでやるかという話になっていた時に米国側が中国が宿泊しているウエディングホテルでやってもいいと言っていたこと。その後、中立的な場所に変更になったが、こうしたことやトランプのツイッターでの発言をみても、米国の方が明らかに焦っていることがうかがえる。
2019/06/27 BSテレ東[日経プラス10]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
トランプ大統領“日米安保破棄”?米国報道の信頼性と現実性
現職の大統領が非公式だとしても大統領キャンペーンの中でこういう発言をすると同盟に傷がつく。次期支援戦闘機の構想などを見ていると長期的には日米同盟の解体過程に入る可能性もある。今、一番の問題は中国が海洋強国を目指してどんどん海洋に進出し、さらには宇宙にも量子暗号衛星というのを打ち上げたりして宇宙に出てきていること。こういう時には日米同盟が大変重要になるが、その点でこのような報道も大統領の日米同盟に対する姿勢も危険。
2019/06/25 BSフジ[プライムニュース]
共同通信客員論説委員・元ソウル支局長・平井久志
G20米中会談の焦点
それはわからないが習近平の訪朝の発表があった後だと思う。現在のこう着した状態を動かす提案はあったのではないか。今回の訪問は中朝関係を新しい段階に持っていくという意味がある。北朝鮮はそれほど余裕はない。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
G20米中会談の焦点
金正恩が受け取ったタイミングは重要だが憶測をしても仕方ない。金日成主席がソ連と中国をうまく天秤にかけてやってきた。北朝鮮がいくつかの国を競争させて何倍もの物を手に入れるというのは建国以来の路線。中国と米国に対して北朝鮮支援競争を仕掛けて巧みな外交を展開していると考えた方自然。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
慶応義塾大学准教授・礒崎敦仁
首脳会談から読む金委員長の本音
今回どこがスターターになるかわからないが、米中でやるならそれに越したことはない。非核化の協議が進めば費用はどこかの国に負担させることになる。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
首脳会談から読む金委員長の本音
北朝鮮が非核化にかかる期間について、米中の時間の幅はなくなってきている。核兵器は凍結をしたままで中国は中国の金儲けの仕方をする、米国は米国でするのは当然の発想。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
共同通信客員論説委員・元ソウル支局長・平井久志
首脳会談から読む金委員長の本音
米国は警戒している。中国が米国がやろうとしている非核化に対して阻害する仲介者として介入してくるのではないかという警戒感が米国にはある。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
首脳会談から読む金委員長の本音
中国と米国は水面下の競争関係に入ろうとしている。核兵器を手放したら平壌にトランプタワーを作ると言っていた。中国は将来を見据えた計画をプーチン大統領と練っていて今その根回しをしている。米国に任せておくわけにはいかない。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
慶応義塾大学准教授・礒崎敦仁
首脳会談から読む金委員長の本音
米国も中国も北朝鮮が核を保有することには反対。14年ぶりに中国の首脳が平壌に行った。米国とはやり方が違って段階的に解決しようという北朝鮮の主張に中国は恐らく合意している。米中の北朝鮮を取り巻いた駆け引きが本格化すれば、北朝鮮にとっては望ましいこと。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
共同通信客員論説委員・元ソウル支局長・平井久志
習主席“初訪朝”の余波・首脳会談から読む金委員長の本音
中国側は新しい段階の中朝友好関係と朝鮮半島問題を出している。北朝鮮側は中朝友好だけで、現在直面している朝鮮半島問題に対する言及は少ない。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
習主席“初訪朝”の余波・首脳会談から読む金委員長の本音
非核化という言葉を金委員長自身が使ったことを労働新聞で報じていないということは、米国から簡単に譲歩を得られないという思いか、金委員長として北朝鮮側が一方的に非核化するものではなく、あくまでも安全担保の問題が米国が譲歩すれば北朝鮮もそれに沿って歩み寄るということにすぎないと示した。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
金委員長×トランプ大統領・“親書”から読む米朝の今後
米国も北朝鮮もハノイ以降、自ら譲歩しないという姿勢を示し続けている。協議の用意ということは北朝鮮側が何らかの形で米国のハノイでの提案に近づけてくるのが前提にないとおかしい。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
共同通信客員論説委員・元ソウル支局長・平井久志
金委員長×トランプ大統領・“親書”から読む米朝の今後
米朝首脳会談は難しいと思うが、訪韓にビーガン特別代表が一緒に行く。ビーガンのカウンターパートは誰か分からないが、実務協議をやることはあり得る。米国は簡単に国連制裁を解除することはあり得ない。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
金委員長×トランプ大統領・“親書”から読む米朝の今後
お互いもう少し信頼している関係だと思っていたのに、去年6月12日以降は今年のハノイ会談で信頼が崩れかけて今現在に至っている。信頼関係の構築からお互いやり直す必要がある点ではポンペオ国務長官もトランプ大統領も金正恩委員長も共有していると思う。
2019/06/24 BSフジ[プライムニュース]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>習国家主席を熱烈歓迎・金委員長の思惑・G20直前・中朝首脳会談
トランプ大統領から金正恩委員長への親書の中身そのものを習近平主席が知っているのだとしたら、今度大阪に来た時に一番最初、27日に日本と中国、安倍総理と習主席、28日に安倍総理とトランプ大統領、29日にプーチン大統領と安倍総理という首脳会談が組まれているが、習主席と会った翌日にトランプ大統領と会うわけでなんらかの形で北朝鮮問題にコミットしてくるテーマになってくるのではないかということが言われている。それによってはG20で北朝鮮問題というのはひとつのカードになるのかもしれない。
2019/06/23 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
内閣官房参与・飯島勲
<時事論考>習国家主席を熱烈歓迎・金委員長の思惑・G20直前・中朝首脳会談
これだけ経済制裁を国連でやったのに、国連に加盟している193か国のうち、北朝鮮と国交を樹立している国が経済制裁前は162か国あり国交がない国はたったの31か国しかなかった。その中には韓国、日本、米国が入っている。今、どれぐらい国交があるのか調べてみたら、逆に国交のある国は174か国に増えていた。国交のない国は31か国から19か国に減っている。フランスなどは平壌に代表部を作り、パリに北朝鮮代表部を作っている。米国のシンクタンク・科学国際安全保障研究所の分析をみると49か国、中国やドイツ、フランスが制裁違反をして貿易を続けている。44か国がダミーの会社を作り、貿易をやっている。これが実態の中でトランプもドイツもフランスも経済ミッションが裏で平壌に入ったりしている。世界であらゆる地下資源が眠っているのが中国とアフガニスタン。希少金属がいくらでもある。いろんなデータをみると日本円で平均863兆円の資源が眠っている。
2019/06/23 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
東京国際大学国際戦略研究所教授・伊豆見元
<時事論考>習国家主席を熱烈歓迎・金委員
結構みんな気付いていないが、中朝の首脳同士の交歓というのは非対称。大体10:1ぐらい。北が10回行くと中国から1回行くぐらい。今回の習主席の訪朝は最初でおそらく最後になる。それなりの迎え方になったのは当然のこと。
2019/06/23 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>「負けて勝つ」巧みな選挙術で打開・トランプ大統領・再選に暗雲?
トランプ大統領誕生の当初は大変なことになるという話だったが、蓋をあけてみれば、北朝鮮に対する態度だとか、拉致被害者への態度だとかもよいし、景気も良くなった。中国に対する不公正な貿易慣行などへの注文でもトランプ大統領のようなやり方でないと中国も北朝鮮も何もしてこなかっただろうという話もある。貿易戦争のように悪い面もあるが、トランプ大統領でよかったと思っている人も結構いる。
2019/06/23 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>トランプ大統領・再選に暗雲?
10分前に150人が亡くなるということを聞いてやめるということは通常ではありえない。自分のコアの支持者には移民問題とかイラン危機とか対中経済制裁で自分の強さを見せている。宗教保守派の支持を得るために中絶反対の判事を連邦最高裁に送り込んだりして支持を得ようとしている。今回のイラン危機についても若干付け焼刃的な部分があり、今後もこうしたジグザグ路線が続くのではないか。
2019/06/23 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>トランプ大統領・再選に暗雲?
あのトランプ大統領が移民を大事にしようと言い出した。特にテキサスとかフロリダとか南の州ではヒスパニック系が多くなっていて、昔はキューバからの移民などは共和党支持者が多かったが、今ではどうしても民主党の方に押しやられる傾向がある。ヒスパニック系がみんな民主党支持になってしまうと共和党の将来は先細りする。あのテキサス州でも今、現在において約40%がすでにヒスパニック系。
2019/06/23 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次
大阪の工場で大発見
先日開かれたG20エネルギー・環境大臣会合ではプラゴミ対策に向けて枠組みを作りましょうということで合意したが、ここから先の目標で議長国である日本が2050年に海へのプラゴミ流失ゼロということで目標を模索しましょうということになっている。そこで各国の足並みがそろうかどうか。今回はじめてプラゴミ対策に向けて地球規模の問題だということで合意ができそうなので、まずここで頭だしをしてその後、具体的なガイドラインを作っていきましょうというところまで行きつけるかどうかが最大のポイント。
2019/06/23 テレビ朝日[サンデーステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次
5日間に及んだ逃走劇・地検&警察・みえた課題
この種の逃走事件の鉄則はなるべく多くの情報を提供することで一般市民の協力を得ること。大阪府警は去年の富田林署から逃走犯が出て最後には自転車で逃げまわった事件があったが、あの反省から府警本部長が最初に出てきてあの画像を公開して、スピード逮捕に至った。つまり情報をいかに早く的確に市民に知らせるかでその公開がまた情報を取り寄せることにつながる。それがなかったことが最大の失敗。
2019/06/23 テレビ朝日[サンデーステーション]
ジャーナリスト・青木理
<風をよむ>~“不都合な事実”~
都合の悪い事実とかデータとか文書は隠す、ねじ曲げる、改ざんし、都合のいいデータばかりかき集める。官僚機構、テクノクラートが相当ネジ曲がって、腐ってきている。本来、官僚は政権が右に行こうと左に行こうと基本的なデータを提示して事実やデータを示した上で政治家が判断する。この官僚の示すデータがおかしくなってきている。すると事実とかデータに基づかない政治になる。審議会が事実を出したら拒否された。そうすると出さなくなる。希望的観測だったり、事実やデータに基づかない政治が進んでいく。これは冗談ではなく破滅への道になる。
2019/06/23 TBSテレビ[サンデーモーニング]
横江公美
ゴラン高原の新入植地“トランプ高原”に
ネタニヤフ首相はニューヨークに近いところにいる。テルアビブをマンハッタンのようにしたいと言っていて、トランプ大統領とも親和性がある。
2019/06/23 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交評論家・岡本行夫
護衛艦いずも“インド洋”へ・フランスが抱く危機感
中国の主目的は西太平洋、特に台湾で特に中国は習主席は武力行使は絶対に放棄しない。一国二制度を持ちかけても台湾は拒否するので台湾に対する武力行使の確率というのは7割ぐらいで、米国が7割ぐらいの確率で台湾を助けにいく。すると米中戦争が起きるというのは5割ぐらいになる。その時に日本は米国を後方支援することになる。そうすると中国と日本の武力衝突の可能性すら出てくる。間違いなく中国は尖閣に来るだろうし、沖縄に対しても何をするかわからない。日本、フランス、オーストラリア、米国がやっているインド洋の訓練は西太平洋に出てこようとしている中国を少しでも止めようということ。これから起こりうることに世界各国が気が付いてきている。
2019/06/23 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元海上自衛隊自衛官司令官・香田洋二(VTR)
護衛艦いずも“インド洋”へ・フランスが抱く危機感
将来中国が世界的覇権を狙ってきたときに、離れているフランスとしても無縁でなくなっている。海軍力を使って中国に政治的メッセージを送ろうとしたと思う。
2019/06/23 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
評論家・大宅映子
米国のイラン軍事作戦“10分前中止”の決断
トランプもイランも戦争は望まないと言っているが、だけど起こってしまうのが戦争。そこが一番心配。
2019/06/23 TBSテレビ[サンデーモーニング]
東洋大学教授・横江公美
米国のイラン軍事作戦“10分前中止”の決断
今回ドローンで米国人が亡くなっていないのでやめるとしているが、1人でも犠牲者がいれば攻撃するというメッセージもここに入っている。国際社会からの非難も出る可能性があり、G20大阪サミットを前にやりたくないという考えがうかがえる。日本もホルムズ海峡地域を利用するのでサミットでトランプ大統領は安倍首相に何か頼むのではないか。
2019/06/23 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・青木理
米国のイラン軍事作戦“10分前中止”の決断
戦争がプラスになると思っている人たちがいる。典型的なのは軍需産業。決してトランプ大統領がディールだから大丈夫だということはなくて、むしろトランプ大統領はイラク戦争などの失敗を見ながら軍を引き上げるんだということで今の態度をとっているが、バックにいるボルトンも含めて強硬派でまずい状況にある。
2019/06/23 TBSテレビ[サンデーモーニング]
福山大学客員教授・田中秀征
米国のイラン軍事作戦“10分前中止”の決断
戦争はちょっとした指導者の判断ミスによって起きてしまう。よくよく気をつけてもらわないと大戦争につながる。トランプ大統領からすると対中国、対北朝鮮で一休み状態なのでけたたましく自分が表現できるような材料となるとイランということになる。
2019/06/23 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交評論家・岡本行夫
中国の脅威×米国の危機感・ファーウェイの次は
米国中の大学に人民日報の英語版が置いてあり中国は影響力を広げている。米国はこれまで十数年間、中国に正面から向き合ってこなかった。トランプ政権になって中国と向き合ってみたら米国がとんでもないことになっていることにようやく気が付いた。今、米国は焦りも含めて今までの分をなんとかしないといけないということで、反中国の波になっている。
2019/06/23 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
評論家・金美齢
中国の脅威×米国の危機感・ファーウェイの次は
228事件で全員殺すわけにはいかないので将来リーダーになりうるエリートを全部殺すわけ。そうするとみなびびって抵抗ができなくなってしまう。精神的にコントロールされてしまう。日本に私が来てからも私はずっとブラックリストに載っていた。当時はタブーは何も激しい言葉ではなく、台湾という言葉がタブーだった。つまり中華民国と言わなければいけない。台湾というと独立をカミングアウトしたみたいにとらえられてしまう。私がブラックリストに載ったきっかけは早稲田大学で台湾稲門会を立ち上げたから。そういうコントロールの仕方は恐ろしい。
2019/06/23 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
スコットペリー下院議員(VTR)
<噂の現場>制裁措置・ファーウェイの次は・世界大手の監視カメラ会社
彼らのカメラを買ったがために中国は我々の政府庁舎で私たちを見張っていた。恐ろしいことだ。
2019/06/23 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
上智大学・前嶋和弘(VTR)
<噂の現場>制裁措置・ファーウェイの次は・世界大手の監視カメラ会社
米国政府がハイクビジョンを使ったら情報が全部中国に筒抜けになるのではないかという懸念から動いている。
2019/06/23 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫
香港デモ“マスクの理由”監視社会・不安と恐怖
中国の監視カメラは凄まじい。米国の調査によると2022年までに中国の監視カメラは27億台設置されるという。国民1人が2台の監視カメラで監視される計算になる。中国に行くと大変紳士的な運転、スピード違反はしないし、一時停止もちゃんとするそれは全部監視されているから。デモ参加者がマスクをしているのは香港当局に収監されるのを一義的には恐れている。雨傘運動の指導者は未だに収監されている。その背後にいる中国をみんな恐れている。行政長官も中国の息のかかった人しかなれない仕組みになっている。香港の当局というのは学生たちにとってみれば中国当局とほとんど同じ。
2019/06/23 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
評論家・金美齢
香港デモ“マスクの理由”監視社会・不安と恐怖
トンローワンの書店の人が中国批判の書を出したら、捕まって連れていかれた。こういうことから香港の学生たちには中国への潜在的恐怖心がある。
2019/06/23 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
神田外語大学教授・興梠一郎
ファーウェイCEO・2年間の売上高3.3兆円減へ
米国はファーウェイを2011年ぐらいから調べあげている。ファーウェイの通信回路の中にバックドアを作って全部、中の通信を見ていた。それに中国は気が付いていなかった。2012年に議会のファーウェイの内情を暴くレポートも出ている。議会レポートの中にはメールのやり取りとかも出てくる。米国はファーウェイが人民解放軍とか国家安全部という情報機関とつながっていると主張し続けていて、決め手が欲しかったのでナンバー2の副会長をカナダで捕まえて裁判のために引き渡してほしいとしている。ファーウェイの収入の大半がスマホが大きな要素を占めており、今回ファーウェイにとっては売上高が大きく減ったというのはかなり痛いこと。そのことによって5Gにまわすお金が減ることにつながり米国の戦略通りになっている。
2019/06/22 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
神田外語大学教授・興梠一郎
特集・香港デモ・今後の影響は?
一国二制度はもともと毛沢東時代からの考えで、最初は台湾に適用するつもりだった。国民党はもともと統一するという考えの人たちの一方、蔡英文総統は元々独立傾向の強い政党の人。台湾総統選支持率では蔡英文総統の支持率が上がった。香港は自分たちの将来だと思っている人たちが支持した。皮肉なことに習近平国家主席が蔡英文総統を応援する形になってしまっている。中国は香港問題を鎮静化したい。米国はG20で取り上げると言っており尻に火がついた。トランプ大統領は中国が北朝鮮問題を入れてきたこともあり香港問題については当たり障りのないレベルで言及するにとどめるのではないか。
2019/06/22 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
神田外語大学教授・興梠一郎
イラン・米国の無人偵察機を撃墜
ペンス副大統領が今月、人権問題で中国を批判するスピーチをするはずだったが、トランプ大統領がG20で習近平国家主席と会うということでやめさせたという話がある。大統領選挙を間近にかなり揺らいでいる。中国もそこに焦点を当てていてこれからかなりトランプ大統領が変化するのではないか。中国が狙っているのはトランプチームが分裂すること。中国は選挙を前にトランプ大統領が妥協し始めるのを待っている。
2019/06/22 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
慶應義塾大学総合政策学部教授・神保謙
激変する朝鮮半島情勢・米中首脳“直接交渉”の焦点
北朝鮮は再開の可能性を匂わせながらも3回目の首脳会談をしなければ何が起こるかわからないという形のやり取りが続くのではないか。実務的積み上げが出来る状況にあるとは思えない。
2019/06/21 BSフジ[プライムニュース]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
激変する朝鮮半島情勢・米中首脳“直接交渉”の焦点
仕切り直しのための米朝首脳会談なら年内実現の可能性はある、4回目を睨んだ首脳会談。次の3回目ですべて決着させようとする首脳会談は厳しい、せいぜい高官レベルで終わって年越しという気がする。
2019/06/21 BSフジ[プライムニュース]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
習主席“電撃”初訪朝の狙いは…中朝最接近&対米戦略を読む
(経済と安全保障の優先順位について)米韓合同軍事演習をやっていないが北朝鮮から見ると可逆的。米国から見れば北朝鮮が核実験、ミサイルをやっていないのも可逆的。お互いに心を変えればもとに戻るという不安定な状況。もとに戻るなという釘を刺す第三者のプレーヤーが必要になる。韓国がそれをやろうとしているが空回りしてうまくいかない、中国がそれをやり始めようとしているのかのような印象がある。平和体制の構築が優先か経済が優先なのかはハノイ会談後よく見えてこない。恐らく文大統領の役割は去年で終わった。1回目までの郵便屋の役割は果たしたがハノイ以降は当事者として米国と向き合えというのが北朝鮮の主張。南北関係だけでなく韓国が今置かれている外交的立場は非常に厳しい。
2019/06/21 BSフジ[プライムニュース]
慶應義塾大学総合政策学部教授・神保謙
習近平×金正恩“電撃会談”・双方の思惑と対トランプ戦略
米朝の非核化交渉が膠着状況の中で、シンガポール会議、ハノイ会議前後に中朝が綿密に情報交換をしていたことは間違いない。そこで目指すべきは長期的な朝鮮半島の非核化と共に段階的、同時的に進めていくということだった。その方針をもう一度確認する場としてG20の米中会談は重要。
2019/06/21 BSフジ[プライムニュース]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
習近平×金正恩“電撃会談”・双方の思惑と対トランプ戦略
制裁が緩和、解除された後への期待感がある。中朝関係はお互いが100%信じ合って共存している関係ではない。お互い信じていないということをベースに積み上げてきた部分もある。
2019/06/21 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学海外事情研究所教授・富坂聰
<ひるトク!>蜜月・習主席が初訪朝・正恩と会談・G20目前中国の“透ける思惑”
本来はほぼ100%、朝鮮半島問題では中国は米国に足並みをそろえていた。ところがいまはもうそうではない。むしろものすごいハードルをあげて北朝鮮に米国が要求を突きつけていることに対しそれは現実的ではないと思っている。中国は北朝鮮の取り組みを評価し始めている。非核化をやっているかどうかの判断を、米国の判断ではなく、独自にやっていこうとしている。米朝の間に入るというよりかは新しい枠組みを作ろうとしている。かといって米国と敵対するわけでもない。
2019/06/21 TBSテレビ[ひるおび!]
大阪大学准教授・安田洋祐
日銀に打つ手はあるか
現状維持ということだったが、悩ましいのは、今後、米国で利下げが起きて、金利差から円高にいったとき、日本で追加緩和をして金利差を戻すことができるかのかは、マイナス金利の副作用があるので、なかなか動きにくい。円高だけでなく、今、輸出企業にとって1番の試練は米中貿易摩擦。日本から中国になかなか部品を輸出できない。中国からよそへの関税が高くなってしまう。ここが解消されないで、かつ円高も進むダブルパンチになってしまうと考えると、G20期間中の米中首脳会談で少しでも貿易摩擦が良い方向にいくことを静観するしかない。
2019/06/20 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
拓殖大学・富坂聰教授(VTR)
習主席・北朝鮮を公式訪問
米国は朝鮮半島非核化問題で性急にホームランを求めているけれど、そうではなく時間がかかるというのが中国の従来の考え方。米国主導ではない別のやり方を選択していく可能性がある。中国が中心となりこれにロシアも同調すると思う。
2019/06/20 TBSテレビ[NEWS23]
神田外語大学教授・興梠一郎
香港200万人デモの衝撃・迫る米中首脳会談・習主席の戦略は
中国にとって国家安全と国家の統一というのは同じものという位置づけ。チベット、ウイグル、台湾、香港。これを放っておくとバラバラになってしまうという意識がある。香港が民主化の震源地になり、他の地域がこれをマネしてしまうことを恐れている。デモをやれば中央政府は折れるのだということがわかってしまうと都合が悪い。だから報道も非常に厳しくし、国民に知らせないようにしている。習近平国家主席就任以来、全面的管轄権という言葉を使うようになった。香港に対して全面的に管轄するということ。これは高度な自治のいう言葉とは矛盾する。政治的には一国家一制度の中国化に向けて動いている。香港問題が一番大きな影響を与えるのは台湾。中国にとって民主化の動きは、一党独裁体制に対する大きな脅威なので封じ込めなければいけない。国家安全の問題と捉えており妥協して緩めてしまうと、あっという間に広がってしまう危機意識が強い。
2019/06/20 NHK総合[クローズアップ現代+]
ワシントン支局長・油井秀樹
香港200万人デモの衝撃・迫る米中首脳会談・米国の戦略は
米中首脳会談で米国は香港に言論の自由などを認めた一国二制度を守るよう中国にくぎを刺す見通し。米国は中国との貿易交渉の中でも、中国が数々の約束を破ってきたと批判している。知的財産権の保護や、技術の強制移転の防止などに取り組むと約束しながらも、実際は実行してこなかったという不信感が強い。米国にとって、貿易交渉の最大の課題は、中国に約束を守らせるための仕組みをどう作るかということ。このため首脳会談では、香港問題を取り上げることで、仕組み作りに向けて、中国への圧力を強めるものと見られる。米国は、みずからが中心となって築いてきた自由や民主主義の価値観に基づく国際的なルールや秩序を中国が今、脅かされつつあると見ている。世界各地で増す中国の影響力の一環として、警戒を強めている。
2019/06/20 NHK総合[クローズアップ現代+]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
習近平主席が初訪朝・北朝鮮の非核化は…
北朝鮮が段階的非核化しか応じないということになれば、米国はそこから先で譲る気もないし、イラン問題など他に集中したい問題がある。米国がある意味北朝鮮を放って置いている状況。
2019/06/20 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授
G20前の中朝首脳会談・その思惑は…
習近平国家主席とトランプ大統領の電話会談の狙いは、貿易問題も解決できない中で香港問題が起き、苦しい状況にある中国が米国に対し北朝鮮問題で仲介できるというアピールをしたということ。それで何か解決するというわけではないが、中国が仲介できるということを見せつけたい。北朝鮮に行くこと自体がひとつの政治ショーであり、先に話をしてきたということでトランプ大統領にG20で優位に対峙できる。大統領選挙を控えるトランプ大統領に対して北朝鮮問題で一肌脱ぐことができるというアピールをしている。
2019/06/20 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
G20前の中朝首脳会談・その思惑は…
習近平国家主席の具体的言動が北朝鮮労働新聞に掲載されているが、これだけ具体的なのは珍しい。これが米国の期待値をある程度高めている可能性があるが、習近平国家主席にとってはリスキーなこと。逆にそれをせざるを得なかったところに中国の今の状態が表わされている。
2019/06/20 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授
習近平主席が初訪朝・金正恩党委員長と会談
G20で米国側が既に香港問題を持ち出すと言っている。国際会議の場でこの問題を持ち出されると分が悪い。習近平国家主席の訪朝理由は香港問題の注目を薄める為という意味もあった。
2019/06/20 BS-TBS[報道1930]
寺島実郎
米国・イラン・中国・世界情勢を読み解く
日本という国は常に米国に追従している国と言われながら、こと中東外交だけは非常に個性があってイランとの関係を連綿と続けてきた。ある意味では善意の仲介者になりうる立場だったが、日本は米国の対イラン制裁に全面的に協力しているため、そうはならない。それにも関わらずイランに行きイランにあしらわれた空気になっている。なにやらトランプのメッセンジャーのような形になってほとんど意味のない展開だった。
2019/06/17 BS日テレ[深層NEWS]
寺島実郎
米国・イラン・中国・世界情勢を読み解く
イランは決して孤立しておらず、ロシアが後ろ盾になっている。中国もイランとの支援・連携を深めている。核合意を一旦形成したパートナーだった欧州の国々も米国とは温度差がある。対岸のGCC湾岸産油国も対応が割れており、カタールなどはLNGの井戸がイランとつながっており、サウジが断交するぐらいまでイランに接近している。ドバイはイランのオイルマネーを取り込んでオイルマネーのセンターとして中東で存在感を保っている。
2019/06/17 BS日テレ[深層NEWS]
寺島実郎
米国・イラン・中国・世界情勢を読み解く
中東で進行している最も重要な地政学的変化というのはペルシャ湾の北側にイランの勢力が拡大していること。米国のイランに対するトラウマというものが中東を突き動かしている。イランが強大化してくることに対する米国の恐怖心と対岸のサウジアラビアをはじめとする湾岸産油国がイランに対して持っている緊張感、イスラエルの緊張感を米国が背負う形で、あらゆる確執が凝縮して出てきているのがイラン問題。ついこの間まで、イランの革命防衛隊が地上戦を戦ってIS壊滅作戦を引っ張っていた。その時は皮肉にも米国はそれを空爆によってイラン革命部隊を上から支援していた。対ISで米国とイランは手を組んでいた。
2019/06/17 BS日テレ[深層NEWS]
東京財団主席研究員・柯隆
米国・イラン・中国・世界情勢を読み解く
トランプ大統領と習近平国家主席がおそらく大阪で会うが、どういう話をして何らかの合意に至るのかどうか。もしそれができなければ、ポストG20に大きく動く可能性があり、G20にフォーカスするのはよいが、その後に国際情勢がどう変わるのかをむしろ意識しながら、見ていく必要がある。
2019/06/17 BS日テレ[深層NEWS]
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>米中武力衝突・宇宙から始まる?・知られざる中国軍の実情
習近平国家主席はいろんな夢を語っているが、その中で宇宙においても中国が世界一の国になるという宇宙強国と夢というのを語っている。米国が恐れているのはエアシーバトルでも書いているが、もしも米中軍事衝突があったなら、その一番最初の戦いというのは宇宙空間で行われる可能性がある。C4ISR(Command, Control, Communications, Computers, Intelligence, Surveillance, Reconnaissance・指揮・統制・通信・コンピューター、情報、監視、偵察の頭文字)、の中枢を担っている宇宙に点在するプラットフォームを破壊してしまえば米軍は行動できなくなる。そのためにトランプ大統領も宇宙軍創設を命じている。それを平時においても中国軍がやっている可能性がある。それは地上からのレーザー兵器であり、日本の衛星も影響を受けている可能性がある。ここが一番危惧される部分。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
朝日新聞・峯村健司
<徹底解説・ニュースの焦点>米中武力衝突・宇宙から始まる?・知られざる中国軍の実情
米軍の現在の作戦とか、空母の運用など様々な軍事作戦が衛星を経由して進められている。最初に狙われるのは衛星。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>中国の砂漠に横須賀米軍基地?・知られざる中国軍の実情
習近平国家主席はプーチン大統領と対米国の話を具体的に話し合っている。ロシアからすればINFの問題に関しては欧州も関心を持っている。欧州、中国も含めた形でINFの次の段階にまで話を持っていきたい。つまり、米国が勝手にINFから離脱するのであれば、自分たちは新たなINF構想というものを考え出していくぞということ。これに対し米国がどのような対応を取るのに今後の注目が集まっている。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
接続水域やEEZに弾道ミサイルが落ちてきた場合の対応は決まっていない。早急に何らかの対応をしなくてはならない。今のままでは自衛隊は何も対応できない。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
朝日新聞・峯村健司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
中国軍が嘉手納基地と横須賀基地を想定した中距離弾道ミサイルの実験をしている。2004年に中国軍が作った内部文書には『我々が台湾に進攻した場合、敵国は空母艦隊もしくは同盟国の基地を使って介入してくるだろう。それを封じ込めるために中距離弾道ミサイルが極めて有用』と書かれている。台湾有事の際に先制攻撃として日本にある米軍基地とかグアムとかを攻撃する可能性を想定している。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
1996年、台湾海峡有事の時に中国側は大恥をかいた。この時、たった2隻の空母打撃軍に中国軍は歯が立たたなかった。この年を境に中国は大軍拡を始め、将来的に米軍に追いつき、追い越すような人民解放軍にするんだという大きな契機になった。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
2014年のロシアによるクリミア併合ではロシアが非正規軍を使い、ハイブリッド戦争を仕掛け、これがあまりにも早く行われたためにウクライナ軍、NATOも米国もは何もできなかった。結果的にクリミア併合は既成事実になってしまった。米国が恐れているのは既成事実になってしまうこと。人民解放軍は短期決戦を求めるだろうし、既成事実になった場合、台湾占領に対して米軍が対処するのは非常に難しくなる。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
朝日新聞・峯村健司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
習近平国家主席は昨年の全人代で台湾問題にこだわりを見せ憲法を改正し、従来2期10年だった任期を撤廃した。これで3期、4期やる可能性が出ている。台湾統一は何十年も先というような話ではない。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
香港がこのような状況になって台湾の人は明日は我が身と考えている。香港の自由とか民主主義、一国二制度が侵されそうになっている。もうひとつ恐れているのは30年前に起きた天安門事件の再現が起きかねないということ。無慈悲に人民解放軍が学生たちを鎮圧してしまったあの再現が起きないように見守っている。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
今、天安門事件を知らない学生たちが立ち上がってきている。先週も雨傘運動をやっていた日本語がぺらぺらな女子学生が日本記者クラブで講演し、「自分たちは全く天安門事件を知らないが、自分たちがこれからやることを日本もきちんと支援してほしい、人権を尊重してほしい」と訴えていた。世界的に学生たちの行動が盛り上がってきたら大きな人権問題になるので中国は一時棚上げという動きに出てきた。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
朝日新聞・峯村健司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
デモ隊の黒い格好はデモでケガをした人に向けてのもの。彼らは香港の行政長官の「暴動」との発言に強く反発し「これは暴動ではない」と言っている。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
日本戦略研究フォーラム・渡部悦和
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
米中は貿易戦争をやっている。これ以上デモが長引けば米国・トランプ政権に中国批判の材料を与えてしまう。G20に向けてもこれ以上のことをごり押しすると中国が孤立化する。それを避けたい思いが中国にあった。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>知られざる中国軍の実情
基本的にはチャイナセブンの7番目人物が香港の行政長官と協議をした上で事実上の棚上げが決まった。撤回ではないので、いつかまたタイミングを見計らって同じような条例が審議に入るかもしれないということがこういう大きなデモにつながっている。
2019/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次
<注目ニュース読みくらべ>どう受け止める?「2000万円不足問題」
過去、2度の参院選挙でいずれも年金問題が絡んで安倍さんは負けている。年金・参院選・安倍さんピンチということで年金問題を争点化しようとしているがそれはちょっとお門違い。
2019/06/16 テレビ朝日[サンデーステーション]
国民民主党・政調会長・泉健太
政策責任者に問う・経済・社会保障・外交
安倍首相がハメネイ師とかとお話した時に出された言葉で驚いたのは、体制転換は考えていないとか、あるいは誠実に交渉したいとかということを、安倍首相がメッセンジャーボーイのように伝えたことが果たして本当に意味を持つのか。何を伝えに行くのかということがないまま総理が行ったことだけをアピール(する)だけではいけない。
2019/06/16 NHK総合[日曜討論]
外交評論家・岡本行夫
英国・次期首相・EU離脱強硬派が圧勝
ジョンソン首相誕生の可能性が大きくなった。ただ英国民全体を見てみると53%の人が残留に賛成しており、議会の中の議論と国民の議論が分かれてしまっている。離脱派はEUに支配されたくないというだけの感情論でやっている。離脱すれば経済的にも英国は相当ダメージを受けるだろう。
2019/06/16 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・木村太郎
エンディング
今後、米国はホルムズ海峡に出入りする船にすべてに米国旗を立てさせるかもしれない。そうすると簡単には手出しができなくなる。もうひとつ考えられるのは護衛船団を作るかもしれないということ。米国の軍艦が護衛する。それに自衛隊も加われと、もしかしたら言ってくるかもしれない。そこは覚悟しておくべき。
2019/06/16 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫
香港で返還後最大デモ“一国二制度”が骨抜きに
英国と中国の間には50年間は今の制度を変えないという合意条約がある。中国が約束をやぶっているのになぜ英国が黙っているのかが不思議でならない。
2019/06/16 TBSテレビ[サンデーモーニング]
姜尚中
香港で返還後最大デモ“一国二制度”が骨抜きに
中国は核心的利益を断固として守るとしている。今回の動きに台湾がどのように呼応するのか。これが米中の間の様々な取引材料として扱われていく不安が、中国を強硬姿勢に変えていく可能性も十分にある。
2019/06/16 TBSテレビ[サンデーモーニング]
立教大学・倉田徹教授(VTR)
香港デモ“100万人の抗議”発見!「白黒のTシャツ」
逃亡犯条例が正式名称だが、香港では送中条例という言い方をしている。送中という言葉は広東語で臨終という言葉と発音が全く同じ。したがって香港の死を意味する。
2019/06/16 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ジャーナリスト・木村太郎
<怒りの現場>松山キャスター緊急イラン報告“親日・反米の実態”
会談をやったこと自体にすごい意味がある。その最中にタンカー襲撃事件が起きて世界中に安倍さんが行っていることが知れ渡った。仲介者までなれるかどうかはわからないが中東問題に手をかそうとしているという評価はあった。
2019/06/16 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
姜尚中
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
この状況には既視感がありイラク戦争のことが思い返される。問題は今後、米国がいろいろな証拠を出してくること。そしてそれがどのくらい信ぴょう性があるものなのかであり、そういうときに安保理を使い武力行使までいくのかどうか。万が一そこまで話が行った場合、日本としての立ち位置がイラク戦争の時と同じように問われることになる。日本がイランとの間で積み上げてきた中東での親日国としての資産があり、それを全部ひっくり返すようなことまでして米国に追随するのか。日本は今のうちに立ち位置をはっきりとさせておかないといけない。
2019/06/16 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交評論家・岡本行夫
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
安倍さんのイラン訪問は狙いとしては良かった。ロウハニ大統領にもトランプ大統領にも期待されていた。ただ思った以上に最高指導者のハメネイ師の態度が堅かった。少なくとも緊張緩和に向けての意味はあった。ところが今度のタンカー爆破事件はそれを吹っ飛ばしてしまった。イランがやったというのは常識的に考えると考えにくい。お客を呼んでおきながら平手うちをするのに等しい。ではイラン革命防衛隊のはねあがりがやったのかといえばそれも無理がある。怪しげな船が接近し吸着型の機雷を外していったのが怪しいし、米国はどうしてその船が港に戻るところまで追跡しなかったのか。多分イランではなく別のところに行った可能性があるが、米国はそれを公表していない。可能性としてはイランと米国に戦争をやらせたいどこかの国か、機関だろう。それもかなり大がかりな力を持っているところとなると域内にはひとつかふたつしか思いつかない。
2019/06/16 TBSテレビ[サンデーモーニング]
評論家・大宅映子
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
米国とイランの緊張緩和のため安倍さんは勇んででかけたが、その最中に日本のタンカーがこういう攻撃に遭うという状況は役に立つはずが、皮肉にも日本に標的が向いてきてしまった。米国にはシェールガスもありホルムズ海峡はそんなに関係はないが、日本が一番困ってしまう。安倍さんはイランに行く前にトランプさんに米国はやりすぎであると一言いうべきだった。
2019/06/16 TBSテレビ[サンデーモーニング]
経済評論家・池田健三郎
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
事実関係の解明が早くできないと世界経済の不安定要因が増すことになる。
2019/06/16 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交評論家・岡本行夫
トランプ大統領「イランがやった」タンカー攻撃は誰が何の目的で?
日本はこの件についてきわめて有利な立場にある。イランに対しては呼んでおいて人に恥をかかせたということでいろんな情報を開示してくるだろう。日本の海運会社が運航している船なのでできるだけ情報を得てそれを国際社会とシェアしていくべき。
2019/06/16 TBSテレビ[サンデーモーニング]
国際開発センター研究顧問・畑中美樹
イラン革命防衛隊が警告・ホルムズ海峡・封鎖の脅威
一蓮托生であると、イランが石油を出せなくなると対岸のサウジとかアラブ首長国連邦とかの国々も石油を出せなくなるぞということまで含めた強い警告だった。
2019/06/16 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
現代イスラム研究センター理事長・宮田律
米軍映像を分析・「革命防衛隊」が関与?
米国はベトナム戦争の時に北ベトナムを爆撃する口実としてトンキン湾で米国の艦艇が北ベトナムの魚雷艇に襲われたということを捏造したことがある。2003年のイラク戦争でも「大量破壊兵器がある」という捏造をした。米国は民主主義国家なので国民を納得させるための戦争を始める材料が必要。イランの悪辣な印象を作っている。
2019/06/16 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎(VTR)
米軍映像を分析・「革命防衛隊」が関与?
(映像から)イランの革命防衛隊の海軍が使っている独特の船ということが確認できる。もうひとつわかるのは船体についていたリムペットマイン(吸着爆弾)をはずしているということがわかる。映像から読み取れるのはそれらを彼ら自身が設置した可能性が高いということ。船そのものを沈めるほど大規模な工作ではない。一気に沈めるところまではいかない。ある種のデモンストレーション、嫌がらせ、ハラスメントに近い攻撃の仕方。
2019/06/16 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]
現代イスラム研究センター理事長・宮田律
米軍映像を分析・「革命防衛隊」が関与?
従来より、イランに対して厳しい姿勢をとり、イランに対する戦争を煽ってきた人々、ボルトン大統領補佐官とイスラエルのベンジャミンネタニヤフ首相、享年のジャーナリスト殺害事件の首謀者といわれるサウジのビンサルマン皇太子、この3人がBチームと呼ばれている。最近、これら3国のタカ派の人たちの協調関係みたいなものが目立つようになっている。
2019/06/16 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]
経済ジャーナリスト・渡邉哲也(VTR)
<特集>巨額の利益と安全保障・5Gめぐる米中覇権争い・“ファーウェイ排除”の余波
中国には、「中国人や中国企業は、中国政府の求めに応じて、全ての情報を提供しなくてはならない」という国家情報法という法律がある。携帯電話は一定期間でアップデートされる。その際にホールというセキュリティの穴やバックドアといって不正に中に入れる仕組みを携帯電話に入れることができる。出荷当時が安全だからといって将来の安全が保障されているわけではない。
2019/06/15 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸
来週の注目…FOMCと日銀・円高リスク
日米の金融政策がどうなるか。米国市場は、将来的に2、3回の利下げを織り込んでいる。来週については7月の利下げを示唆するかどうかがポイント。日銀はカードがそんなになく、打つ手は限定的。米国が緩和をして日銀はあまり動けないので、どうしても円高になりやすい。これから円高もちょっと警戒しないといけない。
2019/06/14 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
解説委員・増田剛
安倍首相・イラン訪問の成果は
イランを巡る問題は、今月下旬のG20大阪サミットでも大きなテーマとなりそう。G20の場でも安倍総理は、イラン情勢の緊張緩和に向けた首脳外交を展開する考えで、これは議長国、日本の存在感をアピールする格好の機会となる。与党内には、夏の参議院選挙に向けてもプラスになるという見方もあるよう。ただ、そうしたいわば政略的な思惑ではなく、これまで欧米諸国が主要なプレーヤーだった中東外交に日本が主体的に関与することは、日本外交のステージを一段上げることにつながる。
2019/06/14 NHK総合[時論公論]
解説委員・出川展恒
安倍首相・イラン訪問の成果は
今、イラン核合意の存続が危ぶまれている。ロウハニ大統領は先月8日、英国、フランス、ドイツなどと60日間交渉し、核合意を守る見返りが約束されない場合には高濃度の濃縮ウランの製造を再開すると警告。その期限は来月初めに迫っている。もしイランが本格的に核開発を再開すれば核合意は崩壊する。そうなると、イスラエルによるイラン核施設への軍事攻撃の可能性が再燃したり、サウジアラビアなど近隣諸国が競って核開発を始めたりして中東の緊張は一層高まる。
2019/06/14 NHK総合[時論公論]
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸
激化する米中摩擦・どちらが有利?
貿易摩擦で米国のGDPは0.29%落ちて、中国は0.25%で、今は米国の方が厳しい。ただ、米国にはまだ多様な政策のカードがあり、1つは財政政策。関税を上げて税収が上がるから、それをインフラ投資や全部の財政出動に回したとすると、米国はほぼ横ばいとなる。この時点で中国の方が厳しくなる。もう1つは金融政策。今、物価の状況で見ると米国はプラス1.8%、中国はプラス2.7%。中国はインフレ懸念があり、それほど金融政策、金融緩和ができない一方で財政、金融の両面で見ていくと、米国の方がまだまだたくさんカードを持っている状況。
2019/06/14 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
星浩キャスター
波乱の“安倍仲介外交”イランで成果は?
政治的な思惑とか選挙に有利だとかいうことではなく、「イランの核合意というものは大事なものなので復帰しましょう」とどれだけ安倍さんがトランプさんに説得できるのか。中東諸国だけではなく世界中が安倍さんの本当の力量というものを見ている。
2019/06/14 TBSテレビ[NEWS23]
フィナンシャルタイムズ・セバスチャンペイン政治担当記者
<グローバルビュー>ジョンソン首相誕生でも混乱続く?
65%以上の確率でジョンソンがメイ首相の後継者になる。ジョンソンが首相となった場合メイ首相と全く同じ問題に直面することになるし、状況は好転しない。
2019/06/14 BSジャパン[日経プラス10]
ジャーナリスト・木村太郎
中東安定への苦難と道筋・日本が果たすべき役割は
日本は中東問題に下手に手を突っ込まないほうがいい。関わると怪我をするだけ。中東の外交とか国際関係は明日どうなるか全然わからない世界。日本のように素直な外交をやっている国は足元をひっくり返されるだけになる。例えば米国にくっついて米国が日本がんばってよと言われ、その通りにした時にトランプが落選したとする。民主党が出てきて元の核合意に戻した場合、日本は立場がなくなることになる。
2019/06/14 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・木村太郎
真価問われる“安倍外交”緊迫する中東情勢の行方
これはトランプ大統領の選挙イシューであり、イラン合意を破棄するというのはトランプ大統領の2番目ぐらいに大事な公約のひとつ。なぜそうなったのかといえばイラン合意がオバマ政権のたったひとつの外交成果だったから。それをオバマがどうやってやったかといえば2016年の1月17日にイラン合意が発効した日の翌日、テヘランに何も印がつけられていない輸送機が一機着陸し、木箱がどんどん出てきた。中にはスイスフランとユーロで4億ドル分の紙幣が入っていた。それは米国からイラン政府へのプレゼントだった。それが8か月後の大統領選挙の真っ最中にウォールストリートジャーナルにこのことがすっぱ抜かれて、実はイラン核合意をめぐり米国はとんでもない額の金、総計1500億ドルもの金をイランに払っていたということがわかってしまった。トランプ大統領は「なんだ、金で買った合意なのか、そんなものは俺は絶対認めない」と言ったところからすべては始まっている。
2019/06/14 BSフジ[プライムニュース]
共同通信編集委員・太田昌克
イラン問題・G20で議論も…
(G20に)ロウハニ大統領を呼ぶというのはひとつ大変面白いアイデアかもしれないが、安倍政権は及び腰であり、非常にハードルが高い。
2019/06/14 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
イラン問題・G20で議論も…
今、イランは相当苦しい。去年の核合意で米国が離脱する前は1日に250万バレルの石油の輸出ができるようになっていた。最近の情報だと1日に50万バレル、米国の専門紙によれば23万バレルしかない。つまり5分の1から10分の1に減っている。石油収入が歳入の6割を占めており、これが仮に5分の1になれば10%そこそこになってしまう。ただでさえ失業率が高いのに、イランは国家予算は5割も減っている状態。米国が少しだけでもイランに譲歩するように安倍首相からトランプ大統領にわかってもらうよう説明する必要がある。そのチャンスがG20となる。
2019/06/14 BS-TBS[報道1930]
ジャーナリスト・木村太郎
“日本タンカー攻撃”の真相は・米国「責任はイラン」分析の根拠
ポンペオ国務長官はインテリジェンス、つまり自分たちが持っている色々な情報、使われた武器、作戦の練度、この3つから判断して革命防衛隊だと判断したと言っている。これは間違いないだろう。米国とイランが戦争して一番得をするのを誰かを考えるとロシアやベネズエラが怪しい。今、50ドル台だが、70ドルぐらいに上がらないと石油が産出しても黒字にならない。
2019/06/14 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・木村太郎
日イラン会談&タンカー攻撃・検証「安倍外交」の成果とリスク
ホルムズ海峡では何かが起きるとは前々から思っていたが、まさかイランがそれをやるとは思っていなかった。イランにとってはホルムズ海峡で何かあった場合、イランが一番損をすることになる。ただでさえ制裁で経済が疲弊しているのにイランの石油が出ていけなくなるとイランの経済は壊滅的な打撃を受ける。イランから事を始めることは絶対にないだろうと思っていた。
2019/06/14 BSフジ[プライムニュース]
政治アナリスト・伊藤惇夫
急浮上!与野党攻防の焦点「老後2千万円赤字」の衝撃
出てしまったことを無かったことにはできない。麻生大臣、安倍首相含め自民党側が過剰な反応をしている印象がある。12年前の参議院選挙前の消えた年金問題がトラウマではないか。
2019/06/11 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
聞きたい事・言いたい事
北朝鮮は非核化するつもりはない。体制の保証をしてもらったら非核化をすると言っている。2週間前中国の15トン級のトラックが北朝鮮に向かって物を運んでいる。
2019/06/10 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
「米朝会談から1年」半島情勢を読む
韓国は経済的に中国の影響下に入ろうとしている。日本の核武装論と韓国の核武装論は全く異なる。日本は広島、長崎で苦しい思いをした。韓国は核兵器の実験をやった。弾道ミサイルを開発したのは韓国。
2019/06/10 BSフジ[プライムニュース]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
「米朝会談から1年」半島情勢を読む
トランプ大統領の奥底には合同演習はお金がかかるためやるのが嫌だという思いがある。事実上、韓国は核保有をしないが、朝鮮半島はゆるやかな連携が実現し、そこに核が残るという日本にとってのワーストシナリオがある。
2019/06/10 BSフジ[プライムニュース]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
「北朝鮮支援」韓国の真意は?
今、朝鮮半島を含む東アジアで起きている大変大きく最も重要な地政学上の変化は対馬海峡の向こうに新しいアチソンラインができるといわれていること。そこが一番大きな障壁。文政権がこれほどまでに北朝鮮に傾斜するのは、朝鮮半島全体として北京に傾斜していることがある。韓国は米国の逆鱗に触れないように人道支援をしようとしているが、文在寅は米国の逆鱗に触れかかった過去がある。米国財務省のインテリジェンス機関はドルの流れを抑えているのでどんな流れも見逃さない。もしも韓国からドル資金が流れた場合、それは人道支援に使われるはずはなく、基本的には核・ミサイルの資金に使われる可能性があることもわかっている。
2019/06/10 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
「北朝鮮支援」韓国の真意は?
韓国人には核を自分も持ってしまいたいという気持ちがある。韓国は米国の心配をよそに大量破壊兵器を持ちたいという願望がある。韓国民族主義のコアにあるものはものすごい爆発力のある武器を持つことで、日本、ロシアとか中国、米国に支配されない自主的な国家、その先には統一国家を持ちたいという願望がある。それが韓国人のナショナリズム。
2019/06/10 BSフジ[プライムニュース]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
武貞秀士×手嶋龍一×黒田勝弘・北「米朝合意白紙」の真意
ボルトン大統領補佐官も含めトランプ政権も低いトーンで様子を見ている。トランプ大統領自身が直接反応していないことが大変重要なポイント。金正恩委員長は信頼できる相手だというスタンスを変えていない。
2019/06/10 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
武貞秀士×手嶋龍一×黒田勝弘・「米朝会談から1年」朝鮮半島情勢を読む
北朝鮮の姿勢は米国との第3回の首脳会談をやりたいということ。戦争しかないという2年前の雰囲気に戻ったわけではない。第1回の米朝首脳会談の時ぐらいまでの雰囲気に戻したい。昨年の米朝共同声明について北朝鮮の報道はべた褒めしている。核兵器全廃というボルトン流の要求を早く取り下げてくれといういろんな球をこれから投げてくる。
2019/06/10 BSフジ[プライムニュース]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一
武貞秀士×手嶋龍一×黒田勝弘・「米朝会談から1年」朝鮮半島情勢を読む
シンガポール会談での共同宣言の核心部分は「北朝鮮は朝鮮半島の完全な非核化に向けて動くことを約束する」と明言したにも関わらず、その後これについてはまったく動きがない。シンガポール会談というのは絵に描いた餅でしかなく、実行が伴っていないものだった。
2019/06/10 BSフジ[プライムニュース]
産経新聞ソウル駐在客員論説委員・黒田勝弘
武貞秀士×手嶋龍一×黒田勝弘・「米朝会談から1年」朝鮮半島情勢を読む
文在寅大統領には米朝をくっつけたのは自分だという自負があった。ハノイ会談が決裂し、存在感がなくなり、一番寂しい思いをしている。今月中に金正恩委員長と会って話を聞いて、その後ソウルに来るトランプ大統領につなぎたいという構想を持っている。
2019/06/10 BSフジ[プライムニュース]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>月末にG20首脳集結・議長国日本は・米中貿易戦争最新分析
G20で米中首脳会談があるかどうかが一番の関心事。習近平国家主席がはこれまで米中貿易問題について一言も言わなかったし、意思表示をしたことがなかったにも関わらず、習近平国家主席がプーチン大統領の目の前で「トランプ大統領は自分の友達である」と言ったことが注目される。
2019/06/09 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>月末にG20首脳集結・議長国日本は・米中貿易戦争最新分析
トランプ政権はイデオロギー的に考えると2つある。保守強硬派のボルトン補佐官が今は前面に出ている。トランプ大統領は強硬派の主張が通っていけば選挙前に自分が出て行ってディールをすると示唆している。今回のG20で、米中首脳会談は実現はするが、まだ米中は激突モードかもしれない。安倍さんがまとめ上げるには厳しいサミットとなる。
2019/06/09 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>米国国防総省が中国の体制を批判・米中貿易戦争最新分析
天安門事件では1500人から2000人は亡くなっている。それが成功体験として今の中国にある。中国共産党の国家管理指導資本主義的なものがそれ以降の中国でずっと維持され続けている。
2019/06/09 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>米国国防総省が中国の体制を批判・米中貿易戦争最新分析
「インド太平洋戦略」報告書の発表が待たれていたが、ちょうどシャングリラダイアログというのがシンガポールで始まり、これに合わせてシャナハン国防長官代行が演説をしてこの報告書の内容を少し引用した。中国はこれまで米国とうまくやってきたが、将来的には中国をレジュームチェンジさせるほかなく、共産主義の打倒を米国は考えているということを示唆した。
2019/06/09 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>米国国防総省が中国の体制を批判・米中貿易戦争最新分析
民営企業であるファーウェイに米国が打撃を与えようとしていることに対して中国国民は一致団結してアンチアメリカになり反米運動みたいなものが盛り上がってきている。
2019/06/09 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次
読み比べ
見方によっては働き方改革ではなく働き方改悪。審議会の中では議論されているが、自民党・与党でも国会ではまったく議論しないままに人の一生を根本的に変えてしまう案を出してくるというのは果たしてどうなのか。つまりこれまで年金をもらえる側に行くのだなと思っていたのに、しばらくまだ支える側にいてくださいと言われてしまう。もっと広い国民的議論が必要。
2019/06/09 テレビ朝日[サンデーステーション]
福山大学客員教授・田中秀征
<風をよむ>~“天安門事件から30年の中国”~
天安門事件はベルリンの壁が落ちる半年前のこと。当時は中国もとうとう民主化するのかという期待感でテレビにかじりついて実況中継に見入っていた。ところが20万人の学生に向かって戦車を走らせ実弾で射撃するという人民解放軍が人民弾圧軍になったということだけが結果として目に焼き付いた。当時の人たちは経済が発展すれば民主化が進むだという甘い考えを持っていたが、逆に特権階級、共産党というものがどんどん強化されてしまった。結局、それが今の監視社会として強まっている。ここは変な妥協をせず、中国に対して厳しく対応していくべき。
2019/06/09 TBSテレビ[サンデーモーニング]
神田外語大学・興梠一郎教授(VTR)
<風をよむ>~“天安門事件から30年の中国”~
国家資本主義と米国は呼んでいるが、これは国有ではなく共産党が所有している党有企業である。共産党の手の平の上でやっている管理された市場経済で、常に民間企業は指導される対象。ある一族が業界を支配していたり、要するに権力者が資本主義を支配している状況。国民は経済が拡大していってそれなりにみんなこの政権でもいいんじゃないかという雰囲気ができあがった。構造的にゆがんだまま進めていこうとするから活力がどんどんなくなっていく。今まで隠されていた問題が表に出てきてますます治安維持をしないといけなくなる。守りに入ると政権維持が最優先になる。経済などの問題は二の次になってくる。
2019/06/09 TBSテレビ[サンデーモーニング]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
専門家はどうみる?イラン情勢・北朝鮮問題
非常に残念な状況。北朝鮮にとっても折角、対話の場を持てたにも関わらず何も得られていない。制裁の緩和すら得られておらず、1年が経とうとしている。北朝鮮にはやはり早めに物事を進めたいという焦りはある。ハノイでの米朝首脳会談から3か月経過してしまっているが、今すぐ動かさないとすぐに核実験に戻ってしまうとかそういう風にも読み取れない。つまり忍耐という言葉は、すでに元日の新年の辞でも、そして4月中旬の金正恩国務委員長の施政演説でも使われており、北朝鮮の立場に変化はないよということを米国に再びメッセージとして送って、変化を促している。
2019/06/09 NHK総合[日曜討論]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫
専門家はどうみる?イラン情勢・北朝鮮問題
2015年のイラン核合意は日本が入らないで作られている合意、ドイツは入ったが日本は入っていない。今までマクロンフランス大統領とかメルケルドイツ首相が懸命に米国に合意を守るようにと説得してきたが、聞く耳を貸さなかった。部外者である日本がその中身についてトランプ大統領言ったとしても、あんまり大きなインパクトはない。日本ができることは当面の雰囲気の改善。1番、理想的なのはトランプ大統領、ロウハニ大統領の直接会談まで持っていくことだろう。
2019/06/09 NHK総合[日曜討論]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫
専門家はどうみる?イラン情勢・北朝鮮問題
ひと言で言えばトランプ大統領というか米国は滅茶苦茶。2015年に折角、核合意をヨーロッパ、中国、ロシア合わせて7か国で合意したわけで、イランはこれを守ってきた。IAEAもイランは守っていると認定しているにも関わらず、結局はオバマ憎しでやっている。オバマ大統領がやったことを全部ひっくり返している。段々選挙が近づいてくると、イランに厳しくあたることはイスラエルを守ることに繋がるという理由で、米国の宗教右派が大喝采する。政治的な理由でテーブルを米国がもう1度ひっくり返した。これはひと言で言えば、トランプ大統領はメキシコの国境の壁建設もそうだったが、彼が作り出した政治的危機。全く必要のない危機。
2019/06/09 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授台湾研究所研究員・長内厚
特集・行き先は米国?中国?台湾総統選を読み解く
今は国民党の勢いが高まっている。高雄・韓市長の人気が高い。カクタイメイは有名だが、台湾の国益にはそんなに寄与していない。さらにホンハイの工場が中国にあるということは経済的な人質を中国にとられている状態。かつファーウェイ問題とかも含めてスマートフォン市場が激減しておりホンハイの経営自体が危なくなってきている。来年の選挙までもつとは思えない。カクタイメイが当選するのは難しい。
2019/06/08 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
早稲田大学教授台湾研究所研究員・長内厚
特集・行き先は米国?中国?台湾総統選を読み解く
馬英九政権で中国との関係を深め、事実上FTAに近い協定を結び、更に中国から投資しやすくなる協定をだまし討ちのように成立させようとした。台湾に中国が入ることに脅威を感じている若者の世代からの反発を受けて、議会を占拠するひまわり学生運動が起き、国民党が弱くなり、蔡政権が誕生した。昨年の統一地方選挙では民進党が惨敗したが、経済、年金、若者の雇用の問題が大きい。今は国民党の勢いが高まっている。
2019/06/08 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
宮本アジア研究所代表・宮本雄二
特集・台湾防衛に協力・米国の思惑は?
米中の対話のチャンネルが非常に小さくなっている。リスクは確実に高まっている。危機管理の能力が米中は低下し、緊張だけが高まっている。中国指導部は台湾が返ってこないと中国の泥まみれの歴史は終わらないと考えている。
2019/06/08 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
軍事評論家・潮匡人
特集・台湾の未来・独立はあり得る?
中国が自ら定めた法律の中でも台湾の独立、その動き、あるいは第三国がそうした介入をしてくれば、中国としても武力の行使を辞さないということをはっきりとうたっている。国のトップがそういうことを度々公式に発言している。仮に武力統一という選択肢をとるのであれば、それは平和統一ではなく、武力統一になる。
2019/06/08 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
早稲田大学教授台湾研究所研究員・長内厚
特集・台湾の未来・独立はあり得る?
台湾の人たちは香港の二の前にはなりたくないと思っている。ある意味、経済が人質にとられた状態で、独立派の人であったとしても落としどころは現状維持。できるだけ政治的なことには触れたくないという人が非常に増えてきている。
2019/06/08 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
中央大学法科大学院教授・弁護士・野村修也
“米中貿易摩擦”以外にも・中国への厳しい目
何といっても中国の問題は人権問題。中国は天安門事件の後、大国になった。一帯一路の戦略をとって世界のリーダーになろうという姿勢を示している中で、今の体制のままでいいのかということを疑問視している人は多いが、多くの批判がなされている中でこの事件をまず検証し、今ある様々な懸念となっている人権問題や報道の自由や思想信条の自由をきちっと確保していくという体制づくりをしないと中国は世界のリーダーにはなれない。
2019/06/08 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
辛坊キャスター
“米中貿易摩擦”以外にも・中国への厳しい目
中国国内では天安門事件をネットで検索しても一切、文言が出てこない。中国国内では天安門事件をなかったことにするのに成功しつつあるが国際社会としては決してなかったことにはならない。
2019/06/08 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
学校法人学習院フェロー・ジャーナリスト・岩田公雄
“米中貿易摩擦”以外にも・中国への厳しい目
1989年の天安門事件から時計は止まっている。それどころかむしろ逆行している。香港では1国2制度50年と言っているが、香港内で拘束された人間を中国本土に連れていけるという法律が今度通るかもしれない。
2019/06/08 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
学校法人学習院フェロー・ジャーナリスト・岩田公雄
封印・天安門事件から30年・民主化運動を武力で
当局でトータルで319人などという発表はあったが、多分、全土も含めていえばそんな規模ではない。私自身が現場にいたが横で学生が銃弾で太ももを撃たれ、担架やリアカーで運ばれていく姿を見ていた。最後は火炎放射器までが登場するという悲惨な結果になった。相当な人が犠牲になったのは間違いない。
2019/06/08 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
解説委員・増田剛
F35・墜落から2ヶ月・大量購入計画の行方は
日米貿易交渉で米国は、自動車への追加関税をちらつかせながら農産物の関税引き下げを求めている。トランプ大統領は来日中、貿易交渉の8月決着に言及し、参議院選挙後の早期妥結を求める姿勢を鮮明にした。ただ、日本は農産物の関税をTPP水準までにしか引き下げる考えはない。そこで期待しているのがF35。F35の大量購入は同盟強化の象徴として内外にアピールできるだけでなく、対米黒字を減らし貿易不均衡を緩和する効果もある。日本にとっては農産物での妥協を抑えるカードになっている感すらある。ただ、こうした両国の思惑、特に日本のF35購入が、対日赤字削減につながるかのように公言するトランプ大統領の姿勢には安全保障を貿易に絡めてよいのかという批判も聞かれる。外交と通商を巡るパワーゲームの中で強い政治性を帯びるに至ったF35の購入計画。その姿は、安全保障と貿易のはざまで揺れる今の日米関係そのものを象徴しているようにも映る。
2019/06/07 NHK総合[時論公論]
元米国国務省日本部長・ケビンメア
米韓の“溝”と関係改善のカギ・文在寅大統領「米韓同盟」の未来
韓国は1年間の徴兵制度。米国は韓国に赴任している兵士はほとんど1年間しかいない。今、韓国にいる米国人と韓国軍は一度も一緒に合同演習していない、ある程度抑止力を損なう状態になっている。在韓米軍が撤退するという懸念がワシントンにあり、そうなった時にどうするかは日本も考える必要がある。
2019/06/07 BSフジ[プライムニュース]
恵泉女学園大学教授・李泳采
米韓の“溝”と関係改善のカギ・文在寅大統領「米韓同盟」の未来
韓国の保守や退役した防衛関係者などの間には懸念があり、合同演習がないことで米韓関係が弱体化しているとか同盟関係に亀裂が入っているという評価もある。
2019/06/07 BSフジ[プライムニュース]
慶應義塾大学教授・西野純也
米韓の“溝”と関係改善のカギ・文在寅大統領「米韓同盟」の未来
米韓合同軍事演習をやらなくなったことで北朝鮮に余裕を与えてしまっている。文在寅大統領は軍事的緊張の緩和のため、トランプ大統領はお金がかかるからということで理由は違うが軍事演習をやらないということでは一致している。実務レベル、軍レベルでは長きに渡り軍事演習が行われないことに対する不安は徐々に強くなっている。
2019/06/07 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・後藤謙次
安倍総理・在職日数が「歴代3位」11月には憲政史上最長に
予算委員会がこれだけ開かれないのは異例のこと。この間、政治的なイベントがかなりあった。国民みんなが聞きたいことも聞けない。少数意見を尊重することは民主主義の基本中の基本。国権の最高機関・言論の府が機能していないという実態。安倍総理は外交に非常に力を入れている。昨年の自民党総裁選挙で戦後外交の総決算をうたったが、この中身は日ロの北方領土の話と拉致問題を抱えている日朝外交だった。この2つが安倍外交の核心であったはずだが、この2つについてアナウンスなし方針転換が行われている。その説明はまったくない。今年4月に閣議報告された外交青書の中に昨年まであった日ロの「北方領土は日本に帰属する」と日朝の「北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていく」が消えている。いつもていねいな説明というのは安倍さんの常套句だが、国民に実態は何も知らされていない。国民に納得がいかないのはこういうところの説明がなされていないから。
2019/06/06 テレビ朝日[報道ステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次
介護で希望“転勤なし”の働き方
狙いは明白でひとつは人手不足の解消。もうひとつは立ち行かなくなりつつある公的年金制度の穴埋め。働き方改革というといかにも前向きな印象だが、高齢者側からするとマラソンで全力疾走して完走したかと思ったら、もう10キロ走れと言われているようなもの。公的年金の穴埋めになるということで結局、政府の都合最優先で、なんのために働いてきたのか、老後は一体いつから始まるのかという疑問もわいてくる。
2019/06/06 テレビ朝日[報道ステーション]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”とアジア情勢に日本は
台湾の人が米国ともっと組んで中国としっかり対峙していきたいのかというと本音はそうではない。かと言って中国に近づきたいのかと言うとそれも違う。今のままの安定した状態のままでいきたいというのが本音。類推だが米国は中国に対抗するために台湾カードを持っている。中国は核心的利益なので絶対に譲れない。中国の嫌がるところにトランプ政権が入り込んでいる。インド太平洋戦略についてこの海域を安定的に使えるようにしないと日本の経済、暮らしに死活的にかかわる。
2019/06/06 BSフジ[プライムニュース]
元防衛相・自民党安全保障調査会顧問・中谷元
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”とアジア情勢に日本は
台湾周辺の海域が中国の活動の中に含まれてきている、米国は台湾にコミットメントしており台湾の安全保障という意味では力を入れている。台湾の安全保障は日本にも影響を及ぼすので何らかの形で日本も活動をやるべきだし、そのための法律も日本は検討すべき。
2019/06/06 BSフジ[プライムニュース]
元防衛相・拓殖大学総長・森本敏
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”ASEANの本音は
米国が航行の自由作戦を南シナ海でほぼ毎月行っており、インド太平洋戦略を具体的に示そうとしている。米国のプレゼンスを支えようとしている国は基本的に日本とオーストラリア。東南アジアの国々の安全と発展のために米国が全部出来るわけではないので日本とオーストラリアが米国の活動を支える形がASEANにとって一番望ましい。
2019/06/06 BSフジ[プライムニュース]
元防衛相・拓殖大学総長・森本敏
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”ASEANの本音は
インドシナ紛争の後に大国が東南アジアに入ってきて覇権争いをして大国の狩場にしないでくれというのがASEANを作った基本的なコンセプト。今、東南アジアそのものが親中と親米の国に分かれている。シンガポールは真ん中に立っている、シャングリラ会議をシンガポールで主催しているというのはそこに意味がある。
2019/06/06 BSフジ[プライムニュース]
元防衛相・拓殖大学総長・森本敏
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”激化の深刻度
米中は経済で妥協できずこのままいくとG20の米中首脳会談はあるのかなというところまで来ている。国防長官が中国にきちっとした米国のスタンスであるインド太平洋戦略を説明しているので、中国は受けて立たないといけない。やるのであれば米中首脳会談は成果が出ないといけない。
2019/06/06 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
森本敏×中谷元×小野寺五典“米中対立”激化の深刻度
米国は相当この問題を意識している。今回初めてインド太平洋戦略をペーパーでまとめてシャナハン国防長官代行のスピーチの日にリリースした。明確に中国の脅威、問題点について書いてある。安全保障面でも米国は一歩も引かないということをあえてアジアの、あるいはヨーロッパも含めて国防大臣が集まるこの場で出してきた。
2019/06/06 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
森本敏×中谷元×小野寺五典・どう見る?岩屋防衛相の判断
会わないことも1つのメッセージになる、会わないことで強い姿勢、怒りが伝わる。事務レベルで積み上げていきお互いこういう形で再発をしないということで明確で表に出せるなら公式で会うべきで、それが出来ないなら会わない。それがむしろ強いメッセージとなる。
2019/06/06 BSフジ[プライムニュース]
神田外語大学教授・興梠一郎
国際社会のなかで…中国はどこへ
ニュージーランドは中国にやられている。人民解放軍と関係のある人間が国会議員になっていたり、今、中国の浸透が激しい国として問題になっている。その人物は留学してニュージーランドの国籍を取り、議員になった。こうしたことを米国は非常に怖がっている。情報、人間を通して中国的世界が拡散していく。
2019/06/04 BS-TBS[報道1930]
東京大学准教授・阿古智子
国民をランク付け?中国「社会信用システム」とは…
学生たちは先生が問題のある発言をしたら通報する。それによってその生徒のポイントが上がるという話も聞く。共産党政権の価値観に従わない人はどんどんポイントを下げられる。
2019/06/04 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
国民をランク付け?中国「社会信用システム」とは…
結局、中国は学問の自由がない。大学が管理されている。ノーベル賞もあまり出てこない。だから技術をハッキングしたり、外国の技術を強制的に移転させようとすることになる。今の中国は毛沢東がやっていた人民の管理ファイリングのデジタル版をやっている。どういう人が共産党にとって危険人物かといえば、反体制派とか、インテリ、弁護士、大学教員とか中間層。一般大衆はあまり相手にしていない。統一戦線工作部というのがあるが習近平体制になってからウイグルと中間層を追加した。中間層をなぜ入れたのか、この中からいわゆる市民社会を形成している人達が出てきている。中国共産党にとっては市民社会というのは禁句であり市民社会は作らせない。そこを分断しかく乱するニュートラルゼイションというのをやっている。
2019/06/04 BS-TBS[報道1930]
拓殖大学海外事情研究所教授・富坂聰
米国「ファーウェイ排除」の本質
本来であればファーウェイを叩き潰すぐらいの戦略が必要だが、米国の戦略が足りない。もうすでに難しい。5Gは英国でも採用し始めている。フランスもイタリアもドイツもそういう方向になってきている。ファーウェイの通信設備の小型化が進んでいて、鉄塔を立てなくても使える。安くインフラを使わないといけない国にとっては手が出てしまう。そこまで含めて本当に包囲網が作れているのかという話。この戦いは一方的に米国が勝つようには見えない。
2019/06/03 BSフジ[プライムニュース]
みずほ総合研究所欧米調査部長・安井明彦
米中のどちらに有利なのか?
米国はここまではそれほど影響は出ていなかったが影響は着実に出てきている。さらに米国は関税を引き上げるつもりでいるので、これからはレベルが違ってくる。メキシコともやっていて不透明さが高まっている。米中の損得という次元を超えたところに行ってしまうリスクが高まってきている。
2019/06/03 BSフジ[プライムニュース]
産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
米中のどちらに有利なのか?
今の米国は中国とのズブズブになった関係を清算したい。出血が少なくてもできるんだという計算をしている。
2019/06/03 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学海外事情研究所教授・富坂聰
米中のどちらに有利なのか?
共産党を叩き潰すという議論が米国にあるのは中国もよく知っている。その議論というのは米中が別々のところにあって戦っているという設定だが、貿易構造を見ても中国で稼いでいるのは54%が外資。その多くは米国企業。米国は国内の停滞を外のエンジンで賄うために中国を利用してきており非常に結びつきが深い。グローバルサプライチェーンの最終工程が中国にあり、米国が蓋を閉めたことによって日本企業の業績はがたがたになり始めている。米国が共産党政権を潰したいと関税で攻撃するとそこに乗って輸出している日本、韓国、台湾も一緒にボロボロになる。5Gをとられては覇権を取られるということでファーウェイをピンポイントで攻撃することはまだ理解できるが、大雑把に斧を振り下ろすことによって無数に関係のない人まで死んでしまう。
2019/06/03 BSフジ[プライムニュース]
産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
激化する米中貿易摩擦の行方
今後、米国にとってかなり有利に動いていく。国政レベルでは民主党共和党はかなり一致している。この関税戦争の根幹は基本的な政治体制、価値観、安全保障政策、これからの国際社会をどういう秩序にもっていくかということが絡んだ争い。その背景にはWTOの規則違反を中国が犯してきていること。トランプ政権が今のやり方を変える可能性はない。トランプ政権のやることに全部反対する民主党は対中政策には賛成している。
2019/06/03 BSフジ[プライムニュース]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>G20サミットで実現か?米中首脳会談・激化する米中貿易戦争
一時停戦に向けたなんらかのシグナルが出せる首脳会談になればお互いにそれでよしとするだろう。ただ、ここにきて民間の企業ではあるが、米国のFEDAXを利用して日本からファーウェイに送った荷物が届かずにそのまま米国に転送されてしまったり、ファーウェイからアジアに送った荷物が届かなかったりしている。FEDAXというものを利用して、米国はファーウェイに対する圧力をかけ始めている。今後、こういうことも米中首脳会談でひとつの大きなテーマになるのではないか。
2019/06/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<時事論考>G20サミットで実現か?米中首脳会談・激化する米中貿易戦争
6月末の米中首脳会談で一時停戦になるかといえば、今は両者がかなり拳を振り上げている状況なのでそこまでいくのは難しいだろう。悪いケースとしては米国が設定した追加関税に行ってしまうということ。
2019/06/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<時事論考>長期戦を覚悟!中国の次なる一手は・激化する米中貿易戦争
トランプ大統領の選挙をやっている人たちは中国を叩くことが票につながるというような読みをしている。大きな文脈の中で考えると中国と敵対していた方が強い米国、強い大統領を国民に訴えることができ、それが票につながるというふうに考えている。
2019/06/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<時事論考>長期戦を覚悟!中国の次なる一手は・激化する米中貿易戦争
習近平国家主席がレアアースの磁石工場を視察した同じ日、中国・江西省にある長征記念公園を訪問したのにはシンボリックな意味がある。国内向けに「米国との長期戦を覚悟せよ」というメッセージと、米国に対しては「簡単には譲歩しないぞ」という両方のメッセージがある。米中が短期間で合意できるような状況ではなくなってきた。中国の米国への報復措置として考えられるのはレアアースの輸出制限。それ以外にも米国債を売り、米国の金利を上げて困らせることや、人民元を切り下げて米国の関税措置を相殺することなどが考えられる。さらには米国への観光客を絞るなどいろいろな対抗措置がある。まだ手段を多く残している。
2019/06/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<徹底解説・ニュースの焦点>試される仲介役・日本の外交力・緊迫イラン情勢
トランプさんはおそらく安倍さんがイランに行きたいというのであれば、どうぞ行ってらっしゃいということであり、あまり安倍さんに期待はしていない。むしろイランが「この重要な訪問は日本とイランの二国関係の歴史の中で転換点となる」と大きく期待している。イラン側は日本に対して期待しすぎ。日米同盟関係を少し薄くしてでもイランのために日本が動くということはおそらくできないし、期待倒れに終わる可能性が高い。
2019/06/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・イラン情勢
米国政府には大きく分けると2つのグループがある。一つは体制転換まで求めるボルトン安全保障担当大統領補佐官のグループ。もう一つは戦争までできないだろうと考えているトランプ大統領を含んだグループ。トランプ大統領がイランに対してやりすぎていると最近になって気が付いた。今後の展開は米国政府の中におけるボルトン派対トランプ大統領のせめぎ合いが一つの大きな要素になってくる。
2019/06/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・イラン情勢
トランプ大統領は日本に来た時、「イラン問題について米国はイランの体制を転覆する意図はないし、攻撃をするということが前提ではなく、非核化だけを問題にしている」と話している。これは北朝鮮の状況とも似ている。危機の一つの側面はトランプ大統領の再選に向けてつくり出されている側面もある。
2019/06/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際政治学者・高橋和夫
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・イラン情勢
米国は一方的。イラン核合意はイランと米国だけでなく国連安全保障理事会常任理事国5か国+ドイツ、6か国とイランという枠で作られている。その中で一人だけ「俺は抜けるぞ」と言う話。そもそも合意の時にミサイルの話はしていないので入っていないのは当たり前。15年経ったら核兵器を作ってもいいという合意ではない。トランプ大統領はおそらく合意を読んでいない。オバマがやったことは気に入らないこととイスラエル・ネタニヤフ首相がこの合意ではイランを止められない、なんとかしろということでやっている。
2019/06/02 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次
読み比べ
就職氷河期世代の対策にようやく政府が乗り出した格好。元々これは政府の国策の失敗から来ている。バブルが崩壊した後、人・債務・設備の3つの過剰があったが、最後まで残ったのが人をどうするのかということで、人が労働市場からはじき出されたまま今に至っている。20年、25年経った今、はたしてそれをシェアして本当に職場に戻れるかどうか、ただ単に経済の問題でなく、社会全体の問題という認識が非常に必要。
2019/06/02 テレビ朝日[サンデーステーション]
元外務事務次官・立命館大学客員教授・薮中三十二
日米で「8月に発表」合意?両首脳が護衛艦“かが”を視察
世界の中で日本ほどトランプ大統領が人気ある場所はない。今、米国は欧州とのNATOはガタガタなので、日本は大丈夫かといった時に日米同盟関係はしっかりしているという世界へのメッセージを送ったという意味でそれなりの効果はあった。ただ日米同盟だけに頼っていて本当に大丈夫なのかという思いもある。日本はアジアとも共生していくことを考えていくことも必要。
2019/06/02 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎
日米で「8月に発表」合意?両首脳が護衛艦“かが”を視察
今、我々が何を問われているのか。米国の論壇に目をやると同盟外交を支える価値に関して欧州方面から米国に対して問題提起がどんどんなされている。日本も同盟国として米国の同盟外交の人たちに対するメッセージとして過剰同調せずに日本としての筋を伝えないといけない時期に来ている。
2019/06/02 TBSテレビ[サンデーモーニング]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
激論!橋下徹×櫻井よしこ“徴用工問題”を問う
朝鮮半島は危うい岐路にあり、日本は極論を言ってあおるべきではない。北朝鮮も揺れているが、韓国・文政権の足元も揺れている。
2019/06/02 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
経済産業研究所上席研究員・藤和彦
特集・緊迫する米国イラン・日本に求められる役割とは?
安倍総理が武力衝突に至ることがないように努力するというのは、仲介というよりも日本自身の国益にかかっている問題。日本は9割中東からの石油に頼っていてホルムズ海峡依存度は世界一高い。ここで偶発的な紛争が起きた場合、一番困るのは日本。トランプ政権になってから米国とイランの間にホットラインがない。海上自衛隊は米国海軍、イラン海軍とも仲が良い。偶発的衝突が起こりそうな時に大きな紛争になることを防ぐために、ホルムズ海峡をタンカーが自由に航行できるようにするために日本の国益のために総理は行くべき。日本の海上自衛隊がお互いの意図、情報を伝達することで未然に危機を救うべき。
2019/06/01 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
敬愛大学国際学部教授・水口章
特集・緊迫する米国イラン・日本に求められる役割とは?
さすがに日本がイラン核問題で立ち回るのはハードルが高い。しかし虚偽の容疑で拘束されている米国民間人を解放することは、過去の経緯から考えて可能で、安倍総理が動くことは意味がある。
2019/06/01 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
経済産業研究所上席研究員・藤和彦
中国・レアアース対米規制検討か
中国は日本に対しても尖閣諸島の衝突事件の時にレアアース云々とやったが結果的にはやっていない。レアアースを作っている企業はほとんど内陸部の企業で、この輸出を止めると内陸部の企業がおかしくなる。
2019/06/01 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
敬愛大学国際学部教授・水口章
中国・レアアース対米規制検討か
経済問題から完全に構造的な米中の対立になってきている。見ておかなければいけないのは安全保障の問題。新しい同盟という言葉が出始めている。日本、オーストラリア、インドを米国は意識。サウジアラビア、UAE・アラブ首長国連邦とのつながりを意識し始めている。
2019/06/01 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
元駐イラン大使・孫崎享
中国・レアアース対米規制検討か
米中が報復合戦をやれば米国の方が優位に立つのは間違いない。ただ、長期的に見ると中国というのは莫大な人口を抱えている。これが経済を推進する大きな要素となってくる。10年、20年ということを考えるとこれを排除するような経済政策はできない。ファーウェイなどいろいろな問題が起きているが、サプライチェーンに入っている日本が、ここからはずされてしまうと将来、ふたたびこれに組み入れられることは難しくなる。
2019/06/01 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
立教大学大学院特任教授・金子勝
与野党激論!令和ニッポン原発・エネルギー政策
小さいエネルギーを瞬時にAIでコントロールする能力は無人のファクトリーオートメーションや無人の交通システムの調整などに適用可能。それが大きなイノベーションのきっかけになっていく。
2019/06/01 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
立教大学大学院特任教授・金子勝
いま日銀が独自にGDPを計算している。無理やりトリクルダウンが無いというのをごまかすため賃金を無理矢理上げた統計が2018年4月に出た。これベースでやられると日銀の政策の基礎がゆらぐ。日銀の統計と内閣府の2つが同時に併存している異常な事態。政府内部で自分の政策にとって自分たちの都合よいデータを使い始めている。こんな国、世界中にどこにもない。それぐらいのことなのに国会はスルーしちゃっていいのか。
2019/06/01 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
自民党衆議院議員・党青年局次長・村井英樹
豪州やカナダの豚肉、牛肉、EUのワインやチーズが日本に入り始めているという事実が米国の牛肉・豚肉業界、ワイン・チーズの業界に非常に大きなプレッシャーになっている。この状況を作り上げたということが非常に日本の通商交渉にとって大きかった。
2019/06/01 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
日本による宇宙利用はかつて安全保障の議論とは切り離されていたが、政府は今、安全保障の観点をより重視するようになっている。去年暮れに改められた防衛計画の大綱は、中国やロシアなどの軍拡を念頭に宇宙の安定的な利用が妨げられるリスクが増大しているとの認識を示している。その上で、自衛隊による宇宙空間の監視体制を強化するだけでなく、電波妨害などによって相手の指揮通信システムをも妨げる能力をも併せて持たせる方針。こうした任務を見据えて、宇宙専門の部隊を新設し米軍と密に連携して活動させる計画。宇宙で軍事衝突が起きるという最悪の事態を回避するためには、人工衛星への攻撃の禁止など、今の安全保障環境にあった新たな国際ルールを議論するときにきている。さまざまな形で宇宙の恩恵を受ける日本が、宇宙空間の平和を実現する新たなルール作りをリードしていくことは一つの責任といえる。
2019/05/31 NHK総合[時論公論]
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
着実に宇宙での存在感を高めている中国に対して、トランプ政権は宇宙での覇権を奪われかねないと危機感を強めている。中国が月の裏側への着陸を成功させて間もないことし3月、ペンス副大統領は当初の計画を大幅に前倒し、5年以内に米国の宇宙飛行士を再び月に送り込むと表明した。また今週、東京で行われた日米首脳会談でも、トランプ大統領が日本と協力して米国の宇宙飛行士を月と火星に送る考えを強調。ただ、そのために必要となるばく大な予算をどのように工面するのかなど、計画どおりの実現を疑問視する声もある。トランプ政権はまた、米国が宇宙を支配し続けなければならないとして、宇宙軍を創設すると発表した。そのための予算案も議会に提出。宇宙軍は、陸海空軍などと同格の軍事組織で、宇宙の監視や衛星の防護、攻撃など宇宙空間でのあらゆる作戦を担うことになる。ただ、同じような機能を持つ組織は空軍内にすでにあり、新たな宇宙軍は必要ないと議会内には反対論も多く、実現するかどうかは不透明。
2019/05/31 NHK総合[時論公論]
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
宇宙分野で世界をリードしてきた米国を急速に追い上げる習近平政権は、宇宙強国を国家の戦略目標に掲げている。中国が目指すのは、米軍の衛星を無力化する能力だけではなく、みずからも米国に匹敵するハイテク戦争能力を身につけ、軍事的な優勢を確保すること。それを実現するため、巨額の予算を投じて宇宙開発にまい進している。このため中国の宇宙開発の多くは軍事と一体と見られている。去年暮れには、中国版GPS「北斗」の運用を全世界でスタート。世界規模で中国軍が活動することをも視野に入れているものと見られる。同じく去年暮れ、史上初めて月の裏側に探査機を着陸させた。月の裏側は、地球から直接信号が届かないため極めて難しいミッションだが、月の探査で中国は米国を一歩リードした形。その目的は、月面での資源探査のほか、誰からも見えない月の裏側に事実上の軍事基地を建設し、衛星の監視や攻撃に使えるようにすることではないかと指摘する専門家もいる。2022年には、中国独自の宇宙ステーションの完成も目指している。今の国際宇宙ステーションは2024年以降の運用の見通しは立っていない。将来は中国の宇宙ステーションだけになる可能性が高まっている。
2019/05/31 NHK総合[時論公論]
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
世界で最も宇宙と人工衛星に依存しているのが世界最強の軍事力を持つ米国。米軍は、世界のどこに展開していても、現場の部隊と司令部が通信衛星などを介した軍事用のネットワークでつながっている。また、偵察衛星によって他国の軍や兵器の動きを日頃からつぶさに監視。実際の軍事作戦では、こうした人工衛星が米軍の目となり耳となって、衛星によって特定した攻撃目標に対して正確なピンポイント攻撃を繰り出しており、人工衛星の存在が、最新鋭兵器を駆使する米国のハイテク兵器を可能にしている。
2019/05/31 NHK総合[時論公論]
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
人工衛星が使えなくなれば、米軍のハイテク兵器は機能しなくなる。この弱点をつこうと、ロシアや中国が開発しているのが衛星攻撃兵器。中国は2007年、地上から発射したミサイルで人工衛星を破壊する実験を行った。この実験に対しては、宇宙空間に無数の破片がまき散らされ、多くの衛星にとっても脅威になると国際的な非難が集まった。中国はさらに衛星攻撃用の衛星も開発しているといわれている。これはほかの衛星に向けて妨害電波を出して、衛星の機能をまひさせるというもの。万一、大国間の軍事衝突が起きてしまうとするなら、第一撃は宇宙空間での攻撃から始まる過去の戦争とは違ったものになるといわれている。
2019/05/31 NHK総合[時論公論]
解説委員・津屋尚
米中覇権争い・宇宙でも
米国と中国は、軍事力の強化でもしのぎを削り、その競争は今や宇宙空間にも及んでいる。宇宙には軍事活動を支える人工衛星が数多く存在し、宇宙で覇権を握ることは軍事的優位を決定づける要因にもなる。宇宙は本来、平和利用が原則の国際公共財。1967年に発効し、米中を含む10か国以上が批准している宇宙条約には、宇宙空間の平和利用が全人類共通の利益だと明記されている。しかし現実には宇宙の軍事利用が進んでおり、宇宙は今や、陸海空に続く第4の戦場ともいわれ、サイバー空間とともに戦闘の鍵を握る新たな領域と見なされている。なぜ宇宙が軍事的に重視されるのか。それは人工衛星の利用拡大に伴い宇宙への依存が進んでいるからで、現在稼働中の人工衛星は軍事用、通信用、偵察用、早期警戒用、測位衛星用(GPS)など1400以上もある。どれも国家や社会にとって欠かすことのできない重要なインフラ。万一、衛星が機能不全に陥れば、国家や軍の活動だけではなく、都市機能も大きな打撃を受けることになる。
2019/05/31 NHK総合[時論公論]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
北朝鮮・米朝交渉の実務担当ら銃殺か
情報の伝わり方から見てかなり確度の高い情報とみられる。物別れに終わったことの責任だが、罪状的には米国側と通じて米国の手先になったという言い方をしている。米朝の交渉担当者だった統一戦線部の彼らが粛清されたのだとすれば、北朝鮮はもう1回態勢を立て直す必要がある。これについては外務省の方にまた戻るというアプローチを主張している。ここ20日間ほど、金正恩委員長の動静が報じられていない。日本は一からルートを作り直す必要があり、日朝関係がより遠ざかる可能性がある。
2019/05/31 BS-TBS[報道1930]
立命館アジア太平洋大学・出口治明学長
日本を救う…“ヘンタイ”の作り方
戦後の日本を引っ張ってきた製造業の工場モデルに日本の人材育成が偏差値がそこそこ高く、素直で我慢強くて協調性があり、上司の言うことをよく聞く人を育ててきた。こういう人は製造業の工場のラインで働くには最適な人材だったが、今は製造業の比重は2割でしかない。世界的にサービス産業の時代に移行している。サービス産業は設備も機械もない。そこではアイディアを出す必要があり、製造業の工場モデルの人材は不要。新しい産業を生んでいるのはスティーブジョブズに代表されるように個性の尖った人。今の時代は“ヘンタイ”を育てるべき。“ヘンタイ”とは個性が尖っていて自分のやりたいことを徹底的にやる人。
2019/05/31 BS-TBS[報道1930]
元航空支援集団司令官・元空将・織田邦男
いずも型“空母”の現実・人員不足の自衛隊に可能か?
人手不足で現場でオペレーションするのに支障が出ている。1万2000人集まらないと国家の構造としておかしい。何故かと言うと憲法に行き着く。宙ぶらりんな自衛隊にあって憲法学者の6割が未だに自衛隊違憲だという組織に子どもは入れない。まずしっかり憲法に位置づけるべき。一番欠けているのは自衛隊に対するリスペクトが足りない。
2019/05/30 BSフジ[プライムニュース]
元自衛艦隊司令官・元海将・香田洋二
いずも型“空母”の現実・人員不足の自衛隊に可能か?
自衛隊の募集をしっかりしないといけない。政府がやらなければいけないのは政府の省庁間の横断的に自衛隊、国防の位置づけを明確にして国として新隊員確保をどうするのか早急に求められている。
2019/05/30 BSフジ[プライムニュース]
元自衛艦隊司令官・元海将・香田洋二
いずも型“空母”の現実・日米首脳「史上初」視察の狙い
中国は力の信奉者。力の空白ができると入ってくる。冷戦が終わった時に中国の脅威ははっきりしていなかったが、その時にもユーラシア大陸を挟んでNATO同盟と日米同盟をしっかりしておけば国際社会が安定すると言われていた。今になると、アジアは世界の火薬庫と言われても不思議ではない。
2019/05/30 BSフジ[プライムニュース]
共同通信社・編集委員兼論説委員・磐村和哉
来月のG20・日韓首脳会談は実現する?
韓国が日本の要請をスルーしてしまった場合、G20でどんな顔をして会うんだというのが日本の立場。安倍首相と会えないとなると恥をかくことになるので、文在寅大統領が行かずに李洛淵首相が代わりに来るかもしれない。
2019/05/30 BS-TBS[報道1930]
二村伸解説委員
分極化するEU・統合の行方は
EU最大のリスク要因は英国のEU離脱。メイ首相の後任に誰がなるのか。EU離脱に向けて英国は国をまとめられるのかは、まったく予断を許さない。11人が立候補し、最有力候補のジョンソン前外相をはじめ多くがEU離脱派。ヨーロッパ議会選挙でも離脱党が圧勝しただけに、合意なき離脱の可能性が高まったと市場関係者は警戒を強めており、先の見えない不安定な状態が続きそうだ。スコットランドではEU離脱に反対する政党が第1党になった。スコットランド自治政府・スタージョン首相は、英国からの独立の是非を問う住民投票を行いたいとしている。今年はEUの人事の年で、ヨーロッパ委員長、EUの大統領、ECB総裁の顔ぶれが一新する。冷戦の終結を象徴するベルリンの壁崩壊から間もなく30年。EU各国指導者には、国際社会の不安を払拭するための努力を望みたい。
2019/05/29 NHK総合[時論公論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
安倍首相の手腕とカギ
湾岸地域の色々な問題のために安倍総理はイランに行く。イランの人達はみんな野球でいえば硬球・ハードボールでやっている。日本はそんな簡単にハードボールではやれない。仲介などと言うのは口で言うのは簡単だが、そんな簡単なものではない。話をするだけで十分意味がある。
2019/05/28 BSフジ[プライムニュース]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領が初視察!護衛艦「かが」の効果と波紋
F-35Bは普通の戦闘機ではない。単にステルスというだけではなく、それ自体がレーダーやセンサーをたくさん持っている。米国製であれば全体がネットワークとして相手を面で監視できる。
2019/05/28 BSフジ[プライムニュース]
外務副大臣・佐藤正久
トランプ大統領が初視察!護衛艦「かが」の効果と波紋
日本は地政学上4正面(ソ連、朝鮮半島、中国、太平洋)と言われている。沖縄本島と宮古島を抜けて中国が西太平洋に入ってきて、沖ノ鳥島周辺で訓練を始めている。昨年8月に沖縄本島と宮古島を抜けてH-6爆撃機6機が方向を東北に変えて紀伊半島沖まで来た。そこは我々の警戒監視の弱点だった。四国沖、紀伊半島沖には島がないので滑走路をつくれないために護衛艦『いずも』の甲板を改修して離発着できる戦闘機を置けば太平洋正面を警戒監視できる。
2019/05/28 BSフジ[プライムニュース]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領が初視察!護衛艦「かが」の効果と波紋
いろんな国に対してメッセージを送っているが、最大のメッセージは中国に対してだろう。日米同盟の本質は海洋同盟で、その象徴がまさに横須賀。『ワスプ』は米国海兵隊の強襲揚陸艦。日本の陸上自衛隊が北海道でソ連を待つのではなく、船に乗って南の島を守るような海兵隊的な要素を持つ部隊に変わりつつある。それが米国海軍の船、海上自衛隊の船に陸上自衛隊と米国海兵隊も乗って相互に運用しうる、場合によっては統合運用するかもしれない。そうした能力が横須賀だけでなく、東シナ海にも、南シナ海にも、マラッカ海峡を越えてインド洋、湾岸諸国の近くまで及ぶものになる。
2019/05/28 BSフジ[プライムニュース]
国際ジャーナリスト・内田忠男
最新・まもなく日米首脳共同会見
トランプ大統領の最大の関心事は来年の再選で、支持者のうちのひとつのコアである農民が中国との貿易摩擦が起きたことで輸出ができなくなった。その分を日本に引き受けさせるということで、今回日本に来る前に160億ドルという巨額の補助金を農業関係者に出すという決定をしている。それだけ出すということはそれだけ売れるという見込みが立っているということ。日本側はTPPに米国が入っていたと想定した場合、日本が譲歩する数字ぐらいは認めようという腹でいる。
2019/05/27 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]
国際ジャーナリスト・春名幹男
日米首脳会談・焦点は…両首脳の発言の中身は?
よい結果が出るであろう」というトランプ大統領の発言は米国民に向けてのものであり、米国にとっての良い結果であることは間違いない。(参院選後に日本にとって)非常に厳しい交渉が始まる。
2019/05/27 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
嘉悦大学・高橋洋一教授
徹底討論!アベノミクス・異次元金融緩和と“国の借金”
こんな財政が悪くないときに消費増税をやるといったら、おそらくG20で笑い者になる。
2019/05/27 BS朝日[激論!クロスファイア]
嘉悦大学・高橋洋一教授
徹底討論!アベノミクス・異次元金融緩和と“国の借金”
資産が空襲でやられ、ほぼゼロになった。ハイパーインフレになるかならないかは、生産力に依存する。戦争のときは設備が全部、空襲でやられ生産ができなかった。戦争になるとみんなハイパーインフレになる。戦争にならないで資産、生産力がちゃんとある場合とは全然違う。資産ぬきで議論すると間違う。
2019/05/27 BS朝日[激論!クロスファイア]
朝日新聞・原真人編集委員
徹底討論!アベノミクス・異次元金融緩和と“国の借金”
日本の借金の日本のGDPに対する比率のグラフを見ると、戦前の状況と今の状況がいずれも200%を超えていてものすごくよく似ている。敗戦ということで片付けられているが実は財政破綻だった。敗戦で国債が紙切れになり、預金封鎖が起き、ハイパーインフレが起きた。同じマグマが今、溜まっている。
2019/05/27 BS朝日[激論!クロスファイア]
元駐韓大使・武藤正敏
<時事論考>米国はファーウェイ排除・日本企業は?・トランプ大統領来日
トランプ大統領の狙いは2つ。1つは日本に恩を売ること。もう1つは北朝鮮に対し非核化をすればこういうメリツトがあるというメッセージを送ること。安倍総理とすればトランプ大統領がここまで米朝首脳会談について言ってくれているので「無条件で会う」と言わざるを得ない。「無条件」という言葉はこの流れの中で出てきた。
2019/05/26 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>米国はファーウェイ排除・日本企業は?・トランプ大統領来日
ファーウェイは欧州との関係の方が強い。中継基地は257ある。米国や英国と比べると欧州は5Gの問題ではファーウェイとの関係がなければ、英国もすでに対応できない状態。それに米国が気付くのが遅れ、脅威に感じている。米国は乗り遅れた。このままファーウェイが世界市場を席捲していくようなことになれば宇宙戦略も含め、次世代5G、6Gの段階で完全に米国は中国に後れをとってしまう。そのために米国は今何ができるかということをやっている段階。
2019/05/26 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元駐韓大使・武藤正敏
<時事論考>対中戦略どこまで…インド太平洋構想・トランプ大統領来日
THAADの配備の時も韓国は最初ははっきりしない態度だった。韓国はある意味、八方美人的であり、米中どちらに対してもいい顔をしようとする。特に中国にはなかなか強いことが言えないため、どっちつかずの対応をずっと取ってきた。米国がそれではだめだということで(韓国に対して)相当強く出た。
2019/05/26 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
政治ジャーナリスト・角谷浩一
<時事論考>視察予定の護衛艦とインド太平洋構想・トランプ大統領来日
事前にボルトン補佐官が来て総理とも会っている。様々な安全保障上のプラン、米国がこれからどう動こうとしているかということの事前の説明などもあった可能性がある。緊迫している中東情勢などいろんなことが議論された可能性がある。
2019/05/26 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
政治ジャーナリスト・角谷浩一
<時事論考>視察予定の護衛艦とインド太平洋構想・トランプ大統領来日
政治的な決着はなかなかつかない。海上自衛隊護衛艦「かが」が日本から出ていくということの合法性はまだまだ国会では議論の中心にあるが、その中で合同演習という理由で外洋に出ていく可能性がある。トランプ大統領と安倍首相が2人でF35が搭載されている空母に立つことで日本国内での強いアピールと中国を軸とした周辺国へのアピールになり、日米の強化と軍事同盟もかなり進んだということをアピールする狙いがある。
2019/05/26 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元駐韓大使・武藤正敏
日本を取り巻く安全保障環境ががらっと変わってしまったということに尽きる。政府の一番大きな責任は国の安全保障をしっかりと守るということ。中国や北朝鮮の動向を考えたら日本もそれなりの装備を持つ必要がある。日本を守ることがコストを一番安くすることにつながる。日本が狙われだしたらもっともっと装備を強化しなければならなくなる。事前に守りを固めておくことが大事。日本は安全保障をもっと考えなくてはいけない時期に来ている。
2019/05/26 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次
トランプ来日の目玉「かが」乗艦にある思惑
政府関係者ですら莫大な金額と言っている。ひとつは日米貿易摩擦解消の手だてであるということ。同時に日米軍事面での一体化でもあるということを国際社会に強くアピールしたい狙いがある。今回実現した背景には日米両首脳がこういう軍事的なものが本当に好きだということがある。ますます日米が一体化していくということで対中国など様々なシグナルを出していくということ。
2019/05/26 テレビ朝日[サンデーステーション]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
今、世界の戦略環境が大きく変わりつつあるということを強く心配している。東アジアにおいては中国が台頭している。中東でもイランというある意味で現状変更勢力が出てきている。全体として状況が変化をしていく、不確実性が増すということは、貿易立国である日本にとって不確実性が高まるということ。すなわち日本にとっては不利益な状況が出てくる可能性が高まっている。だからこそ米国大統領が誰であれ、この後も含めて米国と日本の戦略的な利益をどのような形で調整をし、お互いを利用しながら日本の国益を最大化していくのかということを、必死で考えなければいけない。その意味で日米首脳会談というのは始まりであって、新しい日米関係の1つの方向性を示すものになっていくことが期待される。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・藤原帰一
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
ルールに基づいた秩序は、ロシア、中国のようにそれに従おうとしない国がいる中で、米国もそこから引き下がってしまった。軍事は元々、権力闘争の側面が強いわけだが、経済にもそれが及んでいる。日米関係が安定していることでどこまで国際的な安定に繋がるのかと言えば、ここからが体力勝負、力の均衡、ぶつかり合いの中での問題に繋がってくるというゼロサムゲームになる。我々としては、ルールに基づいた秩序の拡大を目指していくことが日本の国益。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
貿易問題では基軸である自由貿易といったものを大事にしながらも、トランプ大統領のまだちょっと遅れた部分をカバーしつつ、そして大統領が1番欲している次の再選に向けての動きといったものも考慮に入れながら、上手に付き合っていく。これは実はホワイトハウスの中のスタッフが口にしていることと同じ。これと同じことを日本もしていかざるを得ない。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
ボルトン補佐官は湾岸戦争の頃もリーダーシップを発揮していたうちの1人。その人が今、トランプ大統領の側近として大きな発言力を維持している。ペンス副大統領、さらには国防長官もそう。共和党の強硬派と言われるような人たちというのは、比較的イランに厳しい立場の人が多い。さらには上院議員たち、下院議員たちにもそういう人が多い。いかに日本が間に入って米国の立場を変えていけるのか。そしてトランプ大統領の立場を上手い具合に繋げていくのかということは、本当に難しい。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
関西国際大学教授・渡邊頼純
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
日本がこれに関与するというのは1つはホルムズ海峡。西のホルムズ海峡、東のマラッカ海峡、いずれも日本の生命線。イランはWTOに入りたいけど入れなくて米国にブロックされている。イランがもしWTOに入れば、イランの構造改革が進む可能性がある。日本はその辺りでも対イラン協力ができるような道を見出していくべき。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
日本国際問題研究所研究員・貫井万里
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
イラン側は忍耐戦術で上手くいくとしばらく考えてきたが、ボルトン大統領補佐官のようなイランのレジームチェンジを声高に叫ぶ人々の力が強まってきてかなり慌て始めている。イランは偶発的な衝突を避けるためのチャンネルをなんとか探ろうと、色んなアプローチを仕掛けており、いくつかの国、例えばイラクであるとかオマーン、スイス大統領といった、イランと米国の仲介ルートのいくつかが動き始めている。面子を保つ形で良いセッティングでトランプ大統領と交渉する場がないかということを探していて、それがまさに日本。さらには安倍首相が上手い形でイラン側とトランプ大統領を繋げてくれるのではないかという期待をかなり抱いている。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
スンニ派とシーア派の中東における対立の中で、トランプ大統領がサウジアラビアとかイスラエル側の立場に立っていることが、大きな原因になっている。トランプ大統領の立場がかなり強硬だが、そうは言ってもトランプ大統領の中では揺れている部分も見える。全面的な安全保障上の軍事的戦いにまでは持っていきたくないという気持ちがあるのも確か。今回、6月に安倍首相が中東を訪問するということについてはノーコメントということ。まだ明解に言葉を出しているわけではない。特に共和党の中にはイランを敵視する見方が余りにも根強い。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
1番大事なことは、湾岸地域という我々の石油がくるところがイランをめぐって不安定化する可能性があるということ。イランの反対側にはイラク、クウェート、バーレーン、カタール、サウジアラビア。バーレーンを除いたらみんな産油国。非常に重要な地域で、この地域が安定しないことには話が進まない。そうなると、イランと米国の間を取り持というという気持ちが出てくるのも理解できるが、相手が相手。できることには限りがある。それでもトライする価値があるという意味で、安倍総理がイランを訪問されることは結構なこと。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
京都清華大(政治学)・「国体論」著者・白井聡(VTR)
<風をよむ>~“トランプ大統領・2度目の来日”~
米国の属国と見られている限り、日本の存在が重く見られることは決してない。どうやって主体的内ビジョンを紡ぎだせるのかというところに今後の日本の国運がかかっている。
2019/05/26 TBSテレビ[サンデーモーニング]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
北朝鮮は年末まで待つと言っているわけだから、その間に大きな動きはないだろう。ただ年末まで待ってその後どうするのか。今、韓国も中国もロシアもあてにならない。米国との関係がどんどん悪化し、次に中距離を撃った途端に状況は変わってしまう。ICBMを撃つとは思わないが、来年以降、状況が変わっていく可能性は十分にある。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・藤原帰一
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
ボルトン補佐官とトランプ大統領の立場には明らかな違いがある。こういう時に日本が北朝鮮と首脳会談を行うことは、米国にとって決して困ったことではない。日本にとっては拉致問題を打開するいいチャンスになる側面もある。問題は北朝鮮側がそれを選ぶかどうか。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
関西国際大学教授・渡邊頼純
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
中国もけっこう強気。ただし、相当参ってきている。米国も然り。米国国内からも様々な反発がトランプ政権に向けられている。そういうことを考えると、大阪で開かれるG20での米中首脳会談はひとつの重要な一里塚になる。そこで全てを解決できなくても、おそらく問題は2つあって、関税合戦の部分と中国経済の構造改革の部分、この2つをある程度切り分けて、前者の関税合戦についてはできるだけおさめていく。後者についてはかつて日本も日米構造協議というのをやったが、米中構造協議の枠を作っていくということで合意する。このような形で米中を少しでも穏やかな関係にしていく可能性がある。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
関西国際大学教授・渡邊頼純
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
忘れてはならないのは、日本が非常に大きなサイズのFTAをこれまで成功させてきたということ。昨年12月30日にはTPP11が発効し、今年2月1日には日本とEUのEPAが発効した。これは世界のGDPの3割をカバーする。そして現在は東アジアの包括的経済連携、いわゆるRCEPを進めようとしている。日本はそういう意味では貿易交渉で非常に各国からリスペクトされている。こうした背景をしっかり認識してTPP、日EUをバックにトランプ大統領に対して言うべきことは言っていくべき。特にルールに基づいた貿易秩序を作っていくことは、前向きに言うべき。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
ライトハイザー通商代表の役割がもしかしたら大きい。ライトハイザー通商代表は普通だったらそんなことを言ったら首にされてしまうようなことも平気で言える頭脳明晰な人間。前回、米中は150ページにも及ぶ、色んなものを計算して妥協したが、その後、中国が105ページほどに減らしてしまい決裂した時も、あれを真っ先に大統領に伝えたのはライトハイザー通商代表だった。実は茂木大臣が非常にライトハイザー通商代表と上手い具合に会話ができると聞いている。その関係も利用して、トランプ大統領は投資の問題をものすごく欲しがっている。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・藤原帰一
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
駆け引きの続いている段階で、最終合意という状況にはなく、合意はなかなか難しい。米国の国内政治では民主党と共和党、トランプ大統領と議会、正面対決の状況。貿易問題に関しては、民主党も共和党も強硬派が比較的強いため、貿易政策で日本に対し圧力をかけることはプラスになっても、譲歩することは決してプラスにならないという状況の中で、トランプ大統領は日本にきているということ。米中貿易紛争が続いている中で、日本も友好国なんだから、しかも安倍首相はトランプ大統領の友だちなんだから、協力してくれというアイデアの人。これはゴルフだけで決着することではない。日本政府としては早く結果を出すことはできる限り避けたい。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
関西国際大学教授・渡邊頼純
トランプ大統領訪日・徹底分析・北朝鮮・貿易・イラン
1番難しい問題は自動車と農産品。昨年の9月の日米首脳会談で自動車と農業、いずれもがそれぞれの国にとって難しい分野だということがはっきりわかった。もし米国が農産品でTPPの諸国、あるいは欧州連合と同じレベルの農産品の日本市場へのアクセスを求めるとすれば、日本としてはTPP交渉で2015年の時点で、87%の自動車部品については関税撤廃を即時にできるというのをまとめている。そこまで果たして米国がおりてくるのかどうか。それ如何で日本として農業をどうするかということが決まってくる。昨年の段階ですでにUSTR(米国通商代表部)が米国の議会に対して交渉目的を説明している。農産品は重要項目の1つでTPPで交渉できたところまでというのを越えて交渉するというのが、米国政府の立場。そこは予断を許さない。
2019/05/26 NHK総合[日曜討論]
外交評論家・岡本行夫
“蜜月”の安倍総理・米国・トランプ大統領・北朝鮮・貿易にズレも
北朝鮮は米国に12月までは猶予期間をやると言っている。その間に米国はポンペオの首も切って、真面目に交渉のテーブルにつかなければ自分たちは合意に束縛されないぞと脅している。この本当の意味するところは、北朝鮮が12月までは猶予期間をくれと言っているということ。そういう時間設定をすることで米国は北朝鮮を武力攻撃することをできなくなる。だから彼らは年末まで時間稼ぎをして、その間にさらに核開発を進め、米国が予備選挙に突入する頃にもう一度実験をするのではないか。
2019/05/26 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
早稲田大学招聘研究員・渡瀬裕哉
特集・ファーウェイ規制・デジタル冷戦の行方は?
米国に投資している企業に対する制裁をする部門はどんどん予算が大きくなっており、安全保障に関する企業への制裁は今後も増えていく。ファーウェイだけでなく他の企業にもそうした制裁は増えてくる。今、中国は米国の農産物に関税をかけているが、これが長期化すると非常に苦しくなる。農業関連団体や議員たちから米国国内でこれ以上長期化しないでくれという声も上がってきている。昨年、ペンス副大統領が対中強硬論を行ったが、あれは9月に北京のキリスト教会を燃やしたという宗教がからんでいる。宗教関連は選挙が近づくと非常に強まる。この力が強まると米国は妥協することができなくなる。
2019/05/25 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
中国問題・日中問題評論家・石平
特集・ファーウェイは今後どうなる?
中国政府があまりにもファーウェイをバックアップしすぎると逆に中国政府とファーウェイがつながっているということを印象づけてしまうため、中国政府はファーウェイの問題に関して徹底的にバックアップする姿勢を見せていない。習主席たちの頭の中にあるのは米国の対中国製品の第4弾の制裁関税発動。これが発動されると中国経済は壊滅状態になる。中国としては米国と全面対決という姿勢は控え目にし、なんとか米国と話し合いに持っていきたい。大阪でのG20でトランプ大統領と話し、打開したいと考えている。
2019/05/25 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
早稲田大学招聘研究員・渡瀬裕哉
イランと米国・対立の行方は?
今夏トランプ政権は中東和平案を発表するのではと言われている。イスラエル寄りでパレスチナには経済支援等するにしてもイランにとっては好ましいものではないものになる可能性が高い。米軍を増派して対応するのは一連の流れの中にある。その中で安倍総理大臣がバランスを取った外交をするのは厳しい。
2019/05/25 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
早稲田大学教授・中林美恵子
“ファーウェイ離れ”・新スマホ発売延期
トランプ大統領が世界のマーケットとか、選挙に向けた米国の景気とかを気にして米中が表面的な合意をする可能性はあるものの、中国への危機意識というのは行政府だけではなく議会の隅々にまで広がっている。中国がどのようにハッキングしようとしたかということまでFBIが民間に踏み込んできた。この危機感はそう簡単にはぬぐいきれない。民主党トップのチャックシューマー議員すらもテレビに出て、「トランプ大統領の対中政策に大賛成だ」とはっきりと言っている。これ以上、中国が発展してしまった場合、さすがの米国でも大苦戦、あるいは覇権を取られてしまうということを現実の問題として見ている。
2019/05/25 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
元駐米特命全権大使・藤崎一郎
日米交渉・自動車は“安全保障上の脅威”か?
30年前は米国の貿易赤字の7割を日本が占めていたが、今は10%以下、中国・カナダ・メキシコに次いで日本は4位。なので米国にとって日本がそんなに大きな脅威であるはずがない。去年、9月に安倍トランプが合意した声明が出ているが、農業についてはTPPレベルであるということと、この交渉の間はこの交渉の精神に反するような、例えば通商拡大法232条のような一方的な行為はとらないということになっている。日本側はやらないと言っているのにあえてやるんじゃないかというようなことを言い立てるべきではない。
2019/05/24 BS-TBS[報道1930]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
<7時のニュースまとめ>ティッシュ以外も…紙製品「値上げ」へ
46年前にもトイレットペーパー不足になったが、この時はある意味単純でパニック買いだった。今回のは国際的なサプライチェーンが非常に複雑で相互依存が高まっているので、ちょっとしたことで物事がおかしくなればなかなか復旧することができない。そういう意味ではこのような状況が当分続く。
2019/05/22 テレビ朝日[グッド!モーニング]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
<けさ知っておきたいニュースまとめ>ナイキなど173社“対中関税”に抗議
トランプ政権の目的は簡単で、中国を国際経済システムから切り離そうとしている。短期的には米国の消費者が相当な負担を強いられることは間違いない。トランプ政権は戦略的利益を考えてやっている。経済学的にはこのような状況は間違っているが、残念ながらトランプ政権が続く限りは続く。
2019/05/22 テレビ朝日[グッド!モーニング]
ソシエテジェネラル証券・鈴木恭輔
マーケットも警戒高まる?
トランプ大統領が週末に来日し日米首脳会談が開かれることについては友好ムードが強いが、ライトハイザーのような実務者が来ると、マーケットとしても警戒感を高めざるを得ない。内容によっては週明けのマーケットへのインパクトが大きく出てくる可能性はある。
2019/05/21 テレビ東京[Newsモーニング・サテライト]
ソニーフィナンシャルホールディングス・菅野雅明
マーケットも警戒高まる?
ひとつの着地点として日本が仮に数量制限を受け入れるとしても、実際の輸出枠よりもはるかに上のところに制限を置ければ実質的にはあまり影響はない。米国が名を取り、日本が実を取るという可能性はある。
2019/05/21 テレビ東京[Newsモーニング・サテライト]
ソシエテジェネラル銀行・鈴木恭輔
フォードのリストラ・トランプ戦略に影響か
今すぐどうこうという話ではないが、こういったリストラの話になると米国・トランプ政権としても雇用を守る、米国ファーストで、関税の適用などに話が結びついてくるだろう。政治的に利用されるカードになりかねない。日米、欧州との自動車関税の適用は180日間延期されたが、今後こういう神経質なニュースが出てくるかもしれない。
2019/05/21 BSジャパン[Newsモーニング・サテライト]
元財務相・自民党衆議院議員・伊吹文明
GDP速報値“プラス成長”の実態・低成長時代の財政再建への処方箋
ある意味、働き方改革というものも労働コストをできるだけ抑えて、下請けの人達にも効率化を求め、在庫をできるだけ持たないようにすることを求めていく。利益が出ると株主を重視して配当する。すると株主を喜ばせることができるので役員報酬をたくさんもらってもいいというゴーンパターンの話になっていく。こういう経済が日本の中で多くなっている。
2019/05/20 BSフジ[プライムニュース]
元財務相・自民党衆議院議員・伊吹文明
GDP速報値“プラス成長”の実態・低成長時代の財政再建への処方箋
将来に対して経営者は不安を持っている。いざという時のことを考えて、定期昇給よりも一時的なボーナスを上げる選択をし、できるだけ内部留保を社内に残し、もしもの時に備えている。上場企業のほとんどで以前のようなオーナー経営者が少なくなり、サラリーマンの上がりポストに過ぎなくなっている。
2019/05/20 BSフジ[プライムニュース]
駐日ロシア大使・ミハイルガルージン
<時事論考>ロシア「イージスアショア」を懸念する理由・駐日ロシア大使生出演第3弾
ロシアとしては朝鮮半島の非核化にどうしても協力したいと考えている。先日のプーチン大統領と金正恩委員長との会談の中でも朝鮮半島の非核化が話し合われた。ロシアとしては、北朝鮮が非核化を目指して行動をとる度に、米国など国際社会が段階的に制裁を解除していくという主旨のロードマップを中国のパートナーと一緒に作成した。実際にそのロードマップ通りになっている。北朝鮮は一部の核プログラムを解体しているし、米国と韓国が大規模な軍事演習を停止している。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>新冷戦?世界を二分する恐れ・緊迫・米中貿易戦争 米中貿易戦争の影響は
世界が米国と中国で二分化される可能性がある。すると経済圏だけでなくルールが変わってくる可能性がある。例えば送金システムでも米国が作った秩序に対し、中国が独自の秩序を作ろうとしているという報道も出てきている。米国が強い態度で攻撃すればするほど最終的には中国はより自立性を高め、もしかするともっと強くなってしまうかもしれない。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>新冷戦?世界を二分する恐れ・緊迫・米中貿易戦争 米中貿易戦争の影響は
米国の貿易政策は経済面を重視するグループとグローバルチェーンを遮断し安全保障を重視しようというグループに分かれる。トランプ大統領はその両方の間で揺れ動いている。今は国際安全保障重視派の力が非常に強まっているが、今から中国を排除しグローバルチェーンを組み直すというのは非常に痛みを伴う。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
中国の今のモデルは2001年のWTO加盟からスタートしている。それ以来世界の工場として成長が続いてきたが、だんだん人件費が上がり投資が落ち輸出の勢いも落ちてきた。内需主導にモデルを変えなくてはいけないタイミングで今度の米中貿易戦争が起きた。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・富坂聰
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
対米輸出が集積している広東省を中心に打撃を受ける。だが、非常に変化に強い人たちなので実は日本人が思っているほどのどん詰まり感はない。昨年春以降くらいから長引く見込みで動いている。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
ファーウェイは独自にスマホで使う半導体を傘下の会社で作っている。これが相当進んでおり、クオリティが非常に上がっている。在庫も相当積み増している。影響はあるがZTEのように経営危機にはならないだろう。そんなに時間をかけずに盛り返していく。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・富坂聰
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
5Gという新しい通信の規格をめぐる戦いになっている。ファーウェイを叩き潰すということは中国の通信の未来がなくなるということ。ここは徹底的に抵抗してくるだろう。中国としては、きっちり戦って米国の本音を引き出したい。ファーウェイ以外の2番手、3番手に米国の企業はないのになんのためにこれをやるのかということをそろそろ公の場で出すという戦略に変えてきた。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
事実上、5Gの基地局を作る企業は米国にはないということなので、米国がどこでどうやって調整をつけるのかが疑問。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
米中が国交を回復して今年はちょうど40周年なのでなんらかの合意をしたいというのが両国の本音。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・富坂聰
<徹底解説・ニュースの焦点>緊迫・米中貿易戦争
実は米国の要求というのはどんどん変わってきており、中国としてもここまで来るのであれば一回ひっくり返しましょうかということになった。
2019/05/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
農産物と自動車ということでみれば米国は自動車に対しより厳しい態度で臨んでくるのではないか。自動車に厳しく言って喜んでくれるのはミシガン州とかオハイオ州とかのラストベルトで、ここは接戦州であり民主党、共和党どっちに転ぶかわからない州。農産物、特に畜産業など牛肉とか豚肉とかはカンサス州とかのようにどう転んでも共和党に投票する州。トランプ大統領は農産業者や畜産業者にあまりやさしくないのでトランプ大統領は自動車などに厳しく出てくる可能性がある。
2019/05/19 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
決裂手前までいった米中が1か月半でこの問題が修復できるのかはかなり疑問。なかなか難しい。両首脳は会うことは会うが、やれることは米中が引き続き交渉していくというメッセージを打ち出すことと、同時に両国国民に対し、がんばるということ。本来であれば合意ができれば一番いいことだが、できたとしても限定的、表面的、一時的なものしかできないだろう。
2019/05/19 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
複数の思惑があり、複合的にいろんな要素を入れている。妥協したと見られれば選挙にマイナスなのでいい形で合意を出したいのであれば最低限、株価を下げないことに絞って合意するだろう。合意は難しいかもしれないが交渉の余地を残すと思う。トランプ大統領からすれば経済を悪くしないことが大事。トランプの支持率が過去最高に上がっているが、一番の要素は経済がいいから。雇用もいい、失業率も低い。だから中国に対して厳しい貿易戦争を仕掛けようとしている。
2019/05/19 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
通商の話と安全保障の話を一緒にするのは本当は良くない。だからこそ民主党の一部とか議会も乗っている部分もあるが、そうなるとますます落としどころがなくなってしまい、話を複雑化させてしまっている。ファーウェイの話でもペンス演説とかでも米国はそんなに間違っていることを言っているわけではないが、中国に対しあれも悪い、これも悪いと言っていることについて中国にどう変えさせてどのように調整するかという道筋がまったく見えていないし、そのあとの戦略も出ていない。それを中国にどう合意させて譲歩させていくのかの道筋がまったくみえない。
2019/05/19 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
どうなる!米中“貿易摩擦”と日米貿易交渉
10年前の2009年からすでに米国・NSAがファーウェイについて「危険だから使わない方がいい」と言っていた。もしこれが5G以降の世界の情報システムの根幹の部分について中国が強い指導力を持ち、独占するとなれば米国としては認められない。覇権の最先端はサイバーにある。
2019/05/19 BS朝日[激論!クロスファイア]
ジャーナリスト・後藤謙次
裁判員裁判・まもなく10年・課題も
企業としてバックアップ体制をどう作るかも大きな問題だが、もうひとつは裁判員になった人の心のケアの問題がある。例えば守秘義務、中で知り得た情報を外に漏らしてはいけないなど。重大な犯罪を扱うので証拠物件に残虐なものがある。そういう心のケアをきちっとやらないとなかなかこの制度は定着していかない。国を挙げて検討する必要がある。
2019/05/19 テレビ朝日[サンデーステーション]
みずほ総合研究所エグゼクティブエコノミスト・高田創
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
今回、為替条項が本当に日本に適用されるような状況ではないと思っている。一方ですでにUSMCAというか、NAFTAや韓国とのところでこういう条項が入っている。そういう観点からすると日本にとっても非常に気になるところ。この6年間のアベノミクスを中心とした改善というのも為替の影響は大きかったと思う。そこのところで今回、為替条項が日本にもということで円高に振れるというのは、ちょうど企業業績の観点から、もしくは今の景気のところからしても非常に微妙になるところ。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
茂木敏充経済再生担当大臣
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
デジタルデータの世界、第1フェーズ、例えばインターネットでの検索であったりとかeコマースで日本が遅れを取ってきたのは間違いない。これから第2フェーズに入る。そうなるとリアルデータをどう使うかということが重要になってくる。例えば医療の世界、日本は国民皆保険制度なのでどの国よりも様々な医療データがある。それをビッグデータとして集積すれば、それぞれの人に合ったケア、予防であったりとか治療、最適なものができるという形で、日本として世界で勝っていく分野ができてくるのではないか。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
立命館大学客員教授・岡本行夫
<風をよむ>~“新時代の覇権争い”~
ブッシュ大統領の息子は中東に完全に関わりあっていたし、オバマ大統領は口先だけでアジアに何もしなかった。結果的に計16年間、米国はアジアで何もせずその間に中国が台頭してしまった。今後の中国の最大の懸念は台湾を武力で取りに来ること。それをさせないことが日本の最大の外交目標となる。
2019/05/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]
国際ジャーナリスト・春名幹男(VTR)
<風をよむ>~“新時代の覇権争い”~
米国は中国共産党の支配を何とか崩そうとしている。単に中国との貿易問題ではなくて、中国共産主義、中国の覇権を阻止するという方向に今、出てきている。
2019/05/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
デジタル貿易の分野を制する人たちが世界を制すると言ってもいい。残念ながら、日本の企業はここの部分で出遅れてしまっている。かつての日本が世界の主流の産業において、これほど競争力が劣ったという事例はあまりなかった。2000年以降にデジタル産業がどんどん発展してくる中、日本は経済界が自信を喪失し、縮小の時代に入っていた頃。昔の経営者であれば、こんなことが起これば当然、米国にどんどん行って自分の目で見て現場でニーズを発見して、どんどん自分の会社の経営体制自体を変えて追いつこうとしたが、残念ながら今の日本の企業の多くは、そういう対応が取れていない。どんどん水をあけられてしまった。日本の企業の経営者が大きく反省しなければ、追いつくという反転攻勢に出るのは難しい。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
茂木敏充経済再生担当大臣
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
eコマースがすごく成長し、デジタルデータは指数関数的にものすごい量で増えてきている。この取り扱いをどうしていくかが世界的にも極めて重要なテーマ。特にAI、IoT、ビッグデータ、eコマースの活用など、これからデジタル駆動型経済となる。この鍵となるのがデジタルデータの取り扱い。そのルール作りが極めて重要。今この世界で何が起こっているかというと、一定の国が一国内でデータを制限してしまったり、例えばGAFAと言われるような一部の巨大プラットフォーマーがデータを独占する傾向が見られる。様々な利害がぶつかる世界であるが、今回の日米協議、G20のサミットといった場を活用して、この分野でも日本が新しいルール作りを主導的な立場でできるようやっていきたい。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
中国ではすでに賃金が高くなっているので、あまり中国で生産して第三国に輸出しても儲からなくなってきているし、中国から第三国への輸出というのは結構比率が小さいので、そんなに大きな影響はない。むしろ中国の長期的な市場の魅力が非常に高いので、欧米企業も日本企業もこれから5年、10年先を考えたら、世界中で中国みたいなマーケットは他にないということで意見が一致している。中国に進出している日本企業でこれから中国のビジネスを後退させると言っている企業はほとんどない。むしろ車関係、ロボット関係、支える電池関係等々は増産投資のために新しい工場を作るという話が色んなところで出てきている。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
中国の経済、GDPは今、米国の65%位まできているが、IMFの推計だと2024年には83%、2030年位には追いつくとされている。経済力が追いついてくれば軍事力も当然追いついてくる。これが米国が、中国を非常に大きな脅威と感じる最大の原因。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
みずほ総合研究所エグゼクティブエコノミスト・高田創
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
今、米国の景気はそんなに悪くないので少々中国にプレッシャーをかけてもそんなに問題はないんだという安心感がある。景気の動向が悪くなればちょっと引いて、場合によっては合意を目指そうかという動きもあるだろう。今の状況はまだプレッシャーをかける段階。今回、2000億(ドル)に対して25%関税になったが、そのレベルであればそんなに問題はないが、3000億ということになると、米国にもそれなりに影響が出てくる。一方で中国には米国以上に減速の影響が出てくる。そういう意味では3000億の問題を含めて短期的にどう考えていくのかというところが、駆け引きとしては重要になってくる。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
米中の間は、ある意味ウィンウィン関係が成り立っているが、片方が倒れた場合、もう片方にも影響する。ウィンウィンは逆を返せばロスロスになる。中国と米国が叩きあえば両方の経済が共におかしくなってくる。それを中国の方はすごくよくわかっているから、トランプ大統領がいくら激しく動いても中国の方は抑制的に動いているというのが実態。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
第一生命経済研究所首席エコノミスト・永濱利廣
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
今後の米国中国の追加関税のかけあいによって一旦、中国の景気対策で戻りかけた輸出が腰折れする可能性もある。その先に、秋には消費増税が控えている。さらには東京五輪が来年夏に控えている。過去を振り返ると五輪の建設特需はちょっと早めにピークアウトすることがわかっているので、その辺を考えると懸念材料が多い。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
みずほ総合研究所エグゼクティブエコノミスト・高田創
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
重要なのは設備投資。米国中国の摩擦というような極めて不透明というところがあるので、なんとなくどうしようかという動きが企業経営者の中に多い。先行きに対する不安意識がある。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
みずほ総合研究所エグゼクティブエコノミスト・高田創
茂木大臣に問う・どうなる日本経済・貿易交渉
日本経済はそろそろ節目に差し掛かってきた。世界経済全体もリーマンショック以降ずっと10年位回復していたが、そろそろ1つの節目に来ている。そういう観点から言うと、世界経済の減速があるので輸出が落ちているというのは大きい。若干マインドが落ちている。場合によっては働き方改革の影響もあって、残業代がちょっと落ちているなどという影響も多少出てきている。景気動向ということを機械的に考えると、昨年の夏から秋にかけて1つの山ができていたという判断になり、今の景気の動向はそろそろ減速の方向に向ってきている。
2019/05/19 NHK総合[日曜討論]
法政大学総長・田中優子
先の見えない米中貿易戦争・日本企業への影響は?
ファーウェイの問題というのは新しい情報技術社会というのがいい面も悪い面も含めて世界中に到来することを意味している。そこにはビッグデータや、人権の問題も含め、ものすごくたくさんの問題があり、大国はこういう問題をどういうルールでいい状態にもっていくのかということを協力して解決していかないといけない時。米中貿易戦争などやっている場合ではない。
2019/05/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]
立命館大学客員教授・岡本行夫
先の見えない米中貿易戦争・日本企業への影響は?
今、米国がやっていることは一時的なものやトランプ大統領の感情のなせる業ではなく、昨年8月から非常に戦略的にやっていること。明らかに中国の技術の今までの盗み出しを阻止するためにかなり行政府に権限を与えている。背後にいるのはUSTRのような貿易当局ではなく、NSCとかFBI、CIAのような安全保障の人たちで、これからもこの流れはずっと続いていく。
2019/05/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]
BS-TBS「報道1930」キャスター編集長・松原耕ニ
先の見えない米中貿易戦争・日本企業への影響は?
習近平国家主席としては自分の政権基盤を守るためにも、安易な妥協はできない。しかも構造的な部分で妥協すると中国は中国でなくなってしまうかもしれない。では米国が妥協するかといえば、拳をあげた以上なかなか降ろしづらい。ナバロやライトハイザーなど筋金入りの強硬派とトランプ大統領は考えていることがおそらく微妙に違う。強硬派は今、中国を叩くことが米国の国益になると考えている。長期的にこの問題が続くことは間違いないが一方で、トランプ大統領は再選ありきなので株価に影響したり、選挙民から不満が出れば、矛を収めようとし始めるだろう。そのあたりを中国はじっと見ている。
2019/05/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?米中対立激化に日本は?
トランプ大統領の頭の中は来年の大統領選挙。彼を支持してくれた人たちをつなぎとめるためにどの程度のメッセージを送るべきかということを常に考えている。誰も反対しない中国叩きは絶対に必要。日本とか欧州については譲歩を勝ち取ったといえる程度にできればよい。日本が全面的に折れる必要はまったくない。
2019/05/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
自動車については80年代90年代に日米でさんざんやりあった。数量規制、数値目標も大反対をしてやってきた経緯がある。そもそもTPPも米国のほうから出ていったはず。80年代90年代を知っている人間からするといまさら何を言っているのかという話になる。
2019/05/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ジャーナリスト・木村太郎
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?米中対立激化に日本は?
当たり障りのない農業問題でとにかくまとめてしまい、トランプ大統領にそれをみやげにさせるべき。俺は中国でがんばって日本とはうまくやったとツイートができるように日本はおぜん立てするべき。
2019/05/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ジャーナリスト・木村太郎
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?次に仕掛ける・新・制裁
米国の外交ジャーナリストのナンバー1で大のトランプ嫌いのトーマスフリードマンがスティーブンバノンと一緒にテレビに出てきて「私は中国問題ではトランプ大統領を支持する」と言った。どういうことかというとこれまでは中国には大豆とボーングを輸出して中国からはスニーカーとTシャツを買っていればよかったが、今や米中は完全にハイテクの競合関係になっていて、負けるわけにはいかないということになっている。貿易について中国は国際ルールに違反しながらやっているので許すわけにはいかない。ファーウェイの問題では5Gのネットワークを中国に押えられてしまうと価値観の全く違った国に社会基盤を押さえられてしまうことをになりこれはまったく許すことはできないということ。
2019/05/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?次に仕掛ける・新・制裁
実は核問題というのは米中の問題。米中スターウォーズのエピソード1が米朝非核化の問題だとすれば、エピソード2が貿易問題、エピソード3が南シナ海、尖閣問題、台湾海峡問題、インド洋、ウィグル問題、チベット問題などに相当する。これから10年、15年は米中の間にはこのような問題が形を変え品を変え出てくる。
2019/05/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
第一生命経済研究所・首席エコノミスト・永濱利廣
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?次に仕掛ける・新・制裁
これまで一番合理的なのは資本主義経済と言われていたが、リーマンショックが起きた時になかなか資本主義だと迅速な対応ができないことがわかった。代わりに中国のような国家資本主義の方が経済システムとしてはよりいいのではないかという話になった。まさにシステム同士の戦い。
2019/05/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ジャーナリスト・木村太郎
米国・トランプ大統領は天才?ペテン師?次に仕掛ける・新・制裁
G20で米中首脳会談ができるのであればかなり希望が持てるが、もしかしたらできないかもしれない。ここでやっておかないとその後、日程的にはトランプ大統領に余裕がない。6月から中東問題が始まるし、その後は大統領選が本番に突入する。今回のG20が最後のチャンスであり、もしこれを逃すとトランプ第二期まで持ち込むような話になってしまう。
2019/05/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
バードカレッジ・ランダルレイ教授(VTR)
論争・借金増えても大丈夫?驚きの経済理論“MMT”
日本は主流派経済学者の予測を覆す好例だ。先進国でもGDPに比べた借金の割合が最も高いがインフレは起きず返済不能にもなっていない。国の借金がGDP比100%だろうが、200%だろうが怖くない。日本は借金の大きさについて悩むのをやめるべきで、景気が回復してくるとおじけづき借金を減らそうと緊縮財政や増税をやるが、私が言いたいのはアクセルを踏んだまま経済成長を加速させ借金を減らすようにすべきだ。今はあらゆる人がMMTを批判しているが将来、議論はひっくり返ることになるだろう。
2019/05/19 NHK総合[おはよう日本]
バードカレッジ・ランダルレイ教授(VTR)
論争・借金増えても大丈夫?驚きの経済理論“MMT”
MMT(Modern Monetary Theory/現代貨幣理論)のゴールは財政への見方を変えることだ。国の借金は人々が考えているような恐ろしい怪物ではない。国が借金を返せなくなり財政破綻することはない。借金が増えるより速く成長すれば財政赤字は減っていく。オバマ前大統領が景気刺激策を行ったときを例にあげると、市場が回復し成長が加速すると財政赤字の比率は半分に減った。自国の通貨を持つ国々はわざわざ緊縮財政にして成長できなくしている。予算に限りがないと理解すれば経済成長・生活水準の向上、より完全な雇用につなげることができる。
2019/05/19 NHK総合[おはよう日本]
日銀・黒田総裁(VTR)
論争・借金増えても大丈夫?驚きの経済理論“MMT”
MMTは極端な主張。こうした考え方が我が国に当てはまるという見方はまったくの誤り。
2019/05/19 NHK総合[おはよう日本]
麻生副総理・財務相(VTR)
論争・借金増えても大丈夫?驚きの経済理論“MMT”
財政規律を緩めることは極めて危険なことになりうる。この日本をMMTの実験場にするという考えはもっていない。
2019/05/19 NHK総合[おはよう日本]
経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・ファーウェイ排除・日本企業への影響は?
(ファーウェイ禁輸問題で)短期的に日本企業が恩恵を受ける可能性がある。米国が供給できないものを他から供給する必要がありそこを日本に補ってもらうというような可能性が出てくる。短期的には日本企業の業績が上がる可能性がある。
2019/05/18 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
山川龍雄キャスター
特集・ファーウェイ排除・日本企業への影響は?
ファーウェイはものすごい技術力と人材を持っている。系列のハイシリコンが半導体の開発をやっていると言われているが、一方で台湾の半導体製造装置メーカーから供給を受けないと実は半導体は作れないのではないかとか、いろいろな憶測が飛び交っている。本当に自前で作れるのかはまだなんとも言えない。
2019/05/18 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
日本エネルギー経済研究所研究理事・坂梨祥
対立激化の中・イラン国内の状況は…
イランにはじっと耐える以外の選択肢しか、いまのところない。トランプ政権の嵐を何とかやり過ごして、トランプがいなくなったらまた立て直していくというのが、今のイラン指導部の考え。
2019/05/17 BS-TBS[報道1930]
外交評論家・岡本行夫
中東緊迫!米国VSイラン・対立の行方
これは作り出された危機。常に危機を作り出していることがトランプ大統領の選挙戦略に有効。
2019/05/17 BS-TBS[報道1930]
朝日新聞教育コーディネーター・一色清
<けさ知っておきたいニュースまとめ>トランプ・中国・ファーウェイ“排除”
トランプ大統領は次々と中国にカードを切っている。貿易戦争では赤字が大きい方がたくさんのカードを持てる。攻める米国、守る中国という構図になっている。心配なのは中国にも最後の切り札として米国国際売却というカードがある。これをやれば金利が急上昇して世界経済が大混乱になる。トランプ大統領は落としどころを考えながらやるべき。
2019/05/17 テレビ朝日[グッド!モーニング]
日経ビジネス編集委員・山川龍雄
中国のハイテク企業・米国の「封じ込め」新段階に
米国・トランプ政権は「買わない」「売らない」「作らせない」の3点セットでファーウェイに圧力をかけようとしているが、これまでは「買わない」ことに力点が置かれていた。これからは「売らない」「作らせない」もやる。つまり部品や半導体、ソフトウエアを売らないようにし、結果として作らせないという新たなフェーズに突入したということ。しかも日本企業も協力を求められている。
2019/05/16 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト矢嶋康次(VTR)
米国ファーウェイへの圧力強化・通信機器の使用禁止・日系企業も悲鳴
新しいところでいろんな問題があることをわかりながら生産移管を決断していく。企業を取り巻く環境がここ数か月で激変した。
2019/05/16 TBSテレビ[Nスタ]
日本国際問題研究所・津上俊哉客員研究員
劇化…米中“報復関税合戦”日本・世界経済への影響は?
日本経済に対する影響は本当に大きくなる。米国に対して中国は6000億ドル近い輸出をしているが、その裏側には日本の対中輸出、韓国の対中輸出、台湾の対中輸出が全部隠れている。中国で最後に製品に組み立てられていくが、部品を出しているのは我々みたいなことであり、北東アジア地域全域が米国の制裁の対象になっているみたいなことになる。
2019/05/13 BS日本テレビ[深層NEWS]
日本国際問題研究所・津上俊哉客員研究員
劇化…米中“報復関税合戦”日本・世界経済への影響は?
おそらく米国側は中国がここだけは絶対に呑めないという保守派の抵抗で撤回した内容を元に戻せと言ってくる。そこを米国がいくら押しても話はまとまらないだろう。
2019/05/13 BS日本テレビ[深層NEWS]
日本国際問題研究所・津上俊哉客員研究員
劇化…米中“報復関税合戦”日本・世界経済への影響は?
この半年間の間に中国側の態度が大きく変わった面は否定できない。中国が大幅な譲歩に踏み切った時期は昨年11月ごろからで、この時ペンス副大統領が激烈な中国批判演説を行った。それと同時に日本でも日本電産の永盛CEOがこれまでに経験したことがないような経営の落ち込みがあったと言ったが、中国経済に急激な異変が起きた。とにかくこれ以上の悪化は回避しないといけないということで中国側がある程度譲歩したという流れがあった。半年経って経済も大分回復し、これまでの交渉の経緯を見てみるとあまりにも米国が一方的で中国のメンツが潰されているみたいな話になってきて、これまで党内で黙っていた強硬派が声を挙げこれを無視できなくなった。
2019/05/13 BS日本テレビ[深層NEWS]
早稲田大学教授・中林美恵子
<ひるトク!>米中貿易戦争・激化・背景に知的財産の覇権争い
中国が漁夫の利を得るのが中国というパターンが一方的に続いてきた。これをなんとか止めないといけないという状況に差し掛かっている。本当は日本も含めた欧米が協力していくべきだったが、トランプ大統領はアメリカファーストなので連携しなかった。米国では中国脅威論ですごいことになっており、今しか中国を止められる時はないだろうというふうな見方になっている。MITなどでは中国からの留学生はもう入れないということになっているし、シリコンバレーで仕事をしていた中国の人達が技術やコンピューターを持ち出して中国企業に転職してしまったりというようなことも起きていて、そういう人を逮捕したり、起訴したりしている。それぐらい切羽詰まった話になっている。
2019/05/13 TBSテレビ[ひるおび!]
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
中国が異例の措置・米国・トランプ大統領の思惑は・・・
トランプ大統領は来年の選挙に勝つことだけが最大の関心事。たまたま中国を叩いても自分のマイナスにはならず、対中政策については議会で超党派の支持があり、むしろ支持層には非常に大きなインパクトがあるので、選挙用としては対中政策というのは上手く機能しているため、やめることはない。
2019/05/13 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦
中国が異例の措置・米国・トランプ大統領の思惑は・・・
短期的にはどこかの段階で米中の間で合意ができるということはある。中長期的に考えると米中対立は相当長期化する。むしろデジタル経済ブロックで中国を中心とする経済システムと米国や欧州を中心とする経済ブロックに分かれていくような非常に難しい時代が来る可能性がある。
2019/05/13 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
早稲田大学教授・中林美恵子
新冷戦構造?米国vs中国・米中貿易戦争激化
中国の精華大学の教授によれば、直近の問題としておそらく中国が日本に対し「ファーウェイの製品を日本で買え」と要求してくる可能性があるということがある。一方で米国は「ファーウェイの製品を買ってはだめだ」と言っている。米中の間で日本は非常に苦しい立場に立たされることになる。日本はもしかしてどちらかを選ばなければならない時期がくるかもしれない。
2019/05/12 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
国家資本主義の中では補助金というものが非常な重要な役割を果たす。補助金が貿易をゆがめる場合、中国からの輸出品の競争力を高める、輸入品の競争力を低めるために使われている場合はWTOマターになってくる。中国にとっては国の在り方なので内政干渉してほしくない。
2019/05/12 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
米国は貿易問題を入り口にして中国の国家資本主義を変えようとしている。自由な経済活動を認めながらも必要なところでは政府が口を出す。これが中国の奇跡の二桁成長を支えてきた。これからの経済、例えばデータ経済のことなどを考えると国が主導する形でいろんな個人の情報とかをスピーディに集めることができる中国型モデルの方がこれからの世界経済では力を発揮する可能性もある。
2019/05/12 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
今、ドローンなどで自動運転的なものなどAIを使ったものあらゆるものが兵器にも転用可能になっていて、もしかしたら中国が世界一そういう兵器を作っている可能性も否定できない。それがあまりにも進み過ぎてしまうと経済どころではなく、軍事的覇権まで中国に奪われてしまう。そうなると自由や民主主義という体制自体が倒されていく可能性もある。
2019/05/12 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
ライトハイザー米国通商代表、ピーターナバロ大統領補佐官は「中国は手ごわい相手だ」と最初から言っていた。今回米中貿易交渉がうまくいかなったことを受けてこの2人の立ち位置が上がってきている。
2019/05/12 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
第四弾では4割ぐらいが消費財なので、今までとは比べものにならないぐらい米国の消費者に影響が出てくる。トランプ大統領は関税をかけて中国に払わせると言っているが、実際には米国の企業や消費者が支払うことになる。これから痛みが出てくる。
2019/05/12 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
早稲田大学教授・中林美恵子
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
中国企業が価格転嫁せずに自分の所で吸収しようと骨身を削るほど頑張ることもあり得る。そうすると中国や中国でモノを作っている外国企業にも損害が出る。そうならないために外国企業は中国でものを作るのをやめて他のアジアの国で作って米国に輸出するという動きに出るなど業界再編につながっていく可能性もある。
2019/05/12 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
中国が本気で対抗するとなると米国債を売ることによって本気度を示すということも考えられる。今後、トランプ大統領の方が焦るという側面が出てくるかもしれない。
2019/05/12 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英
<徹底解説・ニュースの焦点>米中貿易戦争激化
同じ割合で関税をかけても輸入額の差が3倍もあるので、米国に有利だとトランプ大統領は考えているが、単純にそう言い切れない部分がある。米国が追加関税をかけて中国からの輸出が減るのは中国経済にとってマイナスだが、米国国内のもので代替されるわけではなく、結局、ブーメラン効果で米国の消費者や企業がより高いお金を払って中国の輸入品を買わなければいけなくなる。他にも中国にとっては報復的な措置がある。中国国内での米国企業の活動を制約するとか、米国への中国からの旅行者を制限するとか、最後の手段としては米国債を売るなどの方法もある。
2019/05/12 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信元平壌支局長・磐村和哉(VTR)
与正から見える北朝鮮・対話?強硬?次の一手は
権力中枢の内部ではおそらく米朝会談の物別れで微妙な雰囲気になっている。金与正第一副部長を問責してしまうということは、金委員長が自分の失敗も認めてしまうことになりかねないのでそれはできない。金委員長はいつでも対話に戻れるような退路をちゃんと確保してミサイルを撃っている。金与正がトランプ大統領との首脳会談のやりとり、会話を綿密に分析して次の対話に備える戦術を練っている可能性がある。
2019/05/12 テレビ朝日[サンデーステーション]
寺島実郎
イラン核合意・一部停止・米国の新制裁で高まる緊張
1979年のホメイニ革命以来、40年間、米国にとってイランというのはトラウマのようなものになってきた。これで中東における米国のプレゼンスは一気に低下した。中東を語るときに視界にいれておくべきなのはシーア派イランの台頭で、イラク戦争の結果、ペルシャ湾の北側にはイラクにさえシーア派主導の政権ができてきた。シーア派の三日月がペルシャ湾の北側を覆っている。米国の中東における制御力は極端に劣化している状況でありトランプ大統領は中東を制御できるという全能の幻想みたいなものに捉えられている。ただ状況は全く異なる。GCCと我々が呼ぶ湾岸産油国が分裂してきていて一枚岩ではないし、イスラエルとサウジアラビアにやたらシフトする米国への目線が中東ではまるで変ってきている。
2019/05/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]
評論家・石平(VTR)
“米国の怒り”対中関税25%に・習近平・譲れぬ一線とは
習近平が米国に譲歩・降伏したという印象を中国国民に与えてしまうと今までの習近平政権の実績が台無しになると考えた。
2019/05/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元外務事務次官・薮中三十二
貿易交渉決裂で関税発動・米国はさらなる追加関税へ
今回、中国は米国を読み誤った。追加関税をやった場合、株が下がるのでトランプはやらないはずだとみて、なんとか交渉はまとまるだろう思っていた。ところが意外に米国経済は強かった上、トランプの頭の中が完全に選挙モードだった。トランプは「ここは中国に厳しく出た方が選挙に有利だな」ということで結果的に今回のような行動に出た。
2019/05/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・青木理
貿易交渉決裂で関税発動・米国はさらなる追加関税へ
先端技術に限らない軍事、安保も含めた米中の覇権争い。一方で中国が世界の工場で世界経済の牽引役だという現実があり、中国の今の政治体制も含めてこうした矛盾した体制で大丈夫なのかという心配が世界中に渦巻いている。10年、20年米中の覇権争いは続くのだろう。政治家が自分たちの国のことしか考えず、ブロック経済化していくと場合によっては恐慌が起きたり戦争が起きたりするような流れにもなりかねない。
2019/05/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎
貿易交渉決裂で関税発動・米国はさらなる追加関税へ
米中間は技術ヘゲモニーをめぐる争い、特にITについて次世代の先端的なIT技術をめぐってのせめぎあいといえる。単なる貿易赤字を解消する事足れりという戦いではすでになくなっている。1990年代の米国の日本に対するバッシングでは日本株式会社ということで官民あげて補助金つけて日本の産業力を上げているということでものすごく日本が批判されたことを思い出す。
2019/05/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]
国際政治学者・三浦瑠麗
安倍×正恩会談の実現性・踏み込んだ「無条件」
日本政府は議論の余地なく方針を変更した。それ自体は悪いことではない。核・ミサイル問題があり、オバマ政権が北朝鮮政策を無策のまま放置してきたために今まで日本政府は拉致問題を前提条件なしで話し合うことができなかった。トランプ政権が外交上方針転換をし、米朝直接対話に舵を切り替えたからこそ、これができるようになった。実際には北朝鮮は今後、どんどんミサイル実験をしてくる可能性があるが、日本は北朝鮮との直接対話路線を放棄しないだろう。
2019/05/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
米国・ポンペオ国務長官の発言の波紋「ICBMに焦点を当てている」
米国は直接脅威となるICBMの停止に焦点を当てている。トランプ政権側には米国が望む方向に北朝鮮が応じてくるのではないかという読みがあり、今は交渉自体を壊さないことが大事と考えている。
2019/05/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元自衛艦隊司令官・香田洋二
弾道ミサイル発射“北朝鮮の思惑”ロシア製・イスカンデルか
北朝鮮は今、日本が配備をしている弾道弾ミサイル防衛システムのカバーしていないところを狙って撃ってきている。
2019/05/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元防衛省・情報分析官・西村金一(VTR)
北朝鮮の弾道ミサイルは「新型」再び強硬路線か・日本にも脅威
射程が400キロから500キロなので韓国全土と対馬の一部が入る。将来的にはGPSの誘導方式をノドンにもムスダンにもつけてそれを改良して日本に向けて飛ばすことができる。そうすれば国会議事堂にも議員会館にも当てようと思えば当てられる。
2019/05/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
龍谷大学・李相哲教授(VTR)
北朝鮮の弾道ミサイルは「新型」断定を避けた各国の事情
金正恩は米国が考え直して北朝鮮の条件をのんで話し合いに戻ってきて欲しいと思っている。今、徐々にだが、米国を脅していて「我々の要求を受け入れてくれないならば挑発をエスカレートしていくぞ」というシグナルを出している。
2019/05/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸
関税・米中貿易協議の行方・交渉2日目成果は?
中国は持久戦を取ろうとしている。狙いは関税のブーメラン効果と民主主義国家の制約。時間をおいて米国が中国に課した関税がブーメランのように米国に跳ね返り、米国の消費は時間が経てば経つほど厳しくなる。さらにトランプ大統領の任期は長く見積もってもあと6年なので、その意味でも持久戦に持ち込むことが得策と中国は考えている。支持率・株価の動向次第では米国がいずれ折れる可能性があると考えている。短期的には米国が有利だが長期的には中国が有利ということ。
2019/05/11 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸
関税・米中貿易協議の行方・交渉2日目成果は?
注意すべきなのは米中の問題は二層構造になっており、貿易戦争の話は表面上の話に過ぎない。底流の部分では資本主義と共産主義の間の体制間の争いというものがあり、強制的に中国に対して技術を移転させている問題や産業の補助金など体制に関わる部分については20年ぐらいの時間軸で続いていく可能性がある。
2019/05/11 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
みずほ総研エグゼクティブエコノミスト・高田創
日米貿易交渉…油断は禁物?
基本的に今の日米関係は良いので安心はしているものの、過度な安心は禁物。農産物、特に牛肉、豚肉に関してはトランプ政権は相当、日本からプレッシャーを受けており、厳しい要求をしてくる可能性はある。TPP11とかあるので、交渉は有利に進められるが、それがあるがために米国が追い込まれ、逆に日本に対して追加関税をやってくる可能性もある。甘く考えてはいけない。
2019/05/10 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
解説委員・神子田章博
米中貿易摩擦・激化する攻防はどこへ向かう
米中貿易摩擦で大きく落ち込んだ中国経済は、下げ止まりの兆しを見せているが、これは米中摩擦の悪影響をカバーしようと公共投資を大幅に拡大したことによる面が大きい。中国は今、民間の活力を生かした経済へモデルチェンジを図ろうとしており、公共投資の拡大は、あくまで緊急避難的なもの。いつまでも続けるわけにはいかない。中国としては今年10月に迎える建国70年という重要な節目を、なんとか経済が安定した状態で迎えたいと考える習近平指導部としてもできるだけ早期の米中合意を望みたいところ。ただ、米国が中国にとって、あまりに不平等な条件を押しつけようとすれば中国側も簡単にうんとは言えない。米国としても、交渉の成果を確保する一方で、中国のメンツも保つような知恵が求められている。
2019/05/10 NHK総合[時論公論]
解説委員・高橋祐介
米中貿易摩擦・激化する攻防はどこへ向かう
トランプ大統領は強気の発言をしているが、実は時間的余裕はそんなに多くない。大統領選挙は来年11月だが、すでに野党・民主党では20人を超える候補者たちが名乗りを上げ、来月からテレビ討論会も始まる。自分も再選キャンペーンに早く専念したい。実は中国に対する認識の厳しさでは、今の民主、共和両党の間にあまり大きな違いはない。ただ、トランプ再選の鍵を握るのは中西部の各州でそこには微妙な温度差もある。安い中国製品に押されていた製造業で働く白人労働者層は、中国に対する強硬姿勢を歓迎する一方、中国による報復関税で打撃を受けた大豆農家などは長期化する対中交渉に不満を募らせている。このため、トランプ大統領としては、中国側の出方を見極めながら、早期に大筋合意にこぎ着け、習近平国家主席と最終決着を図りたいのが本音。
2019/05/10 NHK総合[時論公論]
解説委員・高橋祐介
米中貿易摩擦・激化する攻防はどこへ向かう
トランプ政権は中国が合意を着実に実施に移すよう履行を検証するシステムを作りたいとしている。中国が仮に合意に違反した場合、直ちに関税引き上げなどの制裁を課し、中国がそれに報復できない仕組みの必要性を主張している。「その場しのぎの口約束にはだまされない」、それこそがトランプ政権とこれまでの政権との違いであり、とりわけ、交渉責任者のライトハイザー通商代表は経験豊かな法律家であり筋金入りの対中強硬派。合意の草案作りでも文言を一つ一つ英語と中国語で精緻に照らし合わせ、抜け穴が出来ないよう、点検を怠らない。このため、技術移転の強制などの問題も中国による法律改正を米国は強く求めている。
2019/05/10 NHK総合[時論公論]
解説委員・神子田章博
米中貿易摩擦・激化する攻防はどこへ向かう
中国政府は外国企業が中国企業に最新技術を移転するよう強制している問題について米国は政府主導による知的財産権の侵害だと批判した。さらに中国が国有企業に対して補助金を通じた優遇策を取っていることについても国際ルールに違反しているとして見直しを要求している。いずれの問題も折り合いがついていない。中国から見れば米国の主張は、経済活動に対する共産党の関わりを認めないという、いわば国の成り立ちの根幹に関わる構造的な問題であり、容易に譲歩できるものではない。米国との間で、いったん合意が成立したものについても、共産党の統制を重んじる保守派との調整に手間取っている。
2019/05/10 NHK総合[時論公論]
早稲田大学・中林美恵子教授(VTR)
米中“貿易戦争”は泥沼化・トランプ大統領の狙いは?
米国の懸念はハイテクの覇権争いの要素が非常に大きい。これ以上中国に技術などを盗まれ奪われて米国の知的財産が持っていかれることや中国の経済が大きくなってしまうこと、中国のハイテク技術が進むことを恐れている。
2019/05/10 TBSテレビ[NEWS23]
筑波大学・遠藤誉名誉教授(VTR)
米中“貿易戦争”は泥沼化・トランプ大統領の狙いは?
トランプ大統領の中国への非難を受けて昨年12月に外商投資法という技術移転を禁止する法律を明確に制定しようという動きがあったが、それを破ったというふうにトランプ氏は言っている。逆に、中国政府は「制定したばかりの法律を自分たちが破るなどとでも思っているのか」という激しい憤りを持っている。
2019/05/10 TBSテレビ[NEWS23]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
北朝鮮ミサイル再発射の衝撃・金委員長・連続発射の背景は
昨年4月20日の朝鮮労働党中央委員会全員会議でICBMの発射は撃たないと金正恩委員長自ら決めている。北朝鮮が新型誘導弾と主張し続けるものを撃ち続けて、韓国と日本の防衛に対して穴を開けるという意図をもって実験をやり続けるだろう。新型誘導弾は誤差が少なく航空母艦が接近した時に穴を開けることにも使える。
2019/05/10 BSフジ[プライムニュース]
元駐韓国大使・武藤正敏
北朝鮮ミサイル再発射の衝撃・金委員長・連続発射の背景は
北朝鮮が今、一番やりたいことは米国と話し合い、制裁を緩和させたいということ。部分的な非核化で少しずつ制裁を緩和させて、自分のやりたい方向に持っていきたい。中国に介在してもらおうと思ったが駄目だった。韓国は頼りにならない。それでロシアと会ったが、段階的な非核化についてロシアは米国と北朝鮮の中間的な立場の話をして北朝鮮の立場を支持しなかったことに不満がある。北朝鮮が次にすることはさらに強く挑発的なことをして米国にこういうことも出来ると見せるのだろう。
2019/05/10 BSフジ[プライムニュース]
大和総研常務取締役・チーフエコノミスト・熊谷亮丸
米国・対中関税25%発動・中国の次なる一手は?
一般論では中国が不利。米国は中国の1.6倍の経済規模。同じ制裁を課していけば中国が先に疲弊する。製造業のウェートは米国が1割、中国が3割。中国が米国に制裁を課そうとすると米国のGDPの0.7%までしか制裁を課せないが、米国は中国の3.6%まで課せる。サプライチェーンという物の連鎖がやられると中国経済は相当きつい。
2019/05/10 BSフジ[プライムニュース]
外務副大臣・佐藤正久
米国・対中関税25%発動・中国も対抗措置の構え
貿易赤字を抑えるだけでなく、貿易の構図を国際標準にという部分。米国のハイテク製品や技術、軍事技術を脅かすような中国のAIや5Gが伸びているので今のうちに叩いておかないと自分の地位が危ないという安全保障の側面もある。
2019/05/10 BSフジ[プライムニュース]
大和総研常務取締役・チーフエコノミスト・熊谷亮丸
米国・対中関税25%発動・中国も対抗措置の構え
時間的な猶予がある。米国がどこまで本気なのかをはかりかねている。トランプ大統領は強気に出て、中国は完全に腰が引けている。トランプ大統領が強気の理由は支持率が高いこと、経済が良くて成長率が3.2%、失業率も49年ぶりの水準で余裕が出ている状況。常識的に考えると、この争いは両者にとってマイナスの影響があり避けるほうが懸命。その辺りを市場は深読みしているところがある。
2019/05/10 BSフジ[プライムニュース]
神田外語大学・興梠一郎教授(VTR)
緊迫の米中貿易交渉・なぜ合意できず?
習近平国家主席は米国側から法律まで変えろと言われた。中国からすれば自国の法律を外国の圧力で変えるということは、欧米列強に支配されていた昔の中国の時代の記憶がよみがえること。それを飲むということは政治生命を絶たれることに等しい。今年は天安門事件30年などイベントが続くのでこういう年は嫌なことが起きてほしくない。習近平国家主席は党内での反対勢力を恐れている。
2019/05/10 BS-TBS[報道1930]
ジャーナリスト・黒井文太郎
最新・北朝鮮・発射したのは“短距離弾道ミサイル”
4日に発射したのもミサイルだったが、韓国が事を荒らげないために飛翔体という言葉を使った。やってみたら米国も韓国も別に問題ないというような態度だったので今だったらやれると判断した。ポンペオ国務長官などは「ICBMではないので問題はない」というような発言を米国のテレビでしている。2月の首脳会談でトランプを騙して何かをもらうというのは難しいだろうという判断になり、やりたかった新型装備の訓練もいっぱい残っているということで米国が怒らないギリギリのところを探りながらやっているということ。
2019/05/10 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]
政治アナリスト・伊藤惇夫
速報・米国・対中追加関税25%に引き上げ
中国は直ちに報復に出るだろうと報道発表している。日本の株式市場はかなり下落する可能性がある。日本経済にも影響がでてくるだろう。
2019/05/10 TBSテレビ[ひるおび!]
サイバーエージェント次世代生活研究所所長・原田曜平
速報・米国・対中追加関税25%に引き上げ
消費増税に影響がでてくるかもしれない。米国は今人材も中国に頼っている。フェイスブックやグーグルの中国人の比率はものすごく高い。米国の一流大学の中国人比率はものすごく高い。彼らがどう思いどのようにしていくのかという話にもなってくる。関税の話だけにはならない。
2019/05/10 TBSテレビ[ひるおび!]
政治アナリスト・伊藤惇夫
<ひるトク!>細川内閣で小選挙区制導入・政権・選挙に与えた影響は
僕らは勘違いしていた。英国でなぜ二大政党制が成立するのかと言えば、英国が明確な階級社会であるから。金持ち階級と労働者階級というふうに2つに分かれているので、保守党と労働党という二大政党制が機能しているが、日本は階級社会ではない。風土の違いも勘違いしていた。二大政党制を採用している国は米国も含め、実は旧英国連邦諸国だけ。欧州大陸はほとんど比例制が中心なので連立政権がすごく多い。政権交代可能な政治がいい政治ということではなく、結局中身の問題。
2019/05/07 TBSテレビ[ひるおび!]
元駐米国大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎
元外交官が最新分析・米国・中国関税25%引き上げの真意
米国から出てくる声は今では全部が「これまで我々は中国に騙されてきた」という声の大合唱になっている。こうした議論は疑わしい。数年前はこういう議論はほとんどなかった。シンクタンクの人などがトランプのやり方をみて学びこれは中国を押す側に回った方が得だと考えるようになったためにやっている。
2019/05/06 BSフジ[プライムニュース]
元外務審議官・日本総研国際戦略研究所理事長・田中均
元外交官が最新分析・米国・中国関税25%引き上げの真意
大統領の職にある人に失礼かもしれないが、トランプ大統領のやっていることは不動産取引に等しい。一番危険なのはトランプ大統領の判断のやり方が価値観やルールによっていないこと。つまり何をするかわからない。米国の対中政策は大統領が変わるごとに変わってきたのは事実だが従来と違うのは中国の力が圧倒的に大きくなっていること。
2019/05/06 BSフジ[プライムニュース]
元駐米国大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎
本日のテーマ「緊張高まる南北情勢・米中貿易戦争再燃か」
ギリギリのところを北朝鮮は狙っている。来年は大統領選挙なので米朝会談も難しいかもしれない。なので今年のうちに第三回目の会談を米国がやろうという感じになってくれることを期待してやっている。
2019/05/06 BSフジ[プライムニュース]
元駐中国大使・日中友好会館会長代行・宮本雄二
本日のテーマ「緊張高まる南北情勢・米中貿易戦争再燃か」
米朝首脳会談がうまくいかなかったことは、北朝鮮にとってショックだった。整理をして次の方針を打ち出してきた。米国に揺さぶりをかけて次の選挙に向けた米国国内の動きを見ながら北朝鮮に有利に引っ張っていこうとしている。
2019/05/06 BSフジ[プライムニュース]
元外務審議官・日本総研国際戦略研究所理事長・田中均
本日のテーマ「緊張高まる南北情勢・米中貿易戦争再燃か」
本当は国連安保理の制裁決議に違反していると思うが、米国、韓国、日本の反応を見るためにすれすれの飛翔体を打ち上げた。過剰反応すべきではない。
2019/05/06 BSフジ[プライムニュース]
共同通信社・元平壌支局長・磐村和哉
北朝鮮・飛翔体発射の背景・米国の対応・硬軟交渉
今回の北朝鮮の飛翔体発射の影響はさほど出ない。米国はあくまでも基本スタンスは維持しながら対話を求めていくだろう。大統領選を控えてここで北朝鮮との交渉を失敗させるわけにはいかない。北朝鮮も同様に対話をなんとか継続させていきたい。
2019/05/06 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
東京大学先端技術研究センター・小泉悠特任助教(VTR)
北朝鮮が発射の飛翔体・弾道ミサイルの可能性
短距離弾道ミサイルだと思う。形状としてはロシアの9M723「イスカンデル」というミサイルに非常によく似ている。非常に命中精度がいいので、丸ごとコピーすることに成功していた場合、核弾頭を積まなくても軍事的脅威になる可能性がある。
2019/05/05 テレビ朝日[サンデーステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次
読み比べ
平成元年、あの時代はまさに内も外もそれまでの価値観・秩序が大きく変わった。日本では自民党一党支配の陰りが見え、参院選で初めて自民党が大敗し、ねじれ国会が生まれた。あるいは消費税が導入された。年末にはバブル期最高の株価を記録した。それを超えるものが未だにない。国際秩序もベルリンの壁が崩壊したが、それに代わる新しい秩序とか価値観がまだ見出されていない。とりわけ日本には今後どうしていくのかというビジョンが求められている。
2019/05/05 テレビ朝日[サンデーステーション]
松原耕二
<風をよむ>~“令和の「国力」”~
OECDでの調べによると、他の国が軒並み上がっている中、主要国で日本だけが9%時給が下がっている。これが日本の現実。産業構造の転換に失敗する中で個人に我慢してもらい何とか国力を維持しようともがいていた。GDPという全体のパイを求めるのではなく、ひとりひとりがどうやったら幸せになれるのかという方向に変えていくべきではないか。
2019/05/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]
評論家・大宅映子
<風をよむ>~“令和の「国力」”~
これからの答えがない時代に必要な人材は時間内に答えが出せる優等生ではなく、人と違う何かを始める人をみなが頑張って応援するムードがないといけない。
2019/05/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]
国立情報学研究所教授・新井紀子(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
日本の人口が減っている中で国力を上げていく可能性というのは人材の量ではなく、質にかかっている。人材育成ができないとデジタル時代を日本がどうやって迎えればいいのか、誰も見通しが立たない。
2019/05/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]
国立情報学研究所教授・新井紀子(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
昭和・平成の時代に築き上げてきた“働き方”が根底から覆っていく。AIにできないことができる人は引く手あまたになる。AIにできることしかできない人はなかなか良い仕事につけない。その格差が広がる社会になることが令和の時代の一番大きな課題。
2019/05/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元外務事務次官・藪中三十二(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
今までと同じように惰性で「米国に任せれば大丈夫だよね、頼めばいいよね」という時代でもはやなくなってきているという認識ははっきりと持たないといけない。いつも日本は米国の言いなりではないんだと、日本はこういう風に平和を創り上げていくんだと、世界中にある日本の信頼力をベースにきっちりとしたメツセージを発信していくべき。平和を創り上げていく外交力を進めていけばこれは大きなチャンスになる。
2019/05/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元経済企画庁長官・田中秀征(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
平成を一言で言うと残念ながら“停滞の時代”だった。バブルの後始末などに手間取っていた間に停滞を招いた。それをさらに加速させたのが小選挙区制。自分が属しているところの指導者にモノを言える政治家がいなくなり、政策論争がなくなった。すると忖度ばかりするようになる。これは政治家の劣化の極致。
2019/05/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]
日本総合研究所・寺島実郎会長(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
平成がスタートした頃、世界に冠たる工業生産力をリードする製造業の企業群を日本が育てたことも確かだった。ところがインターネットの登場をてこにして新しい企業群が生まれてきた。世界の流れが変わっていく中で日本は工業生産力の優等生としての枠組みからなかなか出られなかった。
2019/05/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]
日本総合研究所・寺島実郎会長(VTR)
<風をよむ>令和の課題は…
多数のアジアの人を引き込んで物流・人流・お金の流れを日本の活力をもっていかなくてはならない。アジアのダイナミズムをどれだけ賢く吸収して日本という国を発展させていくのかということが令和に変わった日本の大きな課題になってきている。
2019/05/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]
早稲田大学公共経営大学院教授・片山善博
韓国議長“陛下に訪韓を”上皇さまに謝罪を求め・・・
近代国家というのは国際条約をきちっと守らなければならないというのが基本にある。韓国の文喜相国会議長が新天皇に「適切な時期に韓国を訪問なさることを期待する」と言っているが、今はそんな簡単に行ける状況ではない。やはり信頼感ができなければいけない。
2019/05/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
元徴用工側が資産売却申請・韓国・文在寅政権・静観の真意は?
韓国政府のやり方は姑息。本来であれば国内法よりも国際法が優先される。日韓基本条約とか日韓請求権協定の方が韓国の司法が決めたことよりも尊重されなければならない。そのことに対して責任を持たないといけないのは文在寅大統領だが、それをやらない。韓国のジャーナリストによれば文在寅大統領が自叙伝の中で毛沢東を崇拝する左翼主義の学者の影響を最も強く受けたと書いていると指摘している。自由主義体制を守り、日本と良い関係を保っていこうなどという気持ちはさらさらない。
2019/05/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
フジテレビ報道局・橋本寿史解説委員
一般参賀・時代とともに・・・「皆さん」と令和の皇室像
今回、陛下は国民と言うことばを使わず「みなさん」ということばを使った、よりみんなにわかりやすく皇室を理解してもらい、寄り添っていこうという時代をまずは作ろうとしている。
2019/05/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・消費税増税?見送り?マーケットに影響は?
教育の無償化や社会保障はすぐ現れる効果ではない。ポイント還元も受ける人と受けない人がいるため、数字の上では同じに見えるが実際の景気対策効果としてはあとから来る。影響が少ないとは言えない。消費税を上げたあるいは増税をうたった総理は1年以内に全部退陣している。
2019/05/04 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
エコノミスト・エミンユルマズ
特集・令和相場・リスクはどこから?
来年の大統領選挙前に米国はイランに対して何らかの軍事アクションを起こすのではないか。原油価格の上昇に弱い新興国、トルコを中心に通貨ショックが起きる可能性がある。金融危機的なもののトリガーになる可能性がある。
2019/05/04 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
経済アナリスト・ジョセフクラフト
特集・景気を冷やす震源地は?
米中貿易問題は合意するが、米中デジタル覇権争いや南シナ海での衝突、台湾問題は相場を揺るがす要因となる可能性がある。米中に皆が焦点を当てて懸念しているが、経済で一番懸念されるのはむしろ欧州。欧州経済自体も減速しているが、トランプ政権やトランプ自体もEUにはものすごい敵対意識をもっていて、EUは米国が望む農産品に関して譲歩する気もほとんどない。本当の貿易摩擦は米中ではなく米欧の間で起きる。
2019/05/04 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
神田外語大学教授・興梠一郎
米中対決の原点・習近平国家主席が目指す・中国の夢
習近平国家主席は多くの人間を粛清し憲法まで変えて三権を維持しようとしている。それをやめてしまったらそういう人間たちから仕返しをされる可能性もあり、途中でやめるつもりはない。軍も味方につけておりそんなに簡単に習主席を引きずり下ろすことはできる体制ではない。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
米中”新冷戦”日本の取るべき道は
現時点では中国が日本に相当すり寄ってきている。これは戦略的接近であり、米国から技術が入ってこなくなるとその分だけ日本やイスラエル、台湾の価値が高まる。あくまでも技術力などを得ることが目的でありその分、尖閣での公船侵入が減っているわけではない。潮目がまたどこかの時点でくるだろう。本音の部分では「中国の夢」にも書いてあるが日本は米国側であり、どちらかといえば敵陣にいる。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
米中”新冷戦”日本の取るべき道は
例えば中国は国家体制上、インバウンドとかでも中国は台湾となかなか手を切らないパラオ、韓国、台湾に対してもやったが、たくさん行っていた観光客を一気に引かせることができる。それがペンスが言った「国家総動員でのアプローチ」であり、米国や日本ではできないこと。観光客を減らすということすら国の命令でできてしまう。そういう国家体制なんだということをよく認識しておく必要がある。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
2つのバイブル・米中”新冷戦”の行方
今週最も米中対立が議論的に盛り上がった。国務省政策立案のトップであるスキナーが米中関係についてサムエルハンチントンが言った文明の対立の新しいバージョン、新冷戦に見立てた演説をした。ポンペオに直接政策提言をするような立場にある人間が言ったことで話題となっている。人種差別的な表現もあり、そこまで言うのは言い過ぎではないかという意見まで出て今、ワシントンは2つに分かれている。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
2つのバイブル・米中”新冷戦”の行方
先端技術で米国は中国に追い抜かれ、その技術が軍事的に利用されるのではないかと考えている。「一帯一路」には港をおさえていくという中国の軍事的地政学的な目標があるのではないかと考えている。習近平政権がこういった戦略を包み隠さず表に出してきたことが米国の対中強硬姿勢につながっている。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
対中強硬策のバイブル・「100年マラソン」
キッシンジャーが中国も民主化すれば我々と同じようになるんだということをみんなに広めていった。だから中国に騙されたというよりかは米国側がかってにそれを信じ込んでしまったという側面もある。もうひとつは米国は必ずナンバー1エネミーを見つけたがる国であるということ。冷戦時代はソ連がそうだった。冷戦が終わった後は一時敵がいなくなりG1になったが、今度はイスラム過激派がこれに取って代わった。イスラム国を制圧し、今度は中国を過剰にナンバー1エネミーにしようとしている部分もある。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
対中強硬策のバイブル・「100年マラソン」
王岐山は習近平主席の盟友で国家副主席。対米関係で力を発揮するだろうと期待されていたが、全く力を発揮できていない。これは米国のモードが完全に変わったからであり、もう二度と元には戻らない。ペンス副大統領はオバマ政権の批判を相当している。中国にはかなり厳しい状況。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
米中対決の原点…ベストセラー「中国の夢」
「中国の夢」は中国の世論に与えた影響より米国に与えた影響の方が大きい。外交的なインパクトをかなり与えている。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
東京財団政策研究所主席研究員・柯隆
米中対決の原点…ベストセラー「中国の夢」
「中国の夢」というのは「中華民族の偉大なる復興」が一番のコンセプト。1949年より前の100年が重要。アヘン戦争が1840年、それ以降の100年が何だったのか。いわゆる列強にずっと侵された100年だった。侵された背景は中国が弱かったせいで強くなれば侵されることもないと考えている。2010年にGDPで日本を超えたから次の目標は米国しかないということで「中国の夢」という言葉が出てくる。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
米中対決の原点…ベストセラー「中国の夢」
習近平政権が誕生して2012年総書記になり「中国の夢」という言葉を出してきた。これが米国を刺激した。習近平はもともとタカ派ではあったが米国も当初はこれほど強硬的な一強体制になるとは思っていなかった。ところが徐々に「中国の夢」を言い始めたあたりから本音が見えてきた。「中国の夢」で一番ポイントになるのは”100年の屈辱”で、それを救ったのが共産党で米国に追いつき追い越せということ。現実にそれが射程距離に入っている。特に日本のGDPを抜いた時点で次は米国だという考えが生まれてきている。
2019/05/02 BS-TBS[報道1930]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
新時代令和の幕開け・どうなる?経済の展望は…
(増税の)ポイントは1-3月期のGDP。注目は安倍さんと黒田さんの任期切れ。平成はデフレとの戦いだった。安倍さんと黒田さんは二人三脚でデフレ克服を目指してきた。任期が切れるまでにデフレ脱却宣言を出せるかどうかがポイント。
2019/05/01 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
新時代令和の幕開け・どうなる?経済の展望は…
令和30年代、日本の総人口が1億人を割るかどうか。昭和42年に日本の人口は初めて1億人を超えた。再び1億人を下回る時代に入るかどうか。世界的にはAIが人間の知性を超える?とも言われている。日本は、人口減少や人手不足をテクノロジーで補えるかどうか、これが令和時代のチャレンジになる。
2019/05/01 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
毎日新聞・大久保和夫
保阪正康が読み解く・新天皇が即位・初めてのお言葉
騒ぎすぎというか、やや上滑り。そういうことをお祭り騒ぎにするような最近の時代相のようなものが感じられる。
2019/05/01 BS-TBS[報道1930]
ノンフィクション作家・保阪正康
保阪正康が読み解く・新天皇が即位・初めてのお言葉
平成の時は悲しみと新しい出発という複雑な感情が同じ日に流れていた。今回は、崩御がなく、新しい時代の出発ということに力点が置かれていた。改元といっても以前とは全く違う。
2019/05/01 BS-TBS[報道1930]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
「対中姿勢」日米の足並みは
一帯一路に関しての安倍総理の発言はリップサービス。同意ではない。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
「対中姿勢」日米の足並みは
中国は日本との関係がうまくいっていると発信したい。中国側が仲良くしようと言っているのは受け入れて良い。しかし中国の武装艦艇が尖閣に入ってきている。反日教育や大きなスケールでの人権弾圧が行われているためそれは言うべき。今までの二階訪中では日本から中国の政策へ全く注文をつけていない。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
「対中姿勢」日本の足並みは
中国に対する政策はオバマ政権の末期から明らかに変わりつつある。今はワシントンに行っても中国の事を擁護する人はほとんどいない。日本との共通の利益は大きくなっている。今回中国について話さなかったからといって日米間に問題意識や懸念、対応について大きな違いがあるわけではない。誤解を恐れずに言えば日中関係は米中関係の従属変数な部分がある。今米中関係が良くない。中国からすれば日本との関係を良くしなければならない。中国からいえばこれは日米を離反させる手で良くやる手。歴史や尖閣の問題は何も言わない。それはそれで日本は歓迎すべきこと。日米の結びつき、中国が問題であるという共通の認識は変わっていない。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
産経新聞ワシントン駐在客員派員・古森義久
検証・安倍×トランプ会談
文政権の北朝鮮政策に対してトランプ政権は反対していた。ポンペオ国務長官がはっきり文政権のやり方はおかしいと言ってる。トランプは文大統領と一対一で会う機会をなくすことを意図的にやっている。安倍トランプ会談と対照的。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
検証・安倍×トランプ会談
米国の国際的な政策の重点が変わりつつある。過去20年、米国は中東政策をやってきた。9.11でアルカイダの方に動いてしまった。本来やらなければいけなかったのは中国政策。中国は非常にうまく立ち回り、矛先を中東に向けさせた。米国は遠回りをしたけれども中長期的な米国の政策の重点が動いている。
2019/04/29 BSフジ[プライムニュース]
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>最先端技術が世界を…ハイテク戦争・米中“覇権争い”どうする日本
アップルの半導体の問題で、日本という選択肢がなかったということが日本人として非常に残念。80年代、90年代にワシントンで日米半導体摩擦の取材をやったが、日本は半導体の対米輸出について自主規制した。その際に密約のサイドレターを当時の松永大使が書いている。要するに「日本は中国のような形で米国に抵抗しなかった」と。今もなお、新しい形で産業を興すことができるのかといえば、そういう体制にはまったくなっていない。非常に残念なのは日本の産業。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>最先端技術が世界を…ハイテク戦争・米中“覇権争い”どうする日本
4月9日に中国政府が初めて中国の国家戦略「スーパーハイビジョン映像産業発展行動計画」という中にファーウェイを入れると発表している。ファーウェイCEOが「なんならアップルにだけファーウェイ・ハイシリコンの5G半導体を販売してもよい」と秋波を送ったことが背景にある。それが9日のちょっと前だった。その動きを危険視した中国政府が慌ててファーウェイを中国の国家戦略の中に取り込んだ。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>安倍総理は欧米歴訪“蜜月”を強調・米中“覇権争い”どうする日本
言論弾圧をしているような国である中国が、宇宙まで含めて地球全体を支配するというようなことを許していいのか。こうした中で、二階幹事長は「日米関係を進めるためには米国の顔色など窺ってばかりもいられない」ということを2回発言した。一体、日本は米中のどちら側に立つのか。日本は米中のどちら側につくのかという点において一帯一路は大きな分岐点となる。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>安倍総理は欧米歴訪“蜜月”を強調・米中“覇権争い”どうする日本
イタリアを一帯一路に引き入れG7の一角を崩すことに中国は成功した。中国の思惑はなだれ込むように米国以外のG7のメンバー国に入ってきてほしいというものであり、そのために日本を引き込もうとしており、日本が分岐点となっている。日本が入りさえすればAIIBと同じようにG7の他の国が一帯一路に参加するだろうと考えている。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>「一帯一路」二階幹事長出席…米国は・米中“覇権争い”どうする日本
「チャイナファンタジー」という本がある。米国は中国をWTOに入れたり、様々な協力をして開かせてきたが、まったくそれはファンタジーだったという内容であり、今の中国に対する米国人の気持ちを代弁している。米国では与党も野党も同じようにこうした考え方になっている。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>「一帯一路」二階幹事長出席…米国は・米中“覇権争い”どうする日本
習国家主席は6月に、G20に出席という形で日本に来る。その時に日中首脳会談もあるし二階幹事長が習国家主席に親書を手渡すことになる。その流れでいうと安倍総理とトランプ大統領が話している内容に中国はかなり敏感になっている。中国側のスタンスは「井戸を掘った人は忘れない」というもので、いまだに田中角栄への尊敬の念というのが中国に根強くある。その田中角栄の最後の指導を受けた人が自民党の幹事長をやっているということで中国としては大事にもてなしている。二階氏にも自分の発言権の強さを日本の中でも示したいという思いがあり、両者の思惑が一致している。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国「一帯一路」習国家主席の戦略・米中“新覇権争い”と日本
習国家主席は新しく「一帯一路の国際シンクタンク委員会」というのを作ろうとしている。これは赤い思想で全世界を染めていき新国連のような新しい世界秩序を作ろうという趣旨のもの。「一帯一路」という構図を使い、親中、中国礼賛の人々をかき集めて中国を中心とした軸を作りあげていこうとしている。中国は国際社会の隅々まで中国の工作員を潜り込ませていて、特に政権与党のど真ん中に入って特定の人物をターゲットにしてその人を洗脳していくという方法を使っている。これに対して日本は非常に鈍感で実は米国がこれに危機感を覚えて2017年の11月に米国のシンクタンクがハードパワーとソフトパワーの中間を意味するシャープパワーという言葉を作り出し警鐘を鳴らしている。いつの間にか洗脳されてしまうような恐るべき力で、これが具現化したものが「一帯一路の国際シンクタンク委員会」。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国「一帯一路」国際会議に150カ国・米中“新覇権争い”と日本
一帯一路で中国はあたかも新国連を作ろうとしているかのような勢いを見せている。 国際ジャーナリスト・春名幹男 米国は(一帯一路に対抗し)昨年10月のAPECサミットで米国・ペンス副大統領が「米国は開かれたインド太平洋の発展のために600億ドル(7兆円弱)出す」と表明した。しかし今回の一帯一路サミットで中国はこれまで中国が貸し出したお金の額を発表したが、その額はすでに44兆円に達している。今の中国には勢いがあり米国が批判してもなかなか止めることは難しい。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国「一帯一路」国際会議に150カ国・米中“新覇権争い”と日本
自民党・二階幹事長が一帯一路フォーラムに参加する前にCCTVの単独インタビューを受け、この中で「日中協力は国際規範に合致するだけでなく第三国に利益をもたらしている」と発言した。習近平の演説に合わせて中国政府系のメディアが一斉にこの時の二階幹事長の発言を報道した。ここから中国が日本をどのように使おうとしているかがわかる。
2019/04/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次
読み比べ
平成政治の主役は消費税だった。消費税の引き上げ、発言にからんで7人の総理大臣が退陣に追い込まれた。自民党にとって消費税の引き上げはトラウマになっている。現に自民党で引き上げた、あるいは導入したというのは竹下さんだけで、その後は村山さん、野田さんなどいずれも自民党以外の政治家が引き上げを決めている。今も消費税が解散にからんで浮上してきており、どうやら増税前解散という流れができてきている。つまり10月には予定通りに消費税を上げるが、その前に解散した方がいいのではないかという考えが急速に広まってきている。衆参ダブルということであり、我々は要注意状況に入りつつある。
2019/04/28 テレビ朝日[サンデーステーション]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
少なくともこれまでの北朝鮮は米国と直接話せるので日本と話す必要はないと思っていた。しかし今のように米朝関係がおかしくなってきて、他の国々からも支援が得られないと日本と話さざるを得ない局面が必ずくる。どの程度、彼らが本気になるかは別として。拉致問題を含めた日朝の関係の改善、もしくは関係についての議論というのが、これから出てくる。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
北朝鮮にとって非核化は、米国の核の傘を外すということも含めた全体的な非核化を言っている。しかし日米が言っているのは、北朝鮮の核兵器の廃棄。サラミソーセージを細かく切って少しずつ出していく戦術が、北朝鮮のやり方はうまく行かなかった。年末までに彼らができることは、トランプ大統領にもう1回、楽観論に戻ってもらわないと将来がないと思っている。どの程度、サラミソーセージをどれだけ厚く切るかがポイント。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院特任教授・河合正弘
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
非核化というものが進まないと経済制裁の緩和、撤廃に繋がらないので、北朝鮮経済の成長は望めない。北朝鮮経済は2017年、マイナス成長したが、おそらく2018年、今年に入ってからもマイナス成長が続いているとみられる。経済成長をしていくためには経済制裁を解除して外から資金、投資を入れてくる。国内の中で経済改革をやっていく方向に行かないと、経済成長はできない。非核化は避けて通れない関門。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・西野純也
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
北朝鮮からすれば4月12日の金正恩委員長の施政演説で明らかになったように、引き続き、少なくとも年内までは米国との関係に集中するということ。もし米国との関係がうまく行かなくなった場合、あるいはうまく行かなくなりそうな場合には、中国、ロシアから北朝鮮の立場に対して政治的な支持を得るというのが、基本的な方針。ロシアの立場については北朝鮮もよく承知していると思う。経済的にはロシアからはあまり期待ができない。ただし政治的な支持をロシアから引き出す。それを米朝との交渉の一定の資産にしたいということ。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
ロシアが北朝鮮に対しできることは限られている。中国の力がどんどんユーラシア大陸、特に中ロ国境の間で強まっており、ロシアは、中国に関心があるというよりは中国が怖い。中国に対する警戒感がある。下手に米朝が接近すれば、ロシアにとっても中国にとっても北東アジアの戦略環境が変化する可能性がある。それだけは阻止したいというのがロシアと中国の思惑。そこを考えるとあまりロシアの役割は期待できない。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
(米国は)ロシアは大国としての存在感を上げていくチャンスだと捉えたという風に見ていることは確か。6か国協議という言葉が出てきたことに関しては、トリッキーな部分があると感じている。中国をこの中に入れろというメッセージのようにも聞こえる。実際に中国が入ってくれば、ロシアと中国は段階的な非核化ということで歩調を合わせているし、ロシアが現在、北朝鮮にできることはそれほど大きくない。6か国協議をプーチン大統領が本当に目指しているかというと、どうもそうではない。6か国協議はもうすでに古くて失敗したものであるという認識は広く認知されている。北朝鮮を非核化するためには後ろ盾が必要で、北朝鮮の安全を保障する人たちが必要でしょうという意味で、6か国協議という言葉で代用した。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
笹川平和財団上席研究員・小原凡司
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
米国が中国に対して1番恐れているのは5G(次世代移動通信システム)。これを取られてしまうと次の産業革命さえ中国に取られかねない。米国はこれを1番恐れている。安倍首相はそういったところで日米が主導していくべきだという考えを示しており、日米と米中の貿易で同じように対立があるとは言われていても、ここが根本的に違う。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
トランプ大統領は、中国の経済力といったものに簡単にはドアを閉めるわけにはいかない。閉めると株価がどんどん下がってしまうので、大統領選挙にも大きな影響がある。これを防ぐためにも、どちらかというと政権の中でトランプ大統領の方が中国と何らかの合意を持っていきたいと。したがって来月にも首脳会談が行われるかもしれないということさえ口に出している。もしかして中国の救世主は当面、短い期間で見れば、トランプ大統領が橋渡しをするのではないかとさえ噂されている。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院特任教授・河合正弘
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
数量規制はWTOに反するものであるし、自由貿易を主張していく日本にとってはノーと言うしかない。その代わり、日本はこれまでも米国に対してメーカーが投資していたので、投資をしっかりやって米国の現地で生産と雇用を増やしていくべき。安倍首相も日米首脳会談で言われてきたと思うが、日本が米国の生産、雇用、経済に大きく貢献するんだという姿勢をしっかり見せることが、自動車問題の解決に繋がっていく。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
米国がTPPから抜けておきながらTPP以上を要求するなどというのはとんでもない話。それは全く拒否すべき。ただある程度のことは日米関係の中で色々なギブアンドテイクは必要。農業で米国が前のめりになっているのは確か。為替は日本だけの問題ではなくて、メキシコとカナダの新しいNAFTAの中にも為替条項はあるし、ヨーロッパとの為替条項を取ろうとしているし、最終的な目標は中国。その意味で為替はかなり手強い。これは財務相同士でやるということ。それ以外に数量規制の問題は、トランプ大統領も日米首脳会談の前の記者との話し合いの中で「日本からビジネスがくるんだ」と言っていて、必ずしも交渉の中で数量規制のことを言っていない。選挙戦を考えれば、日本からビジネスを持ってきますよと言う方が効果的なのかもしれない。そういった流れの中でトランプ大統領は発言している。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
トランプ大統領が大統領選挙に向けて自動車業界に何かをしかけてくる可能性がある。それは、為替かもしれないし数量規制かもしれないし、工場の移転かもしれない。あるいは日本からの投資を期待したものかもしれない。日本側はこういったものを目に見える形で見せていくことが非常に大事で、数量規制をなんとか入れないように様々な知恵を出していかなければいけない。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院特任教授・河合正弘
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
トランプ政権としてはなるべく早く貿易交渉をやりたい。とりわけ農業分野はTPP11の発効、米国が抜けた後のTPPでオーストラリアとかカナダから農産品が、特に畜産物が日本に入ってきている。米国側が日本市場における市場のシェアをだんだん失ってきている。これが非常に深刻な問題。農業が多分1番の焦点。そして自動車、他の分野ということになってくる。日本としては、パッケージとしてやっていくということをしっかりやっていくべき。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
トランプ大統領は大統領選を見据え、特に農業については前のめりになっていることは間違いない。お尻に火がついている。米国はどちらかというと農業にせよ自動車にせよ、全体を1つのパッケージとしてではなくて個別にやっていこうとする。それは日本にとっては全く困ること。万が一、農業についてある程度の譲歩をするのであれば当然、自動車、他の部分でもちゃんと日本は取るべきものを取らなければいけない。その意味ではこれからタイミングはできるだけ早くとは言っているけれども、実際には全体の枠組というものを作れるかどうかがポイントになってきて、必ずしも5月である必要はない。そのせめぎ合いがこれから始まる。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・西野純也
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
合意なしで終わった米朝首脳会談の後、初めて直接、安倍首相とトランプ大統領が向き合うということで、今後の方針について十分なすり合わせが行われた。とりわけ4月11日の米韓首脳会談、先般のロシアと北朝鮮の首脳会談があった。今後は日本がこのプロセスにどう関わってどのように進めていくのかということを話し合う上で、非常に重要な会談だった。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
笹川平和財団上席研究員・小原凡司
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
中国が恐れていることのひとつは、米国が貿易交渉などを通じて日本を米国のブロックの中に踏み込んで入っていくような要求をしてくること。世界の市場、例えば電子デバイス等で二分化するような動きが加速することについては、非常に強い警戒感を持っている。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
笹川平和財団上席研究員・小原凡司
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
米国が中国に対して1番恐れているのは5G(次世代移動通信システム)。これを取られてしまうと次の産業革命さえ中国に取られかねない。米国はこれを1番恐れている。安倍首相はそういったところで日米が主導していくべきだという考えを示しており、日米と米中の貿易で同じように対立があるとは言われていても、ここが根本的に違う。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
今回は過去の歴史にないほど米国が焦っていて、日本がTPPに積極的に動いたから、大変大きな農産物のマイナス面を抱えてしまっている。それをなんとか早く解決したいという焦りがある。逆に日本はそんなに困ることはない状況。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦
貿易交渉・北朝鮮…専門家が読み解く
3か月間で3回の首脳会談。1か月に米国の大統領が2回、日本にくることなど今まではありえなかった。個人的には2人の相性が良いということはあるかもしれないが、このことは米国の外交の重心がアジアに変化していったことの象徴。
2019/04/28 NHK総合[日曜討論]
評論家・金美齢
軍備増強の先に台湾・中国・習政権の本気度は?
今は一帯一路に中国が向かうのに台湾がフタをしている形。台湾が中国の一部になれば海は中国に完全に開かれる。いままでは中国には海軍力がなかったが、それが海軍力をつけてくるということは世界にとっても脅威となる。中国は基本的に覇権主義であり、侵略する意図をもった軍事力であり、これが非常に怖い。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ジャーナリスト・木村太郎
軍備増強の先に台湾・中国・習政権の本気度は?
台湾問題を政治利用する米国の保守派というのが勇み足をすることがあるのではないかと心配している。バノン達がこの問題をロビー活動や選挙に利用していく。台湾総統選をにらんで米国側が海峡の危機感を作っていくのではないか。2つの動きが一緒になると本当に危なくなる。トランプ政権ができたときもいきなり台湾総統に電話をかけ、えらい騒ぎになったが、それを仕掛けたのはバノン。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
戦略家・米国戦略国際個問題研究所・上級顧問・エドワードルトワック(VTR)
習主席「武力は放棄せず」中国・軍備増強の先に台湾
中国が一発打ってしまえば戦争になるだろう。米国が台湾に軍を送るのは中国に警告するため。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元自衛艦隊司令官・香田洋二
「空母キラー」日本にも脅威・中国の狙いは横須賀か「空母キラー」日本にも脅威・中国の狙いは横須賀か
台湾有事は台湾の有事だと日本人は思っているが、軍事的にみると中国軍が台湾だけに侵攻するのではなく周りを抑えにかかるという形になる。先島諸島の先端部の与那国島、宮古島、石垣島などは当然取りに来る。そういう意味では台湾有事は日本有事であるとの覚悟が日本人に必要とされる。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ジャーナリスト・木村太郎
「空母キラー」日本にも脅威・中国の狙いは横須賀か
中国に対する脅威論が米国保守派の間で高まっている。それをうまくまとめてバノンなんかが政治的運動に発展させようとしているが、その背景にあるのが来年1月に行われる台湾総統選挙。ここで国民党がとると中国の台湾併合という道が開けて台湾海峡がとんでもないことになる。米国の対中脅威論はそこから始まっている。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元米国国防次官補・安全保障政策センター・フランクギャフニー(VTR)
「令和の脅威」中国の軍備増強・撃墜困難・空母キラーとは
予想より早く中国が米国を超えた軍事能力を身につけるのではないかと心配している。そうなると戦争につながる事態を招くかもしれない。
2019/04/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
筑波大学・中村逸郎教授(VTR)
ロシア・プーチン大統領がいじわる?金正恩委員長が度々びっくり
歓迎パーティーのプレゼント交換では金正恩がプーチンに刃物をプレゼントした。その時にプーチン大統領は金正恩にコインを渡した。そのコインを金正恩は不審そうに二度見した。プーチンは金正恩を見ながら「ロシアでは刃物を相手にあげるというのは絶対にしてはいけないことなんだ。縁起の悪いものと見られている。仕方ないからコインで買ったことにする」と言った。
2019/04/27 TBSテレビ[ニュースキャスター 平成最後の拡大SP!]
中部大学特任教授・細川昌彦
特集・米国と中国の板挟み・日本の取るべき立場は?
歴史的に見て日中関係は米中関係の従属変数。中国は日米欧の連携を分断しようとしている。日本は中国に対して注文外交をしなければいけない。
2019/04/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
国際ジャーナリスト・歳川隆雄
特集・米国と中国の板挟み・日本の取るべき立場は?
同じ日にワシントンと北京でそれぞれトップ会談。日中、日ロも含めてプーチン習近平会談と安倍トランプ会談がこれからシンクロすることを象徴的に意味している。中国は米中国交正常化40周年、中華人民共和国70周年の勝負の年。習主席は自分がワシントンに米国のナショナルゲストとして呼ばれたい。そのためには米中貿易通商交渉をまとめあげて5月下旬に訪問したい。
2019/04/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
国際政治学者・三浦瑠麗
激論!新元号「令和」
天皇制を我々が生活や政治に引き込まないために、令和は文化的存在にとどめるべき。
2019/04/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
ロ朝首脳会談のポイントは…
北朝鮮を北東アジアの経済に取り込むことによって北朝鮮が後戻りできないような道筋を作っていくことは進められるべきもの。
2019/04/25 BS-TBS[報道1930]
東京大学先端科学技術研究センター特任助教・小泉悠
緊急検証!露朝首脳会談・ロシアの狙いと北朝鮮の思惑
ロシアの北朝鮮に対する関心は限定的。ロシアのGDPは韓国と変わらない。ロシアは2007年から北朝鮮に対して武器の禁輸をしているが、それ以前からほとんど売っていなかった。ロシアにとって北朝鮮そのものが重要ではなく、北朝鮮を使ってできることが大事。
2019/04/25 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
緊急検証!露朝首脳会談・北朝鮮非核化の行方は
金正恩委員長はリラックスしているように見えるが顔の表情はやや硬い。側近の数が異常に少ないのが気になる。これは首脳会談で何があったかを推測するポイントにもなっている。実は通り一遍の形式的な首脳会談ではなく、まだ見えていないところに異例なことが起きつつあるのではないか。韓国の報道では200人以上の北朝鮮の関係者が2機の飛行機や列車などでウラジオストク入りしたという報道があるが、200人という数字と映像の4人では辻褄が合わず国際社会の映像としてはあまり流すことができない。
2019/04/25 BSフジ[プライムニュース]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
緊急検証!露朝首脳会談・北朝鮮非核化の行方は
実は金正恩委員長は最高指導者として登場してひとつの指導者像の参考としてプーチン大統領を考えているといわれている。
2019/04/25 BSフジ[プライムニュース]
東京大学先端科学技術研究センター特任助教・小泉悠
緊急検証!露朝首脳会談・両国は今後どう動くか
現実には米国のハブ&スポーク型の軍事同盟にはロシアは入っていけない。ただし安全保障問題に関して常に発言できる常設の枠組みだけはほしいというニュアンスで言っている。現状はそこまでできていない。ロシアが座ったままいつでも発言できるようなラウンドテーブルが東アジアに欲しいと思っていることは間違いない。その足がかりに北朝鮮を出来たら良いとは確実に思っている。
2019/04/25 BSフジ[プライムニュース]
大東文化大学特任教授・野嶋剛
台湾めぐる米中対立の行方
中国の社会が変わらない限り、台湾の人たちは究極的には中国といっしょになりたいとは思わない。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
台湾めぐる米中の思惑は…
この先、中国はいろんな嘘の情報をネットに流し台湾の世論を変えようとしてくるだろう。失業した若者や宗教団体、親中派の人たちと連携して世論作りを仕掛けてくる。いきなり武力侵攻ではなく、世論を使って変えていく。例えば中間線超えてくるとか、それも実は「君たちが蔡英文(民進党)を選ぶと、ずっとこのもめごとが続きますよ」というプレッシャーを台湾にかけてくる。「前の馬英九、国民党の時の方が良かったでしょう。商売も楽にできたでしょう」という方向に話をもっていく。台湾の人々をびくびくさせることを中国は望んでいる。例えばWHOのオブザーバーとして台湾を呼ばないとかいろんなところでプレッシャーをかけてくる。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
鴻海・郭会長・台湾総統選出馬の波紋
17日付の人民日報は「郭会長は100万人労働者を雇い最も多く大陸に工場を持っているし、トランプとの関係もいい。彼がもし台湾の指導者になれば両岸の関係は緩和するだろう」と書いている。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
大東文化大学特任教授・野嶋剛
鴻海・郭会長・台湾総統選出馬の波紋
郭会長は野心の塊。企業家としてやれることをやり19兆円規模の会社の頂点に立った。残された野心を満たすには台湾総統になるしかない。中国政府も彼の出馬に期待している。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
鴻海・郭会長・台湾総統選出馬の波紋
中国の伝統では文(文化領域、民間領域)と武(武力)で攻めるというのがある。郭会長のように中国と関係の深いビジネスマンをある意味代理人として使い、台湾の民意を変えていこうとしている。香港でも実は同じことをしていた。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
大東文化大学特任教授・野嶋剛
台中関係と台湾めぐる米中対立の行方
台湾から見ると、胡錦濤というのはあまり怖い指導者じゃなかった、どちらかと言うと台湾問題については待ちで解決しようというムードがあったが、習近平国家主席はどちらかというと攻め、待たないというイメージがあり、台湾側が受ける心理的プレッシャーはかなり強い。来年には総統選挙を迎え台湾側もかなり国内世論が揺れている。米中関係の悪化もあり、台湾が焦点になりやすい状況になっている。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
台中関係と台湾めぐる米中対立の行方
トランプ大統領の補佐官にピーターナヴァロという人がいる。彼の本では台湾を浮沈空母と表現している。昔、日本が真珠湾に攻め込んできたときのラインつまり第一列島線の中に台湾が入っている。ここは米国が絶対譲れないライン。中国が太平洋に出てくるときに壁になるもの。米中の対立が構造的に深まっている中で安全保障において台湾がひとつのカギになる。北朝鮮問題などと同じ位置付け。
2019/04/23 BS-TBS[報道1930]
前防衛大臣・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
対中国への連携は?
サイバー攻撃が日米安保条約の5条適用になったということは大変大事なこと。対処する方法というのは決まっていない。色んな選択肢が日本としてはある。日本としての考え方は専守防衛。攻撃を受けたときに反撃する。今回初めてサイバー攻撃もミサイル攻撃と同じように武力攻撃に認定することになった。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学海外事情研究所所長・教授・川上高司
安保協議「日米2+2」を読み解く・北朝鮮情勢への連携とは?
共同文書にCVIDが入ったのはトランプ大統領の北朝鮮に対するフェーズが変わったということ。これから先は遠慮なくやるということ。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
安保協議「日米2+2」を読み解く・北朝鮮情勢への連携とは?
米国の中国とロシアに対する認識がかなり変わっている。中国は経済的にも競合相手だと認識している。ロシアは潜在的に安全保障上の脅威だと認識している。明確にその方向に米国のスタンスが変わっている。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
安保協議「日米2+2」を読み解く・北朝鮮情勢への連携とは?
日米2+2共同文書にCVIDが明確に入ったことは重要。やはり日米韓、特に日韓の問題は安全保障上重要だというメッセージがおそらく米韓首脳会談でも出ているはず。CVIDの文言が入っていることで韓国に対し、しっかりと対応してくれというメッセージが米国側からも出たというふうに解釈できる。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学海外事情研究所所長・教授・川上高司
北の挑発・韓国の離反・中国の覇権拡大・日米2+2と「新時代」の日米同盟
マティス国防長官が辞めたことは士気力、ホワイトハウス内でのコミュニケーションに不安があり、今後どうメイクアップしていくのか。おそらくそのために1年8ヵ月2+2があいてしまった。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
北の挑発・韓国の離反・中国の覇権拡大・日米2+2と「新時代」の日米同盟
様々な国でサイバーの防衛というのは国防当局が担っている。国際的なサイバーの会議に行くと出てくるカウンターパートは国防省とかのサイバー専門家が出てくるが、日本の場合、サイバーの責任官庁は経済産業省だったり総務省だったりするので少々肌合いが違う。防衛省にもサイバー部隊はあるが、防衛省ができるサイバーのデフェンスはあくまでも防衛省の防衛装備についてのサイバーデフェンスなので日本のスタンダードと外国のスタンダードはかなり異なる。そこのすり合わせは難しい。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
前防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
北の挑発・韓国の離反・中国の覇権拡大・日米2+2と「新時代」の日米同盟
戦い方が変わってきている。今はサイバー、電磁波などそういう色々な分野をあわせて戦う方式に変わってきた。そうするとこうした能力をロシアや中国がどんどん高めているとすれば、日本としても米国と協力して能力を高めていく必要があり、新しい戦い方に向けた防衛大綱に順じた日米の協力関係を再構築する必要がある。
2019/04/22 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・後藤謙次
注目ニュース
日米一辺倒ではこれからは難しい。これだけ強大化する中国市場を相手にしなければ日本自体が立ちいかなくなる。しかも今年の6月にはG20が大阪で開かれ、習国家主席も来日する。その時に日中関係に良好な空気を作っておこうという中国側の思惑もある。海上自衛隊の護衛艦が7年半ぶりに中国のチンタオ港に入ったが、こういう小さなところから徐々に関係改善をしながら両国間の関係を狭めていこうという双方の思惑が一致した結果。
2019/04/21 テレビ朝日[サンデーステーション]
がん対策推進協議会会長・静岡がんセンター総長・山口建
“2人に1人”の時代・がんとどう生きる
2人に1人ががんにかかり、3人に1人が命を落とすというのが今の現状。100万人がかかり40万人が年間、命を落とすという状況になっている。一方、治る可能性だが、40年程前に私が医者になった頃、3割位だったが、今は6割になっている。着実に診断、治療効果が向上している。そういう状況で様々な対策を国も各医療機関も頑張っている。
2019/04/21 NHK総合[日曜討論]
外交評論家・岡本行夫
3か月連続・日米首脳会談・北朝鮮の挑発に策は
ハノイ会談の失敗後、潮目が明らかに変わってきている。金正恩委員長は少なくとも強硬路線に米国を押し込めるようなやり方になってきている。その時に米国との協議での協調というのは日本にとっては非常に大事。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
東京大学大学院教授・西崎文子
トランプ大統領「いかれた報告書」“司法妨害”議会で疑惑追及へ
決定打が出ないことが米国の低迷を象徴している。
2019/04/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ハフポスト日本版編集長・竹下隆一郎
トランプ大統領「いかれた報告書」“司法妨害”議会で疑惑追及へ
本当であればこの話はとんでもないことだが、トランプ大統領はぎりぎりのところですり抜けてしまう。企業の経営者が部下をクビにするのと同じ感覚で関係者を解任したりする。これだけのことがあっても一定の支持率が落ちないこと。トランプと反トランプの構図が固まったままになっている。
2019/04/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎
トランプ大統領「いかれた報告書」“司法妨害”議会で疑惑追及へ
米国は間違いなく、いま劣化している。レジテマシー(正当性)という言葉があるが、世界を引っ張っていく理念を見失っていることは間違いない。報告書では共謀はないとしているが、ロシアとの意思疎通はあったし、司法への妨害もあったとしていて限りなく黒に近い灰色。
2019/04/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎
OECD「消費税を20~26%に」萩生田発言の真意は?
萩生田幹事長代行はある意味では正直なことを言っており、経済がうまくいっていないということについて感じ取っている。(国民経済が)アベノミクスから6年が経つ。2012年と18年を比べてデフレからの脱却でもがいている。この6年間で消費者物価は5.3%上がっている。ところがサラリーマンの給与総額は3.9%増えているが、物価が高くなっているので国民生活は実感として決してよくなっているといえない。株が上がったことが景況感を上に引っ張りあげているが、GPIFや日銀のETFという形で公的資金を80兆円近く突っ込むことで株を上げている。メリットのある人にとってみればアベノミクスはうまくいっている。国民の痛みを伴う消費税を10月に上げるならば政治のコストを下げるためにも国会議員の数を削減した上で消費増税すべき。
2019/04/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交評論家・岡本行夫
日本の独自制裁の効果は?北朝鮮にどう向き合う
北朝鮮にミサイルを発射させない、インターセプトできる抑止力というを日本もきちっと米国と協力しながら持たないといけない。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫
日本の独自制裁の効果は?北朝鮮にどう向き合う
北朝鮮にミサイルを発射させない、インターセプトできる抑止力というを日本もきちっと米国と協力しながら持たないといけない。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫
米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も
北朝鮮にしてみれば核兵器を持つことが国家安全保障の一番大きな柱であり、これを30年間続けてきた。核を持つことは祖父の金日成主席の遺訓でもあった。核兵器を持たない北朝鮮がどのくらいのサイズの国なのかを考えるとアフリカの小さな国マリと同じぐらいで、核がない場合、そういう国と同じ扱いを受ける。さらに韓国と宿願である南北朝鮮統一を成し遂げるときに北朝鮮のバーゲニングパワーは何もなくなる。圧倒的に力の強い韓国に吸収されることになる。核兵器さえ持っていれば初めて対等な国の立場で交渉もできる。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫
米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も
北朝鮮にしてみれば核兵器を持つことが国家安全保障の一番大きな柱であり、これを30年間続けてきた。核を持つことは祖父の金日成主席の遺訓でもあった。核兵器を持たない北朝鮮がどのくらいのサイズの国なのかを考えるとアフリカの小さな国マリと同じぐらいで、核がない場合、そういう国と同じ扱いを受ける。さらに韓国と宿願である南北朝鮮統一を成し遂げるときに北朝鮮のバーゲニングパワーは何もなくなる。圧倒的に力の強い韓国に吸収されることになる。核兵器さえ持っていれば初めて対等な国の立場で交渉もできる。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫
米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も
シンガポールでトランプ大統領が金正恩委員長に与えた最大のご褒美は米国から攻撃される心配を一切することなく北朝鮮が核兵器の開発ができるようになったこと。北朝鮮は今日現在も開発をやっている。まもなくそれを完結する。核兵器保有国家に北朝鮮がなった場合には、北朝鮮の交渉ポジションというのは大幅に上昇する。そこから先は核軍縮交渉になるが、その時、北朝鮮は「インド・パキスタンと全く同じポジションでありどうして自分たちだけが核を放棄しなければいけないのだ」と主張することになる。制裁はきついが動けなくなる前に何が何でも早く核兵器を完成させ逃げ込みたいと考えている。完全な核武装国家として国際社会に立ちたいということ。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫
米国・ポンペオ&ボルトンを批判・米朝交渉・挫折の懸念も
北朝鮮が核を放棄するなどということはありえない。すべては核兵器を完全に完成させるための時間稼ぎだった。北朝鮮が期限を切り「我々は忍耐をもって米国に年末までの時間を与える」と言ったのは12月末までは手を出すなという意味。おそらく12月末までに完全な核兵器を完成させることになるだろう。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
拓殖大学大学院・客員教授・武貞秀士
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
プーチン大統領は2000年の初めから沿海州発展のために北朝鮮の地政学を利用していろいろな手を打ってきた。北朝鮮の110億ドルの借金まで棒引きにして北朝鮮支援をずっと続けてきた。ここにこめたプーチン大統領の東アジア戦略が今、表面化しつつあるということ。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
外交評論家・岡本行夫
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
プーチン大統領は北朝鮮の非核化を望んでいるが、このまま北朝鮮の経済的な困窮が続くと非核化のペースがにぶると考えている。プーチン大統領の最大の眼目は東アジアにおける米国の地位低下なので北朝鮮の側に立っていろいろ知恵を出している。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国連安全保障理事会・北朝鮮制裁委専門家パネル元委員・古川勝久
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
北朝鮮の目的というのはひとつには国連安保理において中国ロシアを動員して制裁緩和に向けた国際的世論をつくることがある。もうひとつは安保理決議が変わらない場合、その履行状況を骨抜きにすることで経済的な活動を拡張していくことがある。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
拓殖大学大学院・客員教授・武貞秀士
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
プーチン大統領は2000年の初めから沿海州発展のために北朝鮮の地政学を利用していろいろな手を打ってきた。北朝鮮の110億ドルの借金まで棒引きにして北朝鮮支援をずっと続けてきた。ここにこめたプーチン大統領の東アジア戦略が今、表面化しつつあるということ。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
拓殖大学大学院・客員教授・武貞秀士
北朝鮮・金正恩×ロシア・プーチン・首脳会談へ・露朝が接近する理由
3月6日にはモスクワでロシア北朝鮮閣僚級会談が行われた。北朝鮮の対外経済省大臣がモスクワまで行きシベリア鉄道と朝鮮半島鉄道を連結する話や天然ガスをシベリアから北朝鮮に延ばして韓国に持っていった場合、いくらの通過料金をもらえるかという話も含めて、経済的にいろんな話を詰めてきて、3月6日にロシア北朝鮮で具体的な懸案事項を議論した後に4月下旬の朝ロ首脳会談を設定した。プーチン大統領と金正恩委員長の頭の中は経済協力をいかにがっちりとやっていくかということだけしかない。貿易も2年前の輸出輸入7700万ドルを10億ドルにしようという話も両者の間では決まっている。
2019/04/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ITジャーナリスト・石川温
特集・ファーウェイの5G・各国の対応は?
日本では端末の割引がなくなるのでアップルは厳しくなってくる。なかなか手が出なくなってくる。世界的にみるとファーウェイは強く、最新のデータではスマホ出荷台数で世界2位になりアップルを逆転しサムスンを追い抜く勢い。将来的には米国市場がなくても世界ナンバー1になるだろう。
2019/04/20 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
ITジャーナリスト・石川温
特集・ファーウェイの5G・各国の対応は?
ソフトバンクは5Gの免許を申請する時にメーカー名を記載しないといけないが、そこにファーウェイと書いたかどうかについてはメディアに明らかにしていない。ソフトバンクからすると基地局を購入する段階なのでファーウェイを入れないと言ってしまうと他のメーカーから高く買わないといけなくなる。
2019/04/20 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
モルガンスタンレーMUFG証券・ロバートAフェルドマン
解説・消費増税延期の論点・萩生田幹事長代行が発言釈明
消費税だけイエスかノーの議論はお茶を濁している。縦割り議論。消費税だけじゃなく、色んなことを同時に議論する必要がある。例えば、小泉政権末期の時に歳出歳入一体改革の話があったが、もう消えてしまった。これは絶対大事。令和時代に一体改革を復活させるべき。縦割り議論で勝つのは既得権益だけ。包括的にみんなで同時に考える以外、良い結果は出ない。歳出、歳入、年金支給開始年齢、働き方改革を同時にやらないといけない。自民党の中で7つの項目の案が出始めている。是非とも進めるべき。
2019/04/19 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
解説・消費増税延期の論点・萩生田幹事長代行が発言釈明
消費税の再増税問題が大問題になっている。どのくらい家計の懐に影響があるか考える必要がある。今回は軽減税率など税の還付みたいなものがあるので、結果的に1年間で2兆円。19年度は下期からなので、年間1兆円。たかだかそのくらいという感じがある。前回の消費増税は2014年4月。(個人消費は)駆け込みの反動で落ちた後、回復はしてきたが駆け込み前の水準に戻るのに5年近くかかった。その意味では個人消費の足腰は強いとは言えない。
2019/04/19 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
NTTドコモ5Gイノベーション推進室長・中村武宏
【5G時代】が描く未来の社会像・遠隔医療の期待と課題
遠隔から熟練、専門の医師がクリアな映像を見ながらアドバイス出来れば現場の救命率を飛躍的に上げられる可能性がある。高精細な映像を送るにはそれなりの通信速度がなければいけない、そこで5Gということでやっている。手術となると人の生命に関わるので無線的な誤りや遅延を完璧にしないと、ハードルはかなり高い。
2019/04/19 BSフジ[プライムニュース]
総務副大臣・佐藤ゆかり
【5G時代】が描く未来の社会像・遠隔医療の期待と課題
電波が途絶えたりすると人命に関わるので慎重にバックアップなどもしながら産業化を進めなければいけない。大容量の画像データを送れるのは5G。人命リスクの少ない部分から実証で進めていく。手術まで出来るようになれば課題先進国としては素晴らしい現実が実現できる。
2019/04/19 BSフジ[プライムニュース]
NTTドコモ5Gイノベーション推進室長・中村武宏
次世代通信【5G時代】へ!普及促進に向けた課題は
まだ5Gは実証実験段階でビジネスをやる段階まで行っていない。安全策をどう取るか。無線の通信途絶のリスクもある。100%は難しい。一瞬でも途絶えた時にどうすべきか、本当に安全なものを提供するには詰めるところが沢山ある。
2019/04/19 BSフジ[プライムニュース]
上智大学・前嶋和弘教授
貿易交渉・日米双方の主張は…
いつもの日米通商会談とは違う。こんなに笑顔で会談するUSTR代表の姿を見たことがない。ひとことで言えば米国はかなり焦っているのではないか。欧州と日本は貿易協定が進んで、だいぶ肉が安くなった。その分米国の肉のシェアが少なくなった。なんとかしてくれよというところかもしれない。
2019/04/19 BS-TBS[報道1930]
前農水相・齋藤健
日本の新たな貿易交渉について言いたい事、聞きたい事
日本は輸出で生き残っている国。日本として黒字をやめるという政策は取り得ない。しかし米国というお得意さんと喧嘩はできない。日本としてやれることを積み上げていって理解してもらうアプローチ以外ない。上手くマネージしていくしかない。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
みずほ総合研究所欧米調査部長・安井明彦
日米の新たな貿易交渉始動!農産品・自動車・為替条項の行方
日本側からの発言が情報として多く出ているので、米国が本当にどこまで本気にこだわってきているのかがあまり見えない。自動車の関税の行方、為替条項など懸念材料はあるが、米中問題などと比べればかなり危機感は低い。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
日米の新たな貿易交渉始動!農産品・自動車・為替条項の行方
1970年代、80年代の日米交渉と比べると力関係が変わった。日本はTPPをやって米国は出ていった。昔のことを知る人間にとっては『何言ってんだ米国は』という余裕がある。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン
日本が目指すべき道は…
日本の人材は世界4位のランキングにある。日本の国際競争力は5位。潜在能力によりふさわしい賃金を払うと離職しなくなるので採用するためのコストが減る。(技術が)継続されるので技術力が高くなり、品質もよくなる。賃金を上げれば上げるほど利益率がよくなる。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
共同通信客員論説委員・平井久志
北朝鮮「新型誘導兵器」実験・ポンペオ長官の交代を要求
今後、米朝協議がどのような形で進むかは米大統領選が絡んでいる。トランプ大統領は北朝鮮問題を外交の成果にし、大統領選挙に使いたいという意図がある。来年の秋ごろのディールというのが最大の山場になる。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
共同通信客員論説委員・平井久志
北朝鮮「新型誘導兵器」とは?その狙いと米朝協議への影響
今回の新型戦術誘導兵器の射撃実験を米国は掴んでいなかった。この兵器は誘導技術や命中の正確度であるとかの性能をアップさせた射程の小さい兵器。この実験の映像がまったく出てこないのは米国を過度に刺激したくないから。ミサイルを撃ってしまうと対米交渉のステージそのものを壊すことになってしまうため、抑制した低いレベルの挑発を行っている。北朝鮮には米国の関心を引き、なんとか米朝会談を再開させたいという思いがある。米国がリビア方式の案を降ろして自分達の新しい交渉姿勢をもって対話の場に出てきてほしい。
2019/04/18 BSフジ[プライムニュース]
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン
日本経済“再興”のためのカギは…
(日本経済を再興させるためには)継続的に賃金を引き上げるべき。今後、日本は全体の人口が3割ぐらい減ることになっている。生産年齢人口は今から2060年までに42.5%減る。人口が半分に減ることは避けられない。給料を倍にすれば個人消費は減らないことになる。これを理解しない経営者も多いので、強制的に賃金を上げさせて生産性の向上を強制させるべき。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
日本は労働者不足を女性と外国人と高齢者で埋めている。その中で非正規の人が大きな率を占めている。なので、ひとりひとりの賃金の割合を出した時に賃金は下がっていく。日本は輸出を続けないといけないという誤解があって、そのためにコストを下げないといけないという循環になっている。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
日本の1人あたりの輸出額は世界44位で、GDPに対しては世界113位。ごく一部の企業だけが輸出ができているが、それ以外はすべてドメスティック企業。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
日本の輸出は減っているどころか、増えている。日本の輸出額は去年は81.3兆円で史上最高額だった。この背景には賃金を安くすることで輸出競争力を維持していることがある。賃金が低いのに日本人が文句を言わないのは、賃金を上げて輸出が落ちたら大変だと思いこんでいるから。ほとんどの国民が輸出が落ちていると思っている。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
日本の給料が外国に比べてひどいということは理解すべきだが、海外は物価も非常に上がっている。本当に海外の方が生活が楽なのかといえば、そうではない。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
日本には人口が減っていることに加えひとりひとりの給料が減っているということでダブルのマイナスが襲ってきている。人口が増えているのであれば経済はなんとかなるが、経営者が給料を増やさないという経営戦略を日本はずっと追求してきたので、1990年に日本は一流先進国だったが、今、二流先進国の下の方になっていて、下手をすると三流先進国入りしてしまう。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
中部大学特任教授・細川昌彦
日米貿易交渉・攻防の行方は…
攻撃は最大の防御。EUと連携をとって国際秩序を一緒になって引っ張っていくプレーヤーに日本はなっている。戦後、日米欧が一緒になって自由、民主主義、市場原理という国際秩序を作ってきた。ところが今、米国が一国主義になっている。そういう中で特に中国を念頭に置いて考えれば、これまでの蓄積をもとにして日本がEUと連携をとっていくことはものすごく大事なことになる。
2019/04/16 BS-TBS[報道1930]
早稲田大学教授・中林美恵子
日米貿易交渉・日本の今後の戦略は…
トランプ大統領にとっては大統領選挙が大きなゴール。3月ぐらいに民主党の候補がほぼ決まるのではないかと言われていて、そこから本当の選挙が始まってくる。それまでにこれだけのことができたというカードが必要。それに間に合うタイミングが何よりトランプ大統領にとっては大事。
2019/04/16 BS-TBS[報道1930]
中部大学特任教授・細川昌彦
日米貿易交渉・日本の今後の戦略は…
牛肉の関税引き下げをやろうと思えばパッケージでやらないとできない。今は否定していてもどのように転んでも結局FTAになってしまう。それを参院選の前に言えるのかという話。
2019/04/16 BS-TBS[報道1930]
米国戦略国際問題研究所(CSIS)上級研究員・ジェインナカノ
検証“エネルギー地政学”・米国のエネルギー産業最新事情
実は中国もシェールガスの埋蔵量が高いが、なかなか商業ベースでの生産が難しい状況。米国では資源に対する権利、生産活動が私有地でなされており、その土地の所有権とそこにある資源の権利が一緒で、国のものではないということがポイント。インセンティブさえあればうまくやれるという環境があった。
2019/04/16 BSフジ[プライムニュース]
エネルギーアナリスト・岩瀬昇
検証“エネルギー地政学”・米国のエネルギー産業最新事情
ロシアには非常に大きなシェール層があるのが確認されている。クリミア侵攻の経済制裁を受ける前は欧米勢の大手石油会社・エクソンやシェルがロシア勢と組んでシェールの採掘をやっていた。ロシア勢が欧米と組んだ理由は自分たちの技術では足りないシェールの問題と北極海の問題をやるのに実力では追いつかなかったため。
2019/04/16 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・末延吉正
<直送!夕刊スカッシュ>米国と台湾の関係強化
中国はひとつの中国として台湾を自分のところで統一するということは具体的目標になっている。一方で最近、産経新聞が李登輝さん時代の関係者の証言を掲載している。李登輝さんと中国共産党のトップ同士が実はパイプを作っていて、中国側から「台湾海峡にミサイルを撃ち込むけれど大した事はないので慌てないように」というメッセージが来ていたとの証言が出ている。つまり外交というのは表で面子を立てて緊張を作りながら裏では大事に至らない形を作っていることがよくわかる。
2019/04/16 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
米韓朝3か国会談の可能性
米朝がなかなかうまくいかない状況の中で、自然に会える環境を作るという意味合いや、仲介役として活躍したいという文大統領の思いもあり、遅くとも9月の下旬に国連総会があり、これに演説しに行く形で、金正恩党委員長がもしニューヨークに訪問することができれば、自然な形で米朝韓会談がセットできるのではないか。金正恩はチェアマンではなく国家元首、プレジデントとしての役割も担うことになったため、国家を代表して国連総会に行く可能性もある。
2019/04/15 BS-TBS[報道1930]
南山大学総合政策学部教授・平岩俊司
再び動く朝鮮半島情勢・“弾道ミサイル発射”の兆候と狙い
去年1年間で韓国との関係が劇的に変わった。中国との関係も一昨年とは違う。そういうことを考えると米国が武力行使をすることはかなり難しいと北朝鮮は思っている。
2019/04/15 BSフジ[プライムニュース]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>挟まれた日本は!?・あす日中外相会談・激化する米中ハイテク戦争
民間企業の立場が非常に重要になってくる。これまで民間企業はかなりの会社が3G、4Gを使っている。このままだとそのままファーウェイの5Gを使ってしまうということになりそうなのでそれに対してどうするのかということ。今までのところは政府調達のものしか議論されていない。5Gは能力が100倍もアップするのでそれを政府がまったく知らん顔するわけにはいかない。決断する時が来るだろう。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>挟まれた日本は!?・あす日中外相会談・激化する米中ハイテク戦争
日本の自動車会社は米国にも中国にも進出している。民間企業としてどう対応していくのかということが大きな問題。今、日中ハイレベル経済対話が北京で開催中だがこういう問題で中長期的な視点を日本側から打ち出していかないと短期的な話し合いだけでは日本の民間企業に大きなマイナスを生じさせることにもつながりかねない。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国政府が方針転換・ファーウェイと連携・デジタルシルクロードが加速
中国政府はファーウェイとの間に対し、非常に冷遇してきた。国有企業のZTEというのがあるが民間企業・ファーウェイはものすごく仲が悪く、30年戦争というのをずっとやってきたが、ここにきて方針を転換した。中国中央テレビ(CCTV)が、スーパーハイビジョン映像産業発展行動計画の政府指定の協力プラットフォームとしてファーウェイをあげた。ファーウェイを無視してデジタルシルクロードを建設するということはもはやできないというのが中国政府の立場。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>ファーウェイ排除・日本の判断は?・米中ハイテク戦争第3弾
日本はダブルスタンダードをとっており、国内的には条件を満たさないと一帯一路には協力できないとしているものの、習近平国家主席に対しては昨年12月26日に一帯一路への協力を強化すると言っている。非常にダブルスタンダードであり玉虫色の外交をやっている。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>ファーウェイ排除・日本の判断は?・米中ハイテク戦争第3弾
米国は日本に対しプレッシャーをかけてくるだろう。それに日本がどう対応していくかが問われてくる。今週、日米の貿易交渉が始まるのでその場で日本のファーウェイに関する立ち位置に関して言われる可能性は十分ある。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>ファーウェイ排除・各国の最新判断・米中ハイテク戦争第3弾
AIIBとデジタルシルクロードというのはペアで動いている。中国はAIIBでG7の国々を米国と日本以外、全部おとしてしまった。その次にデジタルシルクロードに手をつけていくというふうに着々と進めている。英国はファイブアイズを提唱した国であり、英国が陥落してしまったということはファイブアイズにとって大きな痛手。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>ファーウェイ排除・各国の最新判断・米中ハイテク戦争第3弾
中国は中国が入っていないG7を切り崩したい。まずAIIBで英国をおとした。中国は英国に金融の中心はウォール街からシティになるだろうと甘い言葉を囁いてその気にさせ、実は人民元の国際化という場所に利用して上海や北京に金融の中心を持っていくことを狙っている。デジタルシルクロードでは5Gというものを中にひそめている。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
番組アナウンサー
<時事論考>ファーウェイ排除・各国の最新判断・米中ハイテク戦争第3弾
ファーウェイ側が現段階で判断した各国の対応はファーウェイ排除が米国、オーストラリア、ニュージーランド。排除しないが英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、UAE、カタール、インド、サウジアラビア、トルコ、南アフリカ、韓国、インドネシア、バーレーン。保留がカナダ。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
筑波大学名誉教授・遠藤誉
<時事論考>中国が構想・デジタルシルクロード・米中ハイテク戦争第3弾
中国は欧州こそが5Gに関する主戦場だと位置付けている。欧州では4Gでも中国のものを使っている。G7の一角であるイタリアをおとすことによって、G7もEUも中国側になだれ込んでくるという計算をしている。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<時事論考>中国が構想・デジタルシルクロード・米中ハイテク戦争第3弾
中国の経済成長率は6%。これに対し昨年のファーウェイの成長率は25%。そのうちの15%を5G以降の研究・投資にあてている。その技術力は毎年米国から帰ってくる留学生も含めると約30万人がこうした研究生活を行っている。米国は自分たちで教育の基礎を与えながらそれを上回る人たちがファーウェイに戻っていき開発をしている。その成長力はもう米国の比ではないというようなことまで言う人もいる。英国などは2004年からファーウェイを利用している。ファーウェイの速度がいかに早いかについて欧州諸国は十分認識している。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際ジャーナリスト・春名幹男
<時事論考>中国が構想・デジタルシルクロード・米中ハイテク戦争第3弾
5Gに向けての技術と準備が進んでいることを米国は警戒している。完全にリードされているという焦りがある。これまでもファーウェイがサイバースパイをしているとか、バックドアを取り付けているとか言われているが証拠は一切出てきていない。米国は中国、特にファーウェイが大変な技術を持ちリードしているという認識を持つのが遅れてしまったことが今になって響いている。トランプ大統領は向こう10年間で5Gの設備を整備していくというような話を今頃になって言い出している。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
東京国際大学教授・伊豆見元
<徹底解説・ニュースの焦点>金委員長の演説分析
一番重要なことは北朝鮮が15か月間核実験もミサイル実験もやっていないこと。つまりICBMを完成させていない。北朝鮮がICBMを完成させて配備するのが米国にとっては一番の脅威。今はそのはるか手前の段階で止まっており米国にとっては脅威ではない。
2019/04/14 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次
各紙どうみた「新紙幣発行」
紙幣を印刷する機械を作るのにだいたい2年半ぐらいかかると言われている。その意味では一定程度の期間が必要だが、今回はやはり改元で間を置かずに新紙幣を発行し、お祝いムードを盛り上げていくことが目的としてあった。もうひとつ隠れた政治的意図があり、安倍総理の麻生副総理・財務大臣に対する配慮があった。麻生氏の地盤沈下が進んでいる中で麻生氏の出番づくりがひとつにはあった。さらに国民のタンス預金を吐き出させる、経済対策など様々なボールがこの中に隠されている。
2019/04/14 テレビ朝日[サンデーステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次
総理5年半ぶり原発視察・重くのしかかる「現実」
今回のWTO上級審で日本側にショックだったのは将来の潜在的リスクについて検討されておらず不十分だというもの。これから復興していこうという東北地方の被災地の水産業が受けるダメージは非常に大きい。安倍総理は激怒していると言われる。それは様々な問題を抱えている韓国との争いでしかも国際機関という舞台で負けてしまったから。今後、徴用工の問題などで国際司法機関に訴えようとしていた戦略についても大きな影響を与えかねないということで非常に深刻に受け止めている。
2019/04/14 テレビ朝日[サンデーステーション]
ジャーナリスト・青木理
最新鋭戦闘機F35A墜落
重大な欠陥があるのかどうなのかが問題だが、米国の機密体制に阻まれてそれがどこまで解明できるのかは疑問。1機百数十億もするものであり、これを105機、約1兆円をトランプ大統領の言いなりになって爆買いしている。
2019/04/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]
立命館大学客員教授・青山学院大学特別招聘教授・岡本行夫
イスラエル総選挙・ネタニヤフ首相続投へ
トランプ大統領は移民やムスリムを圧迫するが、ネタニヤフ首相もイスラエルに住んでいるアラブ系市民や西岸やガザに住んでいるパレスチナ人500万人近くを圧迫している。本来はサウジアラビアやエジプトなどのアラブ穏健派がイスラエルに対して対決色を強めることで、パレスチナ人を弁護しなければならないが、イランの存在があるためにそうなっていない。そのイランとトランプ大統領も対立している。その隙間を縫ってロシア、中国が勢力を世界的に伸ばしてきている。一方、EUは分断状態にあり、自由と民主主義を掲げる開放型世界に逆風が吹いている。
2019/04/14 [サンデーステーション]
福山大学客員教授・田中秀征
高まる菅官房長官の存在感・政権内の力学に変化?
来年の五輪は復興五輪ということをスローガンにやってきたので、桜田大臣がやめるというのは他の大臣がやめるのとは国際的に与える影響が違う。
2019/04/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]
国際政治学者・三浦瑠麗
最高人民会議で米国批判・非核化交渉どうなる
トランプ大統領の方が金正恩の上手を行っている。金正恩は何だかんだ言っても結局は米国側にすり寄るしかない。ただ2017年のような悪夢のような状況にはもうならないだろう。北朝鮮問題というのは米国では関心は低いのにかなり大きな問題。トランプ大統領が「自分が解決した」と政治利用したい案件。大統領選挙のどこかで政治的果実として利用したいと考えている。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
龍谷大学教授・李相哲
最高人民会議で米国批判・非核化交渉どうなる
金正恩はトランプ大統領さえ口説けば問題が解決すると誤解しているが、米国の方針はトランプ大統領がすべてをひっくり返し非核化のハードルを下げるということはもはやできない。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元駐韓大使・武藤正敏
最高人民会議で米国批判・非核化交渉どうなる
チェソンヒが中心となりこれからの対米交渉を行っていくことになる。彼女はいままでよりは強硬な姿勢で臨んでくるだろう。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
龍谷大学教授・李相哲
謎の組織「自由朝鮮」とは・大使館襲撃、肖像画破壊・・・
これまでは北朝鮮では反乱もクーデターも起きないとみられていたが、今回の自由朝鮮の動きによって、もしかしたらその見方は違うのではないかという認識が出てきた。北朝鮮を取り巻く状況は明らかに変わってきている。今まで北朝鮮は3人が集まって話をしても取り締まっていたが、今は自由市場ができ、これを法的に規制できないため、北部のチョンジンなどでは10万人規模で人が集まれるようになってきている。もうひとつは北朝鮮にUSBとかいろいろな電子機器がかなり普及してきていることがあるし、携帯電話も既に600万台が普及しており(反乱やクーデターの)条件は熟しているといえる。今まで金正恩体制を倒すということを公に訴えた組織はなかったが、それが出てきたというのは北朝鮮にとっては脅威となる。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元駐韓大使・武藤正敏
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
米国から「あなたはもう仲裁役としては失格です」と宣告したに等しいのが今回の米韓首脳会談だった。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国際政治学者・三浦瑠麗
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
韓国はこれまでもトランプ政権との懸案を前もって解決してきていて、FTAもそうだし、駐留経費負担の話もそう。プライドにこだわらずに米国との課題を早めに解決してきている。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
元駐韓大使・武藤正敏
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
文大統領は北朝鮮に対する部分的な制裁の解除を勝ち取りため、「米国側の態度があまりにも硬すぎる」ということを言いたかったが、その機会をシャットアウトされてしまった。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
龍谷大学教授・李相哲
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
文大統領は水も漏れないほど米韓関係は密接だと言った。この発言はこれから米国側につくと言ったに等しい。はたして本当にそうなるかどうかが注目される。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
龍谷大学教授・李相哲
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
おそらくトランプ大統領は文大統領が何を言うかがすでにわかっていて、事前に27分、記者とのやり取りの中で否定してみせた。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国際政治学者・三浦瑠麗
米韓首脳・個別会談“2分間”韓国・文在寅大統領・冷遇された理由
韓国にも国益がかかっている。北朝鮮との融和が文政権の悲願でもあるし、これを政権のレガシーとして中心的に位置付けていくという思いがある。ひたすら米国とうまくやり、経済政策を立て直し、南北融和をするというのが3点セットとなっている。実は文大統領でなくなったとしてもこの構図はたいして変わらない。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
拓殖大学大学院・武貞秀士客員教授(VTR)
米韓首脳・個別会談「2分間」融和の前に「核廃棄が不可欠」
米朝首脳会談は実質的には首脳会談ではなく、韓国が北朝鮮に接近しすぎであり「少しペースダウンしろ」ということを説得するためのものだった。
2019/04/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国際ジャーナリスト・高橋浩祐
F35A墜落・操縦士の安否不明
F35は世界で3000機以上建造が計画されている。すでに380以上が引き渡されている。日本も去年の暮れにAB合わせて147機を発注した。将来的にこういう事故を起こした場合、一斉に飛行停止となり、日本の防空体制がどうなるのかという問題もある。過去にも事故を起こしていて特にエンジン火災が多い。この件について防衛省・幕僚長に質問したが、知らなかった。米国からの情報が入っていない。防衛省は過去にいろいろ問題があったことをちゃんと把握しておくべき。
2019/04/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
デイリーNKジャパン編集長・高英起
特集・大使館襲撃事件・自由朝鮮の思惑は?
制裁が効いているので金正恩が交渉に出てきたというのは半分間違いで半分正しい。制裁の影響が本格的に出始めたら「時はすでに遅し」ということになる。金正恩はその影響が出るまでになんとか制裁の解除を勝ち取りたかったができなかった。このままいくとかなり厳しい状況になる。
2019/04/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
デイリーNKジャパン編集長・高英起
特集・大使館襲撃事件・自由朝鮮の思惑は?
自分たちの血統と違う者を根絶やしにしようとする動きがある。その意味ではハンソル氏は今、一番危ない。北朝鮮という国家は民主主義を経験していないため、クーデターとか民衆革命というものはまったくなく、一般庶民はそういうものにリアリティを感じていない。民衆が立ち上がるというのは考えすぎ。
2019/04/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
国際ジャーナリスト・高橋浩祐
特集・北朝鮮大使館を襲撃・自由朝鮮とは?
自由朝鮮代表のアドリアンホンチャンはエール大学を2005年に卒業。米国・サンディエゴ出身で、在米韓国人二世。テッドトークやグーグルトークに何回も出ている。リンクという団体で脱北者の支援を行ってきた。2011年、彼はリビアに行ったが、その理由についてアラブの春は北朝鮮のリハーサルだとフォーリンポリシーに書いている。カダフィ政権崩壊後の暫定政権樹立(2011年)の時にCIAと契約したと言われている。
2019/04/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
大阪大学准教授・安田洋祐
究極の省人化!?日本の自動販売機
色んな店舗で省力化、無人化を図ることは重要だが、忘れてはいけないのは、実は日本は無人小売サービスである自動販売機の先進国でもある。海外から観光客が来ると、こんなにたくさん自動販売機があると驚かれる。飲み物だけでなく色んなアイテムが売られている。温めて食事が出てくるとか。あとは、少ない人数で回している駅の構内の売店キオスクなどでも増えてくると、トータルでも省力化、無人化に繋がる。
2019/04/12 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
解説委員・出川展恒
イスラエル総選挙と中東の今後
ネタニヤフ新政権の発足後、トランプ大統領はパレスチナ問題を解決に導く新たな和平案を発表すると予告しているが、トランプ大統領のこれまでの姿勢や行動からは、極めてイスラエル寄りの内容になることが予想されている。このためパレスチナ側が、その提案に乗って交渉に応じることは非常に考えにくい。もう一つは、ネタニヤフに対する汚職捜査も懸念材料。検事総長はすでに、ネタニヤフを起訴する方針を表明しており、本人から事情聴取を行うとしている。今後、数か月かかる司法手続きとなるが、現職の首相の起訴となれば前代未聞の事態であり、辞任を余儀なくされる可能性もある。ただし、それがパレスチナとの和平の復活につながるかどうかはその次に誰が政権を担うかにもよる。イスラエルの政治は、これまでも中東情勢を大きく左右してきたが、国際社会は、ネタニヤフが発足させる新しい連立政権と、その政策を、監視していく必要がある。
2019/04/12 NHK総合[時論公論]
ジャーナリスト・平井久志
北朝鮮・金正恩・国務委員長に再任
4人も外交を担当した人が国務委員会の委員になったのは外交重視、陣営を固めて対米交渉に臨もうとしている意図が見られる。
2019/04/12 BS-TBS[報道1930]
大阪大学准教授・安田洋祐
“オープンイノベーション”成功の秘訣は?
オープンイノベーションでは世の中にないものを生み出すため、不確実性が非常に高い状況において事前に事細かに契約を結んでおく事は難しい。そうするとせっかくイノベーションがうまくいっても、その果実を片方の企業が全部もっていってしまったり、取り分で揉めるなどお手上げ状態になることが予想される。そういった疑心暗鬼が高まるとそもそも世の中にとって役に立つようなオープンイノベーションが生まれにくく、お互いに投資をしなくなる。それを防ぐ為に何をすれば良いかが重要になってくる。今回、例えば日立製作所の場合は協創の森を作り自分達の威信をかけて協創活動に取り組んでいる。特定の企業とのコラボレーションで裏切り行為をしてしまうと失うものも多い。いかに失うものが大きいかということをアピールする事によって疑心暗鬼を減らす、ここに協創を呼び込む戦略を感じる。
2019/04/11 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
ジャーナリスト・後藤謙次
誤算の連続…政権運営へ影響は・桜田大臣辞任の余波
安倍首相は新元号発表、新紙幣発表、イチローの国民栄誉賞などでムードを盛り上げ7月の参議院選挙に突入していくシナリオを持っていた。ところが思惑外れ、誤算の連続となっている。新元号発表は塚田国大交通副大臣の失言で帳消し。新紙幣発表直後に桜田大臣が失言し、メジャーリーグ・イチローには国民栄誉賞を断られた。5月1日に皇太子さまが新天皇に即位され元号が変わる。このときムードがどうなっているか。最大のポイントは野党のふがいなさ。立憲民主党と国民民主党を足した道府県会議員は旧民主党が取った議席よりはるかに低くポスト安倍も見えてこない。まだまだ安倍首相に解散権を含めた求心力が残っている状態。
2019/04/11 テレビ朝日[報道ステーション]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
北朝鮮めぐり各国は…
米韓の外交安保ラインは機能不全状態と言われている。韓国の仲裁の役割というのはもう限界をむかえてしまった。文大統領は北朝鮮からの期待、米国からの期待、どちらにもうまく対応できず、北朝鮮にも米国にも失望感を与えてしまった、いま苦しい立場にある。まずは米韓同盟が揺らいでいる状態なのでこれをもう一度立て直すところから始めないといけないが、なかなかトランプ大統領を説得することは難しい。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
北朝鮮・今後の方針は…
大規模な軍事パレードが行われるという見方には懐疑的、やるとすれば去年の暮れぐらいから始めないと間に合わない。今回は1週間ぐらいしかやっていない。映像を見ると、集まっている車両は軍事パレードに出るような軍事車両のタイプではない。何か別の目的の可能性がある。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
元駐日韓国大使館公使・ホンヒョン
北朝鮮・今後の方針は…
今まで金正恩を助けたのは、中国と韓国の文在寅政権、いま米国の強力なけん制で中国と韓国の文在寅政権が動きにくくなった。金正恩は反米のほかの国々、プーチンとか中東の反米の国々などと連帯すれば米国を相手にして長期戦ができるんじゃないかと考えるはず。トランプ政権は今までの北朝鮮に対する扱いを変え始め、例えば北朝鮮の友好国であるイランを抑えながら完全に北朝鮮包囲網を構築している。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
共同通信社編集委員兼論説委員・磐村和哉
北朝鮮・中央委員会総会・前回と違いが…
核開発路線に戻るのではないかと一部で懸念されていた路線は、今回(の最高人民会議で)明確に否定した。核開発と経済を同時にやる路線は成功したと総括した上で、経済集中路線で行くという新しい路線を去年から打ち出しているが、その路線を継承することを再確認したとしている。「敵対勢力への深刻な打撃」というのは米国をはじめとして国連制裁に加担している国々のことを言っているが自分達を鼓舞するためによく使う言い回しで制裁を受けてもこれだけのものを作ったというのを見せ、相手に衝撃を与えようということ。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
共同通信社・編集委員兼論説委員・磐村和哉
北朝鮮・中央委員会総会・前回と違いが…
中央委員会総会でひな壇にいて補佐する幹部がこれまでは4、5人いたが、今回は1人だけ。これは権力集中が完成したということを示している可能性がある。
2019/04/11 BS-TBS[報道1930]
津屋尚解説委員
“AI兵器”は規制できるか
最も重要な視点は、新兵器が出現する前に規制の網をかけることができるかどうかということ。対人地雷、生物化学兵器などは悲惨な結果を招いた後で禁止条約が作られたが、完全自立型AI兵器が登場してからではもはや手遅れとなる。議論では開発国と反対国の主張がかみ合わず、自立型兵器の定義すら合意できていないのが現状。自国に都合良いルールを作る国が出るのでは、人間の介在の検証方法など、課題は山積している。米国国防総省は、国際法と倫理に反しないよう活用するという初のAI戦略を発表した。核兵器をはじめ、無差別殺戮を可能にする道具を生み出してきた人類は、未知の危険領域に踏み出そうとしており人間の知恵と倫理が試されようとしている。
2019/04/10 NHK総合[時論公論]
津屋尚解説委員
“AI兵器”は規制できるか
AIが作戦の指揮統制システムに活用される構想もある。米国など開発国は、自立型AI兵器を投入すれば自軍の兵士の損失を回避でき、ヒューマンエラーも減ると主張している。多くの科学者たちは禁止を強く訴えており、故スティーブンホーキング博士もそのひとりだった。懸念されるAI兵器の問題は、倫理上の問題、戦争のハードルが下がることやテロリスト・独裁者への拡散、AIの暴走。AIが人間に対して反乱を起こすようになるかもしれない。AIは深層学習によって大量のデータをもとに短時間で学習し、人間の想定を超えた判断を導き出す可能性が指摘されている。目標達成のため人間がとらない残酷な手段を選択し、無差別攻撃につながるかもしれないとの不気味さがある。
2019/04/10 NHK総合[時論公論]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
進む省力化投資・人手不足は死活問題?
ポイントは非製造業の省力化投資。3月調査の日銀短観を見ても、非製造業の人手不足は製造業よりはるかに深刻になっている。一方で、死活問題になりつつあるのが人手不足関連倒産。2018年の人手不足関連倒産は過去最高となっているが、その4分の1はサービス関連。流通業などにとっても、人に頼らないシステムの構築は待ったなしの状態になっている。
2019/04/10 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
津屋尚解説委員
“AI兵器”は規制できるか
急速に進歩を遂げるAIを軍事分野で活用する動きが進んでいる。AI搭載の兵器が人間の介在なしに自らの判断で街を破壊し、人を殺傷する世界が出現することが懸念される。完全自立型AI兵器は最大の問題で無人攻撃機などは人間が攻撃を判断するが、米国、ロシア、中国、イスラエルが開発中の完全自立型AI兵器は人間が介在しない。新たな軍拡競争も懸念されている。
2019/04/10 NHK総合[時論公論]
クレディスイス証券チーフマーケットストラテジスト・市川眞人
5G開始へ・28GHz帯が鍵
機器間サービスに向いているとされている電波は28GHz帯。これは基地局がたくさん必要になる一方で、5Gの特性を最も生かせる周波数帯と言われている。今回、韓国が昨年既に割り当てているが、総務省が28GHz帯を最初に割り当てに持ってきたと言うことは、日本が5Gでも負けないという強い意欲を示しているということ。
2019/04/10 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
東京大学大学院教授・小原雅博
中国「一帯一路」戦略・ほころびも…
米国の議会で最も大きな外交課題がベネズエラで、ここには中国が深く関わっている。中国が物凄く投資をして石油を得るためにどんどん貸付をしたが、それが今のような状況でうまく返せなくなり、結果的に石油で返すことになった。米国の制裁によってベネズエラの石油を買ってくれる国も少ない。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学教授・興梠一郎
中国「一帯一路」戦略・ほころびも…
中国が貸付を行っている国の半分以上が”ハイリスク”の国。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
中国「ファイブアイズ」を切り崩し?
ニュージーランドにとって自国の産品を一番買ってくれているのが中国でありニュージーランドが当初排除するとしてきたファーウェイを排除しなくなったのは中国側から不買をちらつかされた可能性がある。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授
中国「ファイブアイズ」を切り崩し?
オーストラリアは石炭を輸出するにあたり実はコンテナが中国の港でなかなか動かないとかの制裁を中国から受けている。中国はしばらくオーストラリアにプレッシャーをかけてくるだろう。ニュージーランドもアーダン首相の訪中が延期されていたが、ファーウェイ問題で中国側に妥協し、実現した。オーストラリアとニュージーランドを分断しようとか中国の公式の論評には露骨に書いてある。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授
中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂
EUが中国に対して相当厳しくなってきている。中国がいろいろ動いてEUの統合が失われるような事態が起きているとEUは考えている。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂
EUの首脳会議では全会一致が原則。これがEUを分断させる中国のつけ入るところであり、ユンケル委員長などは全会一致原則はもうやめて多数決にしようと言い出している。こうした発言はEU側の中国に対する警戒や対応のあらわれ。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授
中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂
中国はG7の中で経済的に一番弱いイタリアを攻めている。これがEUの足並みの乱れにもつながっている。ギリシャなども中国にやられていて、港の権益を半分以上を中国に渡している。EUが中国の人権問題について文句を言おうとするとギリシャが反対したということがあるようにEU全体で文句が言えないということになり、中国マネーが役立っている。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
東京大学大学院・小原雅博教授
中国「一帯一路」戦略・EUに生まれる亀裂
中国だけではなく、実はEUもトランプ政権から厳しく迫られている。トランプ大統領にとっては同盟国であろうと、潜在的な敵国であろうと関係なく、ある意味EUも貿易問題では米国と向き合っていかなくてはならない。去年ぐらいから風向きが変わってきてファーウェイの問題が発生した。安全保障面では米国とヨーロッパはNATOもそうだが利益を共有している。ハイテクな軍事的技術に関しては、EUも中国にはっきり言うべきという姿勢になってきている。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
東京大学大学院・小原雅博教授
中国「一帯一路」戦略・欧州で緊迫の攻防
明らかに米中貿易戦争を背景に国際情勢が流動的になっている中で中国は一帯一路フォーラムを控えている。その中で世界の流れを中国に向けたいという思惑がある。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授
中国「一帯一路」戦略・欧州で緊迫の攻防
米国とEUが対中国、特に貿易問題で組む動きがある。中国はそれを最も恐れている。中国はイタリアあたりから切り込んでいきEUの中をある程度分裂させたい。
2019/04/09 BS-TBS[報道1930]
コリアレポート編集長・辺真一
北朝鮮・大きな転機になるか…非核化交渉の流れが決まる?
今後の注目は米国との非核化交渉を打ち切り瀬戸際外交に戻るなどの金委員長の爆弾発言があるかどうかだが、個人的には現段階ではその可能性は少ないと見ている。少なくとも米韓首脳会談の結果を見ようと言うことになるだろう。ロシアですら反対している国連制裁決議に反するような衛星と称するミサイル発射もできないのではないか。米韓首脳会談が終わり、それでもなおかつトランプ大統領が動かない場合には5月あたりにトランプ大統領が嫌がるような形でミサイル発射もあるかもしれない。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
東海大学教授・末延吉正
北朝鮮・大きな転機になるか…非核化交渉の流れが決まる?
米国はリビア方式を支持しているボルトンを連れて行き横に座らせ一気に大きく仕掛けてきた。そこを北朝鮮も韓国も読み違えていた。その後、ここをどう修正してどこまで北朝鮮が譲歩できるのかということになってくるが、トランプ大統領は大統領選挙に向けておかしな妥協はできない。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
東海大学教授・末延吉正
北朝鮮・水面下で次の一手「新型潜水艦」を建造か!?
今の韓国が、かっての日米韓で盤石だった時代とはもはや違う。はたして韓国がどっちを向いているのかといった時に非常に不安になる状況がある。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
共同通信社編集委員兼論説委員・太田昌克
北朝鮮・水面下で次の一手「新型潜水艦」を建造か!?
原子力潜水艦は一回潜ると3か月、4か月潜りっぱなしになる。広島の原爆の10倍の破壊力を持つ水爆を積んでおり、あとは発射命令を待つだけ。それを未だに米国もロシアもやっていて、それが抑止力だと言っている。英国もフランスもやっているし、インドも後追いしている。中国もやろうとしているし、北朝鮮もそこに名乗りをあげようとしている。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎
北朝鮮・水面下で次の一手「新型潜水艦」を建造か!?
潜水艦は最強の核戦力、東倉里のミサイル発射場での打ち上げより深刻。
2019/04/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮の「瀬取り」拡大
国連加盟国のうち170か国近くが北朝鮮と国交を結んでいる。北朝鮮の中でベトナム・ハノイ会談以降、労働党幹部や富裕層の身辺を立ち入り検査し、隠し持っていた財産、ドルなどを差し押さえている。経済的な危機という意味で必死。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・新型潜水艦建造
核との連動ということで考えれば、核開発が完全にこういう技術を伴って行われれば。日本のみならず、他国においても脅威となっていることは間違いない。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・新型潜水艦建造
過去、米国と核軍縮の合意を結んだいろいろな国があるが、合意ができるその瞬間まで基本的には核ミサイル戦力というものの開発・増強を止めないというのが一般的なパターン。北朝鮮もその部類に入る。中距離弾道ミサイルあるいはSLBMが搭載可能な潜水艦である可能性が衛星画像で指摘されている。他にもコンピューターシュミレーションによる核弾頭小型化実験とか進行中であると想定すべき。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久
<徹底解説・ニュースの焦点>大量の軽油が北朝鮮へ
元々韓国政府は北朝鮮とは貿易していた人が少なくない。数年前から韓国の近海などで北朝鮮の船と韓国の船が瀬取りをしていたようなことも確認されていた。この2年間で米国がようやく最大の圧力キャンペーンを始め、北朝鮮の瀬取りの摘発に真剣になったために実態が浮き出てきただけの話。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネルメンバー・古川勝久
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・巨大化する瀬取り
経済制裁をくらっているのでもちろん北朝鮮は経済成長はできないし、マイナス成長ということは経済そのものに対しては非常に大きなインパクトがあり、それで困っている人達もいっぱいいるものの、金正恩レジュームの安定性を揺るがすほどの規模の打撃を与えられているかといえば、そうしたことを示す計量的データはない。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁
<徹底解説・ニュースの焦点>北朝鮮・巨大化する瀬取り
経済制裁が効いているのであれば、ハノイの会談でももっとベタ折れしてきてもいいはずだったし、拉致被害者もとっくに帰ってきているはずだが、希望的観測は行うべきではない。北朝鮮経済は1990年代にどん底の経済危機があった。餓死者が大量に出た。その時期に比べれば今の方が格段にましな状態。ひとりあたりの所得はラオスの半分、モンゴルの3分の1程度。その中で個人崇拝を行い核ミサイル開発をしているわけで、まだまだ貧しい状況だが、それに耐える力が残っている。
2019/04/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次
狭まるゴーン包囲網・今後の捜査の焦点
この事件の大きな特徴は巨額のお金が国境を越えて動いているということ。この資金ルートを特定するということが決め手になる。東京地検はゴーン容疑者が保釈されるときに捜査協力を各国に要請していて、その結論がまだ着ていないのだから保釈しないでほしいと裁判所に言っていた。今回逮捕に踏み切ったということはオマーンであったり米国から捜査協力の結果として一定の回答が寄せられた可能性がある。
2019/04/07 テレビ朝日[サンデーステーション]
東京大学大学院教授・藤原帰一
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
1番心配なのはEU離脱問題がマーケットに大きな影響をさらに与える可能性があることだが、中国の景気後退がもたらす影響はブレグジットをはるかに上回る。なんとか支えてきた経済が一気に下降する局面を阻止できるのか。その中で日本がどういう役割を果たすのかというのが焦点。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
米中貿易摩擦で中国はダメージを受け、GDPの成長率が6%を割るかもしれないというくらい厳しい状況にある。それは米国向けの輸出が、今年の1月から25%に関税が上がるのでその前に出した輸出の反動が起こっている。ただしこれから第2、第3、第4と輸出はおそらく上がっていく。米国の下落を中国が相殺するような格好で世界経済で役割を果たしていくのではないか。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
中部大学特任教授・細川昌彦
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
トランプ大統領の頭の中は、2020年の大統領再選に向けてどこで効果的に自分の支持層にアピールするかの1点に尽きる。株価はやや持ち直している。利上げもなくなってきた。ロシア疑惑もなんとか凌げそうだということで、余裕が出てきた。今すぐに急ぐ必要はないという感じがある。ただし大統領再選までのプロセスの中で、どこかでアピールするポイントを決めている。中国はどうやって持久戦に持ち込むかと考えている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
元外務事務次官・立命館大学客員教授・薮中三十二
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
米中交渉の中身は9割方方まとまったと言っている。その中身というのは、中国が大豆とか、航空機とか色んなものを米国から買いますよという内容。技術が盗まれていることが大きな問題になったため、技術も守りますという法律を中国は作った。ただ、1番問題になっているのは、米国が中国がそれを実行するかどうかを信用していないことがある。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
中部大学特任教授・細川昌彦
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
不透明感で先が読めずに企業が投資を手控えていくというサイクルに入っている。もう1つ大事なのは、EU全体で1つの国のようにして供給網のネットワークを構築してしまっていることで、これを組み替えていくのは至難の業。特に英国の自動車生産の半分が日本企業であり、これをどうしていくかは最大の問題。大企業の方はまだそれでも拠点を変えてとか操作はできるが、中小企業になってくるとそういう余裕もなく、思考停止の状態になっている企業も多い。米中の貿易摩擦の結果、欧州は中国輸出も冷え込んで相当ダメージを受けている。今までドイツ1強の経済で引っ張ってきたが、このドイツでさえ悪くなっている。欧州の経済リスクは相当高まっている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
このまま誰も手を差し伸べないでEUだけの問題として解決しろと言われても、突破口が見つかりそうもない。EUも本当は中国の力を借りたいと思っているが、中国がドイツの有名企業を買収したり、フランスでワイナリーを買って放置したり、色んな問題を起こしているので、距離を置こうとしている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
大和総研主席研究員・山崎加津子
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
英国のEU離脱が、どういった形になるのか未だにわからないところが1番大きな問題。合意なしで離脱をした場合に経済に大きなダメージが出るだろうと言われているが、そうではなくてEUと英国の関係をできるだけこれまでと近い形で続けていこうということを望んでいる人たちがもう一方におり、その綱引きになっている。すでに経済には悪影響が出ている。企業だと数年先のことを考えて投資を決めるが、数年先どころか半年先の状況も今と大きく違っている可能性がある。そうした中で投資を増やすことは非常に難しい判断。昨年は英国国内での投資が落ち込んだ。特に自動車関係はその前の年と比べて投資が半分になった。これはEUの国々へも影響が出ていて、ドイツから英国への輸出は昨年、前年比マイナスになった。不透明感が続くこと、先が読めないことで悪影響が出ている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
今の中国には実は余裕はない。米国とすぐに仲良くなりそうもない状況がわかっているのに、いくつもの米国の要求に譲歩してすり寄っているのはその表れ。国内には重要な改革としてやる必要のある案件を抱えこんでいて、これを先送りしてしまうと経済を立て直すことができなくなるリスクが喫緊の課題としてある。そのためには米国とケンカをしない。なるべく助けてくれる国を増やしたい。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・藤原帰一
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
今、東ヨーロッパ、南欧に中国が色んな形で接近している。それは中国がこれまでの国際秩序で主導権が確保できないところで、自分たちの手の内に持っていこうという流れが1つある。中国ではトランプ政権に対する警戒感が非常に高く、その中で方向性がなかなか定まっていない。自分たちに有利な秩序を作ろうとしてEUを味方に付けようとする行動は、ロシアも中国も取っている。それがどこまで成功するのかはまだ先が見えない。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
中部大学特任教授・細川昌彦
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
中国は、米欧を分断、あるいは日米欧を分断し、欧州の分断をしていきたい。日本に対しては懐柔策をとる。色んな手立てで日米欧に向き合ってきている。16+1の中東欧との首脳会議は中国側が仕掛けた。2012年からこういう仕掛けをやっている。EU側も中国がアプローチしているのを、地政学的なプレーヤーとして手を突っ込んできたという意識。EU自身も3月に対中国の共通戦略を出した。これは自分自身の結束が揺らいできていることに対する危機感が背景にある。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
大和総研主席研究員・山崎加津子
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
(EUは中国を)非常に重要な経済パートナーだと考えている。中国向けの輸出は年々シェアが拡大している。良好な関係を維持したいという思いはあるが、欧州側は中国の台頭には警戒している。中国はEUの中の個別の国に対して関係を強化しようとしている。EUの求心力が落ちている状況があるので、その結束力を弱めさせる中国の作戦に繋がるのではないかということを、警戒している。元々、中国は東欧諸国との関係強化にまず動いていて、16+1という、1が中国で16がEU加盟国の11か国とまだ入っていないバルカン諸国の5か国だが、こことの関係強化にまず動き、その後、金融危機で苦しんでいるギリシャに対して関係を強化し、そしてイタリアとなった。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
どうも米国と中国の関係はそう簡単には修復できそうもないという認識が、全世界で共通認識になりつつある。米国が1番、怖がっているのは基本的に中国の経済力が、もしくはそれに支えられた軍事力が米国に段々近づいてきているということ。去年の米国のGDPに比べて中国は66%まできている。IMFの推計によると、2023年には79%位まで行くだろうとみている。これが最大の脅威。中国の成長を止めない限り脅威は続く。中国はまだ高度成長の最終局面にあって、数%の成長は10年位続きそう。そうするとほぼ米国に追いついてしまう。米中の対立の根っこが消えない限り米中の関係は離れたままであり、中国としては米国と手を握る方法はない。日本、EUときちんと関係を作って、米国にやられて孤立しないようにするというのが中国の基本戦略となっている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
元外務事務次官・立命館大学客員教授・薮中三十二
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
本来、民主主義のお手本みたいな英国でどうして物事が決まらないのか。グローバリゼーションというのは単なる物、金じゃなくて人も自由化する。人の移動の自由化がどんどん進んだことで、色んな地域で難しい問題が出てきた。英国の中でグローバリゼーションの流れに乗れなかった人たちが、なんとかしてくれということになった。もう1つは、生活の隅々までEUの人が決めると。いちいち箸の上げ下ろしまで決められるのはけしからんと。その辺が結びついてしまった。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
中部大学特任教授・細川昌彦
専門家が読み解く・英国EU離脱・米中貿易摩擦
45年前に欧州共同体に加盟した時から、英国はずっと欧州との間合いの取り方を悩みに悩み、国論を二分させてきた歴史がある。そこがまだ解決していない。欧州側も反EUのポピュリズムが台頭してきて、格差がどんどん広がってきたというマイナス面が出てきて求心力が低下している。この両者のネガティブな要素がぶつかり合って増幅して、今の混乱が起こっている。
2019/04/07 NHK総合[日曜討論]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
11日に米韓首脳会談へ・石原×櫻井がもの申す!
米国は韓国を信用できないと思っている。文在寅大統領自身も非核とかミサイルをなくすということよりも、南北融和にだけ集中している。彼の主なスピーチを読んでいても民族の融和、民族の統一という言葉だけしか出てこない。文在寅が米国や欧州、日本に言っているのは「早く北朝鮮への制裁を解除して金委員長を助けないといけない」などと言っている。これは国際政治から見ると言語道断なことであり、国内においても彼は、保守的な言論は全部抑え、主な人たちを全部監獄に入れてしまうという乱暴なことまでしている。今回の米韓首脳会議でトランプ大統領は文在寅に非常に明確に厳しく釘をさすのではないかと思っている。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
<怒りの現場>大阪・西成に「新・中華街構想」地元商店街・猛反発
中国には国防動員法という法律があり、有事の時には海外にいる中国人も共産党の命令に従って一斉に蜂起しないといけない。こうしたこともあり、むやみやたらに中国人に土地を売ってしまうべきではないが、日本政府は10年間このことを議論しているが遅々としてなかなか進まない。ひとつには土地を売るのに条件をつけるとWTO違反にされてしまうということがある。そこを突破していかなければならない。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
「一帯一路構想に協力」安倍総理の戦略とは
日本が一帯一路に参加する条件として安倍総理は提示している「インフラの開放性、透明性、経済性、対象国の財政健全性」の4つの条件を中国が満たすことはまずありえない。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
作家・石原慎太郎
G7の“結束”を崩す中国・・・覇権拡大で何が起きる
白人の有色人種支配というのは完全に終わりつつある。欧州の衰退はそれを象徴している。かって世界中に植民地をもっていた英国があのざまである。そういう大きなうねりの中に日本は巻き込まれつつある。日本にもこれからは安定した和の時代はなかなかこないのではないか。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
世界を飲み込む中国マネー・石原慎太郎×櫻井よしこ
一帯一路と軍事的に世界をカバーしようという中国の大戦略はまったく一緒。債務の罠に陥らせて事実上その国の要衝を取る。これは買い取るのに等しいが、中国にとっては安い買い物に過ぎない。札束で自分たちの領地を広げている行為が地球全体を覆う規模で進んでいる。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
作家・石原慎太郎
世界を飲み込む中国マネー・石原慎太郎×櫻井よしこ
一帯一路という構想の中で中国人がそこに出向いて行き働くことになるが、この人たちはほとんどビザを持っていない。結局そこに居ついてしまい土地の人と交わりどんどん混血していく。中国人の血を持った国民が増えてくる。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
米中・新冷戦時代に突入・中国の真の脅威か?
中長期的に見れば中国は米国に絶対に勝てないだろう。中国経済は米国が仕掛けた貿易戦争で減速しているといわれるが、それ以前に2つ大きな問題を抱えているからである。ひとつは、不良債権の存在がある。リーマンショックが起きた時に中国は当時の為替レートで57兆円の景気対策を打ち、世界はそれで一息ついたが、そのあと中国は10年間毎年同じような規模でお金をばんばん出している。過剰投資でいらないビルを作り、ゴーストタウンがいっぱいできたり、不要なインフラを作ってしまったり、不要な鉄鋼をたくさん作り生産過剰を引き起こし、毎年すごい量の景気対策を打ち、その額は10年間で7200兆円と言われていて、これが不良債権となっている。もうひとつは中国は資本主義市場のように一見見えるが、実は国営企業がものすごい大きな力を持っているために民営企業が常に圧迫されているということ。こうした2つの大きな問題で中国経済の基本がだめになっているところに米中貿易戦争をぶつけられた形になっている。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
石原慎太郎×櫻井よしこが分析・トランプ大統領&習近平主席の手腕
習近平主席にはカリスマ性はない。中国共産党を牛耳ることで毛沢東と同じように期限なしの国家主席にとどまろうとしている。中国の皇帝になろうとして法整備をし、その一方で腐敗を撲滅するという名目で非常に多くの人を失脚させた。あれは恐怖心の表れで、誰も習近平主席の思想というものに共鳴してついていっているのではない。強権的に押さえつける手法。ウィグルでもそうだが、中国に配備されている監視カメラの数というのは全世界に配備されている監視カメラの何倍もある。人々を恐怖で縛り厳しく管理すること、ジョージオーウェル1984のような世界を作ることで自分自身の地位を固めている。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
前首席戦略官・スティーブンバノン(VTR)
膨張中国・月の裏側に初着陸・米国の覇権を阻む・技術力
中国と取引することで我々の技術が盗まれてきた。中国との最大の戦い、それが5Gで人民解放軍が5Gを取り入れ5Gが世界中を席捲すれば中国は次世代インターネットの技術革新を独占することになる。そんな時代は受け入れられない。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME日曜報道 THE PRIME]
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦(VTR)
膨張中国・月の裏側に初着陸・米国の覇権を阻む・技術力
中国が追いついて米国ができないことをやろうとしている。米国の覇権を駆逐していこうとしていて、米国には非常に強い疑念、恐怖が芽生え始めている。
2019/04/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
ジャーナリスト・木村太郎
トランプ大統領と米国の「今」言いたい事、聞きたい事
民主党・サウスベンド・ビートブーティジェージ市長はまさにラストベルトの出身だがラストベルトの労働者のことなど言っていない、全部米国人のことを対象に話をしている。フロリダでは騒ぎになるくらい人気があり、どこの地域ということなくこれから彼は全米的に人気が出てくるだろう。彼の政策はリベラルだが行き過ぎたリベラルではなく説得力があり、多くの米国人が理解できる政策を打ち出すことが出来る。彼は今勝てる場所にいると思う。
2019/04/04 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・木村太郎
木村太郎×デーブスペクター・米国大統領選・民主党に“新星?”
民主党・サウスベンド・ビートブーティジェージ市長は安全保障の経験がないと指摘されるが、兵役の経験がある。安全保障の話になると彼はアフガニスタンで7年間すごい怖い思いをして行ってきた話をする。その中でセキュリティという意識を痛切に感じたという話をし、「セキュリティとは何も相手を殺すことではない」としながら、「家の中のセキュリティもあるし、地域のセキュリティもあり、それが国のセキュリティになる。塀を作れば済む話ではない」ということを論理的に畳みかけてきて、相当説得力がある。
2019/04/04 BSフジ[プライムニュース]
弁護士・萩谷麻衣子
<最速アクセスランキング>6位・北朝鮮“人工衛星”打ち上げか
北朝鮮は追い詰められているのではないか。昨年の4月に経済建設をすると言ってから進んでいないし、国内では核放棄は弱腰外交だという軍部からも不満の声も出かねない状況になっている。経済が悪いことで国内の他の不満も出るかもしれない。それを抑え込むのに苦労しているのではないか。
2019/04/03 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
ジャーナリスト・柳澤秀夫
<最速アクセスランキング>6位・北朝鮮“人工衛星”打ち上げか
北朝鮮としてはこれだけわれわれが関心をもって警戒感を強めたところで、思い留まって、みせ、さらなる譲歩を米国側に求めるような空気を作った方がいいのかどうかを計算している。もし仮に人工衛星だとすれば事前にそういう通告があるはず。そうした段取りを踏んだ上で打つのであればあくまでも人工衛星だという主張になる。
2019/04/03 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
IAEA・天野之弥事務局長(VTR)
核問題・IAEA天野局長“核軍縮は曲がり角”
北朝鮮の問題もあるし、イランの問題もある。ひとつの曲がり角というか重要な局面に達している。今の時代非常に先が見通しにくくて不確定要素がある。北朝鮮の非核化の目標というのはすでに国連決議でしっかりと定められており、CVID(完全で検証可能かつ不可逆的な廃棄)がうたわれている。これが目標であることは間違いない。問題はそこにどういう形でたどり着くかであり、まさにそれは政治の問題だ。どの範囲でいつやるか。そういう意味で米朝のトップレベルが会うことは大変にいいことだとは思うが、具体的な成果に結びつく必要がある。IAEAは求められれば経験を生かしていろいろな形で貢献することができる。しっかりとした査察を行うことはその取り決めが長く続いていくことであり、北朝鮮の利益にもなるし、関係国の利益にもなる国際社会全体の利益になる活動だ。逆にいえばしっかりとした査察のない約束というのは意味を持たない。
2019/04/03 NHK総合[おはよう日本]
IAEA・天野之弥事務局長(VTR)
核問題・IAEA天野局長“核軍縮は曲がり角”
北朝鮮が過去10年にわたり継続的に核活動を行い拡大していることは間違いない事実。IAEAの中にも北朝鮮担当チームをつくり、観測に力を入れている。いろいろな動きがあるので合意ができた時にはすぐに行けるよう準備もしている。
2019/04/03 NHK総合[おはよう日本]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
言いたい事・聞きたい事
金正恩委員長の存続を前提とした交渉を考えざるを得ない。存続できない外交はいったいどうなるのかと考えた場合、朝鮮半島有事がいつ起きてもおかしくない。あらゆるシチュエーションを想定して統率している金正恩体制存続を前提の政策を優先順位1番目にする以外にはない。
2019/04/02 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
日本が取るべき道は
韓国の文在寅政権が北朝鮮にのめりこむ理由の1つは地下資源が我々の資源だという思いがある。北朝鮮の資源には韓国も出ていく。ポンペオ国務長官が記者会見で米国政府は支援できないが民間レベルで投資をして支援できるということまで言った。
2019/04/02 BSフジ[プライムニュース]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一
日本株・再浮上の鍵は?
経済同友会の小林代表幹事が「平成は日本経済にとって敗戦の時代だった」とよく言っている。なぜそうなったのか。やっぱりグローバル化の大きな流れに日本企業が乗り遅れたということがあった。しかし、日本企業の強みもあるはずで、ちょうど元号が変わったのをきっかけにして心機一転、強みを生かして国際競争に打って出て欲しい。
2019/04/01 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
テレビ朝日・コメンテーター名村晃一
<けさ知っておきたいニュースまとめ>大使館襲撃・北・FBI関与説も「注視」
米国政府は事件についての関与を否定している。米国とスペインのメディアは実行犯がこの事件の5日後、FBIと接触したと報じている。この5日後は2月27日つまり米朝首脳会談の初日。盗んだパソコンの中には北朝鮮の機密情報にアクセスできるようなシステムが入っていたとも言われる。この問題は今後、ひとつひとつ細かいところまでフォローしていく必要がある。
2019/04/01 テレビ朝日[グッド!モーニング]